出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/02/03 04:51:24」(JST)
リポーター、または、レポーターは、現地に行って取材して、それを報告する人のこと。
英語の reporter (英語発音: [riˈpɔːrtər] リポータ)に由来し、各国語に外来語として取り入れられた。例えばフランス語には reporteur (フランス語発音: [rəpɔrtœːr] ルポルトゥール)という言葉があったが、英語から入った外来語として reporter (フランス語発音: [rəpɔrtɛːr] ルポルテール)も用いられている。
日本語には「記者」という言葉があったが、「レポーター」「リポーター」の双方の表記・発音で定着した。なお、日本新聞協会加盟の新聞社や放送局、日本雑誌協会加盟の出版社では「リポーター」に統一している[1]。
原義的には、手に入れた情報の加工を伴わない情報提供者も意味するが、一般的には「自ら取材した情報」を、新聞・テレビ・雑誌などのマスメディアを通して一般市民に伝えるのが仕事である。
一方で、数人で結成される「取材班が取材を担当」し、リポーターは伝える部分に専念するという分業制がなされる場合もある。この場合リポーターには、より分かり易く、あるいは、より娯楽性を伴わせて伝えることが要求される。ワイドショー、情報番組、情報誌などでは、伝える部分に特化したリポーターが多く見られる。
得意とする分野ごとに住み分けられている場合も多い。
リポーターという職業につく者の前職は、記者・アナウンサー・芸能人・モデル・アイドルなど様々であるが、日本において技術や人気があるリポーターは新聞社・テレビ局などのマスメディアに所属せず、芸能事務所に所属している場合も多い。スポーツリポーターに関しては、元選手もかなり含まれる。放送席には別にMC(司会)や実況担当者を置いていることも多い。
使用されるマイクは多様だが、中でもハンドマイクを握っていると「安心する」[3]、「格好がつく」(水着の場合では違和感)[4]、などという意見がある。
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