英
siamang
関
テナガザル 、テナガザル科 、テナガザル属
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large black gibbon of Sumatra having the 2nd and 3rd toes partially united by a web (同)Hylobates syndactylus, Symphalangus syndactylus
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/09/24 22:33:17」(JST)
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フクロテナガザル[1]
分類
界
:
動物界 Animalia
門
:
脊索動物門 Chordata
亜門
:
脊椎動物亜門 Vertebrata
綱
:
哺乳綱 Mammalia
目
:
サル目 Primate
亜目
:
真猿亜目 Haplorhini
下目
:
狭鼻下目 Catarrhini
上科
:
ヒト上科 Hominoidea
科
:
テナガザル科 Hylobatidae
属
:
フクロテナガザル属[2]
Symphalangus Gloger, 1841
種
:
S. syndactylus
学名
Symphalangus syndactylus [2]
Raffles, 1821
和名
フクロテナガザル
英名
Siamang
フクロテナガザル (またはシアマン )は、テナガザル科の一種で、フクロテナガザル属に属する唯一の種である[2] 。樹上性で、黒い体毛を持ち、マレーシアとスマトラ島の森林に生息する。テナガザル科のなかでは最も大型で、他のテナガザルの約2倍である。体長1m、体重は23kgにまで達する場合もある。
目次
1 概要
2 Status
3 メディア
4 参考文献および訳注
5 外部リンク
概要 [ 編集]
フクロテナガザルは二つの大きな特異性のため、他のテナガザルと区別される。一つ目は、後肢の2つの指が皮膚でつながっている点である。フクロテナガザルの種小名syndactylus は「合指」("syndactyl")に由来する。二つ目は、オスが持つ大きな「のど袋」である。自分の頭と同じくらいの大きさにまで膨らみ、これにより大きな声でほえたり合唱することができる。
生息地からスマトラフクロテナガザル(S. s. syndactylus )とマレーシアフクロテナガザル(S. s. continentis )の2亜種に分類する説[3] もあるが、マレーシア集団をあえて分別する必要はないという見方もある。なおフクロテナガザルは、別種のテナガザルと生息地が重なる唯一の種であり、アジルテナガザルおよびシロテテナガザルと分布が重なっている。
フクロテナガザルは飼育下で20歳まで生きる。
非合法なペット取引も一因ではあるが、マレーシア・スマトラ島双方での居住地の喪失が、野生種を絶滅の危機にさらしている最大の要因である。アブラヤシのプランテーション栽培のため森林が伐採され、スマトラトラなどと共にフクロテナガザルの生息地が減少している。
Status [ 編集]
LOWER RISK - Near Threatened (IUCN Red List Ver.2.3(1994) )
[4]
メディア [ 編集]
フクロテナガザル
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参考文献および訳注 [ 編集]
^ Groves, Colin. Wilson, D. E., and Reeder, D. M.. ed. Mammal Species of the World (3rd edition ed.). Johns Hopkins University Press. pp. 181. ISBN 0-801-88221-4.
^ a b c 訳注: テナガザル科の9種は、長らく2属(テナガザル属8種とフクロテナガザル属1種)に分類されていた。しかし近年になって、フクロテナガザルだけが他と大きく異なっているわけではない、逆に言えば同じテナガザル属に分類されていた種同士の違いも大きい、ということがわかってきた。このため、9種全てを1属(テナガザル属)とし、その中にフクロテナガザル亜属など3~4亜属を設ける分類法が一般的になっていった。日本語版Wikipediaの項目・テナガザル科はこの分類法に従っており、フクロテナガザルの学名はHylobates syndactylus となる。さらに、2000年には4亜属を属に格上げする提案が霊長類研究者らによってなされ、英語版Wikipediaはこの新しい分類法を採用している。
^ Geissmann, Thomas. “Gibbon Systematics and Species Identification”. 2006年4月13日 閲覧。
^ Eudey et al (2000). Symphalangus syndactylus. 2006 IUCN Red List of Threatened Species . IUCN 2006. Retrieved on 11 May 2006.
外部リンク [ 編集]
ウィキスピーシーズにフクロテナガザル に関する情報があります。
フクロテナガザルの写真
フクロテナガザルの歌
テナガザル保護センター
Japanese Journal
加療中に緑膿菌が検出されたフクロテナガザル の化膿性肺炎の一症例
Related Links
名古屋市にある東山動植物園の公式サイトです ... 学名 Symphalangus syndactylus 分類 霊長目テナガザル科 分布 スマトラ、マレー半島南部 一般的な特徴 テナガザルの仲間で一番大きい。
フクロテナガザルはテナガザルの中では最も体が大きく、喉には大きな声嚢があります。動物図鑑ではフクロテナガザルの生態や習性、分布域や生息環境などについて、フクロテナガザルの写真と一緒に詳しく紹介しています。
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