セラペプターゼ
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 追跡 ダーゼン自主回収から考える 再評価制度と医薬品行政
- Algebraic instability caused by acoustic modes in supersonic shear flows
- Hirota Makoto,Yoshida Zensho,廣田 真,吉田 善章,ヒロタ マコト,ヨシダ ゼンショウ
- Journal of Math-for-Industry 1(B), 123-130, 2009-10-16
- MI: Global COE Program Education-and-Research Hub for Mathematics-for-IndustryグローバルCOEプログラム「マス・フォア・インダストリ教育研究拠点」Perturbations in a shear flow exhibit rather complex behavior - waves may …
- NAID 120001633481
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- ダーゼンとは?セラペプターゼの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる( おくすり110番:薬事典版)
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Japan Pharmaceutical Reference
販売名
ダーゼン5mg錠
組成
1錠中の有効成分
- セラペプターゼ 5mg(10,000セラペプターゼ単位)
添加物
- 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ゼラチン、ステアリン酸マグネシウム、セラセフェート、ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール、酸化チタン
効能または効果
◇次の疾患、症状の腫脹の緩解
- 手術後及び外傷後、慢性副鼻腔炎、乳汁うっ滞(乳房マッサージ及び搾乳を行っている場合)
◇痰の切れが悪く、喀出回数の多い下記疾患の喀痰喀出困難
◇麻酔後の喀痰喀出困難
- セラペプターゼとして、通常成人1日15?30mgを1日3回に分けて毎食後に経口投与する。
なお、年齢・症状に応じて適宜増減する。
製剤別の通常成人用法・用量は次のとおりである。
◇ダーゼン5mg錠
◇ダーゼン10mg錠
◇ダーゼン顆粒1%
- 1回0.5?1g、1日3回毎食後に経口投与
- 本剤の体内での作用機序はなお解明されていない点も多く、また、用量・効果の関係も必ずしも明らかにされていない。従って漫然と投与すべきでない。
慎重投与
- 薬物過敏症の既往歴のある患者
- 血液凝固異常のある患者
[出血傾向があらわれやすい。]
- 重篤な肝障害又は腎障害のある患者
[出血傾向があらわれやすい。]
重大な副作用
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)及び中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)(0.1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多を伴う間質性肺炎、PIE症候群(0.1%未満)等があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
- ショック、アナフィラキシー様症状(不快感、口内異常感、眩暈、便意、耳鳴、発汗、血圧低下、喘鳴、呼吸困難、全身紅潮、顔面浮腫等)(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等を伴う肝機能障害、黄疸(0.1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
抗腫脹作用
- 熱傷受傷ラットの線溶活性及び血管透過性の亢進を経口投与により抑制する。11)
- 抗ラット血清によるラット皮膚の炎症性浮腫を経口投与により抑制する。また、カラゲニン、デキストラン、セロトニン、ブラディキニン等の各種起炎物質によるラット炎症性浮腫を同様に抑制する。12)
- 起炎性ポリペプタイドであるブラディキニンに対し、強い分解能を有する(in vitro)。12)
- フィブリン、フィブリノーゲンに対し強い溶解能を示すが、アルブミン、α-及びγ-グロブリン等の生体蛋白質にはほとんど作用しない。13)
喀痰・膿汁の融解・排泄促進作用
- 慢性副鼻腔炎患者の鼻汁の乾燥物質重量を減少させ、粘度を低下させる傾向がみられる。14)
- 亜硫酸ガスの暴露で罹患した亜急性気管支炎ウサギの痰の乾燥物質重量を減少させることにより痰の粘度を有意に低下させる。15)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- セラペプターゼ(Serrapeptase)〔JAN〕
性 状
- セラペプターゼは灰白色?淡褐色の粉末で、わずかに特異なにおいがある。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- antiphlogistic enzyme preparation
- 商
- バリダーゼ、キモタブ、エンピナース、ダーゼン、ノイチーム
[★]
- 英
- serrapeptase
- 商
- ダーゼン、セラピアーゼ、バザロイン