- 英
- celiprolol
- 化
- 塩酸セリプロロール celiprolol hydrochloride
- 商
- スロンタクス、セプロブロック、セルトップ、セレクトール
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 高血圧患者におけるβ遮断薬セリプロロールの尿酸代謝に及ぼす影響
- 水田 栄之助,三島 睦夫,山田 健作,浜田 紀宏,太田原 顕,加藤 雅彦,荻野 和秀,久留 一郎,重政 千秋
- 痛風と核酸代謝 = Gout and nucleic acid metabolism 35(1), 82, 2011-07-01
- NAID 10029326023
- O17-001 セリプロロールがもたらす糖尿病治療薬の血糖低下効果への影響(一般演題 口頭発表,糖尿病/後発医薬品,医療薬学の創る未来 科学と臨床の融合)
- 20-P1-096 高血圧治療薬セリプロロールによるインスリンの血糖低下効果への影響(薬物相互作用,来るべき時代への道を拓く)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
セプロブロック錠100
組成
セプロブロック錠100
1錠中セリプロロール塩酸塩100mgを含有する。
添加物として乳糖,セルロース,トウモロコシデンプン,ポビドン,ステアリン酸マグネシウム,ヒプロメロース,マクロゴール,酸化チタン,タルクを含有する。
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 糖尿病性ケトアシドーシス,代謝性アシドーシスのある患者[アシドーシスに基づく心収縮力の抑制が増強されることがある。]
- 高度の徐脈(著しい洞性徐脈),房室ブロック(II,III度),洞房ブロック,洞不全症候群のある患者[症状を悪化させることがある。]
- 心原性ショックの患者[心機能の抑制により,原疾患を悪化させることがある。]
- うっ血性心不全,肺高血圧による右心不全のある患者[心拍出量の減少により,これらの症状を悪化させることがある。]
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照)
効能または効果
- ・本態性高血圧症(軽症〜中等症),腎実質性高血圧症
- ・狭心症
本態性高血圧症(軽症〜中等症),腎実質性高血圧症
- 通常,成人にはセリプロロール塩酸塩として1日1回100〜200mgを食後経口投与する。
なお,年齢,症状により適宜増減するが,1日最高用量は400mgとする。
狭心症
- 通常,成人にはセリプロロール塩酸塩として1日1回200mgを食後経口投与する。
なお,年齢,症状により適宜増減するが,1日最高用量は400mgとする。
- 褐色細胞腫の患者では本剤の単独投与により急激に血圧が上昇するおそれがあるので,α遮断剤で初期治療を行った後に本剤を投与し,常にα遮断剤を併用すること。
慎重投与
- 気管支喘息,気管支痙攣のおそれのある患者[症状を誘発するおそれがある。]
- うっ血性心不全のおそれのある患者[心機能を抑制し,症状を悪化させるおそれがあるので,観察を十分に行い,ジギタリス剤を併用するなど慎重に投与すること。]
- 低血糖症,コントロール不十分な糖尿病,長期間絶食状態の患者[低血糖の前駆症状である頻脈等の交感神経系反応をマスクしやすいので,血糖値に注意すること。]
- 甲状腺中毒症の患者[頻脈等の中毒症状をマスクするおそれがある。(「重要な基本的注意」の項参照)]
- 重篤な肝障害のある患者[本剤の代謝が遅延するおそれがある。]
- 重篤な腎障害のある患者(血清クレアチニン値4.0mg/dL以上の場合は減量など慎重に投与すること。)[血中半減期が延長するおそれがある。]
- 末梢循環障害のある患者(レイノー症候群,間欠性跛行症等)[症状を悪化させるおそれがある。]
- 房室ブロック(I度)のある患者[心刺激伝導系を抑制し,症状を悪化させるおそれがある。]
- 異型狭心症の患者[症状を悪化させるおそれがある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
- 小児(「小児等への投与」の項参照)
重大な副作用
心不全,房室ブロック,洞房ブロック(頻度不明)
- 心不全,房室ブロック,洞房ブロックがあらわれることがあるので,心機能検査を定期的に行い,このような副作用が発現した場合には投与を中止すること。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- セリプロロール塩酸塩(Celiprolol Hydrochloride)
別名
化学名
- (±)-3-[3-Acetyl-4-[3-(tert-butylamino)-2-hydroxypropoxy]phenyl]-1,1-diethylurea hydrochloride
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶又は結晶性の粉末で,においはなく,味はやや苦い。
水,メタノール又は酢酸(100)に溶けやすく,エタノール(99.5)にやや溶けにくく,無水酢酸又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品の水溶液(1→10)は旋光性を示さない。
融点
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