出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/03/08 00:02:23」(JST)
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リコペン | |
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IUPAC名
(6E,8E,10E,12E,14E,16E,18E,20E,22E,24E,26E)-2,6,10,14,19,23,27,31-オクタメチルドトリアコンタ-2,6,8,10,12,14,16,18,20,22,24,26,30-トリデカエン |
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別称
ψ,ψ-カロテン
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 502-65-8 |
PubChem | 446925 |
EINECS | 207-949-1 |
SMILES
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特性 | |
化学式 | C40H56 |
モル質量 | 536.873 g/mol |
外観 | 深赤色 |
融点 |
172–173 °C |
水への溶解度 | 不溶 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
リコペン (リコピン、lycopene) は、カロテンの1種で、鮮やかな赤色を呈す有機化合物である。
植物と藻類や他の光合成有機体では、リコペンは多くのカロテノイドの生合成における重要な中間体である。構造的には、8個のイソプレン単位が集まったテトラテルペンであり、炭素と水素からのみ構成されるため水には溶けない。また、ダイエット効果があるのではと考えられており、リコペンを多く含んだサプリメントが売られている。また美白効果や肌がきれいになる等と言われている
リコペンの13個の二重結合が深赤色および抗酸化性を与えている。その強い発色と無毒性のためにリコペンは食品の着色料として多用されている。
トマトやニンジン、スイカ、グミ、パパイヤなど赤色の果物・野菜に含まれる。イチゴやサクランボには含まれない。
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