- 英
- benzimidazole
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/28 15:38:18」(JST)
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ベンゾイミダゾール |
|
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識別情報 |
KEGG |
C02009 |
特性 |
化学式 |
C7H6N2 |
モル質量 |
118.136 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ベンゾイミダゾール (Benzimidazole) は分子式C7H6N2で表される有機化合物で、ベンゼン環とイミダゾール環が一辺を共有して結合した複素環式化合物である。自然界において最も重要なベンゾイミダゾール化合物は、N-リボシルジメチルベンゾイミダゾールであり、ビタミンB12ではコバルトが軸方向に配位している[1]。
一般的にはトリエチルオルトギ酸とo-フェニレンジアミンの縮合によって作られる。
- C6H4(NH2)2 + HC(OCH3)3 → C6H4N(NH)CH + 3 CH3OH
ベンゾイミダゾール化合物は寄生虫駆除剤や殺菌剤として生産されている。これらはチューブリンに結合し微小管の重合を阻害する。
脚注
- ^ H. A. Barker, R. D. Smyth, H. Weissbach, J. I. Toohey, J. N. Ladd, and B. E. Volcani (1960). "Isolation and Properties of Crystalline Cobamide Coenzymes Containing Benzimidazole or 5,6-Dimethylbenzimidazole". Journal of Biological Chemistry 235 (2): 480 – 488.
関連項目
- アルベンダゾール
- インドール
- プリン (化学)
- トリクラベンダゾール
- チアベンダゾール
- パーベンダゾール
単純芳香環 |
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単環 |
五員環 |
フラン - ピロール - イミダゾール - チオフェン - ホスホール - ピラゾール - オキサゾール - イソオキサゾール - チアゾール
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六員環 |
ベンゼン - ピリジン - ピラジン - ピリミジン - ピリダジン - トリアジン - テトラジン
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二環 |
五員環+六員環 |
ベンゾフラン - イソベンゾフラン - インドール - イソインドール - ベンゾチオフェン - ベンゾ(c)チオフェン - ベンゾホスホール - ベンゾイミダゾール - プリン - インダゾール - ベンゾオキサゾール - ベンゾイソオキサゾール - ベンゾチアゾール
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六員環+六員環 |
ナフタレン - キノリン - イソキノリン - キノキサリン - キナゾリン - シンノリン
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Japanese Journal
- 有機太陽電池の活性層を用した全可視光応答光触媒 -汚濁物質分解・水分解へむけて-
- ベンズイミダゾール環を有する新規な2,5-二置換-1,3,4-オキサジアゾール誘導体の合成とその抗菌活性
- 日本接着学会誌 = Journal of the Adhesion Society of Japan 47(1), 6-13, 2011-01-01
- NAID 10028263912
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★リンクテーブル★
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ベンズイミダゾール
- 関
- Albendazole; Mebendazole; Thi- abendazole
[★]
- 英
- 2-pyridinylmethylsulfinylbenzimidazole
- 関
- 2-ピリジニルメチルスルフィニルベンゾイミダゾール
[★]
- 英
- dichlororibofuranosylbenzimidazole
[★]
- 英
- benz, bends
- 関
- ケイソン病