- 英
- deposition、deposit
- 関
- 成膜、析出、蓄積、沈着、沈着物、預ける
WordNet
- put into a bank account; "She deposits her paycheck every month" (同)bank
- money deposited in a bank or some similar institution (同)bank deposit
- the phenomenon of sediment or gravel accumulating (同)sedimentation, alluviation
- money given as security for an article acquired for temporary use; "his deposit was refunded when he returned the car"
- the act of putting something somewhere (同)deposition
- a payment given as a guarantee that an obligation will be met
- the natural process of laying down a deposit of something (同)deposit
- the act of deposing someone; removing a powerful person from a position or office (同)dethronement
- (law) a pretrial interrogation of a witness; usually conducted in a lawyers office
PrepTutorEJDIC
- 〈貴重品など〉‘を'『預ける』,〈金〉‘を'預金する / (注意深く,確実に)…‘を'置く,おろす / (自然の作用によって)〈泥・土など〉‘を'沈殿させる / (銀行への)『預金』,預け入れ / 『担保』,手付け金 / (自然の作用による)『堆積物』,沈殿物 / (特に石油・鉱石の)鉱床,埋蔵物
- 〈U〉廃位;(高官などの)免職 / 〈C〉宣誓供述書 / 〈U〉堆積作用;〈C〉堆積物
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/11/03 12:07:21」(JST)
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堆積(たいせき、sedimentation、deposition)とは、堆積物(地層)を形成するに至るまでの過程の総称をいう。
ほぼ常温常圧のもとで、既存の岩石の風化・侵食によって生成された砕屑物(粘土・シルト・砂・礫)や、火山砕屑物、生物遺骸などが、流水・氷河・風、火山活動などの作用と重力によりふるい分けられて集積される過程、及び化学的作用により水溶液中から沈殿し集積される過程を指す。
集積した構成物が岩石の風化・侵食などから、分解、運搬、ふるい分けられて集積される作用を堆積作用という。この作用には機械的作用によるものの他、化学的作用(沈積)や、生物学的作用によるものを含み、それぞれ多様な堆積物の層(地層)を形成する。
目次
- 1 堆積作用から固結まで
- 2 堆積によってできた地形
- 3 関連項目
- 4 参考文献
- 5 外部リンク
堆積作用から固結まで
流水作用による堆積は、主に河川及び波や沿岸流、潮流によって成される。河川が、それまで河床勾配の急な山岳部から勾配の緩やかな平野部にでる箇所や、湖沼、海洋に流れ込む箇所においては、流速や流量が減じて浮力が低下し、それまで運搬されていた砂礫が重力によって流れから取り残され、ふるい分けられて集積し、扇状地や三角州等の堆積地形を形成する。沿岸流や潮流による堆積の例として、砂嘴や砂浜があげられる。また、流水による堆積の場合、堆積環境によってはリップル(ripples、漣痕)や斜交層理などの堆積構造が形成され、堆積環境の推定や地層の上下判定に用いられる。
堆積作用は、必ずしも流水の作用を必要とするものではない。氷河や、風によっても分解、運搬、集積は行われ、それぞれ特徴的な堆積物を形成する(氷成堆積物、風成層)。
上記のような砕屑物の他、岩塩や石膏、苦灰岩のように、蒸発等によって湖水等の水溶液中で飽和するなど、化学的過程を経て沈殿したものも堆積物として扱われる。
堆積物が続成作用を受け、固結して形成されたものが堆積岩である。主な堆積岩として、礫岩、砂岩、泥岩などがある。
多くの鉄鉱石を産出している縞状鉄鉱床は、かつて海洋中に大量に溶解していた鉄が酸化鉄になり沈殿したものであり、その大半が生物学的な堆積(藍藻によると考えられている)によってできたと言われている。他に生物遺骸が集積し堆積したものとしては、チャート(珪藻等、珪質微化石が起源)や石灰岩(珊瑚等の石灰質殻を持つ生物が起源)が代表的なものとしてあげられる。
泥炭は草本・樹木類やコケ類などの植物遺骸が還元状態で堆積したもので、現在も主に寒冷な地域の湿地などで形成され続けているのが観察できる。
石炭は潟や湖沼などの水中に植物遺骸などが堆積、泥炭化した状態で堆積物中に埋没し、さらに熱や圧力等の作用によって変性する(石炭化作用という)ことで形成されたもの、さらに石油や天然ガスは堆積した生物遺骸が非常に長期に渡って石炭同様に変性を受けて炭化水素に分化したものであるとする説が主流となっている。
堆積によってできた地形
- 火砕流台地
- 扇状地
- モレーン(堆石)
- 自然堤防
- 平野(堆積平野)
- 三角州(デルタ)
- 干潟
- 砂嘴
- 砂州
関連項目
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ウィキメディア・コモンズには、堆積学に関連するカテゴリがあります。 |
- 地層
- 堆積物
- 火山砕屑物
- 続成作用
- 化石
- 底質
- 砂浜
参考文献
- 砕屑性堆積物研究会編 『堆積物の研究法 : 礫岩・砂岩・泥岩』 地学団体研究会〈地学双書〉、1983年。
- 地学団体研究会新版地学事典編集委員会編 『新版 地学事典』 平凡社、1996年。ISBN 4-582-11506-3。
外部リンク
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 宮城県熊の作遺跡から発見された貞観地震による津波堆積物
- 山形盆地に堆積する泥炭性軟弱地盤における気水分離式真空圧密工法の適用 (特集 多様化する軟弱地盤改良技術)
- 基礎工 = The foundation engineering & equipment, monthly : 土木・建築基礎工事と機材の専門誌 44(4), 30-33, 2016-04
- NAID 40020787724
- サハリン北東沖の海底表層型メタンハイドレート : 間隙水中の溶存イオンによるメタンフラックス評価
Related Links
- デジタル大辞泉 - 堆積の用語解説 - [名](スル)1 いく重にも高く積み重なること。積み重ねること。また、そのもの。「土砂が堆積する」「倉庫に貨物が堆積する」2 水・風・氷などによって移動した岩石の破片や生物の遺骸(いがい ...
- たいせき【堆積】とは。意味や解説、類語。[名](スル)1 いく重にも高く積み重なること。積み重ねること。また、そのもの。「土砂が―する」「倉庫に貨物が―する」2 水・風・氷などによって移動した岩石の破片や生物の遺骸 (い ...
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★リンクテーブル★
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- accumulation、reservoir、deposit、accumulate
- 関
- 析出、堆積、貯蔵所、貯留、沈着、沈着物、集積、預ける、累積
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- 英
- deposit、bank
- 関
- 析出、堆積、蓄積、沈着、沈着物、銀行、堤防、バンク、斜面
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- deposition、deposit、deposit
- 関
- 成膜、析出、堆積、蓄積、沈着物、預ける
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- 英
- deposition、deposit
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