- 英
- strut
- 関
- 支柱
WordNet
- a proud stiff pompous gait (同)prance, swagger
- brace consisting of a bar or rod used to resist longitudinal compression
PrepTutorEJDIC
- (人目を意識して)気どって歩く,そりかえって歩く / 気どり歩き
- (建物の)支柱,筋かい / …‘に'支柱をかう
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/07/20 23:48:37」(JST)
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在来工法の構造図
a=梁 b=柱 c=
筋交い d=土台 e=基礎
筋交い。接合部は金物で補強されている。向こう側に見える断熱材はセルロースファイバー
筋交い(すじかい)とは、柱と柱の間に斜めに入れて建築物や足場の構造を補強する部材である。「筋交」「筋違」とも表記され、ブレース(brace)とも呼ばれる。構造体の耐震性を強める効果があり、建築基準法では一定の割合で筋交いを使用することが義務づけられている(梁と梁、耐力壁で十分な強度が発揮できる場合は除く)。
柱と梁の形づくる長方形は、接合部の強度に余裕がないと、地震や暴風などの水平力を受けたときに平行四辺形にひしゃげるように変形してしまう。ここに対角線状に筋交いを加えて三角形の構造を作り、変形を防止するわけである。
イラストではクロスに2本組まれているが、斜めに1本のみの場合もある。
多くの場合、木材・鉄骨など圧縮引張の両方に効くものを用いるが、鉄筋のように圧縮に弱いものをたすきがけにして用いることもある。木造建築の場合、簡単に数本の釘やかすがいで止める比較的簡単な取り付け方では、引張力がかかった場合に付け根がはずれてしまう危険性がある。これを防ぐために、金物を用いて柱や梁に強力に固定する方法がとられる。
筋交いは大抵、壁の中に隠れるように取り付けられるが、ラーメン構造の大型駐車場などでは露出した筋交いが見えてくることも多い。また、壁の少ないピロティが構造上の弱点となっている場合に、耐震補強の手段として筋交いを追加することがしばしばある。
関連項目
- トラス
- 木造軸組構法
- ラーメン構造
- 貫 (建築)
- 雲筋交い
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 21 愛媛県八幡浜市に現存する木造校舎の耐震性能に関する研究
- 建て主にもわかる建築用語スクール 木造住宅編(第8回)伝統的な壁の耐力が見直され始めた
- 三澤 康彦,三澤 文子
- 日経アーキテクチュア -(980) (-), 76-78, 2012-07-25
- 柱・梁の接合部において緊結金物という現代の技術が重要になる一方で、壁に関しては伝統的技術が再評価され始めている。現代と伝統を融合することで、「木を多く使う」発想が必要だと三澤康彦・文子夫妻は言う。─2回にわたって、柱や梁などの構造材を接合する方法を学んできました。これで丈夫な構造体ができますか。
- NAID 40019342315
Related Links
- セルフビルドの施工現場で、筋交いを一人でどのように加工して取り付けるのか? 特に筋交い材の端部は斜めに角度がついているので、正確にカットするにはどうすれば良いのか、そういうことを中心に解説しています。
- 家とインテリアの用語がわかる辞典 - 筋交い/筋違いの用語解説 - 軸組み構造の建築に用いる補強部材。柱と土台・梁(はり)などで囲まれた四角形の枠組みに、斜めに取り付ける。地震や風圧などによる横揺れを小さくする働きがある。
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