- 英
- dead space, respiratory dead space
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死腔(しくう、英:dead space)とは気道において血液とガス交換を行わないガスの導管部を占める領域。終末細気管支の空気はガス交換に利用されずに次の呼気で外界に排出される。死腔は解剖学的死腔と生理学的死腔(全死腔)に分類され、解剖学的死腔は呼吸器系の全容積から肺胞容積を引いたもの、生理学的死腔は吸息したが、気道や肺胞でガス交換されない量を示す。死腔量を導く式としてBohrの式がある。死腔の大きさは筋-弾力線維系の収縮状態に影響され、副交感神経刺激、アセチルコリンで収縮し、交感神経刺激、アドレナリン作動薬で収縮が抑制される。
関連項目
参考文献
- 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版社 1991年 ISBN 4885006104
外部リンク
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呼吸器系の正常構造・生理 |
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Japanese Journal
- 両側踵骨開放骨折(GustiloⅢB)に対する皮弁形成術の1例
- 土田 芳彦,村上 裕子,辻 英樹,名和 正行,井畑 朝紀,成田 有子,田邉 康,磯貝 哲,倉田 佳明,高橋 信行,橋本 功二,平山 傑,新井 学
- 2011
- … 両踵骨開放骨折は粉砕が著しく,踵骨足底側の皮膚は大きく剥脱していた.デブリドマンを施行すると両側とも死腔形成を伴った皮膚軟部組織欠損(右側で15×20 大,左側で5×10 大)が生じた。 …
- NAID 120002972590
- アスペルギローマと鑑別を要した菌塊形成を呈した緑膿菌膿胸の一例
- 大角 潔,濱路 政嗣,大角 明宏,田中 亨
- 日本呼吸器外科学会雑誌 = The journal of the Japanese Association for Chest Surgery 24(2), 191-194, 2010-03-15
- … 症例は63歳,男性.右肺癌術後の右胸腔頂部死腔の胸膜肥厚および内部に不整形の腫瘤形成がみられ,アスペルギルス抗体陽性であったことからアスペルギローマと診断した.抗真菌剤の投与を行ったが改善なく,胸腔鏡下菌球除去術を施行した.胸腔内容物からPseudomonas aeruginosaの菌塊を検出し,緑膿菌膿胸と診断した.術後,発熱が遷延したため抗生剤点滴投与のみでは感染のコントロールが不十分と判断し開窓術を …
- NAID 10026475367
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- 死腔(しくう、英:dead space)とは気道において血液とガス交換を行わないガスの導管 部を占める領域。終末細気管支の空気はガス交換に利用されずに次の呼気で外界に 排出される。死腔は解剖学的死腔と生理学的死腔(全死腔)に分類され、解剖学的死腔 は ...
- しくう。気道のうち血液とガス交換を行わない部分のこと。死腔は解剖学的死腔と肺胞死 腔、生理学的死腔に分類される。解剖学的死腔とは呼吸器系の全容積のうち肺胞以外 の部分(鼻腔~終末気管支)を指し、成人で.
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★リンクテーブル★
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[正答]
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- 英
- anatomical dead space
- 関
- 一回呼吸窒素試験。死腔、生理学的死腔、肺胞死腔
- およそ150mlあるらしい。
- 死腔の大きさに影響するファクター:性差(男>女)、姿勢(立位>臥位)、年齢(高齢>若年)、肺気量(全肺容量)(正の相関)
[★]
- 英
- physiological dead space
- 関
- 死腔、肺胞死腔、解剖学的死腔
[★]
- 英
- dead space/tidal volume ratio
- 関
- 死腔、一回換気量、死腔換気、死腔換気率
[★]
- 英
- alveolar dead space
- 関
- 死腔
[★]
- 英
- dead space ventilation ratio
- 同
- 死腔/一回換気量比 dead space/tidal volume ratio VD/VT Vd/Vt
[★]
- 英
- , VD, dead space ventilation, volume of dead space gas
- 関
[★]
- 英
- minute dead space ventilation VD
[★]
- 英
- dead space volume VD
[★]
- 英
- cavity