接合体
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/07/12 15:32:15」(JST)
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接合子(せつごうし、英: zygote、希: ζυγωτόν)または接合体(せつごうたい)は、配偶子の接合の結果によって出来た細胞である。たとえば受精によって形成される受精卵もその例である。接合は有性生殖であるから,接合子はその結果生じた細胞であり、新たな個体へと発展すべきものである。
通常は(必ずしもそうとは限らない)2つの半数体の細胞が接合子または接合体と呼ばれる一つの二倍体の細胞へと合体する。受精の場合、精子と卵が配偶子であり、受精卵が接合子である。
受精卵は不動であるが、他の生物の場合、様々な例がある。配偶子の両方、あるいは片方が鞭毛をもっている場合、それを接合の後にも保有して運動できる例もある。しかし、接合は有性生殖であり、往々にして休眠体に発展する。
接合子からは新たな個体が生じるが、その過程は様々である。動物の接合子は有糸分裂を行なって胚となる。それ以外の生物にはこの時減数分裂を行なうものなど、さまざまである(詳細は生活環を参照)。
双子やそれ以上では一卵性(monozygotic)と二卵性(dizygotic)の場合がありうる。
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Japanese Journal
- 埋め込み型骨導補聴器の聴覚成績と術中, 術後合併症の検討
- 野口 佳裕,高橋 正時,喜多村 健 [他]
- 日本耳鼻咽喉科學會會報 114(7), 607-614, 2011-07-20
- … 1耳で術後2年目に接合子が骨導端子からはずれ, 骨導端子が皮下に埋没した. …
- NAID 10029380923
- 森山 陽介,河野 重行
- PLANT MORPHOLOGY 23(1), 3-9, 2011
- … Kuroiwa 1985).我々が真正粘菌を用い,片親由来のミトコンドリアDNA(mtDNA)が接合子の形成後に選択的に分解されることを明らかにしたことは,この仮説の直接的な証明となった.また,粘菌の性(接合型)は二極に収斂しておらず複数存在することから,性依存的にmtDNAが選択的に分解される機構について多くの手がかりが得られる.本総説では真正粘菌を用いることで明らかになったミトコンドリアの母性遺伝 …
- NAID 130002152896
- 高等植物の重複受精前後における卵細胞のミトコンドリアとその核の動態について
- 黒岩 晴子
- PLANT MORPHOLOGY 22(1), 33-46, 2010
- … 次元構築によると,直径7 ~10μm のカップを最大10 個積み重ねた形をしていた.1 個のmt-complex の全DNA 量を測定したところ337Mbp となり,これは大胞子細胞のそれの約1000 倍に相当した.次に,受精後接合子の第一分裂までのmt-complex の変動と分配を追跡したところ,核の融合が終了する頃から複層したmt-complex のリングは単リングになり,さらに細かく分断され,2 細胞期には両細胞に小さい棒状, リング状の沢 …
- NAID 130000907587
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