子宮内膜

endometrium (Z,HIS)
tunica mucosa uteri
子宮粘膜
子宮子宮内膜肥厚



  • 子宮の内面を覆う粘膜の別名。厚さや性状は月経周期の時期により大差がある。
  • 子宮腺を有する

組織

  • 単層円柱上皮
  • 上皮は無線毛分泌細胞と線毛細胞からなる
  • 上皮が粘膜固有層に落ち込み単一管状腺の形態を取る子宮腺を形成
  • 機能層:月経が起こるとはげ落ちる。ラセン動脈を有する
  • 基底層:深層にある層であり、月経が起こっても残る



厚さ

  • 閉経後の患者において内膜細胞診を行うcut-off値は4-6mm。これ以下であれば、子宮内膜癌は除外診断できる。肥厚が認められた場合、子宮内膜癌、子宮内膜増殖症、子宮内膜ポリープ、粘膜下筋腫を鑑別する(エコーでは区別しづらい)。ただし、辺縁が明瞭な結節があれば、子宮内膜ポリープ、粘膜下筋腫が疑われる。subendometrial haloの中断があれば、子宮内膜癌の筋膜浸潤が示唆される。(SRA.573)

超音波エコー所見

QB.Q-15 SRA.573 G9M.17(写真)
  • 増殖期:早期では薄く高輝度。中期では中央に線状エコーを伴う低輝度「木の葉状」、後期では厚さを増し7-14mmとなる。排卵が近くなると壁側が幾分高輝度。筋層よりも低輝度である。排卵直前には厚さは10mm程度となる。
  • 排卵 :内腔エコー消失
  • 分泌期:(子宮内膜の輪郭は楕円形となり、)子宮内膜全体が均一な高輝度

MRI所見

水と同じようなかんじ。みずみずしい?
  • T1:等信号~低信号
  • T2:高信号

臨床関連