クエン酸第二鉄水和物
- 関
- クエン酸第二鉄
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Japanese Journal
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
リオナ錠250mg
組成
有効成分(1錠中)
- クエン酸第二鉄水和物を無水物として(クエン酸第二鉄として)250mg含有
添加物
- セルロース,ポリビニルアルコール・ポリエチレングリコール・グラフトコポリマー,ポリビニルアルコール・アクリル酸・メタクリル酸メチル共重合体,ヒドロキシプロピルセルロース,クロスポビドン,ステアリン酸Ca,ヒプロメロース,酸化チタン,タルク,ポリエチレングリコール
禁忌
効能または効果
- 通常,成人には,クエン酸第二鉄として1回500mgを開始用量とし,1日3回食直後に経口投与する。以後,症状,血清リン濃度の程度により適宜増減するが,最高用量は1日6,000mgとする。
- ・本剤投与開始時又は用量変更時には,1〜2週間後に血清リン濃度の確認を行うことが望ましい。
- ・増量を行う場合は,増量幅をクエン酸第二鉄として1日あたりの用量で1,500mgまでとし,1週間以上の間隔をあけて行うこと。
慎重投与
- 消化性潰瘍,炎症性腸疾患等の胃腸疾患のある患者[病態を悪化させるおそれがある。]
- ヘモクロマトーシス等の鉄過剰である患者[病態を悪化させるおそれがある。]
- C型慢性肝炎等の肝炎患者[病態を悪化させるおそれがある。]
- 血清フェリチン等から鉄過剰が疑われる患者[鉄過剰症を引き起こすおそれがある。]
- 他の鉄含有製剤投与中の患者[鉄過剰症を引き起こすおそれがある。]
- 発作性夜間血色素尿症の患者[溶血を誘発し病態を悪化させるおそれがある。]
薬効薬理
作用・効果
血清リン濃度,カルシウム×リン積及び血清PTH濃度の低下作用14)
- アデニン誘発腎不全ラットにおいて,クエン酸第二鉄水和物の混餌投与(1%又は3%)により,血清リン濃度,カルシウム×リン積及び血清PTH濃度の低下作用が認められた。
異所性石灰化,二次性副甲状腺機能亢進症及び腎性骨異栄養症の進展抑制作用14)
- アデニン誘発腎不全ラットにおいて,クエン酸第二鉄水和物の混餌投与(1%又は3%)により,腎臓及び大動脈におけるカルシウム沈着量が減少し,大動脈における石灰化(鉱質沈着)の抑制,副甲状腺過形成の抑制,並びに骨組織の多孔,線維化及び類骨形成の抑制が認められた。
作用機序14)
- クエン酸第二鉄水和物は,消化管内でリン酸と結合して消化管からのリン吸収を抑制することにより,血清リン濃度低下作用を示す。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- クエン酸第二鉄水和物
Ferric Citrate Hydrate
化学名
- クエン酸鉄(III)水和物
Iron(III)citrate hydrate
分子式
性 状
- 微褐色〜褐色の粉末。塩酸に溶けやすく,水に極めて溶けにくく,エタノール(99.5)にほとんど溶けない。