- 英
- courtesy
- 関
- 親切
WordNet
- a courteous manner (同)good manners
- a courteous or respectful or considerate act
- a courteous or respectful or considerate remark
PrepTutorEJDIC
- 〈U〉『礼儀』,丁重,丁寧さ / 〈C〉丁重な行い(言城),親切な行い(言葉)
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/10/18 23:26:15」(JST)
[Wiki ja表示]
|
この項目では、行儀作法 (manners)について説明しています。ヨーロッパの荘園 (manor(s))については「荘園#ヨーロッパの荘園」を、メキシコのバンド (Maná)については「マナー (バンド)」をご覧ください。 |
|
ウィキペディアにおけるマナーについては、Wikipedia:エチケットをご覧ください。 |
|
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2010年5月) |
|
この記事の内容の信頼性について検証が求められています。
確認のための文献や情報源をご存じの方はご提示ください。出典を明記し、記事の信頼性を高めるためにご協力をお願いします。議論はノートを参照してください。(2007年9月) |
マナー (英語: manners) とは、行儀・作法のことを指す[1][2]。
目次
- 1 概要
- 2 整った形式が存在しているマナー例
- 2.1 テーブルマナー
- 2.2 パブリックマナー(公共のマナー)
- 2.3 国旗掲揚・降納の国際マナー
- 3 マナーの問題点
- 3.1 マナーのマニュアル化
- 3.2 マナーのルール化
- 4 世界のエチケット
- 5 脚注
- 6 関連文献
- 7 関連項目
- 8 外部リンク
概要
マナーの様式は多くの場合、堅苦しく感じられるが、その形は社会の中で人間が気持ち良く生活していくための知恵である[3][4][5]。マナーは国や民族、文化、時代、宗教のさまざまな習慣によって形式が異なる[3][5]。また、個人間でも価値観や捉え方による差異がある。[要出典]ある国では美徳とされていることが、他の国では不快に思われることもある。日本では食事の際に飯椀を持ち上げて食べることが一般的であるが、諸外国では逆に皿を食卓に置いたまま箸や匙、フォークを用いるのが一般的であり、食器を持って食べると「乞食のようで卑しい」と批判される、など。
「他者を気遣う」という気持ちを所作として形式化し、わかりやすくしたものが形式としてのマナーである[3][4][5]。
整った形式が存在しているマナー例
テーブルマナー
食事の際のマナーを「テーブルマナー」と呼ぶ。食事が洋食か和食であるかによってマナーは異なる[6]。中華料理や諸外国料理にも該当するテーブルマナーがあるが、日本国内で食事をする場合に限ればさほど問題にならない。ただし、海外にて食事をする際は、「郷に入っては郷に従え」との諺どおり、現地のマナーに従うことが望ましい。
和食
洋食
洋食は欧州のヨーロピアン・スタイルと北米のアメリカン・スタイルに大別することができるが、共通する部分も多い[7]。
- 席に着いたら、まずナプキンを「ひざ」に掛ける。席を離れる際はナプキンを椅子に置く。帰る際にナプキンをテーブルに置いて去る[7]。
- 食物を切る時は右手でナイフを、左手でフォークを持つ(左利きの人も同じ)。ただし食べる時は、フォークを右手に持ち替えてもよい(米)。フォークとナイフは外側に置かれているものから使用する。
- 社団法人日本ホテルレストランサービス技能協会の石澤國重専務理事によると、現代の風潮からすると、ナイフとフォークを左右逆に持ってもマナー違反にはならないという[8]。
- 皿の上にナイフとフォークをクロスさせて(または「ハ」の字を描くように)置くと "まだ食事中" のサイン、並べて置くと "食べ終えた" のサイン。ナイフの刃は常に自分の側に向ける。一度使ったナイフやフォークをテーブルの上には置いてはいけない[7]。
- 音を立てて飲まない(スープやコーヒーなど)、音を立てて食べない(食器の音、食べる音)。
- 皿に口をつけない、器を持ち上げない(ただし、軽く手を添えてもよい)、口に物が入ったまま喋らない[9]。
- 飲み物は右手側、パンなどは左手側に置くようにする[10][7]。
パブリックマナー(公共のマナー)
- エレベーターが利用階まで来るのを待っている間、ドアの正面で待つのではなく、横に立って降りる立場の邪魔をしないようにする[11]。
- レディーファースト : 欧米諸国、特にイギリスやフランスから伝わったマナー。女性をエスコートする際、さまざまな場面で尊重したり、危険から守るなどして扱うこと[12]。
- 携帯電話は、図書館や映画館などの公共の場所においては電源を切るかマナーモードにしておく[13]。
国旗掲揚・降納の国際マナー
国旗掲揚、降納の際の立ち振る舞い、国旗の並べ方などにも国際的なマナーが成立している[14]。
マナーの問題点
マナーのマニュアル化
マナーとは「他者を気遣う」という気持ちの現れであり、相手を不快にさせないように個人個人が考えを巡らして行動すべきものである。しかし、「他者を気遣う」ということよりマナーをマニュアル化し、マニュアルに沿って行動しているかどうかでマナーの善し悪しを判断してしまう場合がある。例えばビジネス・マナー等でそういった傾向が見られ、その結果、命令や規範がなければ行動できない、マニュアルに載っていること以外の対応力に欠け、「考える」ことをしないといった弊害が見られる[15]。
マナーのルール化
あいさつをマナーでなくルールとして強要・押しつける組織も存在する。マナーはあくまでも個人が自発的に守るものであり、それゆえ罰則はないが、ルールは違反するとペナルティーが課せられる。つまり「マナーの心」は置き去りにされ、マナーを守らないのがマナー(ルール)違反ということになる[16]。
そもそも「他者を気遣う」ことがマナーの原点であるため、マナーの強要や押し付け自体が「他者を気遣っていない行為」となる、という矛盾をはらんでいる。
世界のエチケット
- 日本のエチケット(英語版)
- 日本のエチケット(英語版)
以下、五十音順
- アジアのエチケット(英語版)
- アフリカのエチケット(英語版)
- インドネシアのエチケット(英語版)
- オーストラリアとニュージーランドのエチケット(英語版)
- 北アメリカのエチケット(英語版)
- 中東のエチケット
- 南アメリカのエチケット(英語版)
- ヨーロッパのエチケット(英語版)
脚注
- ^ 出典 : 『広辞苑』・『大辞林』他
- ^ 英語の "manner" は、「仕方・やり方・流儀、態度、行儀・作法、風習、~風」などの広い意味がある。出典 : goo辞書 英和辞書 manner(goo辞書)2011年7月24日閲覧。
- ^ a b c 出典 : 『絵でわかる マナー事典』 現代マナー・フォーラム 西東社 1996年8月 p.1.
- ^ a b 出典 : 『恥をかかない マナー&エチケット事典』 清水勝美 新星出版社 2000年9月 p.3.
- ^ a b c 出典 : 『ポイントがわかるマナー手帳』 外山晴彦 榎島景子 西東社 2002年9月 p.1.
- ^ 出典 : 『マナーと常識事典』自由国民社
- ^ a b c d Proper Table Manners
- ^ 大路直哉・フェリシモ左きき友の会『左ききでいこう!愛すべき21世紀の個性のために』株式会社フェリシモ、2000年、95項。
- ^ 出典 : 『生活基本大百科』part6「テーブルマナー : 洋食」
- ^ Business Etiquette in Brief, Ann Maine Sabath, 1993
- ^ 出典 : 『生活基本大百科』
- ^ 出典 : ジャン・セール著『ふらんすエチケット集』白水社
- ^ 出典 : 『冠婚葬祭・暮らしのマナー大百科』
- ^ 参考 : 国旗#国際的な慣習
- ^ 出典 : 「ザ・アール」宮本映子取締役による「できる人のビジネスマナー」月刊総務
- ^ 出典 : 『反社会学講座』ちくま文庫
関連文献
- 『マナーと常識事典』自由国民社(現代用語の基礎知識2007年版付録)
- 『生活基本大百科』(集英社)
関連項目
- 文化摩擦
- タブー
- しつけ
- レディーファースト
- マンネリ(語源は英語のマンネリズム (mannerism) から)
- 公共
- 小笠原流礼法
- ネチケット
- プロトコル
- 上座
外部リンク
- マイコミフレッシャーズ 社会人のマナー
- 新社会人の為のビジネスマナー通信
- 異業種交流会で役に立つビジネスマナー
|
この項目は、文化に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています。 |
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 舟橋聖一の「満鮮」体験 : 新資料「ゴルフと天麩羅」「殖民地の礼儀」を読む (東アジアにおける旅の表象 : 異文化交流の文学史) -- (近代文学者と旅の表象)
- マナーは生きざまである : 異文化体験で見えてくるもの (特集 礼儀作法)
Related Links
- れいぎ【礼儀】とは。意味や解説、類語。1 人間関係や社会生活の秩序を維持するために人が守るべき行動様式。特に、敬意を表す作法。「礼儀にかなう」「礼儀正しい人」「親しき中にも礼儀あり」「礼儀作法」2 謝礼。報謝。
- デジタル大辞泉 - 礼儀の用語解説 - 1 人間関係や社会生活の秩序を維持するために人が守るべき行動様式。特に、敬意を表す作法。「礼儀にかなう」「礼儀正しい人」「親しき中にも礼儀あり」「礼儀作法」2 謝礼。報謝。「それは ...
- 普段、自分がしている礼儀作法をふりかえった事はありますか? 自分では正しいと思っている礼儀も、相手からは好ましく思われていないかもしれません。 まずは、礼儀とは何か?礼儀と礼節の違いについて知りましょう。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- favor、favour、courtesy、kind
- 関
- 好む、支持、種類、好意、礼儀
[★]
- 関
- favor、favour、kind