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この項目では、日本の東北大学について説明しています。その他の用法については「東北大学 (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
東北大学 |
川内北キャンパス
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大学設置 |
1907年 |
創立 |
1872年 |
学校種別 |
国立 |
設置者 |
国立大学法人東北大学 |
本部所在地 |
宮城県仙台市青葉区片平二丁目1番1号
北緯38度15分15秒 東経140度52分25秒 / 北緯38.25417度 東経140.87361度 / 38.25417; 140.87361座標: 北緯38度15分15秒 東経140度52分25秒 / 北緯38.25417度 東経140.87361度 / 38.25417; 140.87361 |
キャンパス |
片平(宮城県仙台市青葉区)
川内(宮城県仙台市青葉区)
星陵(宮城県仙台市青葉区)
青葉山(宮城県仙台市青葉区)
雨宮(宮城県仙台市青葉区)
三神峯(宮城県仙台市太白区) |
学部 |
文学部
教育学部
法学部
経済学部
理学部
医学部
歯学部
薬学部
工学部
農学部 |
研究科 |
文学研究科
教育学研究科
法学研究科
経済学研究科
理学研究科
医学系研究科
歯学研究科
薬学研究科
工学研究科
農学研究科
国際文化研究科
情報科学研究科
生命科学研究科
環境科学研究科
医工学研究科
教育情報学教育部
教育情報学研究部 |
ウェブサイト |
東北大学公式サイト |
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東北大学(とうほくだいがく、英語: Tohoku University)は、宮城県仙台市青葉区片平二丁目1番1号に本部を置く日本の国立大学である。1907年に設置された。大学の略称は特になく、東北大と呼ばれる。トンペイと呼ばれることもある。
目次
- 1 概観
- 1.1 大学全体
- 1.2 大学理念
- 1.3 教育および研究
- 2 沿革
- 2.1 略歴
- 2.2 創立以前
- 2.3 東北帝国大学時代
- 2.4 東北大学時代
- 2.5 東日本大震災の影響
- 3 基礎データ
- 3.1 所在地
- 3.2 象徴
- 3.2.1 ロゴマーク・スクールカラー
- 3.2.2 学生歌
- 3.2.3 校友歌
- 4 組織
- 4.1 学部
- 4.2 大学院
- 4.3 学部・大学院附属施設
- 4.4 附置研究所
- 4.5 東北大学病院
- 4.6 附属図書館
- 4.7 学内共同教育研究施設
- 4.8 特定事業組織[※ 241]
- 4.9 その他[※ 242]
- 5 教育および研究
- 5.1 研究
- 5.1.1 21世紀COEプログラム
- 5.1.2 グローバルCOEプログラム
- 5.1.3 世界トップレベル国際研究拠点形成促進プログラム
- 5.1.4 国際化拠点整備事業
- 5.2 教育
- 5.2.1 特色ある大学教育支援プログラム
- 5.2.2 「魅力ある大学院教育」イニシアティブ
- 5.2.3 東北大学インターネットスクール
- 6 学生生活
- 7 大学関係者と組織
- 8 施設
- 8.1 キャンパス
- 8.1.1 片平キャンパス
- 8.1.2 川内キャンパス
- 8.1.3 青葉山キャンパス
- 8.1.4 星陵キャンパス
- 8.1.5 雨宮キャンパス
- 8.1.6 三神峯キャンパス
- 8.1.7 キャンパス統合問題
- 8.2 学生食堂
- 8.3 寮
- 9 対外関係
- 9.1 海外出先機関
- 9.1.1 代表事務所
- 9.1.2 海外拠点(リエゾンオフィス)
- 9.2 地方自治体との協定
- 9.3 他大学との協定
- 9.4 民間企業等との協定
- 9.5 投資ファンドとの協定
- 10 社会との関わり
- 10.1 阿部次郎記念賞
- 10.2 サイエンスカフェ
- 10.3 公開講座
- 10.4 杜の都女性科学者支援ハードリング支援事業
- 10.5 核開発疑惑の研究所から留学生受け入れ
- 10.6 実践宗教学寄附講座の設置
- 10.7 ブラック企業疑惑
- 11 脚注
- 12 Wiki関係他プロジェクトリンク
- 13 公式サイト
概観
大学全体
国内で3番目の帝国大学として1907年(明治40年)に創設され、仙台においては1911年(明治44年)に開学した東北帝国大学を前身とする大学である。大学全体としては、帝国大学令に基く大学として創設された1907年を創立年としており、2007年(平成19年)には東北大学創立100周年を祝う様々な記念行事が行われた。
東北帝国大学創立期の大学の文書記号は、東京帝国大学のそれが「東大」であったため「北大」とされた[1]。後に東北帝国大学から分立した北海道帝国大学は「海大」とされた。ただし、現在では「北大」は北海道大学の略称として用いられることが多く、東北大学の略称は「東北大」が用いられる。
大学理念
東北大学では、現在「研究第一主義」「門戸開放」「実学尊重」の3つを大学理念としている。
- 研究第一主義
- 「研究第一主義」の標語は、1911年(明治44年)の入学式における式辞で、「…大学の主とするところは研究第一であって…」と初代総長・澤柳政太郎が発言したことに由来している。先行した東京帝国大学が「官僚養成」を、京都帝国大学が「学問」を標榜したことから、第三の帝大である東北帝国大学は「研究」を標榜したものと考えられる。こうした研究第一主義の現れとして、全国の国立大学附置研究所の中で最も古い歴史を有する金属材料研究所(設置当時の研究所名は臨時理化学研究所第2部)を擁すること、第二次世界大戦時には附置研究所が10を数えた時期があること等が挙げられる。なお、1998年(平成10年)-2008年(平成20年)の論文の被引用数では日本国内で第4位(世界第64位)[2]、2005年度の主要研究経費は約260億円で、日本国内で第2位となっている[3]。
- 門戸開放
- 東北帝国大学創設当初、既設の帝国大学が旧制高等学校出身者にのみ入学を認めていたのに対して、東北帝国大学は旧制高等学校以外の教育機関出身者にも入学を認めた(傍系入学)。また、1913年(大正2年)には3人の女性(黒田チカ、丹下ウメ、牧田らく)に対して入学を許可しているが、これは帝国大学としては初めての女性に対する入学許可であった[4]。さらに、日本における外国人留学生の博士号取得第一号(陈建功)と第二号(苏步青)を輩出するなど、東北帝国大学時代より外国人留学生が数多く本学で学んできた。このような経緯のもとに、現在では「門戸開放」のフレーズは、「学生・教員・職員を問わず真に実力のある者はそのバックグラウンドにかかわらず受け入れる」という東北大学の方針を一言で表すための標語となっている。また、男女雇用機会均等法の改正を受け、杜の都女性科学者ハードリング支援事業やサイエンスエンジェル制度も導入されている。現在の学部学生は、東北地方以外の出身者が過半数を占めており[5]、旧帝国大学の中では地元以外からの入学者比率が高い方である(参照)。
- 実学尊重
- 東北大学では創設以来、社会で実用される研究が奨励されてきたことに加え、大学での研究に端を発した企業が複数設立されてきたなど、実学が大変重視されている。その伝統は、2007年(平成19年)の大学別特許公開件数で日本国内1位[6]であるところにも現れており、これは、自然科学のみならず、人文科学および社会科学の学問分野においても根付いている。
教育および研究
QS World University Rankingsによる世界大学ランキング2013では、第75位、アジア第14位、国内第5位である[7]。また、英タイムズ紙系の教育専門誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション」による世界大学ランキング2015-2016 では、第201-250位、アジア第20位、国内第3位である[* 1]。
沿革
東北帝国大学設置に至る過程については「帝国大学」を参照
略歴
画像外部リンク |
東北大学史料館 |
理学部赤レンガ館の「理科大学」の篆刻、および、その上の古河家の紋章:時期不明 |
理科大学 講堂・本館遠景:1911年(明治44年)頃 |
東北帝国大学専門部附属病院:1913年(大正2年)頃 |
東北帝国大学工学専門部正門および校舎:大正期前半 |
1900年(明治33年)1月29日、第14回帝国議会において「九州東北帝国大学設置建議案」が採択され、議会として東北地方に帝国大学を設置する正式な要望が政府に表明された。しかし、政府の資金難により設置が進まず、1902年(明治35年)にも「東北帝国大学設立建議案」が再度採択された。1906年(明治39年)、札幌農学校を帝国大学農科大学に昇格させ、新設予定の理工科大学と大学予科と併せて北海道帝国大学とする案が浮上するも、東北選出の代議士が反発。その結果、新設予定の理科大学を仙台に置く折衷案を政府に要求することとなった[8]。
日露戦争の好景気で財を成した古河財閥(現・古河グループ)から寄付があり、その一部と宮城県の寄付金等をあわせて、1907年(明治40年)6月22日の勅令第236号により東北帝国大学(本部:仙台市)が創設された[9][10](創立記念日)。また同勅令により札幌農学校を東北帝国大学農科大学(札幌区)とすること、当面は農科大学学長が東北帝国大学総長を代行することになり、同年9月1日より施行された[9][10]。前身を持たない理科大学はその新設のため校舎の建設や実験機器・専門書の輸入などの準備がなされ、また、教授候補が選ばれてヨーロッパ各地に留学した(留学中にパリに集まって理科大学教授会も開催)[11]。準備も整った1911年(明治44年)1月に理科大学が設置された(同月、九州帝国大学も創設)[12]。開学式は1913年(大正2年)9月22日に挙行された[13]。この他、1912年(明治45年)に仙台医学専門学校を包摂して医学専門部を設置、および、仙台高等工業学校を包摂して工学専門部を設置した。
仙台医学専門学校は、1872年(明治5年)設立の宮城県立医学所を母体とするものであり、東北大学医学部並びに艮陵同窓会では、1872年(明治5年)を医学部開設年(母校創立の日)と定めている[14]。かつては「明倫養賢堂」から仙台藩医学校が分離された1817年を医学部創立の起点とする主張もあったが、今日では、医学系部局に関しては1872年を創立の起点として位置づけるのが一般的である[15]。
1915年(大正4年)、医学専門部は生徒募集を停止し、東北帝国大学医科大学が設置された。新入生は医科大学、以前からの在校生は医学専門部のままという状態であったが、施設は双方とも仙台医学専門学校以来の施設を流用した。ただし、医科大学には新たに先行帝国大学の東京帝国大学卒・京都帝国大学卒の人材を教授として招聘した。1918年に医学専門部の最後の学年が卒業すると医学専門部は廃止された。そのため、医学専門部の一部の教授らは異動を余儀なくされ、他都市の医学専門学校へと移っていった。
大学令公布に伴う各帝国大学の分科大学制から学部制への改組に先立って、仙台市(理大・医大・工専)と札幌区(農大)に分かれている東北帝国大学の分科大学および専門部を各都市毎に分立させることになり、1918年、北海道帝国大学新設と同時に農科大学を移管した。
1919年(大正8年)、学部制に改組すると同時に東北帝国大学工学部が設置された(このときの学部構成は理学部・医学部・工学部・工学専門部)。工学専門部では、医学専門部と同様に廃止されるとの危惧から存続運動が起こった。結果的に工学専門部は、仙台高等工業学校以来の建物等を東北帝国大学工学部に譲り、別の土地に建物を新設して、元の仙台高等工業学校との名称で分離独立した(のちに仙台工業専門学校と改称)。
1922年(大正11年)、法文学部が設置された。同学部は帝国大学の文系学部としては東京・京都に次いで3番目の設置であり、現在の文系4学部の礎をなす学部である。ちなみに、第二次世界大戦前の帝国大学では、北海道・大阪・名古屋以外の6大学(東京・京都・東北・九州・京城・台北)に文系学部が設置されていた。ただし、戦前に法学部、文学部、経済学部の分立設置が認められたのは東京・京都のみで、他の大学は法文学部(東北・九州・京城)や文政学部(台北)などの学際学部であった。
1947年(昭和22年)に東北帝国大学は「東北大学」に改称。1949年(昭和24年)に実施された学制改革に伴い、仙台市所在の官立学校(旧制第二高等学校・仙台工業専門学校・宮城師範学校・宮城青年師範学校)を統合、旧制宮城県女子専門学校を包括したうえで新制大学へと改組された。これら高等教育機関は、旧制第二高等学校が教養部へ、仙台工業専門学校が工学部と合流、両師範学校は教育学部へ、宮城県女子専門学校は農学部家政学科へとなった。家政学科は生活科学科と改称後、1960年(昭和35年)に廃止された。
1965年(昭和40年)、国立学校設置法改正を期に、師範学校の流れを汲む教育学部の教員養成系統が分立し、宮城教育大学が設置された。1967年(昭和42年)には、東北大学教育学部附属中学校・小学校および幼稚園を宮城教育大学に移管した。
1994年(平成6年)からは大学院重点化を開始した。また、2004年(平成16年)の国立大学法人化を期に、法科大学院・公共政策大学院・会計大学院の3つの専門職大学院を設置した。現在は青葉山新キャンパスの具体化やその他の改革を行っている。
創立以前
- 1736年(元文元年)仙台藩が藩校として明倫養賢堂を設置。
- 1760年(宝暦10年)明倫養賢堂で医学教育が開始される。
- 1817年(文化14年)明倫養賢堂から仙台藩医学校を分離。
- 1822年(文政05年) 仙台藩は仙台藩学校蘭科を開設し、日本初の西洋医学講座を実施。
- 1869年(明治02年) 仙台藩医学校を施薬所と改称。
- 1872年(明治05年) 仙台県が宮城県へと改称されたのに伴い、施薬所を母体に宮城県立医学所となる。同年中に宮城県立医学所は廃止され、共立病院附属学舎へと改組
- 1873年(明治06年) 共立病院附属学舎は共立義塾と改称ののちに解散、1872年に設立されていた共立病院附属塾舎と統合
- 1879年(明治12年) 共立病院は同年中に仙台公立病院、宮城病院と順次改称、共立病院附属塾舎は最終的に宮城病院附属医学校へ改組
- 1880年(明治13年) 宮城病院附属医学校を宮城医学校と改称(1881年に元の名称に戻るも1882年に再度宮城医学校となる)
- 1887年(明治20年) 宮城医学校を母体に第二高等中学校医学部を設置。
- 1894年(明治27年) 第二高等中学校は学制改革に伴い第二高等学校へ改組。
- 1901年(明治34年) 第二高等学校医学部を母体に仙台医学専門学校を設置。
- 1907年(明治40年)04月 仙台高等工業学校が新設される。
東北帝国大学時代
1922年(大正11年)11月、
東北帝国大学を訪問したアルベルト・アインシュタイン
[16]。左から本多光太郎 アインシュタイン 愛知敬一 日下部四郎太
[16]。
- 1907年(明治40年)06月22日 東北帝国大学設置の勅令が公布される(創立記念日)。
- 1907年(明治40年)09月 札幌農学校は東北帝国大学農科大学となる。同校校長佐藤昌介は農科大学長となり、1910年末までは総長としての職務も代行した。
- 1911年(明治44年) 仙台市に本部・理科大学を設置。澤柳政太郎を初代総長として選出。
- 1912年(明治45年)04月01日 仙台医学専門学校を包摂して東北帝国大学医学専門部とし、仙台高等工業学校を包摂して東北帝国大学工学専門部とする。
- 1915年(大正04年) 医学専門部を母体に医科大学を設置。
- 1918年(大正07年) 農科大学を分離し、新設の北海道帝国大学(現在の北海道大学)へ移管。
- 1919年(大正08年) 大学令公布に伴い、分科大学制を学部制へ改組。工学部を設置。
- 1921年(大正10年) 工学専門部が、仙台高等工業学校として分離独立。
- 1922年(大正11年) 法文学部を設置。
東北大学時代
- 1947年(昭和22年) 農学部を設置。東北大学へと改称。
- 1949年(昭和24年) 学制改革に伴い、仙台市所在の官立学校(第二高等学校・仙台工業専門学校・宮城師範学校・宮城青年師範学校)を統合し、宮城県女子専門学校を包括して新制大学へ改組。法文学部を法学部・文学部・経済学部へ改組。教育学部を設置。
- 1953年(昭和28年) 大学院設置(文学研究科・教育学研究科・法学研究科・経済学研究科・理学研究科・工学研究科・農学研究科)。
- 1955年(昭和30年) 大学院医学研究科設置。
- 1957年(昭和32年) 進駐軍・川内キャンプ(旧仙台城二の丸)の跡地を取得し、川内キャンパスとする。
- 1961年(昭和36年) 大学院薬学研究科設置。
- 1964年(昭和39年) 教養部設置。
- 1965年(昭和40年) 歯学部を設置。教育学部の教員養成系統を宮城教育大学として分離。
- 1972年(昭和47年) 医学部を改組し、医学部薬学科を分離して薬学部を設置。大学院歯学研究科設置。
- 1973年(昭和48年) 医学部を改組し、医療技術短期大学部を設置。
- 1987年(昭和62年) 金属材料研究所を全国共同利用研究所に改組。
- 1993年(平成5年) 教養部を廃止。大学院国際文化研究科、情報科学研究科設置。
- 1994年(平成6年) 大学院各研究科の重点化を開始。大学院医学研究科を大学院医学系研究科へ名称変更。
- 1995年(平成7年) 電気通信研究所を全国共同利用研究所に改組。
- 2001年(平成13年) 大学院生命科学研究科設置。
- 2002年(平成14年) 大学院教育情報学教育部・研究部設置。
- 2003年(平成15年) 大学院環境科学研究科設置。医療技術短期大学部を医学部保健学科へ改組。
- 2004年(平成16年) 国立大学法人法の規定により国立大学法人へ改組。大学院法学研究科を改組、法科大学院(総合法制専攻)、公共政策大学院(公共法政策専攻)設置。
- 2005年(平成17年) 大学院経済学研究科を改組、会計大学院(会計専門職専攻)設置。
- 2006年(平成18年) 薬学部を改組し、創薬科学科(4年制-研究者養成)と薬学科(6年制-薬剤師養成)を設置。
- 2006年 青葉山県有地を宮城県から購入。青葉山新キャンパスとして整備を開始。
- 2007年(平成19年) 創立100周年。公式ロゴマークおよび公式カラーを制定。
- 2008年(平成20年)10月 東北大学記念講堂(川内記念講堂)および松下会館を東北大学百周年記念会館(通称「川内萩ホール」)として改修。
- 2009年(平成21年)4月 日本国内では初となる医工学研究科を設置
- 2012年(平成24年)1月 東北大学が運営を委託された大学入試センター試験気仙沼会場にて、事前確認の不徹底により、英語リスニング試験に使用するICプレイヤーが200個不足するミスが発生し、到着して試験開始するまで受験生を2時間も待たせた失態が発生した[17][※ 1]。
東日本大震災の影響
- 2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)で女子学生2名と入学予定の女子高校生1名が津波に呑まれ死亡し、卒業生にも多数の死者・行方不明者が出た。また教職員・在校生の大半が被災し、沿岸部に住む者の中には住居を失った者も少なくなかった。各キャンパスも震度6強・6弱の烈震に見舞われ、さらにその後も震度5クラスの強い余震が多発。これにより、大学の各施設や研究設備は過去に例がないほどの甚大な被害を受けた。一部では割れた薬品が反応して火災も発生したが、初期消火で建物全体が燃えることはなかった。
- 大学当局は復旧に追われ、12日に予定されていた後期試験を中止。大学入試センター試験の点数で合格者を決める異例の措置を採った。さらに卒業式も中止され、入学式・授業開始も5月初旬へ1カ月延期された。5月に行われた入学式は、宮城県内の主要なホールが震災の影響で使用できなかったため、各学科・研究科の建物内でオリエンテーションとして行われた。
- 被災して著しく損傷した川内キャンパス川内合同研究棟塔屋も2011年(平成23年)7月に取り壊された。
青葉山キャンパスを中心に[18]合計28棟が使用不能となり損失額は440億円に及ぶ見込みとなっている[19]。
2012年(平成24年)4月1日に、総合的な災害研究を目的とした附置研究所、「災害科学国際研究所(IRIDeS イリディス)」を設置。自然科学系だけでなく、人文科学系・社会科学系の研究者も在籍している。
基礎データ
所在地
- 川内キャンパス(仙台市青葉区川内)
- 片平キャンパス(仙台市青葉区片平)
- 星陵キャンパス(仙台市青葉区星陵町)
- 青葉山キャンパス(仙台市青葉区荒巻字青葉)
- 雨宮キャンパス(仙台市青葉区堤通雨宮町)
- 三神峯キャンパス(仙台市太白区三神峯)
象徴
ロゴマーク・スクールカラー
"creativity" "global" "tradition" をキーコンセプトに、昔から宮城野や仙台を象徴する植物とされてきた、本学の種々のマークに用いられた「萩」をモチーフにし、品格をもって、世界に大きく広がっていく動きを表現している。また萩はロゴマーク以外にも学友会の名前などに使われている。
公式カラーは「紫色」と「黒色」であり、「紫」は知性と想像力を、「黒」は勤勉と実践力を表している。特に「紫色」は本学のスクールカラーでもある。
学生歌
- 『青葉もゆるこのみちのく』作詞:野田秀 作曲:阿座上竹四
- 新制第1回卒業生が社会人になった1953年(昭和28年)、学生部の公募により、まず歌詞を募集し、入選歌詞3編に対して作曲を募集する手順で作られた中の第1位である。現在でも歌われているのは本曲のみである[20]。
- 作詞した野田は卒業後に牧師となり、作曲した阿座上(工学部)は、東北大の教授を経て埼玉工業大学の教授となっている[21]。
校友歌
- 2011年(平成23年)、東日本大震災の復興に尽力する同窓生、在学生、教職員らを元気付けたいという思いから、卒業生である小田が総長の里見進から依頼を受け作成した。大学の公式サイトでは歌詞・楽譜の閲覧が可能となっているほか、一時小田のバージョンもダウンロードできるようになっていた[22]。
組織
学部
- 文学部
- 人文社会学科[※ 2]
- 専修[※ 3]:国文学、日本思想史、国語学、日本語教育学、日本史、考古学、中国文学、中国思想、東洋史、インド学仏教史、英文学、英語学、ドイツ文学、フランス文学、ヨーロッパ史、哲学、倫理学、言語学、心理学、行動科学、社会学、文化人類学、宗教学、東洋・日本美術史、美学・西洋美術史
- 教育学部
- 法学部
- 経済学部[※ 6]
- 理学部[※ 9]
- 数学科[※ 10]
- 物理学科[※ 11]
- 宇宙地球物理学科[※ 12]
- 化学科[※ 13]
- 地圏環境科学科[※ 14]
- 地球物質科学科[※ 15]
- 生物学科[※ 16]
- 英語コース
- Advanced Molecular Chemistry Course
- 医学部
- 歯学部
- 薬学部[※ 20]
- 薬学科(6年制)[※ 21]
- 創薬科学科(4年制)[※ 22]
- 工学部
- 機械知能・航空工学科[※ 23]
- 機械システムデザインコース
- ナノメカニクスコース
- 航空宇宙コース
- 量子サイエンスコース
- バイオロボットシステムコース
- エネルギー環境コース
- International Mechanical and Aerospace Engineering Course - Undergraduate(英語コース。国際学士コース入試を経て入学した学生のみを対象)
- 電気情報物理工学科(旧 情報知能システム総合学科)[※ 24]
- 電気工学コース
- 通信工学コース
- 電子工学コース
- 応用物理学コース
- 情報工学コース
- バイオ・医工学コース
- 化学・バイオ工学科[※ 25]
- 材料科学総合学科[※ 26]
- 金属フロンティア工学コース
- 知能デバイス材料学コース
- 材料システム工学コース
- 材料環境学コース
- 建築・社会環境工学科[※ 27]
- 社会基盤デザインコース
- 水環境デザインコース
- 都市システム計画コース
- 都市・建築デザインコース
- 都市・建築学コース
- 農学部
- 農学部では「学科」と「学系」の2種類の組織編制が行われている。2年次に学科・学系に分かれる。
- 生物生産科学科[※ 28]
- 植物生命科学系
- 資源環境経済学系
- 応用動物科学系
- 海洋生物科学系
- 応用生物化学科[※ 29]
- 英語コース
- Applied Marine Biology Course
大学院
- 文学研究科[※ 30](博士前期課程・後期課程)
- 文化科学専攻[※ 31]
- 専攻分野[23]:国文学、日本思想史、中国語学中国文学、中国思想中国哲学、インド学仏教史、英文学、英語学、ドイツ文学、フランス語学フランス文学、哲学、倫理学
- 言語科学専攻[※ 32]
- 専攻分野[24]:言語学、国語学、日本語教育学
- 歴史科学専攻[※ 33]
- 専攻分野[※ 34]:日本史、考古学、文化財科学、東洋史、ヨーロッパ史、東洋・日本美術史、美学・西洋美術史、比較文化史学
- 人間科学専攻[※ 35]
- 専攻分野[※ 36]:社会学、行動科学、心理学、文化人類学、宗教学、科学技術社会論
- 教育学研究科(博士前期課程・後期課程)
- 総合教育科学専攻[※ 37]
- 研究コース[※ 38]
- 人間形成論
- 専門分野:教育哲学、日本教育史、外国教育史、比較人間形成論
- 教育政策科学
- 専門分野:教育社会学、教育行政学、比較教育システム論、教育計画論
- 成人継続教育論
- 専門分野:成人教育論、リカレント教育論、スポーツ文化論
- 教授学習科学
- 専門分野:カリキュラム論、教育実践論、教育心理学、学習心理学
- 人間発達
- 専門分野:発達心理学、発達障害学
- 臨床心理
- 専門分野:臨床心理学
- 教育設計評価専攻[※ 39]
- 研究コース[※ 40]
- 教育設計評価
- 専門分野:教育課程設計論、教育測定評価論
- 法学研究科
- 総合法制専攻[※ 41](法科大学院の課程、法科大学院)
- 公共法政策専攻[※ 42](専門職学位課程、公共政策大学院)
- 法政理論研究専攻[※ 43](博士前期課程・博士後期課程、研究大学院)
- 後期課程のコース[※ 44]
- 後継者養成コース
- 法科大学院修了者または法曹資格取得者を、後継者(法科大学院で教育に当たることを基本とする研究者、実務家教員)として養成するためのコース
- 国際共同博士課程コース
- 海外の教育研究機関と共同で、国際的に活躍することができる研究者・高度専門職業人を養成するプログラム
- 法政理論研究コース
- 従来からの伝統を受け継ぐ研究者の養成のためのコース
- 経済学研究科
- 経済経営学専攻[※ 45](博士前期課程・博士後期課程、研究大学院)
- 高度グローバル人材コース[※ 46](2014年度新設。前期課程のみ)
- 会計専門職専攻[※ 47](専門職学位課程、会計大学院)
- 英語コース
- International Program in Economics and Management (Master's Program)
- Global Program in Economics and Management (Doctoral Program, Continuation from Master's Program to Doctoral Program)
- 理学研究科(博士前期課程・後期課程)
- 数学専攻
- 講座[※ 48]:代数学、幾何学、解析学、多様体論、応用数理
- 物理学専攻
- 講座[※ 49]:量子基礎物理学、素粒子・核物理学、電子物理学、量子物性物理学、固体統計物理学、相関物理学、領域横断物理学、原子核理学[※ 50]、高エネルギー物理学[※ 51]、結晶物理学[※ 52]、金属物理学[※ 53]、分光物理学[※ 54]、核放射線物理学[※ 55]、加速器科学[※ 56]、強相関電子物理学[※ 57]、量子計測[※ 58]
- 天文学専攻
- 講座[※ 49]:天文学、理論天体物理学
- 地球物理学専攻
- 講座[※ 59]:固体地球物理学、太陽惑星空間物理学、流体地球物理学、地球環境物理学、地殻物理学[※ 60]、惑星圏物理学[※ 61]、固体地球物理学(防災科学技術研究所との連携講座)
- 化学専攻
- 講座[※ 49]:無機・分析化学、有機化学、物理化学、境界領域化学、先端理化学、生体機能化学[※ 62]、化学反応解析[※ 63]、固体化学[※ 64]、分離化学[※ 65]、重元素化学[※ 66]
- 地学専攻
- 講座[※ 67]:地圏進化学、環境地理学、地球惑星物質科学、環境動態論、比較固体惑星学、地圏物質循環学[※ 68]、地球内部反応[※ 69]
- 英語コース
- International Graduate Program for Advanced Science(博士前期課程・後期課程)
- 医学系研究科
- 医科学専攻(修士課程・4年制博士課程)
- 講座[25]:細胞生物学、生体機能学、病理病態学、内科病態学、発生・発達医学、外科病態学、神経・感覚器病態学、情報健康医学、公共健康医学、医用動物学[※ 70]、加齢制御学[※ 71]、腫瘍制御学[※ 71]、加齢脳科学[※ 71]、サイクロトロン核医学[※ 72]、分子・神経イメージング[※ 73]、がん医科学[※ 74]、先進成育医学[※ 75]、がん生命科学講座[※ 76]、地域精神医療[※ 77]、先進循環器医学[※ 78]、消化器地域医療医学[※ 79]、グローバル感染症学[※ 80]、臨床呼吸器・感染症学[※ 81]、先進医薬品・医療機器開発レギュラトリーサイエンス[※ 82]、宮城県北先制医療学[※ 83]、次世代小児医療[※ 84]、新興・再興感染症学[※ 85]
- 寄付講座[26]:上肢運動器学、先端画像・ナノ医科学、予防精神医学、視覚先端医療学、小児科医師育成、統合腎不全医療、宮城地域医療支援、網膜疾患制御学、循環器EBM開発学、循環器先端医療開発学、統合癌治療外科学、血液分子治療学、多発性硬化症治療学、大動脈疾患治療開発学、乳癌画像診断学、災害交通医療情報学、難治性高血圧・内分泌代謝疾患値域連携
- 修士課程のコース[27][※ 86]:一般コース[※ 87]、ヒューマン・セキュリティ国際教育コース[※ 88]、分子イメージング教育コース[※ 89]、医学物理士養成コース[※ 90]、高度臨床研究支援者育成コース[※ 91]、Basic Medicine Course(英語コース)
- 博士課程のコース[27][※ 92][※ 93]:分子イメージング教育コース[※ 94]、医学物理士養成コース[※ 95]、腫瘍専門医養成コース[※ 96]、Network Medicine Course(英語コース)
- 障害科学専攻(博士前期課程・後期課程)
- 講座[25]:機能医科学
- 寄付講座[28]:先進感染症予防学
- 保健学専攻(博士前期課程・後期課程)
- 講座[※ 97]:基礎・健康開発看護学、家族支援看護学、医用情報技術科学、生体応用技術科学、基礎検査医科学、臨床検査医科学
- コース:看護学コース[※ 98]、放射線技術科学コース[※ 99]、検査技術科学コース[※ 100]
- 歯学研究科
- 歯科学専攻(修士課程・4年制博士課程)
- 講座[※ 101]:口腔生物学[※ 102]、口腔機能形態学[※ 103]、口腔修復学[※ 104]、口腔保健発育学[※ 105]、口腔病態外科学[※ 106]、顎口腔創建学[※ 107]、口腔腫瘍病態学[※ 108]、口腔免疫病態制御学[※ 109]、長寿口腔科学[※ 110]
- 寄附講座[29]
- 博士課程のコース
- 英語コース
- Interface Oral Health Science Course(博士後期課程)
- 薬学研究科
- 分子薬科学専攻[※ 111](博士課程前期2年の課程、後期3年の課程)
- 専攻科目(分野)[※ 112]:医薬製造化学、分子設計化学、合成制御化学、反応制御化学、分子変換化学、医薬資源化学、物性解析化学、生物構造化学、分子動態解析学、分子イメージング薬学
- 生命薬科学専攻[※ 113](博士課程前期2年の課程、後期3年の課程)
- 専攻科目(分野)[※ 114]:薬理学、臨床分析化学、分子細胞生化学、薬物送達学、衛生化学、生体防御薬学、遺伝子制御薬学、生命機能解析学、臨床薬学、がん化学療法薬学、生活習慣病治療薬学、病態分子薬学、医薬開発構想寄附講座[※ 115]、医薬品評価学
- 医療薬学専攻[※ 116] (博士課程 薬学履修課程。4年制)
- 専攻科目(分野)[※ 117]:臨床薬学、がん化学療法薬学、生活習慣病治療薬学、病態分子薬学、医薬品評価学、医薬製造化学、分子設計化学、合成制御化学、反応制御化学、分子変換化学、医薬資源化学、物性解析化学、生物構造化学、分子動態解析学、分子イメージング薬学、薬理学、臨床分析化学、分子細胞生化学、薬物送達学、衛生化学、生体防御薬学、遺伝子制御薬学、生命機能解析学
- 工学研究科[※ 118] (博士前期課程・後期課程)
- 機械・知能系
- 機械システムデザイン工学専攻
- 講座
- 知能システム工学、先進機械システムデザイン工学、知的デザイン学、エネルギーシステム工学
- 協力講座
- 破壊機構学[※ 119]、知能流体システム学[※ 120]、多元物質応用システム工学[※ 121]
- ナノメカニクス専攻
- 講座
- ナノシステム工学、先進ナノメカニクス、材料メカニクス、ナノテクノロジー
- 協力講座
- 破壊予知学[※ 119]、ナノ流動学[※ 120]、表面ナノ物理計測制御学[※ 121]
- 航空宇宙工学専攻
- 講座
- 航空宇宙システム工学、先進航空宇宙工学、シミュレーション科学、スペーステクノロジー
- 協力講座
- 航空宇宙流体工学[※ 122]
- 連携講座
- 将来宇宙輸送工学講座[※ 123]
- 量子エネルギー工学専攻
- 講座
- 先進原子核工学、原子核システム安全工学、エネルギー物理工学、粒子ビーム工学
- 協力講座
- エネルギー材料工学[※ 124]、エネルギー化学工学[※ 121]、量子物性工学[※ 124]、加速器放射線工学[※ 125]
- 連携講座
- 分子イメージング工学講座[※ 126]、核融合炉システム工学講座[※ 127]、核融合炉材料工学講座[※ 128]、廃炉基盤工学講座[※ 129]
- バイオロボティクス専攻
- 講座
- バイオマイクロマシン工学、バイオデバイス工学、バイオメカニクス、ロボティクス
- 協力講座
- 損傷計測学[※ 119]、知的メカノシステム工学[※ 130]
- 電子情報システム・応物系
- 電気エネルギーシステム専攻
- 講座
- エネルギーデバイス工学、電気エネルギーシステム工学
- 協力講座
- 情報エネルギーシステム工学[※ 131]
- 共同研究
- 先端電力工学[※ 132]
- 通信工学専攻
- 講座
- 知的通信ネットワーク工学、通信システム工学、波動工学
- 協力講座
- 伝送工学[※ 133]
- 電子工学専攻
- 講座
- 超微細電子工学、電子制御工学、物性工学、電子システム工学
- 協力講座
- 電子デバイス工学[※ 134]、電子材料工学[※ 135]、極限表面制御工学[※ 136]
- 応用物理学専攻
- 講座
- 応用界面物理学、応用物性物理学、応用材料物理学
- 協力講座
- 低温電子材料物性学[※ 124]、電子・分光計測学[※ 121]
- 化学・バイオ系
- 応用化学専攻
- 講座
- 原子・分子制御工学、環境資源化学、分子システム化学
- 協力講座
- 反応設計学[※ 137]
- 講座外[※ 138]
- 原子分子材料科学高等研究機構
- 化学工学専攻
- 講座
- プロセス解析工学、プロセス要素工学、プロセスシステム工学
- 協力講座
- 反応分離プロセス[※ 139]
- 講座外[※ 138]
- 原子分子材料科学高等研究機構
- バイオ工学専攻
- 講座
- 応用生命化学、生体分子化学、生体機能化学
- 協力講座
- 生物有機化学[※ 121]
- 講座外[※ 138]
- 原子分子材料科学高等研究機構
- マテリアル・開発系
- 金属フロンティア工学専攻
- 講座
- 金属プロセス工学、創形創質プロセス学、先端マテリアル物理化学
- 協力講座
- プロセス設計学[※ 121]、プロセス制御学[※ 140]
- 共同研究講座
- 先進鉄鋼材料組織制御学(JFEスチール)
- 知能デバイス材料学専攻
- 講座
- 材料電子化学、ナノ材料物性学、情報デバイス材料学
- 協力講座
- ナノ構造物質工学[※ 141]、物質機能創製学[※ 142]、材料表面機能制御学[※ 143]
- 材料システム工学専攻
- 講座
- 接合界面制御学、マイクロシステム学、生体材料システム学
- 協力講座
- 物質構造評価学[※ 121]、材料機能制御プロセス学[※ 144]
- 人間・環境系
- 土木工学専攻
- 講座
- 数理システム設計学、基盤構造材料学、社会基盤構造学、水環境学、地域システム学
- 講座外[※ 138]
- 災害科学国際研究所、東北アジア研究センター
- 都市・建築学専攻
- 講座
- 都市・建築デザイン学、都市・建築計画学、サステナブル空間構成学、建築構造工学
- 講座外[※ 138]
- 災害科学国際研究所
- その他
- 英語コース
- International Mechanical and Aerospace Engineering Course - Graduate(博士前期・後期課程)
- International Materials Science and Engineering Course (博士前期課程)
- International Doctoral Program in Engineering, Information Sciences, Environmental Studies and Biomedical Engineering(博士後期課程)[※ 145]
- 農学研究科[30](博士前期課程・後期課程)
- 資源生物科学専攻
- 植物生産科学講座
- 分野:生物共生科学、作物学、園芸学、土壌立地学
- 動物生産科学講座
- 分野:(協力)資源動物群制御科学、動物遺伝育種学、動物生理科学
- 水圏生物生産科学講座
- 分野:水圏動物生理学、水産資源生態学、水圏植物生態学、水産資源化学、国際水産科学ユニット
- 資源環境経済学講座
- 分野:環境経済学、(協力)フィールド社会技術学、国際開発学、農業経営経済学
- (協力講座)沿岸生物生産システム学講座
- 分野:沿岸生物生産システム学
- (協力講座)栽培植物環境科学講座
- 分野:栽培植物環境科学
- (連携講座)資源環境政策学講座
- 分野:資源環境政策学
- (連携講座)縁辺深海生態系動態学講座
- 分野:縁辺深海生態系動態学
- (寄附講座)家畜生産機能開発学講座
- 応用生命科学専攻
- 環境生命科学講座
- 分野:(協力)環境適応生物工学、生物海洋学、生物制御機能学、陸圏生態学
- 植物機能科学講座
- 分野:植物遺伝育種学、(協力)植物細胞生化学、植物栄養生理学、植物病理学
- 動物機能科学講座
- 分野:動物生殖科学、機能形態学、動物栄養生化学
- 分子細胞科学講座
- 分野:分子生物学、分子酵素学
- (協力講座)応用遺伝子工学講座
- 分野:応用遺伝子工学
- 生物産業創成科学専攻
- 微生物機能開発科学講座
- 分野:応用微生物学、動物微生物学
- 食品機能健康科学講座
- 分野:動物資源化学、食品化学、栄養学、(協力)テラヘルツ生物工学
- 天然物生物機能科学講座
- 分野:(協力)機能分子解析学、天然物生命化学、生物有機化学
- 生物産業情報科学講座
- 分野:遺伝子情報システム学、海洋生命遺伝情報システム学
- (連携講座)蛋白質機能開発講座
- 分野:蛋白質機能開発
- (寄附講座)微生物資源学講座
- 食の健康科学ユニット
- 英語コース
- “Food and Agriculture for Human Security”, International Post-Graduate Program in Human Security(博士前期課程・後期課程)
- 国際文化研究科(博士前期課程・後期課程)
- 2015年度入学生以降[31]
- 国際文化専攻
- 地域文化研究系
- 専攻分野(講座):ヨーロッパ・アメリカ研究、アジア・アフリカ研究、国際日本研究
- グローバル共生社会研究系
- 専攻分野(講座):国際政治経済論、国際環境資源政策論、多文化共生論
- 言語総合研究系
- 専攻分野(講座):言語科学研究、応用言語研究
- 2014年度入学生以前
- 国際地域文化論専攻[32]
- 国際文化交流論専攻[33]
- 国際文化言語論専攻[34]
- 英語コース
- International Graduate Program in Language Sciences(博士前期課程)
- “Human Security and Society”, International Post-Graduate Program in Human Security(博士前期課程・後期課程)
- 情報科学研究科(博士前期課程・後期課程)
- 情報基礎科学専攻
- 講座[35]:情報基礎数理学[※ 146]、情報応用数理学[※ 147]、計算科学[※ 148]、ソフトウェア科学[※ 149]、情報論理学[※ 150](協力講座)、コミュニケーション論[※ 151](協力講座)、超高速情報処理論[※ 152](協力講座)、情報セキュリティ論[※ 153](協力講座)、広域情報処理論[※ 154](協力講座)
- システム情報科学専攻
- 講座[35]:システム情報数理学[※ 155]、知能情報科学[※ 156]、生体システム情報学[※ 157]、知能ロボティクス学[※ 158]、音情報科学[※ 159](協力講座)、高次視覚情報学[※ 160](協力講座)、情報コンテンツ学[※ 161](協力講座)、融合流体情報学[※ 162](協力講座)、ソフトウェア構成論[※ 163](協力講座)
- 人間社会情報科学専攻
- 講座[※ 164]:人間情報学[※ 165]、社会政治情報学[※ 166]、社会経済情報学[※ 167]、人間社会計画学[※ 168]、メディア情報学[※ 169]、コミュニケーション心理学[※ 170](協力講座)
- 応用情報科学専攻
- 講座[※ 171]:応用情報技術論[※ 172]、応用生命情報学[※ 173]、情報通信ソフトウェア学[※ 174](協力講座)、情報ネットワーク論[※ 175](協力講座)、流動システム情報学[※ 176](協力講座)、ブレインファンクション集積学[※ 177](協力講座)、健康情報学[※ 178](協力講座)、バイオメディカル情報解析学[※ 179](協力講座)、複雑系統計科学[※ 180](連携講座)
- コース(前期課程)
- 専攻横断的なコースとして、下記の8コースを設置[※ 181]。希望者のみ履修する。各コースで求めている授業科目の単位を修得した学生には、修士学位記のほかに「コース修了証」を授与して、コース修了を認定する。複数のコースを同時に修了することも可能。
- 情報数学コース
- 高信頼システムデザインコース
- ソフトウェアコース
- ヒューマンインターフェース・ロボティクスコース
- 情報リテラシー教育コース
- 空間情報科学コース
- バイオメディカルサイエンスコース
- Information Technology and Science Course(英語コース)
- 生命科学研究科[※ 182](博士前期課程・後期課程)
- 分子生命科学専攻
- 生命有機情報科学講座
- 分野:生命構造化学、分子情報化学、活性分子動態、生命素子機能
- 遺伝子システム学講座
- 分野:分子発生制御学、遺伝子調節、情報伝達分子解析、分子応答制御
- 生体機能分子科学講座
- 分野:生体機能分子設計、生体機能分子解析、生体機能分子制御、生体機能分子計測
- 生命機能科学専攻
- 細胞機能構築統御学講座
- 分野:膜輸送機構解析、植物細胞壁機能、発生ダイナミクス、器官形成
- 脳機能解析構築学講座
- 分野:脳機能遺伝、脳機能解析、脳情報処理、神経行動学
- 海洋生物学講座
- 分野:発生生物学、海洋生態行動学
- 分化制御学講座
- 分野:腫瘍生物学、分化再生制御、神経機能制御
- 遺伝子導入(協力教員の分野)
- 生態システム生命科学専攻
- 環境遺伝生態学講座
- 分野:遺伝情報動態、植物生殖遺伝、ゲノム継承システム、地圏共生遺伝生態、宇宙環境適応生態
- 進化生態科学講座
- 分野:生物多様性進化、植物生態、群集生態、機能生態学
- 植物多様性生物学講座
- 分野:植物系統分類学
- 保全生物学講座
- 分野:保全生物学
- ゲノム生態学講座
- 分野:ゲノム構造機能[※ 183]
- 英語コース
- International Course of Life Sciences(博士前期課程・後期課程)
- 環境科学研究科(博士前期課程・後期課程)
- 2015年入学生以降
- 先進社会環境学専攻
- 講座[※ 184]
- 資源戦略学[※ 185]、エネルギー資源学[※ 186]、環境政策学[※ 187]、環境応用政策学[※ 188](協力講座)
- 先端環境創成学専攻
- 講座[36]
- 都市環境・環境地理学[※ 189]、太陽地球システム・エネルギー学[※ 190]、自然共生システム学[※ 191]、資源循環プロセス学[※ 192]、環境創成計画学[※ 193]、地殻環境システム創成学[※ 194](協力講座)、東北アジア地域社会論[※ 195](協力講座)、東北アジア地域文化論[※ 196](協力講座)、東北アジア地域文化論[※ 197](協力講座)、環境材料物理化学[※ 198](協力講座)、環境システム材料学[※ 199](協力講座)、環境適合材料創製学[※ 200](連携講座)、地球環境変動学[※ 201](連携講座)、環境リスク評価学[※ 202](連携講座)、バイオエコマネジメント学[※ 203](連携講座)
- コース
- 地球環境学コース
- 応用環境学コース
- 文化環境学コース
- “Human Security and Environment”, International Post-Graduate Program in Human Security(博士前期課程・後期課程)
- 2014年入学生以前
- 環境科学専攻[※ 204]
- “Human Security and Environment”, International Post-Graduate Program in Human Security(博士前期課程・後期課程)
- 医工学研究科(博士前期課程・後期課程)
- 医工学専攻
- 前期課程のコース[※ 205]
- 基礎医工学コース
- 臨床医工学コース
- 社会医工学コース
- 講座[37]
- 計測・診断医工学[※ 206]、治療医工学[※ 207]、生体機械システム医工学[※ 208]、生体再生医工学[※ 209]、社会医工学[※ 210]、生体流動システム医工学[※ 211](協力講座)、人工臓器医工学[※ 212](協力講座)、生体材料学(協力講座)、生体システム制御医工学[※ 213](協力講座)、生体情報システム学[※ 214](協力講座)
- 教育情報学研究部
- 研究部門[38]:IT教育システム原論研究部門、IT教育認知科学研究部門、IT教育アーキテクチャー研究部門、IT教育応用実践論研究部門、比較IT教育論研究部門(客員研究部門)
- 教育情報学教育部(博士前期課程・後期課程)
- 教育情報学専攻
- 講座[39]:IT教育デザイン論、IT教育ネットワーク論、IT教育システム論(協力講座)
学部・大学院附属施設
- 歯学部
- 法学研究科
- 理学研究科
- 巨大分子解析研究センター[※ 215]
- 大気海洋変動観測研究センター[※ 216]
- 地震・噴火予知研究観測センター[※ 217]
- 惑星プラズマ・大気研究センター[※ 218]
- 医学系研究科
- 動物実験施設[※ 219]
- 創生応用医学研究センター[※ 220]
- 薬学研究科
- 工学研究科
- 先端材料強度科学研究センター[※ 221]
- 超臨界溶媒工学研究センター[※ 222]
- マイクロ・ナノマシニング研究教育センター
- 農学研究科
- 複合生態フィールド教育研究センター[※ 223]
- 先端農学研究センター[※ 224]
- 国際文化研究科
- 生命科学研究科
附置研究所
- 金属材料研究所[※ 225](金研、全国共同利用研究所)
- 量子エネルギー材料科学国際研究センター
- 新素材共同研究開発センター
- 強磁場超伝導材料研究センター
- 関西センター
- 先端エネルギー材料理工共創研究センター
- 加齢医学研究所[※ 226](加齢研)
- 医用細胞資源センター
- スマート・エイジング国際共同研究センター
- 非臨床試験推進センター
- 流体科学研究所[※ 227](流体研)
- 電気通信研究所[※ 228](通研、全国共同利用研究所)
- ナノ・スピン実験施設
- ブレインウェア研究開発施設
- 二十一世紀情報通信研究開発センター
- 多元物質科学研究所(多元研)[※ 229]
- サステナブル理工学研究センター
- 先端計測開発センター
- 高分子・ハイブリッド材料研究センター
- 新機能無機物質探索研究センター
- 災害科学国際研究所(IRIDeS イリディス)[※ 230]
東北大学病院
医学部と歯学部共用の教育研究施設。
詳細は「東北大学病院」を参照
附属図書館
学内共同教育研究施設
- 東北アジア研究センター[※ 231]
- 電子光理学研究センター[※ 232]
- ニュートリノ科学研究センター[※ 233]
- 高度教養教育・学生支援機構
- 高等教育開発推進センター、国際交流センター、国際教育院、グローバルラーニングセンター、教養教育院、高度イノベーション博士人財育成センターを統合し、2014年4月に設置。高等教育開発部門[※ 234]、教育内容開発部門[※ 235]、学生支援開発部門[※ 236]、業務センターを置いている。
- 学際科学フロンティア研究所[※ 237]
- 学術資源研究公開センター
- 教育情報基盤センター[※ 238]
- サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター[※ 239]
- 未来科学技術共同研究センター(NICHe)
- 東北大学と産業界との共同研究機関。通称 NICHe。現在20の研究プロジェクトが進行している。研究部門のほかに開発企画部もあり、研究企画・コーディネートなどの窓口(ワンストップ・ソリューション)機能を持つ。
- 研究教育基盤技術センター
- 極低温科学センター
- 先端電子顕微鏡センター
- テクニカルサポートセンター
- サイバーサイエンスセンター[※ 240](旧 情報シナジーセンター)
特定事業組織[※ 241]
- 産学連携推進本部
- 研究推進本部
- 環境保全センター
- 埋蔵文化財調査室
- 動物実験センター
- 遺伝子実験センター
- 環境・安全推進センター
- 男女共同参画推進センター
その他[※ 242]
- 高等研究機構
- 原子分子材料科学高等研究機構
- 先駆的な研究領域を創出するための活動を推進するセンター
- 情報シナジー機構
- 東北メディカル・メガバンク機構[※ 243]
- イノベーション戦略推進本部
- 国際連携推進機構
- 学位プログラム推進機構
- 総合技術部
教育および研究
研究
21世紀COEプログラム
21世紀COEプログラムは13件採択されている。
-
- 生命科学
- 化学・材料科学
- 大分子複雑系未踏化学
- 物質創製・材料化国際研究教育拠点
- 情報・電気・電子
- 人文科学
-
- 医学系
- 数学・物理学・地球科学
- 物質階層融合科学の構築
- 先端地球科学技術による地球の未来像創出
- 機械・土木・建築・その他工学
- ナノテクノロジー基盤機械科学フロンティア
- 流動ダイナミクス国際研究教育拠点
- 社会科学
- 社会階層と不平等研究教育拠点の形成
- 男女共同参画社会の法と政策
-
- 革新的な学術分野
グローバルCOEプログラム
グローバルCOEプログラムは12件採択されている。
-
- 生命科学
- 化学・材料科学
- 分子系高次構造体化学国際教育研究拠点
- 材料インテグレーション国際教育研究拠点
- 情報・電気・電子
- 学際・複合・新領域
-
- 医学系
- 数学・物理学・地球科学
- 物質階層を紡ぐ科学フロンティアの新展開
- 変動地球惑星学の統合教育研究拠点
- 機械・土木・建築・その他工学
- 社会科学
- 社会階層と不平等教育研究拠点の世界的展開
- グローバル時代の男女共同参画と多文化共生
- 学際・複合・新領域
世界トップレベル国際研究拠点形成促進プログラム
世界トップレベル国際研究拠点形成促進プログラムは1件採択されている。
-
- 世界トップの材料科学研究拠点形成(東北大学原子分子材料科学高等研究機構 (AIMR))
国際化拠点整備事業
文部科学省の国際化拠点整備事業(グローバル30事業)に採択されている。
-
教育
特色ある大学教育支援プログラム
- 融合型理科実験が育む自然理解と論理的思考
- 国際コンピテンシー人材育成教育プログラム
「魅力ある大学院教育」イニシアティブ
- 言語研究者・言語教育者養成プログラム
- 国際的若手研究者養成プログラム
- 生体・ナノ電子科学国際教育拠点
- フライト実践による航空宇宙フロンティア
東北大学インターネットスクール
東北大学インターネットスクール (ISTU, Internet School of Tohoku University) は、主に東北大学大学院に所属する社会人大学院生のために、インターネットで講義をストリーミング提供しているeラーニングシステムである。ISTU では実際の講義で使用されたスライドや、配布資料をインターネットで閲覧しながら、セミナーナウと呼ばれる講義のムービーを見ることができる。また、レポートの提出、復習、採点、受講管理、単位取得など実際と同じように学習できるよう工夫されている。時間や場所にとらわれずに、講義の臨場感を体験しながら、繰り返し受講できることが最大のメリットである。他にもインターネットならではの機能が充実し、IT教育や知識のネットワーク化など大学教育の情報化を進めている。世界中どこにいても講義が受けられるため、すでに医者として働いていて博士号を取りたい者が中心的な利用者となっているが、社会人を受け入れている多くの学部で講義のコンテンツ化が進んでいる。さらに、大学内の講義の補助としても一部利用されている。また、特別講義などについては一般にも視聴が開放されている。
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
スポーツ
スリーエム仙台市科学館3階に常設展示されている、東北大学Windnautsの「鳥人間コンテスト選手権大会」2011年&2012年の優勝機体(復元)
[40]。
- Windnauts は、読売テレビ主催「鳥人間コンテスト選手権大会」の人力プロペラ機ディスタンス部門において、6回優勝している(2015年現在)。また、大会最高記録も残している。
- 硬式野球部は仙台六大学野球連盟に加盟している。
- 漕艇部は、1895年(明治28年)の旧制二高水上運動部設立まで遡る。1960年(昭和35年)には在学生が男子エイトの日本代表クルーとしてローマオリンピックに出場している。
- トライアスロン部は、日本で初めて、サークルから大学の公認する体育会の部に昇格したトライアスロンクラブである[41]。また、日本学生トライアスロン連合の設立(1993年)以前の1988年に、全国に先駆けて設立された宮城県学生トライアスロン協議会を結成する母体になった[42]。
- アメリカンフットボール部は、東北代表としてパインボウルへ出場経験がある。
- 熱気球部では、1982年の日本選手権で優勝、1983年の第6回熱気球世界選手権(仏・ナント)参加、また熱気球学生選手権での優勝経験もある。
大学関係者と組織
大学関係者組織
萩友会
既存の同窓会を基礎とし、在校生や在籍経験のある教職員、在校生の保護者や大学に関係の深い人物の親睦を目的とした交友組織。創立100周年となる2007年に東北大学校友会として発足し、2009年に「萩友会(しゅうゆうかい)」へ名称が変更された[43]。
医学部医学科(艮陵同窓会)、経済学部(経和会)、工学部(青葉工業会)のみ特別な会名が付けられている。また金属材料研究所(研友会)、流体科学研究所(流友会)、多元物質科学研究所(多友会)、加齢医学研究所研究会同窓会など、各研究所にも同窓会が存在し萩友会に参加している。
萩友会の会員は、仙台市に本拠地を置く東北楽天ゴールデンイーグルスの観戦チケットが優待価格で購入できる(ホームゲームのみ)[44]。
他
- 帝国大学は『東大』『京大』『九大』『北大』『城大』『台大』『阪大』『名大』というふうに一字に略して表記できるが、東北大学のみ略称が無い。ただし、東北地方では麻雀の牌の呼び方にちなんだ『トンペイ』という呼び名で呼ばれることがある。なお異称として「東北の丘」を意味する「艮陵(ごんりょう)」があり、主に医学部の関連団体に使われている[45]。
- 東北大学白菊会 - 篤志献体組織。慰霊祭はかつて松音寺において仏式で行っていたが、1978年(昭和53年)からは特定の宗教に拠らない医・歯学部合同慰霊祭の形で川内記念講堂(現・東北大学百周年記念会館)で開催している[46]。無縁仏の遺骨は1982年(昭和57年)に仙台市葛岡墓園に設けられた「東北大学納骨堂」に納めている[46]。
大学関係者一覧
施設
キャンパス
location
片平キャンパス
片平キャンパスは研究所や大学本部を中心としたキャンパスである。仙台市中心部という立地から市民との交流の場として位置付けられており、さまざまな公開行事に用いられる他、春には花見客で賑わう。2007年には百周年記念行事の会場としても用いられた。
また、東北大学で最も古いキャンパスであるため歴史的価値のある建築物が現存している。その一つ、仙台医学専門学校に留学した魯迅が学んだ「階段教室」は中国人にも知られており、1998年11月29日に江沢民・中華人民共和国主席(当時)も公式訪問した。なお、同教室周辺は現在、フェンスによって立ち入りが規制されており、見学には1週間前までの事前申請が必要である。
さらに、東北大学史料館が設置され、大学の歴史に関わる資料の保存・公開や、ゆかりの人々を紹介する展示などが行われている[47][48]。なおこの建物は、1973年に附属図書館が川内地区に移転するまで、本館として使用されていた建物である。
加えて、キャンパス内に放送大学宮城学習センターが所在する。放送大学学園と単位互換協定を結んでおり、多様な学習の機会が提供されている[49]。
- 使用学部
- なし
- 使用研究科
- 法学研究科(法科大学院のみ)
- 経済学研究科(会計大学院のみ)
- 使用附属施設
- 交通アクセス
- 仙台市営バス東北大正門前停留所下車 徒歩1分
- 仙台市地下鉄南北線 - 五橋駅下車 徒歩6分
- 仙台市地下鉄東西線 - 青葉通一番町駅下車 徒歩8分
- 敷地の変遷
-
- 片平丁
- 旧陸軍省用地→第二高等中学校→医工両学部設置→医が移転→東北帝国大学本部設置→旧制二高移転→法文学部設置→研究所等
- 南六軒丁
- 宮城県立仙台第一中学校→仙台高等工業学校→東北帝国大学工学部→研究所等→東北学院大学に一部売却
川内キャンパス
東北大学では川内キャンパスを川内北キャンパスと川内南キャンパス(通称文系キャンパス)に分けて管理している。
北キャンパスでは全学教育が行われており、1・2年生が最も頻繁に通うキャンパスである。そのため入学シーズンにはサークル勧誘が盛んに行われる。このほか、多くのサークルが部室を持ち、さらに大学祭の会場でもあるため、一年を通して最も活気にあふれている。南キャンパスには、文系学部・研究科の講義棟や研究室が存在するだけでなく、附属図書館本館や植物園が設置されている。
- 使用学部
- 文学部、法学部、経済学部、教育学部(すべて南キャンパス)
- 使用研究科等
-
- 南キャンパス
- 文学研究科、法学研究科、経済学研究科、教育学研究科、教育情報学研究部・教育部
- 北キャンパス
- 国際文化研究科、川北合同研究棟
- 使用附属施設
-
- 南キャンパス
- 附属図書館本館・同2号館、植物園本館・同記念館、東北大学百周年記念会館
- 北キャンパス
- 東北アジア研究センター、高度教養教育・学生支援機構(同センター高等教育開発部門入試開発室が所属する入試センターは、南キャンパスに隣接する旧半導体研究所内)
- 交通アクセス
- 仙台市地下鉄東西線 - 川内駅 下車 徒歩0分
- 仙台市地下鉄東西線 - 国際センター駅 下車 西1口より徒歩5分
- 敷地の変遷
- 仙台城二の丸→官軍占領→東北鎮台→仙台鎮台→陸軍第2師団→GHQ/SCAP占領→教養部・文系学部
青葉山キャンパス
理学部総合研究棟・自然史標本館(青葉山キャンパス)
東北大学では青葉山キャンパスを北青葉山キャンパスと東青葉山キャンパスに分けて管理しており、それぞれ理・薬学部と工学部が使用している。
その名の通り青葉山山中に置かれているキャンパスで、広大な敷地と豊かな自然が特徴。反面、アクセスに難があり、多くの学生がバイク・自家用車を利用している。(青葉山キャンパス付近には青葉台以外に住宅地が存在せず、大半の学生は市街地もしくは八木山から青葉山へ登る必要がある)そのため周辺での渋滞・事故(特に冬季)が問題となっていた。2015年12月6日に仙台市地下鉄東西線が開通し、最寄り駅として青葉山駅ができ、仙台駅から9分で結ばれる立地となった[50]。
なお、宮城教育大学の本部も同名のキャンパス名を使用しているが、これは同大学が元々東北大学だったことに由来する。
- 使用学部
- 理学部、薬学部、工学部
- 使用研究科
- 理学研究科、薬学研究科、工学研究科、環境科学研究科、情報科学研究科
- 使用附属施設
- 情報シナジーセンター、学際科学国際高等研究センター、未来科学技術共同研究センター、サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター、国際高等研究教育院、自動車の過去・未来館
- 交通アクセス
- 仙台市営バス青葉山駅、工学部西、工学部中央、青葉山植物園西 各停留所下車 徒歩0分
- 仙台市地下鉄東西線 - 青葉山駅下車 徒歩0分
- 敷地の変遷
- 青葉山山林→陸軍工兵作業場→理工薬学部
星陵キャンパス
- 使用学部:医学部、歯学部
- 使用研究科:医学系研究科、歯学研究科
- 使用附属施設:東北大学病院、加齢医学研究所、歯学部附属歯科技工士学校
- 交通アクセス:仙台市地下鉄南北線 - 北四番丁駅下車 徒歩8分
- 仙台市営バス・宮城交通バス東北大学病院前停留所下車 徒歩2分
- 仙台市営バス交通局東北大学病院前停留所下車 徒歩3分
- 敷地の変遷
- 宮城病院→東北帝国大学・医および附属病院→医歯系学部用地・東北大学病院
雨宮キャンパス
雨宮キャンパスは農学部(および大学院)のみが使用するキャンパスである。
周辺は超高層マンションが林立する住宅地であり、同じく市内中心部に位置する片平・星陵キャンパスとは異なる閑静な雰囲気を持っている。また、宮城教育大学上杉キャンパス(附属幼稚園・小学校・中学校)や仙台市立上杉山中学校、宮城県立視覚支援学校など各種学校が集中する文教地域でもある。付近には勝山企業が経営する迎賓館・結婚式場(勝山館)や勝山公園がある。かつては勝山企業が経営するボウリング場、スケート場、スーパー、飲食店、インターネットカフェ等があったが、現在はいずれも取り壊され、空き地となっている。
キャンパス内には牧場が設けられ、ヒツジなどが放牧されている。
新キャンパス計画に伴い2017年4月[51]に青葉山へ全面移転するため、東北大学や商工会議所などで跡地の用途を協議している。2014年1月31日、東北大学は一般競争入札によって、移転後の雨宮キャンパスの敷地をイオンモール株式会社に売却することを決定したと発表した[52]。
- 使用学部
- 農学部
- 使用研究科
- 農学研究科、生命科学研究科
- 使用附属施設
- 加齢医学研究所雨宮分所
- 交通アクセス
- 仙台市地下鉄南北線 - 北四番丁駅下車 徒歩5分
- 仙台市営バス堤通雨宮町、農学部前停留所下車 徒歩3〜5分
- 宮城交通バス堤通雨宮町、仙台放送前下車 徒歩5分
- 敷地の変遷
- 大正時代まで農地→旧制第二高等学校が片平から移転→農学部
三神峯キャンパス
三神峯キャンパスは、電子光理学研究センターが使用するキャンパスである。
- 使用学部
- 理学部(協力講座として)
- 使用研究科
- 理学研究科(協力講座として)
- 交通アクセス
- 仙台市営バス・宮城交通バス 西多賀一丁目西・三神峯公園入口下車 徒歩10分
- 敷地の変遷
- 戦前までは陸軍幼年学校がおかれ、戦後一時期には教養部が置かれたことがある。現在は、理学部付属施設の原子核理学研究施設を改組した全国共同利用センターである電子光理学研究センターがある。
キャンパス統合問題
東北大学は仙台市青葉区内の5ヶ所にキャンパスが分散している。片平および雨宮キャンパスについては、青葉山キャンパスに隣接する宮城県有地への移転が1994年ごろから計画されていたが、宮城県有地を使用している仙台カントリー倶楽部との土地明け渡し交渉が難航していたため、計画の進行が停止していた。
2003年4月、宮城県と仙台カントリー倶楽部との間で和解が成立。今後、移転計画が本格化することになるが、移転費用として見込んでいた農学部の跡地(イオンモール株式会社へ売却)や片平キャンパス南部分(東北学院大学へ売却)などの評価額がバブル景気期から比べて相当下落してしまったこともあり、移転費用をどう捻出するか問題になっている。
青葉山新キャンパスの敷地内には2015年開業の仙台市地下鉄東西線青葉山駅が、川内北キャンパスの北門地下には同線川内駅が建設されている。また、学会などで国際センターと川内記念講堂とが有機的に連携して利用されることを想定し、同線国際センター駅(宮城県スポーツセンター跡地)と川内記念講堂との間には接続歩道が建設された(国際センター西バス停から萩ホールに抜けられる階段が設置されている)。
長期計画として、片平キャンパスの青葉山新キャンパスへの全面移転と星陵キャンパス研究部門(新設学科分は建物新設。その他は耐震補強のみ)の川内北キャンパスへの移転が構想されている。なお、星陵キャンパス(医学部)では大学病院の病棟を新築中であり、青葉山に移転予定とすると国からの財政支援が断たれる可能性があったことから全面移転計画は作らなかった。
現在の計画は「トライアングル・ビジョン」と名付けられ、
- 青葉山・川内グリーンキャンパス
- 片平アーバンキャンパス
- 星陵メディカルキャンパス
の3つに統合する計画になっている。
学生食堂
東北大学の学生食堂は東北大学生活協同組合が独占経営していた。しかし2006年11月30日の工学部東食堂の廃止に伴い、同年12月7日に外部委託の「こもれびカフェ」およびデイリーヤマザキが工学部機械系前に新設され、独占状態は解消された。
カフェテリアでは酒類も一日中販売されている他、初夏の数日には各カフェテリアが「ビール祭り」を開催する。特に川内キャンパスでは、屋台をずらりと並べたビアガーデンが設置される。
また、FIFAワールドカップ開催中には第一食堂・工学部中央食堂にて生協主催のパブリックビューイングが行われ、生協によってソフトドリンク・軽食が販売される。
以下、建物ごとに記載する。括弧内は別会計のコーナー、または同一建物内で別の部屋となっているものを列記。
- 東北大生協
-
- 片平キャンパス
- 片平店(さくらキッチン/レストラン萩)
- 北門食堂の愛称で親しまれていた旧食堂が、2011年8月にガラス張りの2階建ての建物に改装された。
- 1階は通常の食堂だが、2階のレストランは夜になると酒を提供している。
- 川内キャンパス
- 川内店(川内の杜ダイニング / キッチンテラスCouleur / bush clover cafe / コンパ弁当部)
- 学内で最大の食堂であり、昼間には長い行列が出来る。2010年に、通称第三食堂のキッチンテラス Couleur と bush clover cafe がオープンし、続いて4月に第一食堂をリニューアルした川内の杜ダイニングがオープンした。これまでと販売の形態を変え、各食堂に機能を分散した点が特徴。従って食べたいものによって利用する食堂を変えることになる。
- また、バス利用の利便性を高めるためにキッチンテラス Couleur からバス停への直結通路ができ、その通路上にバスの接近情報を表示する端末が設置された。
- コンパ弁当部では花見向け弁当の仕出し、芋煮向け食材の販売・機材の貸し出しを行っている。
- 川内店(第二食堂 - Bee ARENA Cafe)
- 2008年10月6日に川内サブアリーナ棟にオープンした新しい食堂。愛称は公募により "Bee ARENA Cafe" となった。旧第二食堂はメニューの大多数がカレーばかりだったが、新第二食堂はメニュー数が増えた。内装は旧第二食堂に比べて立派になり、1,2階に吹き抜けを設け明るく開放的にした。2階テラスも含め264席ある。Bee(蜂)という名前は旧制二高の校章の蜂に由来する。
- 旧第二食堂は「貧乏学生のための食堂」又は「貧民食堂」を略して「貧食」の愛称で呼ばれたカレーライス・ピラフ・丼の専門店だった。愛称の由来である低価格や、ユニークなメニューが特徴であった。2008年7月25日、41年の歴史に幕を下ろし閉店した。セレモニーでは閉店を惜しむ者が集まり貧食での思い出を偲んだ。
- 文系店-メイプルパーク川内(文系食堂/麺コーナー/喫茶「ルポー」/パンコーナー)
- ルポーには長年続く名物メニュー、ミルクコーラがある。2006年4月、食堂の内装を一新し、清潔感あるモダンな雰囲気の店内となった。これと同時に新たにパンショップが開店した。
- 青葉山キャンパス
- 工学部店(あおば食堂 / DOCK / チャオ / 麺コーナー / Boook)
- 第一食堂に次ぐ規模であり、こちらも昼の混雑が激しい。また、2007年よりイスラム教徒向けのハラール・フードの試験販売が行われている。ブックカフェである Boook(ブーク)ではパンや紅茶などの軽食を提供している。2011年に新設された工学部中央棟内に旧中央食堂が移転、あおば食堂となって、サンドイッチや弁当などの専門店と共にリニューアルした。
- 工学部店(けやきダイニング)
- 理薬店(カフェテリア/麺コーナー/レストラン「AOSIS」)
- レストランは不定期提供されるバイキングが特徴。
- 星陵キャンパス
- 雨宮キャンパス
- 外部委託
-
- 青葉山キャンパス
- 四季彩
- 青葉記念会館3F。有限会社自然食彩が経営。通常のレストランの価格帯で、学食とは一線を画するメニューを提供している。ランチは700円。
- Espace Commun (Café & deli) (エスパース・コマン)
- 工学部総合研究棟1F。有限会社自然食彩が経営。菓子類も扱う。
- こもれびカフェ
- 機械・知能系道路より。有限会社自然食彩が経営。名称は公募によるものである。
- デイリーヤマザキ東北大工学部東店
- 株式会社デイリーヤマザキ経営。東北大構内初のコンビニエンスストアで、24時間営業。東北大学植物園より青葉山ゲート側での入場券販売を委託されている。
- エスパース・ウヴェール
- 理学合同C棟1F。有限会社自然食彩が経営。
- セブン・イレブン
- 理学合同C棟1F。北青葉山キャンパス最初のコンビニエンスストア。営業時間は8時から22時である。
寮
「東北大学の学生寮」を参照
対外関係
海外出先機関
仙台市内にある東北大学グローバルオペレーションセンターが、産学官連携の総合的な対外関係(研究・投資)を統括している。海外にある東北大学の出先機関としては以下のものがある。[53]
代表事務所
中国
ロシア
- 東北大学ロシア代表事務所
- 東北大学ロシア代表事務所シベリア支部
海外拠点(リエゾンオフィス)
世話部局別
- 流体科学研究所
オーストラリア
フランス
ロシア
アメリカ合衆国
韓国
スウェーデン
- 法学研究科
オーストラリア
- 工学研究科
ロシア
フランス
韓国
スウェーデン
- 加齢医学研究所
フランス
- 金属材料研究所
中国
- 医学系研究科
フィリピン
- 環境科学研究科
インドネシア
- 高度教養教育・学生支援機構グローバルラーニングセンター
アメリカ合衆国
ベトナム
地方自治体との協定
- 仙台市との人事交流協定(仙台市の要請により、東北大学の教員が派遣される)
- 「仙台市地域連携フェロー」:「御用聞き」型の企業訪問
- 「寺子屋せんだい」:産学連携セミナー
- 「仙台宣言2007」
- 仙台市、東北大学、リバーサイド市(アメリカ合衆国カリフォルニア州リバーサイド郡)、カリフォルニア大学の4者による産学官連携の協定。
- みやぎ産学官連携懇談会(産学官連携ラウンドテーブル)
- 東北経済連合会会長、東北大学総長、宮城県知事、仙台市長の産学官トップ4者が集まる円卓会議。
他大学との協定
- 多大学間協定
- 医学系大学産学連携ネットワーク協議会 (medU-net)
- 参加校は、札幌医科大学、東北大学、慶應義塾大学、東京医科歯科大学(幹事)、京都大学、三重大学、金沢医科大学
- 学都仙台コンソーシアム
- サステイナビリティ学連携研究機構
- 8大学工学系研究科長懇談会
- 東アジア研究型大学協会
- 環太平洋大学協会
- Top Industrial Managers for Europe (T.I.M.E.)
- サンフランシスコ・ベイエリア大学間連携ネットワーク
- 二大学間協定
- 大学間協定:世界129機関・校(2008年6月30日現在)
- 部局間協定:世界290機関・校(2008年9月30日現在)
- 特記
- 協定締結大学群:国立中央理工科学校5校(仏)、カリフォルニア大学10校(米)、グルノーブルコンソーシアムおよびストラスブールコンソーシアム7校(仏)
- 東北大学 (中国):同名ということから大学間交流協定を締結している。
民間企業等との協定
研究協力や人材育成などの面での組織的な連携協定
- 河北新報(仙台市)
- 七十七銀行(仙台市)
- DOWAホールディングス(東京都)
- 日立製作所(東京都)
- 三井住友銀行(東京都)
- セイコーエプソン(長野県諏訪市)
- 独立行政法人・財団法人
- 産業技術総合研究所(茨城県つくば市)
- 放射線医学総合研究所(千葉市)
- 宇宙航空研究開発機構 (JAXA)(東京都)
投資ファンドとの協定
東北大学は、研究成果をスピーディーに事業化するために金融機関との協定を結んでいる。
- TICC大学連携投資事業有限責任組合 (TUF)
- 東北イノベーションキャピタル (TICC) が運営するベンチャーキャピタルで、投資対象が東北大学の先端技術を活用する企業に限定される。類例に、北海道大の「北大アンビシャスファンド」、東京大の「UTEC1号」、大阪大の「阪大イノベーションファンド」がある。
- 国民生活金融公庫仙台支店
- 産学連携の協力推進に関する覚書を締結。東北大は、国民公庫仙台支店が取り次いだ中小企業の新製品開発への助言を行う。一方、国民公庫は、東北大学発ベンチャーを中小企業と見なして融資を行うこともある(すでに融資した東北大学発ベンチャーあり)。
- 七十七銀行
- ベンチャーのようなハイリスク融資を直接するかどうかはっきりした発表が見られない。しかし、TICC には投資しており、TUF への出資も見込まれる。
- 中小企業基盤整備機構
- 中小企業基盤整備機構を中心に、東北大学・宮城県・仙台市・経済産業省・東北経済連合会等の協力で「東北大学連携ビジネスインキュベータ」 (T-Biz) というベンチャー育成機関が2007年夏に開設される。
社会との関わり
阿部次郎記念賞
東北大学文学部は東北大学創立100周年を機に、東北帝国大学法文学部長だった思想家の阿部次郎を記念して「青春のエッセイ 阿部次郎記念賞」という文学賞を創設した。公募形式で、高校生が対象。公募形式の文学賞を創設している国立大学は、日本国内では東北大学以外にない。なお、主催には「阿部次郎記念館」という団体も入っているが、これは東北大学文学部が開設している施設であり、実質的に東北大学が全てを主催する文学賞である。
サイエンスカフェ
研究者が、最先端の話題についての講演と、市民(特に若い世代)との議論をするシンポジウム。月1回せんだいメディアテークで開かれ、その模様は宮城県内の4つのケーブルテレビで放送されているほか河北新報でも記事となり、ウェブ上で閲覧することもできる。なお、その文系版として2010年度以降、リベラルアーツサロンが開かれている[54]。
公開講座
学外での『公開講座』として「高校生のための公開講座」「みやぎ県民大学」などがある。また、学内講座の開放である『開放講座』もある。
杜の都女性科学者支援ハードリング支援事業
文部科学省の女性研究者支援モデル事業に採択されている。この事業プログラムの一つ「次世代支援プログラム」では、東北大学の自然科学系大学院に所属する女学生によって組織される「サイエンスエンジェル」が理系進学に興味を持つ女子高生や市民の自然科学研究に対する理解促進などを目的に学校やイベントで出張セミナーや講演を行っている。
東北大学教育ネットワーク
Mother's Open College (MOC TOWN) という子育て支援サイトを運営する機関。最先端の研究成果に基づいた育児情報や障害児支援情報を一般に提供するとともに、育児の些細な疑問・質問にも対応してきた。厚生科学研究費補助金(子ども家庭総合研究事業)の援助を受けて制作・運営されていた。
核開発疑惑の研究所から留学生受け入れ
同大学の原子力工学の三村均教授の研究室が、経済産業省が核兵器開発への関与の疑いがあるとして規制リストに掲載したイランの研究所・『ジャッベル・イブン・ハヤーン研究所』から留学生を受け入れた上、使用済核燃料の再処理についての研究の指導を行っていたことが、2009年7月に発覚した。経済産業省は、同大学に対し、規制リストに掲載されていることを2006年7月に説明したものの、三村教授は説明会には出席しておらず、リストの存在をも知らなかったといい、規制についての説明後も、指導を行っていたという。核開発への国際社会の風当たりが強い中、大学の対応が批判を受けている[55][56][57]。
実践宗教学寄附講座の設置
同大学文学部・文学研究科では、2012年度よりさしあたり3年間の予定で実践宗教学寄附講座を設置し臨床宗教師研修を推進してきたが、「宗教への中立性を求められる国公立大では異例の試み」、さらには国立大学が宗教活動を実践ないし援助しているなど、「心のケア」のありかたを問題視する見方もある[58][59][60]。また、以前から社会活動やさまざまな「苦」に寄り添って地道に活動してきた宗教者たちからすると、メディアで臨床宗教師だけが脚光を浴びることに違和感を感じるとの声もある[61]。なお、当該講座は全日本仏教会の「推薦団体」、日本宗教連盟の「後援団体」として認定を受けており、さらなる寄付の申し込みを募るとともに、当初3年間だった設置期間を延長すべく努力した結果、2015年度から2年間の講座延長が決定された[62]。
ブラック企業疑惑
2007年7月に同大学の助手が同大学病院の研究室から投身自殺する事件が発生。遺族側は2012年12月11日に自殺した原因は過労であるとして、1億円の損害賠償を求める訴訟を仙台地裁に起こした[63]。その後東日本大震災による研究所全壊を理由に、2年以内の研究室閉鎖を大学から一方的に告げられ、心のバランスを崩した准教授が2012年1月に自殺。同年10月「過重労働の恣意(しい)的強制があった」として労災認定を受けた[64]。これらの結果を受け、2013年ブラック企業大賞ではノミネートされた企業8社のうち11%もの得票率を得てワタミグループに次ぐ2位となり、特別賞に「入賞」した[65]。
脚注
注釈
- ^ World University Rankings 2017 _ Times Higher Education (THE)
タイムズ・ハイアー・エデュケーション
世界大学ランキング 2004-2013
|
2004年 |
2005年 |
2006年 |
2007年 |
2008年 |
2009年 |
2010年 |
2011年 |
2012年 |
2013年 |
世界ランク |
153 |
136 |
168 |
102 |
112 |
97 |
132 |
120 |
137 |
150 |
アジア順位 |
16 |
21 |
29 |
15 |
16 |
19 |
18 |
12 |
15 |
16 |
国内順位 |
5 |
6 |
10 |
5 |
5 |
6 |
5 |
5 |
4 |
5 |
The Times Higher Education
世界大学ランキング 2014-2016
|
2014年 |
2015年 |
2016年 |
世界ランク |
165 |
201-250 |
201-250 |
アジア順位 |
17 |
16 |
20 |
国内順位 |
5 |
3 |
3 |
出典
- ^ 河北新報1922年11月18日記事見出し
- ^ 日本の論文の引用動向 1998-2008(トムソン・ロイター)
- ^ 国立大学法人等の科学技術関係活動に関する調査結果(内閣府・科学技術政策担当)
- ^ 東北大学 女子学生入学百周年記念事業. “女子学生の歴史”. 2016年2月15日閲覧。
- ^ 東北大学概要 2008(東北大学)
- ^ 2007年国内大学別特許公開件数(経済産業省特許庁)
- ^ [28]
- ^ 東北大学金属材料研究所(編)(2016)「片平の散歩道 金研百年の歩みとともに」河北新報出版
- ^ a b 東北帝国大学ニ関スル件(明治40年6月22日勅令第236号)(国立国会図書館「日本法令索引」)
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- ^ 東北大学百年史編纂室ニュース 第4号 (PDF) (東北大学百年史編纂室 1999年8月31日)
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- ^ a b アインシュタインと物理学科教授陣 / 大正11年(1922)12月(東北大学史料館)
- ^ 【河北新報】2012年1月15日「センター試験 リスニング2時間遅れ 気仙沼会場に機器届かず」
- ^ “東北大・建築研究棟の被災で見えた新たなリスク”. 日本経済新聞 (2011年5月18日). 2011年6月5日閲覧。
- ^ “東北各大学は今…キャンパスなお寂然”. 産経新聞 (2011年5月7日). 2011年5月31日閲覧。
- ^ 学生歌 | 東北大学について | 大学概要
- ^ 阿座上 竹四(50006029) 科学研究費助成事業データベース
- ^ 東北大学校友歌「緑の丘」 | 東北大学について | 大学概要
- ^ 「東北大学大学院文学研究科 大学院案内 2016年度入学者用」、2016年入学生用の学生募集要項(博士前期課程[29]、後期課程[30])
- ^ 「東北大学大学院文学研究科 大学院案内 2015年度入学者用」、2016年入学生用の学生募集要項(博士前期課程、後期課程)
- ^ a b 「東北大学大学院医学系研究科及び医学部組織運営規程」による。
- ^ 東北大学概要2015[31]
- ^ a b c 平成28年度学生募集要項(2次)[32]
- ^ 東北大学概要2015
- ^ 2016年入学生用の歯学研究科パンフレット[33]、東北大学概要2015
- ^ 講座、分野の構成は2016年1月1日現在で、農学研究科・農学部ホームページ[34]による。2016年度入学生用の学生募集要項(博士前期課程[35]・後期課程[36])でも、基本的にこれにならっているが、国際水産科学ユニット、家畜生産機能開発学、微生物資源学、食の健康科学ユニットは記載されていない。
- ^ 系、専攻分野(講座)の構成は、2016年入学生用の学生募集要項(博士前期課程[37]、後期課程[38])による。なお、東北大学大学院国際文化研究科組織運営規程では「系」の記載はないが、授業科目・単位数・履修方法を定めた東北大学大学院国際文化研究科履修内規の別表に記載されている。また、講座と同名の「専攻分野」も別表に記載。
- ^ 2014年度版の東北大学概要[39]によると、講座には、アジア文化論、ヨーロッパ文化論、アメリカ研究、イスラム圏研究、比較文化論があった。
- ^ 2014年度版の東北大学概要によると、講座には、言語コミュニケーション論、国際経済交流論、科学技術交流論、国際環境システム論、言語文化交流論(協力講座)、異文化間教育論(協力講座)、国際資源政策論(協力講座)があった。
- ^ 2014年度版の東北大学概要によると、講座には、言語科学基礎論、多元文化論、言語応用論、言語教育体系論があった。
- ^ a b 2015年度版の「研究科概要」[40]、「東北大学大学院情報科学研究科組織運営規程」
- ^ 東北大学大学院環境科学研究科組織運営規程
- ^ 東北大学大学院医工学研究科組織運営規程
- ^ 東北大学大学院教育情報学研究部及び教育情報学教育部組織運営規程
- ^ 東北大学大学院教育情報学研究部及び教育情報学教育部組織運営規程
- ^ 東北大学Windnautsが2011年、2012年の鳥人間コンテスト優勝機体を復元。スリーエム仙台市科学館において11月29日(土)より展示がスタートしました(東北大学工学部 2014年12月1日)
- ^ 「哲人より鉄人」, 日刊スポーツ, 1991年5月1日。
- ^ 後藤賢一 「全国学生トライアスロンクラブ紹介」、宮城県学生トライアスロン競技会 編集、1989年9月3日。
- ^ 東北大学萩友会
- ^ 東北大学萩友会|東北楽天ゴールデンイーグルス観戦チケット
- ^ 艮陵の謂われ : 大隅典子の仙台通信 - 大隅典子のブログ
- ^ a b 東北大学・東北大学白菊会献体36年(日本財団図書館)
- ^ “東北大学史料館-ホーム”. 2016年2月15日閲覧。
- ^ 常設展示に加え、魯迅記念展示室が設置されている。また、年に数度、企画展が開かれる。
- ^ 放送大学 平成28年度 単位互換案内
- ^ “最後の地下鉄新路線? 仙台「東西線」は何をもたらすか”. ニュースイッチ. (2015年12月5日). http://newswitch.jp/p/2857 2015年12月6日閲覧。
- ^ “日本建設新聞社 » 雨宮を来年10月解体 青葉山新キャンパス整備が本格化(東北大学)”. 日刊建設新聞. (2015年7月1日). http://www.jcpress.co.jp/wp01/?p=14689 2016年9月30日閲覧。
- ^ 東北大学雨宮キャンパス売却に係る落札者の決定について
- ^ “東北大学 国際交流課 - 海外事務所・リエゾンオフィス”. 2016年4月19日閲覧。
- ^ 東北大学リベラルアーツサロン
- ^ イランの核疑惑研究所から東北大に留学生 読売新聞 2009年7月31日
- ^ 東北大、規制説明後もイラン留学生と核研究 読売新聞 2009年7月31日
- ^ 東北大:イラン留学生に核燃料再処理の研究 経産省聴取へ 毎日新聞 2009年7月31日
- ^ 毎日新聞2012年3月27日(PDF)
- ^ 東北大、宗教者研修: 大槻義彦のページ
- ^ 大槻義彦の叫び 朝日新聞とオカルト?
- ^ 「宗教の社会貢献は、本物か」 宗教社会学者と僧侶が研究会 - クリスチャントゥデイ
- ^ 実践宗教学寄附講座
- ^ 「自殺原因は過労」東北大側を訴え 両親が賠償求める
- ^ 過労死:自死の大学教員遺族、根絶目指し法整備求める
- ^ ブラック企業大賞2013 大賞・各賞
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公式サイト
東北大学 |
学部 |
文学部 | 教育学部 | 法学部 | 経済学部 | 理学部 | 医学部 | 歯学部 | 薬学部 | 工学部 | 農学部
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大学院 |
文学研究科 | 教育学研究科 | 法学研究科 | 経済学研究科 | 理学研究科 | 医学系研究科 | 歯学研究科 | 薬学研究科 | 工学研究科 | 農学研究科 | 国際文化研究科 | 情報科学研究科 | 生命科学研究科 | 環境科学研究科 | 医工学研究科
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附置研究所 |
電気通信研究所 | 金属材料研究所 | 多元物質科学研究所 | 加齢医学研究所 | 流体科学研究所 | 災害科学国際研究所
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キャンパス |
片平 | 川内 | 青葉山 | 星陵 | 雨宮
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諸機関 |
東北大学病院 | 川内萩ホール | 植物園 | 総合学術博物館
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諸団体 |
出版会 | 東北大生協 | 工業会 | 医学部同窓会 | 白菊会
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諸施設 |
学生寮 | SPRITE-SAT
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活動 |
東北大学交響楽団
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歴史 |
東北大学の源流・前身諸機関 - 東北大学医療技術短期大学部 - 東北大学歴代総長 - 東北大学の人物一覧
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東北大学の源流・前身諸機関 |
幕末維新期の源流機関 |
養賢堂⇒仙台藩医学校⇒(廃止)⇒(県立)宮城医学校(⇒第二高等中学校医学部へ)
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東北帝国大学期に統合 |
開拓使仮学校⇒ 札幌農学校(農科へ)
第二高等中学校(→第二高等学校)医学部⇒仙台医学専門学校(附属医学専門部→医科へ)
(旧)仙台高等工業学校(附属工学専門部へ)
|
東北帝国大学期に分離 |
北海道帝国大学(農科が独立)
(新)仙台高等工業学校(附属工学専門部が独立)
|
新制東北大学発足時に統合 |
旧制高等学校 |
第二高等中学校⇒第二高等学校(教養部へ)
|
旧制専門学校 |
仙台高等工業学校⇒仙台工業専門学校(工学部へ)
宮城県女子専門学校(農学部家政学科へ→廃止)
|
師範学校 |
宮城県師範学校・宮城県女子師範学校⇒宮城師範学校(教育学部へ)
|
青年師範学校 |
宮城県青年学校養成所⇒宮城青年師範学校(教育学部へ)
|
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新制東北大学発足後に分離 |
宮城教育大学(教育学部教員養成系統が独立)
|
関連項目:東北大学歴代総長 |
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日本の国立大学(国立大学協会正会員) |
北海道 |
北海道大学 | 北海道教育大学 | 室蘭工業大学 | 小樽商科大学 | 帯広畜産大学 | 旭川医科大学 | 北見工業大学
|
東北 |
弘前大学 | 岩手大学 | 東北大学 | 宮城教育大学 | 秋田大学 | 山形大学 | 福島大学
|
東京 |
東京大学 | 東京医科歯科大学 | 東京外国語大学 | 東京学芸大学 | 東京農工大学 | 東京芸術大学 | 東京工業大学 | 東京海洋大学 | お茶の水女子大学 | 電気通信大学 | 一橋大学 | 政策研究大学院大学
|
関東・甲信越 |
茨城大学 | 筑波大学 | 筑波技術大学 | 宇都宮大学 | 群馬大学 | 埼玉大学 | 千葉大学 | 横浜国立大学 | 総合研究大学院大学 | 新潟大学 | 長岡技術科学大学 | 上越教育大学 | 山梨大学 | 信州大学
|
東海・北陸 |
富山大学 | 金沢大学 | 北陸先端科学技術大学院大学 | 福井大学 | 岐阜大学 | 静岡大学 | 浜松医科大学 | 名古屋大学 | 愛知教育大学 | 名古屋工業大学 | 豊橋技術科学大学 | 三重大学
|
近畿 |
滋賀大学 | 滋賀医科大学 | 京都大学 | 京都教育大学 | 京都工芸繊維大学 | 大阪大学 | 大阪教育大学 | 神戸大学 | 兵庫教育大学 | 奈良教育大学 | 奈良女子大学 | 奈良先端科学技術大学院大学 | 和歌山大学
|
中国・四国 |
鳥取大学 | 島根大学 | 岡山大学 | 広島大学 | 山口大学 | 徳島大学 | 鳴門教育大学 | 香川大学 | 愛媛大学 | 高知大学
|
九州・沖縄 |
九州大学 | 福岡教育大学 | 九州工業大学 | 佐賀大学 | 長崎大学 | 熊本大学 | 大分大学 | 宮崎大学 | 鹿児島大学 | 鹿屋体育大学 | 琉球大学
|
|
グローバル30 |
国立大学 |
東北大学 | 筑波大学 | 東京大学 | 名古屋大学 | 京都大学 | 大阪大学 | 九州大学
|
私立大学 |
慶應義塾大学 | 上智大学 | 明治大学 | 早稲田大学 | 同志社大学 | 立命館大学
|
|
研究大学強化促進事業選定機関 |
国立大学法人 |
北海道大学 | 東北大学 | 筑波大学 | 東京大学 | 東京医科歯科大学 | 東京工業大学 | 電気通信大学 | 名古屋大学 | 豊橋技術科学大学 | 京都大学 | 奈良先端科学技術大学院大学 | 大阪大学 | 神戸大学 | 岡山大学 | 広島大学 | 九州大学 | 熊本大学
|
私立大学 |
慶應義塾大学 | 早稲田大学
|
大学共同利用機関法人 |
自然科学研究機構 | 高エネルギー加速器研究機構 | 情報・システム研究機構
|
|
学術研究懇談会 |
北海道大学 | 東北大学 | 筑波大学 | 慶應義塾大学 | 東京工業大学 | 東京大学 | 早稲田大学 | 名古屋大学 | 京都大学 | 大阪大学 | 九州大学
|
|
スーパーグローバル大学 |
トップ型 |
北海道大学 | 東北大学 | 筑波大学 | 東京大学 | 東京医科歯科大学 | 東京工業大学 | 名古屋大学 | 京都大学 | 大阪大学 | 広島大学 | 九州大学 | 慶應義塾大学 | 早稲田大学
|
グローバル化牽引型 |
千葉大学 | 東京外国語大学 | 東京芸術大学 | 長岡技術科学大学 | 金沢大学 | 豊橋技術科学大学 | 京都工芸繊維大学 | 奈良先端科学技術大学院大学 | 岡山大学 | 熊本大学 | 国際教養大学 | 会津大学 | 国際基督教大学 | 芝浦工業大学 | 上智大学 | 東洋大学 | 法政大学 | 明治大学 | 立教大学 | 創価大学 | 国際大学 | 立命館大学 | 関西学院大学 | 立命館アジア太平洋大学
|
|
サンフランシスコ・ベイエリア大学間連携ネットワーク |
大阪大学 | 桜美林大学 | 鹿児島大学 | 九州大学 | 東京工業大学 | 東京理科大学 | 東北大学 | 福岡工業大学 | 横浜市立大学 | 早稲田大学 | 日本学術振興会
|
|
学都仙台コンソーシアム |
国立大学 |
東北大学 | 宮城教育大学
|
公立大学 |
宮城大学
|
私立大学 |
石巻専修大学 | 尚絅学院大学 | 仙台大学 | 仙台白百合女子大学 | 東北医科薬科大学 | 東北学院大学 | 東北芸術工科大学(山形県)| 東北工業大学 | 東北生活文化大学 | 東北福祉大学 | 東北文化学園大学 | 放送大学宮城学習センター | 宮城学院女子大学
|
短期大学 |
聖和学園短期大学 | 仙台青葉学院短期大学 | 東北生活文化大学短期大学部 | 宮城誠真短期大学
|
高等専門学校 |
仙台高等専門学校
|
各種団体 |
宮城県庁 | 仙台市役所 | 仙台観光国際協会 | 仙台商工会議所 | 東北多文化アカデミー | みやぎ工業会 | 理化学研究所(埼玉県)
|
|
サステイナビリティ学連携研究機構 |
主体運営大学 |
東京大学(運営主幹)| 京都大学 | 大阪大学 | 北海道大学 | 茨城大学
|
協力大学・機関 |
東洋大学 | 国立環境研究所 | 東北大学 | 千葉大学 | 早稲田大学 | 立命館大学
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|
医学系大学産学連携ネットワーク協議会 |
大学 |
東京医科歯科大学(幹事校)| 札幌医科大学 | 三重大学 | 産業医科大学 | 福島県立医科大学 | 岐阜大学 | 信州大学 | 富山大学 | 東海大学 | 宮崎大学 | 川崎医科大学 | 聖マリアンナ医科大学 | 自治医科大学 | 浜松医科大学 | 川崎医科大学 | 滋賀医科大学 | 長崎大学 | 東北大学 | 帝京大学 | 奈良県立医科大学
|
研究機関 |
東京都精神医学総合研究所 | 国立がん研究センター | 国立精神・神経医療研究センター | がん研究会 | 放射線医学総合研究所
|
|
大学IRコンソーシアム |
代表大学 |
同志社大学
|
運営大学 |
同志社大学 | 北海道大学 | 大阪府立大学 | 甲南大学
|
加盟大学 |
愛知工業大学 | 愛知みずほ大学 | エリザベト音楽大学 | 追手門学院大学 | お茶の水女子大学 | 鹿児島大学 | 関西国際大学 | 関西学院大学 | 九州産業大学 | 京都工芸繊維大学 | 京都ノートルダム女子大学 | 京都府立医科大学 | 京都府立大学 | 杏林大学 | 皇學館大学 | 産業能率大学 | 四国大学 | 下関市立大学 | 淑徳大学 | 成蹊大学 | 成城大学 | 大正大学 | 玉川大学 | 東京家政大学 | 東北大学 | 長崎大学 | 長浜バイオ大学 | 名寄市立大学 | 北陸大学 | 北海道科学大学 | 松山大学 | 武蔵野大学 | 安田女子大学 | 横浜国立大学 | 琉球大学
|
|
東アジア研究型大学協会 (AEARU) |
中国 |
復旦大学 | 清華大学 | 中国科学技術大学 | 北京大学 | 南京大学 | 香港科技大学
|
香港 |
香港科技大学
|
韓国 |
KAIST | 浦項工科大学校 | ソウル大学校 | 延世大学校
|
台湾 |
国立清華大学 | 国立台湾大学
|
日本 |
東京大学 | 京都大学 | 東北大学 | 筑波大学 | 大阪大学 | 東京工業大学
|
|
環太平洋大学協会 (APRU) |
オーストラリア |
オーストラリア国立大学 | メルボルン大学 | シドニー大学 | ニューサウスウェールズ大学
|
カナダ |
ブリティッシュコロンビア大学
|
チリ |
チリ大学
|
中国 |
復旦大学 | 南京大学 | 北京大学 | 清華大学 | 中国科学技術大学 | 浙江大学
|
香港 |
香港大学 | 香港科技大学
|
インドネシア |
インドネシア大学
|
日本 |
慶應義塾大学 | 京都大学 | 大阪大学 | 東北大学 | 東京大学 | 早稲田大学
|
台湾 |
国立台湾大学
|
韓国 |
高麗大学校 | ソウル大学校
|
マレーシア |
マラヤ大学
|
メキシコ |
メキシコ国立自治大学 | モンテレイ工科大学
|
ニュージーランド |
オークランド大学
|
フィリピン |
フィリピン大学
|
ロシア |
極東連邦大学
|
シンガポール |
シンガポール国立大学
|
タイ |
チュラーロンコーン大学
|
アメリカ合衆国 |
カリフォルニア工科大学 | スタンフォード大学 | カリフォルニア大学バークレー校 | カリフォルニア大学デービス校 | カリフォルニア大学アーバイン校 | カリフォルニア大学ロサンゼルス校 | カリフォルニア大学サンディエゴ校 | カリフォルニア大学サンタバーバラ校 | オレゴン大学 | 南カリフォルニア大学 | ワシントン大学
|
|
国連アカデミック・インパクト |
国立大学 |
- 九州大学
- 愛媛大学
- 東北大学
- 埼玉大学
- 東京外国語大学
- 大阪大学
- 京都外国語大学
- 京都大学
- 東京大学
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公立大学 |
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私立大学 |
- 明治大学
- 早稲田大学
- 中央大学
- 大阪商業大学
- 関西学院大学
- 桜美林大学
- 事業創造大学院大学
- 文教大学
- 南山大学
- 立教大学
- 国際大学
- 秀明大学
- 麗澤大学
- 龍谷大学短期大学部
- 津田塾大学
- 法政大学
- 活水女子大学
- 鶴見大学
- 摂南大学
- 上智大学
- 杏林大学
- 慶應義塾大学
- 創価大学
- 明治学院大学
- 千葉商科大学
- 松蔭大学
- 関西医科大学
- 星槎大学
- 立命館大学
- 青山学院大学
|
|
日仏共同博士課程日本コンソーシアム |
日本側大学 |
日本側幹事大学 |
大阪大学 | 神戸大学 | 首都大学東京 | 東京農工大学 | 東北大学 | 名古屋大学 | 明治大学 | 早稲田大学
|
日本側加盟大学 |
大阪府立大学 | お茶の水女子大学 | 香川大学 | 九州大学 | 京都大学 | 熊本大学 | 慶應義塾大学 | 上智大学 | 西南学院大学 | 総合研究大学院大学 | 中央大学 | 筑波大学 | 東京工業大学 | 東京理科大学 | 同志社大学 | 長岡技術科学大学 | 日本大学 | 一橋大学 | 法政大学 | 北陸先端科学技術大学院大学 | 北海道大学 | 横浜国立大学 | 立教大学 | 立命館大学 | 琉球大学
|
東京大学
(受け入れ応受研究科) |
人文社会系研究科 | 教育学研究科 | 経済学研究科 | 総合文化研究科 | 理学系研究科 | 工学系研究科 | 農学生命科学研究科 | 医学系研究科 | 薬学系研究科 | 数理科学研究科 | 新領域創成科学研究科 | 情報理工学系研究科 | 学際情報学府
|
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フランス側大学 |
エックス・マルセイユ第1大学 | エックス・マルセイユ第2大学 | エックス・マルセイユ第3大学 | ブサンソン大学 | ブレーズ・パスカル大学 | ボルドー第1大学 | ボルドー第2大学 | ボルドー第3大学 | ボルドー第4大学 | セルジー・ポントワーズ大学 | サヴォア大学 | 社会科学高等研究院 | フランス国立高等研究院 | カシャン高等師範学校 | リヨン高等師範学校 | ユルム高等師範学校 | グルノーブル第1大学 | パリ政治学院 | 国立東洋言語文化学院 | 国立グルノーブル理工科学院 | 国立トゥールーズ理工科学院 | リール第1大学 | リヨン第1大学 | リヨン第2大学 | リヨン第3大学 | マルヌ・ラ・ヴァレ大学 | メッス大学 | モンペリエ第2大学 | ミュルーズ大学 | ナント大学 | パリ第1大学 | パリ第2大学 | パリ第3大学 | パリ第4大学 | パリ第5大学 | パリ第6大学 | パリ第7大学 | パリ第8大学 | パリ第9大学 | パリ第10大学 | パリ第11大学 | パリ第12大学 | パリ第13大学 | ポー大学 | レンヌ第1大学 | レンヌ第2大学 | ストラスブール第1大学 | ストラスブール第2大学 | ストラスブール第3大学 | トゥールーズ第1大学 | トゥールーズ第2大学 | トゥールーズ第3大学 | トゥール大学 | ヴェルサイユ・サン・カンタン大学
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法科大学院 |
国立 |
- 北海道大学法科大学院
- 東北大学法科大学院
- 千葉大学法科大学院
- 筑波大学法科大学院
- 一橋大学法科大学院
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- 名古屋大学法科大学院
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- 琉球大学法科大学院
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公立 |
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私立 |
- 北海学園大学法科大学院
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- 慶應義塾大学法科大学院
- 駒澤大学法科大学院
- 上智大学法科大学院
- 創価大学法科大学院
- 専修大学法科大学院
- 中央大学法科大学院
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- 法政大学法科大学院
- 明治大学法科大学院
- 立教大学法科大学院
- 早稲田大学法科大学院
- 桐蔭横浜大学法科大学院
- 愛知大学法科大学院
- 南山大学法科大学院
- 同志社大学法科大学院
- 立命館大学法科大学院
- 関西大学法科大学院
- 近畿大学法科大学院
- 関西学院大学法科大学院
- 甲南大学法科大学院
- 西南学院大学法科大学院
- 福岡大学法科大学院
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会計大学院協会 |
会員校 |
北海道大学 - 東北大学 - 早稲田大学 - 明治大学 - 青山学院大学 - 法政大学 - 中央大学 - 千葉商科大学 - 大原大学院大学 - LEC大学院大学 - 兵庫県立大学 - 関西学院大学 - 関西大学 - 立命館大学 - 熊本学園大学
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準会員校(会計大学院未設置) |
慶應義塾大学
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賛助会員 |
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- WorldCat
- VIAF: 124947902
- LCCN: n80125186
- ISNI: 0000 0001 2248 6943
- GND: 1011510-9
- SELIBR: 132976
- SUDOC: 140760970
- BnF: cb15118195z (data)
- NLA: 36289808
- NDL: 00305371
- NKC: ko2007416512
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