- 英
- substratum、substrata
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- 土台,根底,基礎 / 下層[土],基層
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2019/04/01 18:40:28」(JST)
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基層言語(きそうげんご、英: substratum)または基層語あるいは単に基層とは、
- 2つの言語を併用する社会において、威信の低い方の言語。対して、威信の高い方の言語を上層言語、上層語、上層 (superstratum) という。威信に明確な差がない複数の言語が使用されている場合、お互いに傍層 (adstratum) の関係にある、という[1]。
- このような言語接触状況において、基層語が使用されなくなり上層語に置き換えられることがある。置き換えられて消滅した言語を、残った上層語に対する基層という。このような置き換えの結果、上層語に基層語の影響が残ることがある。比較方法では説明できない特徴を、何らかの基層語に由来すると説明することを基層説、基層理論(substratum theory)という[1]。
基層言語の例
- フランス語におけるガリア語
- スペイン語におけるバスク語
- 英語におけるケルト語
上層言語の例
- スペイン語におけるゴート語[2]、アラビア語[3]
- チャモロ語におけるスペイン語
- ヒンドゥスターニー語におけるアラビア語とペルシア語
- 日本語、朝鮮語、越南語における中国語
- ペルシア語におけるアラビア語
- マルタ語におけるイタリア語
- フランス語における古フランク語
- 英語におけるフランス語
- トルコ語におけるアラビア語、ペルシア語
- ルーマニア語におけるスラブ語
- ドラヴィダ諸語におけるサンスクリット語
脚注
- ^ a b c 田口善久「基層」斎藤純男・田口善久・西村義樹編『明解言語学辞典』三省堂、2015年、43頁。
- ^ 寺崎英樹 「2.7. ゴート語の影響」『スペイン語史』 大学書林、2011年5月20日、46頁。ISBN 9784475016254。
- ^ 寺崎英樹 「3.2. アラビア語の影響」『スペイン語史』 大学書林、2011年5月20日、51頁。ISBN 9784475016254。
関連項目
- 言語接触
- 混合言語
- クレオール化
- 言語連合
- 借用語
- 言語交替
- ダイグロシア
- 語彙統計学 - 言語年代学
- スワデシュ・リスト
外部リンク
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- 筒井 正
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