- 英
- batroxobin
- 商
- デフィブラーゼ
- 関
- ヘモコアグラーゼ
UpToDate Contents
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- 1. 下肢跛行患者における経皮的インターベンション percutaneous interventional procedures in the patient with lower extremity claudication
Japanese Journal
- Aα16Arg→His変異によりフィブリノペプチドA放出に異常を有する2家系の異常フィブリノゲン, Toyama, Adachi の機能解析
- 当科における突発性難聴に対するバトロキソビン製剤の10年間の治療成績
- 当科における突発性難聴に対するバトロキソビンの治療成績(第2報)
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- 通常、成人1日1回バトロキソビンとして10バトロキソビン単位(BU)を輸液で用時希釈し、隔日に1時間以上かけて点滴静注する。ただし、以下の場合は初回量を20BUとする。治療前の血中フィブリノゲン濃度が400mg/dL以上の場合
- バトロキソビン 薬価 8,158円 標準品名/会社 薬価基準収載医薬品コード 3959400A1030 レセプト電算処理コード 620006267 お知らせ文書トピックスお知らせ文書一覧 2016年9月5日 包装変更 JANバーコード削除製品出荷情報一覧 2015年5 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
デフィブラーゼ点滴静注液10単位
組成
- デフィブラーゼ点滴静注液10単位は、1アンプル(1mL)中に下記の成分・分量を含有する。
有効成分
- バトロキソビン 10バトロキソビン単位※
備考:ヘビの毒液に由来する。
添加物
- クロロブタノール 3.0mg
ゼラチン加水分解物 1.0μL
備考:ブタの骨及び皮膚に由来する。
塩化ナトリウム 適量
pH調整剤 適量
- ※バトロキソビン単位(Batroxobin Unit、以下BUと略)とは、バトロキソビンの酵素活性量を表す単位で、37℃で、標準ヒトクエン酸加血漿0.3mLに、バトロキソビン溶液0.1mLを加えるとき、19.0±0.2秒で凝固する活性量を2BUとする。
禁忌
- 出血している患者(血小板減少性紫斑病、血管障害による出血傾向、血友病その他の凝固障害、月経期間中、手術時、消化管潰瘍、尿路出血、喀血、流早産・分娩直後等性器出血を伴う妊婦・産褥婦、頭蓋内出血の疑いのある患者等)
[止血が困難になるおそれがある。]
- 手術直後の患者
[止血が困難になるおそれがある。]
- 出血する可能性のある患者(内臓腫瘍、消化管の憩室炎、大腸炎、亜急性細菌性心内膜炎、重症高血圧症、重症糖尿病の患者等)
[出血するおそれがある。]
- 重篤な肝障害・腎障害のある患者
[本剤の代謝等に影響を与えるおそれがある。]
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 慢性動脈閉塞症(バージャー病、閉塞性動脈硬化症)に伴う虚血性諸症状の改善
- 振動病における末梢循環障害の改善
- 突発性難聴における聴力の回復並びに自覚症状の改善
- 通常、成人1日1回バトロキソビンとして10バトロキソビン単位(BU)を輸液で用時希釈し、隔日に1時間以上かけて点滴静注する。
ただし、以下の場合は初回量を20BUとする。
- 治療前の血中フィブリノゲン濃度が400mg/dL以上の場合
- 突発性難聴において急性効果を期待する場合
- 投与期間は6週間以内とする。
慎重投与
- 抗凝固剤あるいは血小板機能を抑制する薬剤(アスピリン等)を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
- 抗線溶剤を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
- 薬剤過敏症又はその既往歴のある患者
- 消化管潰瘍の既往歴のある患者
[出血した場合には止血が困難になるおそれがある。]
- 脳血管障害後遺症の患者
[出血した場合には止血が困難になるおそれがある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
- ゼラチン含有製剤又はゼラチン含有の食品に対して、ショック、アナフィラキシー様症状(蕁麻疹、呼吸困難、口唇浮腫、喉頭浮腫等)等の過敏症の既往歴のある患者1)
重大な副作用
- 出血傾向(0.1%〜5%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、輸血等適切な処置を行うこと。
- ショック(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 健常成人、バージャー病・閉塞性動脈硬化症・振動障害・内耳の末梢循環不全が疑われる突発性難聴の患者に0.02〜1.6BU/kgを投与して、下記の臨床薬理効果が認められた。
フィブリノゲン2)、17)
- 血漿フィブリノゲン濃度は、投与量と相関して減少する。健常成人において10BU隔日3回投与でのフィブリノゲン濃度は、初回投与時では24時間後に最低値(平均84mg/dL)を示し、48時間後には若干上昇(平均107mg/dL)した。2回目以降は投与4〜10時間後に最低値を示し、以後徐々に上昇し、48時間後でほぼ100mg/dLを示した。
その他の血液凝固線溶系17)〜19)
- フィブリノゲンを除く血液凝固因子にはほとんど影響を及ぼさないが、線溶系ではフィブリノゲン/フィブリン分解産物(FDP)の増加、ユーグロブリン溶解時間(ELT)の短縮、プラスミノゲン量及びα2-プラスミンインヒビター(α2-PI)の減少、活性プラスミンの出現が認められた。また、血小板数、血小板機能、出血時間にはほとんど影響はなかった。
血液レオロジカルファクター4)、10)、18)〜20)
- 全血粘度の低下、比粘度の低下を認め、また、赤血球沈降速度の抑制及び赤血球通過時間の若干の短縮が示された。
末梢循環3)、4)
- 指趾の皮膚温の上昇、血流速度の増加が認められた。
- 各種動物実験により、下記薬理効果が認められた。
血漿フィブリノゲン低下作用(マウス、ラット、モルモット、ウサギ、ネコ、サル、イヌ)21)
- 静脈内投与により、フィブリノゲン濃度の低下が認められ、その作用は持続的であった。
血液レオロジカルファクターに対する作用(イヌ)22)
- 静脈内投与により、全血粘度・血漿粘度の低下、Filterability(血漿の通過時間/全血の通過時間)の亢進、赤血球沈降速度に対する抑制作用が認められた。
末梢循環・微小循環に対する作用(ウサギ、イヌ)23)〜25)
- 静脈内投与により血管抵抗の低下、血流速度の増加が認められ、末梢及び微小循環の改善を示した。
抗血栓作用(イヌ)26)
- 実験的動・静脈血栓の抑制効果を示すことから抗血栓作用が認められた。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
分子量
構造27)
- 単鎖の糖蛋白で、炭水化物の含量は約13%である。N-末端アミノ酸はバリンで、その主要構成アミノ酸はアスパラギン酸である。
★リンクテーブル★
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- 英
- hemocoagulase
- 商
- レプチラーゼ、レプチラーゼS
- 関
- バトロキソビン
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バトロキソビン
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- 関
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