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Japanese Journal
- 安池 理紗,峠岡 理沙,加藤 則人
- 日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会雑誌 10(2), 112-118, 2016
- … 顔面・四肢に湿疹が生じ,近医にてロコイド<sup>®</sup>軟膏,リドメックス<sup>®</sup>クリームを処方され外用した。 … 外用剤による接触皮膚炎を疑い,使用を中止しパッチテストを行ったところ,ロコイド<sup>®</sup>軟膏,リドメックス<sup>®</sup>クリームに陽性を認めた。 …
- NAID 130005153738
- ハイドロゲル貼付による搔破行動の抑制がアトピー性皮膚炎の治療と 悪化防止に与える影響
- 中原 剛士,中原 真希子,幸田 太 [他],北 和代,竹内 聡,古江 増隆
- 西日本皮膚科 76(6), 593-597, 2014
- … 16 例のアトピー性皮膚炎患者に,はじめの 2 週間,両肘窩あるいは膝窩にプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル (リドメックス<sup>®</sup>) ローションを単純塗布し,被検側にのみハイドロゲルを夜間に貼付した (試験①)。 …
- NAID 130005065020
- 小倉 千香,夏秋 優,平野 愛,八杉 由美,宮田 明子,山西 清文
- 皮膚の科学 4(2), 111-115, 2005
- … リドメックス<SUP>®</SUP>ローションを外用後,後頚部にも紅斑が拡大してきた。 … 接触皮膚炎を疑いパッチテストを施行したところ,リドメックス<SUP>®</SUP>ローションにて陽性で,リドメックス<SUP>®</SUP>ローションの成分別パッチテストでは,吉草酸酢酸プレドニゾロンで陽性であった。 …
- NAID 130006892987
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- 合成副腎皮質ホルモン剤で皮膚の炎症を抑え、赤み、はれ、かゆみなどの症状を改善します。通常、湿疹・皮膚炎群、痒疹群、虫さされ、乾癬、掌蹠膿疱症の治療に用いられます。
- リドメックスコーワ軟膏・リドメックスコーワクリーム・リドメックスコーワローション(一般名:プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル)は1982年から発売されているステロイド剤になります。リドメックスは皮膚に塗るタイプ ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
リドメックスコーワ軟膏0.3%
組成
成分・含量
- 1g中 プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル 3mg
添加物
禁忌
(次の患者には使用しないこと)
- 細菌・真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患(疥癬、けじらみ等)〔感染を悪化させるおそれがある。〕
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎〔穿孔部位の治癒の遅延及び感染のおそれがある。〕
- 潰瘍(ベーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷〔皮膚の再生が抑制され、治癒が遅延するおそれがある。〕
効能または効果
- 湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬を含む)、
痒疹群(固定じん麻疹、ストロフルスを含む)、
虫さされ、乾癬、掌蹠膿疱症
- 通常1日1〜数回、適量を患部に塗布する。なお、症状により適宜増減する。また、症状により密封法を行う。
重大な副作用
- 眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障、白内障を起こすことがあるので注意すること。大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、緑内障、白内障等があらわれることがある。
薬効薬理
局所抗炎症作用9)
カラゲニン足浮腫抑制作用
- 軟膏・クリーム製剤による実験(ラット)で、ベタメタゾン吉草酸エステル製剤との抑制効果に差は認められなかったが、ヒドロコルチゾン酪酸エステル製剤より優れていた。
クロトン油耳浮腫抑制作用
- ラットにおける軟膏製剤間での抑制効果の比較では、ベタメタゾン吉草酸エステルあるいはヒドロコルチゾン酪酸エステルより優れた作用が認められた。
その他
- ラット、モルモットによる肉芽腫増殖、PCA及び遅延型アレルギー性皮膚炎などの実験的炎症モデルに軟膏を塗布し、優れた局所抗炎症作用が認められた。
血管収縮試験10)11)
リドメックスコーワ軟膏0.3%・クリーム0.3%
- 健康成人男子においてリドメックスコーワ軟膏0.3%・クリーム0.3%の血管収縮試験を二重盲検法により比較した結果、対照薬とほぼ同等の血管収縮作用が得られている。
リドメックスコーワローション0.3%
- 健康成人男子において、本剤基剤及びリドメックスコーワクリーム0.3%を対照に血管収縮作用を比較した結果、本剤は基剤に比し、有意な血管収縮反応を示し、また、リドメックスコーワクリーム0.3%とは同等の血管収縮作用を示した。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(Prednisolone Valerate Acetate)
化学名
- 11β,17α,21-Trihydroxy-1,4-pregnadiene-3,20-dione 21-acetate 17-valerate
分子式
分子量
融点
性状
- 白色の結晶性の粉末で、においはない。アセトン又は1,4-ジオキサンに溶けやすく、メタノール又はエタノール(99.5)にやや溶けやすく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水又はヘキサンにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
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プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(プレドニゾロン)
- 関
- 鎮痛,鎮痒,収歛,消炎剤