- 英
- monoxide
- 関
- 一酸化物
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- an oxide containing just one atom of oxygen in the molecule
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- 一酸化物
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Japanese Journal
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アイノフロー吸入用800ppm
組成
有効成分:
添加物 :
効能または効果
効能・効果
・心臓手術の周術期における肺高血圧の改善
<両効能共通
- (1) 肺低形成を有する患者における安全性及び有効性は確立していない。
- (2) 重度の多発奇形を有する患者における安全性及び有効性は確立していない。
新生児の肺高血圧を伴う低酸素性呼吸不全の改善
- (1) 本剤は臨床的又は心エコーによって診断された、新生児の肺高血圧を伴う低酸素性呼吸不全患者にのみ使用すること。
- (2) 先天性心疾患を有する患者(動脈管開存、微小な心室中隔欠損又は心房中隔欠損は除く)における安全性及び有効性は確立していない。
心臓手術の周術期における肺高血圧の改善
- (1) 在胎期間34週未満の早産児における安全性及び有効性は確立していない。
- (2) 術前投与時の安全性及び有効性は確立していないため、リスク・ベネフィットを勘案し、本剤適用の要否を慎重に判断すること。
新生児の肺高血圧を伴う低酸素性呼吸不全の改善:
- ・ 出生後7日以内に吸入を開始し、通常、吸入期間は4日間までとする。なお、症状に応じて、酸素不飽和状態が回復し、本治療から離脱可能となるまで継続する。
- ・ 本剤は吸入濃度20 ppmで開始し、開始後4時間は20 ppm を維持する。
- ・ 酸素化の改善に従い、5 ppmに減量し、安全に離脱できる状態になるまで吸入を継続する。
心臓手術の周術期における肺高血圧の改善:
- ・小児:本剤は吸入濃度10 ppmで吸入を開始し、十分な臨床効果が得られない場合は20 ppmまで増量することができる。
- ・ 成人:本剤は吸入濃度20 ppmで吸入を開始し、十分な臨床効果が得られない場合は40 ppmまで増量することができる。
- ・ 症状に応じて、血行動態や酸素化が改善し、本治療から離脱可能となるまで継続する。なお、吸入期間は7日間程度までとする。
- ・ 離脱の際には、血行動態及び酸素化の改善に従い、5ppmまで漸減する。その後さらに漸減し、安全に離脱できる状態になるまで吸入を継続する。
両効能共通
- (1) 本剤を用いる場合は、専用の一酸化窒素ガス管理システム(アイノベント、アイノフローDS又はアイノベント/アイノフローDSと同等以上の性能を有する装置)を用いること。[「適用上の注意」の項参照]
- (2) 本剤の吸入濃度は、小児では20 ppm、成人では40 ppmを超えないこと。吸入濃度がこれらを超えると、メトヘモグロビン血症発生及び吸入二酸化窒素(NO2)濃度増加の危険性が増加する。
- (3) 本剤の投与を急に終了又は中止すると、肺動脈圧の上昇又は酸素化の悪化がみられることがある。肺動脈圧の上昇又は酸素化の悪化は本剤に反応しない患者においてもみられることがある。
新生児の肺高血圧を伴う低酸素性呼吸不全の改善
- (1) 本剤吸入開始時の吸入酸素濃度(FiO2)は1.0である。
- (2) 吸入開始後4 時間以降に動脈血酸素分圧(PaO2)>60 mmHg 又は経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)>92%になれば本剤の吸入濃度を5 ppmに減量していく。
- (3) FiO2を減量し、FiO2=0.4〜0.6でPaO2>70 mmHgになるまで本剤の吸入濃度は5 ppmで維持する。
- (4) 離脱の際は、臨床的に安定していることを確認し、本剤を徐々に減量しながら慎重に終了する。終了前にはFiO2を0.1増量してもよい。[「重要な基本的注意」の項参照]
- (5) 投与中止の際は、本剤の吸入濃度を1 ppmまで徐々に減量すること。1 ppm投与中、酸素化に変化がみられない場合はFiO2を0.1増量のうえ、本剤を中止し、患者の状態を十分に観察すること。酸素化が悪化する場合は本剤を5 ppmで再開し、12〜24時間後に本治療の中止を再考すること。
心臓手術の周術期における肺高血圧の改善
- (1) 本剤の効果は速やかに発現し、投与後5〜20分で肺動脈圧の低下及び酸素化の改善がみられる。用いた用量で十分な効果が得られない場合、投与後10分間以上あけて、増量することができる。本剤投与後30分間経過し、血行動態や酸素化の改善が見られない場合は、本剤の投与中止を検討すること。
- (2) 離脱の際は、本剤の吸入濃度を1 ppmまで徐々に減量すること。1 ppmで血行動態及び酸素化が安定している場合、12時間毎に離脱を試みること。
慎重投与
- 在胎期間34週未満の患者[脳室内出血、肺出血があらわれることがある。〔「副作用」の項参照〕]
重大な副作用
メトヘモグロビン血症:
- 本剤投与中にメトヘモグロビン血症があらわれることがあるので、このような場合には、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。[「適用上の注意」の項参照]
徐脈:
- 本剤投与中に徐脈がときにあらわれることがある(2例/224例、0.9%注1)ので、このような場合は、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
心停止:
- 本剤投与中に心停止がときにあらわれることがある(1例/224例、0.4%注1)ので、このような場合は、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
重篤なビリルビン血症:
- 本剤投与中に重篤なビリルビン血症がときにあらわれることがある(1例/224例、0.4%注1)ので、このような場合は、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
気胸:
- 本剤投与中に気胸がときにあらわれることがある(1例/224例、0.4%注1)ので、このような場合は、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
肺血管拡張作用
NO は吸入投与によりラット(5〜40 ppm)16)、ヒツジ(8〜512 ppm)17)、イヌ(17〜47 ppm)18)及びブタ(5〜40 ppm)19)を用いたin vivo低酸素性肺血管収縮モデル、ヒツジを用いたU-46619 誘発肺血管収縮モデル(5〜80 ppm)20)並びにラットモノクロタリン誘発肺高血圧症モデル(20〜100 ppm)21)において、いずれも最低濃度から迅速かつ濃度依存的な肺血管拡張作用を示した。また、ヒツジ新生児遷延性肺高血圧症モデル(6〜100 ppm)22)においてもNO吸入は最低濃度より濃度依存的な血管拡張作用を示し、細菌及びLPS 注入によるブタ敗血症/エンドトキシンショックモデルに対しても二相性の肺動脈圧及び肺血管抵抗の上昇を抑制した23,24)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
化学名:
分子式:
分子量:
★リンクテーブル★
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- 英
- nitric oxide synthase
- 関
- NO合成酵素、一酸化窒素合成酵素、NOシンターゼ
[★]
- 英
- endothelium-derived nitric oxide
- 関
- 一酸化窒素、内皮由来NO
[★]
- 英
- nitric oxide synthase type III
- 関
- 内皮型一酸化窒素合成酵素
[★]
- 英
- nitric oxide donor、NO donor
[★]
- 英
- monoxide
- 関
- 一酸化