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ザ☆ウルトラマンの登場怪獣(ザ☆ウルトラマンのとうじょうかいじゅう)は、テレビアニメ『ザ☆ウルトラマン』に登場する架空の怪獣、宇宙人、ロボット、その他の生物の一覧である。
アニメ作品の特色を生かし、ウルトラマンとサイズが大きく異なる怪獣や人間の体型を考慮しないデザインの怪獣が多数登場している[2]。
第1話「新しいヒーローの誕生!!」に登場。
角が生えたティラノサウルスのような怪獣。南極から赤道を越えて流れてきた巨大氷山に潜んでいた。最初に氷山から出現した個体が口から冷凍光線を発射し、港湾地域を氷結させた後に残り3体が出現する。最初の個体ともう1体はジョーニアスを氷結させたりと善戦するも効果がなく、2頭はジョーニアスとの戦いの最中に冷凍光線の誤射による同士討ちで氷結し、残り2頭もプラニウム光線を受けて倒されて海中へ沈む。
第2話「光るペンダントの秘密」に登場。
外観は巨大な竜巻。海から上陸し、発電所を襲撃してエネルギーを奪う。竜巻を変形させ一対の腕を発生させて相手に掴み掛かることもできるが、ムツミのバーディーを竜巻に巻き込む。科学警備隊本部のエネルギー出力を限界まで引き上げた罠に惹かれて出現し、竜巻内からの照明弾で内部に本体(5本の触手を有する心臓)があることを暴かれる。本体だけでジョーニアスと同じくらいの大きさがあり、ジョーニアスを羽交い絞めにするが返り討ちにあい、アストロビームを受けて倒される。
第3話「草笛が夕日に流れる時…」に登場。
地底から出現した一体がマルメの至近距離からの砲撃で倒され、その後、回収班に死骸は研究所へ持ち帰られるものの、飛び散った破片が急速に成長することが判明する。内一頭がタカシ少年に拾われペロと名付けられる。怪獣化した直後に他の2頭が海岸に出現するが、ペロが海を苦手にしていたことから、3頭ともジョーニアスに海中に叩き込まれ倒される。
第3話「草笛が夕日に流れる時…」に登場。
ワニゴドンの最初の個体の破片から生まれたクローン体。タカシ少年に拾われ、僅か一日で急成長する。ただし、幼少期には草笛に懐いており、巨大化後のジョーニアスとの格闘中にタカシの草笛に反応した直後に海へ叩き込まれ、プラニウム光線を食らい、融解、絶命する。
第4話「謎の赤い雲を追え!!」に登場。
突如出現した、謎の赤い雲が雨のために固形化し、赤い雪男のような怪獣に変貌する。本来の姿が気体(赤い雲)であり、低温を苦手としており、固形化と共に苦痛を感じて大暴れする。山間部で固形化して暴れ出し、ダムを破壊しようとしたところをジョーニアスに雨雲を散らされ、太陽光線を浴び気体に戻り、その状態でジョーニアスに宇宙へ連れて行かれる。
第5話「パッセージャー号地底突破!!」に登場。
山林の広範囲の樹木を数千本一晩で食いつくした四足の地底怪獣のオス。体色は緑系。ヘンリーニシキ博士によるとアフリカにも同様の事件が起こっていたという。タフギラスを助けに地上に出現し、夫婦でジョーニアスと戦う。たてがみ状のトゲが武器で前面の敵に向けて射出することもできるが、夫婦共々ジョーニアスに倒される。
第5話「パッセージャー号地底突破!!」に登場。
タフギランと同属のメス怪獣。体色は茶系。地底戦車パッセージャー号で発見され、地上に出現する。子供二頭(タフギラコ)を育てていたが、同属で夫のオスのタフギランと共にジョーニアスにプラニウム光線で倒される。
第5話「パッセージャー号地底突破!!」、第17話「ベータミーが消えた!!」に登場。
地底怪獣タフギラスとタフギランの子供で、角があるのが雄のタフギラオで、角がないのが、雌のタフギラコ。親の後を追い地上に出現する。親を倒されたのを見て、仇のジョーニアスの両足に噛り付いて復讐を図るも、リトル光線で8メートルから犬程度の大きさに縮小され、ニシキ博士にアフリカの自宅で飼われることとなる。
ヒカリ隊員の「もし、成長して再び暴れたら」という問いに博士は「ウルトラマンが来てくれる」と答えるが、第17話においては完全に懐いている様子を見せる。
第6話「燃える深海への挑戦」に登場。
マグマの中に生息する怪獣で、数億年前から生息していた事実が(劇中の)文献に記されている。コウモリに似た姿の赤く輝く飛行怪獣で、海底火山から火山弾や津波と共に出現する。空気中には5分程度しかいられず、エネルギー補給を目的に地中へ戻るため、当初は姿もろくに確認されなかったが、ムツミが記録に気づき、正体が判明した。かなりの難敵だが、強化したマードックに海中で腹部に銛(もり)を打ち込まれ、そこへジョーニアスにエネルギーを通電されて倒される。
第7話「攻撃指令 目標はピグ!!」に登場。
5年前に宇宙船を襲い、コンピューターと同化し、地球に落下し地底で眠っていた怪獣が、超新星の爆発の際に放出された電波の影響で復活。その危機は科学警備隊のロボットのピグだけが感知する。地底から市街地に出現し、ジョーニアスと激闘をする。軟体動物のような姿で頭部の上に一対の触手を持ち、その先端からのビームと触手での閉め上げでジョーニアスを苦戦させるも、先の危険信号に反応して現場にいたピグの後ろが弱点という指摘でジョーニアスに背面から内部のコンピューターを破壊され、元の宇宙怪獣に戻り、宇宙へ戻される。
第7話「攻撃指令 目標はピグ!!」に登場。
前述のコンビューゴン復活の影響を受け、ピグが危険信号を発信し出したのと前後して科学警備隊にテストのため一時的に所属される地球防衛軍の新型ロボット。難解な言い回しを多用する。ピグと異なり、見た目はスマートな人間型のロボットで優秀さを鼻にかけ、論理的な解析を優先し、地球防衛軍で最初の機体である旧型のピグに廃棄処分を暗に薦めたりと冷徹な面がある。事件の後にテストを終了し、極東基地日本アルプス監視所へ配属される。
第8話「ヒカリ隊員の秘密が盗まれた!?」に登場。
第8話「ヒカリ隊員の秘密が盗まれた!?」に登場。
バルタン星人の手により、アボット星から地球へ輸送されて来たゴリラのような怪獣。ジョーニアス=ヒカリを罠にはめることを目的に、その戦いの一部始終を撮影するためだけに山中に出現。怪力と両腕の爪、体の大きさを生かした圧し掛かり攻撃でジョーニアスを苦戦させるも、プラニウム光線であえなく倒される。
第9話「目覚めた古代生物の恐怖!!」に登場。
南太平洋のタマラ島の六千年前の遺跡の地下空洞で眠っていた怪獣。その正体は一億二千年前に滅びた知的生命の一族の最後の生き残りである。遺跡において神のように祭られていたとおぼしき痕跡があり、遺跡発掘の際、調査団の3人にビームを浴びせて操り、遺跡発掘の妨害として、調査団のテントやタマラ島の発電所や船を目からのビームで破壊させる。ヒカリに遺跡の調査を止めさせるように操る3人を通じて要請するも、その3人の救出の際にダイナマイトを使われて怒り、遺跡から出現する。その姿は恐竜のような姿であり、最後、遺跡にたたきつけられてジョーニアスに倒され、遺跡もろとも地底に沈み、その際タマラ島自体が海へ沈み消失する。
第10話「見えたぞ! まぼろしの怪獣が…」に登場。
ザローム砂漠で数年前に発見された4足の怪獣。手品ではなく、催眠術を応用した本当のテレポーテーションによってザローム砂漠から日本への瞬間移動を行っていたマジシャン・ジョージ佐竹(声:久木念)と融合したためにテレポート怪獣となり、日本では最初、幻影のような状態で出現し、しばらくしてから別の場所で実体化して、佐竹の自宅へ向かう。攻撃されると動きを止め、自らに催眠術をかけ、まったく別の場所に影のような分身を出現させ、科学警備隊を翻弄する。ミクロ化したジョーニアスに神経を切られてテレポートを封じられ、その後、佐竹は分離される。
第11話「科学警備隊へのチャレンジ!!」に登場。
ヒマラヤ山脈地底に生息していた紫色のアメーバ状生物。機械に取り付き自在に操る能力を持ち、後述のヘクトールやピグを操る。熱や炎を苦手とする。最期は科学警備隊とジョーニアスによって焼却される。
第11話「科学警備隊へのチャレンジ!!」に登場。
5年前に地球防衛軍において対怪獣兵器として大河原大介(声:内海賢二)が開発を進言したが、当時は怪獣の脅威に防衛軍が本腰を入れていなかったため、防衛軍を辞めた大河原が独力で完成させる。前部ブレードに取り付けられた攻撃掘削兼用ドリルと2本のショベルアームが特徴。コクピット両脇から上方に折れ曲がる一対の角を持つ。ドリルで地中を掘り進むことも可能。また、怪獣を検知するセンサーを有し、その反応に従いヒマラヤの地底を掘り進んでゆく。
第11話「科学警備隊へのチャレンジ!!」に登場。
液体怪獣にブルドーザー・ヘクトールが乗っ取られ怪獣化した。外観および能力は怪獣化前後で特に変化していない。山脈のふもとの市街地を破壊するが、操る液体怪獣が熱に弱い事実から、ジョーニアスとの戦闘中にスーパーマードックのジェット噴射で液体怪獣が追い出されたことで、活動を停止する。
第12話「怪獣とピグだけの不思議な会話」に登場。
一つの殻に3頭の兄弟が共生している怪獣で、チョウは角が生えている個体で火炎熱線を吐き、ジンは耳から一対の角が生えている個体で、溶解液を吐く。海洋汚染により三頭の内の兄怪獣2体(チョウ、ジン)が凶暴化し、タンカーを襲って石油を飲むなどし、その後上陸する。怪獣語での交信を試みたピグにより、大人しい弟怪獣(サン)と交信が成り立ち、兄弟の名前や兄から栄養をもらっているサンだけが凶暴化せずに済んでいるといった境遇が明らかになり、ピグと兄を説得して海へ帰る約束をするも適わず、チョウ、ジンをジョーニアスに倒され、その怒りで衰弱していたサンまでも凶暴化、兄のように角が生えてジョーニアスに襲い掛かるが、そのまま絶命し、南極の海底に葬られる。
第13話「よみがえった湖の悲しい伝説」に登場。
日本の東北地方にある湖、龍神湖の底で眠っていた。口から発する怪周波で生物を石化する。当初の被害は魚の石化程度で済んでいたが騒音で凶暴化したらしく、ついに人間の石化の被害が出るに至る。マルメの祭りの太鼓の連打で活動を活発化した事実から、その件が明らかになるも、取材クルーのヘリの音で地上に姿を現す。マルメたちも石化されるが、最期はジョーニアスに倒され、石化された人々はジョーニアスによって元に戻される。
第14話「悪魔の星が来た!!」に登場。
冒頭で石油コンビナートに出現した麒麟に似た怪獣。元々はおとなしい性格。
ヒカリ隊員が搭乗するバーディーで、急所の頭を攻撃され、動きを止めたところを、マードックのミサイルを胸に受け倒される。後に謎の天体の接近で出現したことが判明する。
第14話「悪魔の星が来た!!」に登場。
ゲロンの死後に謎の天体の接近で出現した怪獣の内の一体で、外観は翼竜と始祖鳥に似ている。謎の天体を破壊するために宇宙へ発進したマードックを襲撃する。ジョーニアスより一回り大きな巨体で襲い掛かるが、火山の火口へ落とされて絶命する。
以前にも出現した記録があり、かつて資料を閲覧していたムツミ隊員により名前が判明する。
第14話「悪魔の星が来た!!」に登場。
地球に急接近した謎の天体を護る怪獣と思われたが、実は星自体が鉱物生命体であり、その身を護るためにエネルギーを集めて誕生させた存在である。二本の脚部で謎の天体を攻撃するミサイルを全て破壊し、牙で砕き、飛来したジョーニアスをも窮地に追い込むが、その場を離脱して、太陽エネルギーを吸収して120メートルに巨大化したジョーニアスのウルトラボディスクリューで貫通され、そのまま謎の天体の心臓部の発光体へ叩き込まれて、その穴にスーパーマードックにミサイルを撃ち込まれて倒される。
第14話「悪魔の星が来た!!」に登場。
少々歪な形状の謎の天体。地球に急接近して、地球と月の間を通過しようとする。その正体は巨大な鉱物生命体であり、発散する放射線が爬虫類や怪獣を凶暴化させる性質を持っている。また自在にエネルギーを集中して怪獣ザイクロンを生み出して防御している。弱点は中心の発光体で、そこにザイクロンを叩き込まれて、ジョーニアスのウルトラボディスクリューとマードックのミサイルの集中攻撃で破壊される。
第15話「君がウルトラマンだ」に登場。
過去に宇宙ステーションEGG3の隔壁を食べて破壊しようとした昆虫型の宇宙生物。卵が植物の種に似ており、地球に落ちてきた卵を種子と間違られて品種改良のために放射線を浴びせられ、その後に、EGG3で目撃された9センチ大から怪獣サイズの芋虫へ変貌し、筑波山(ちくばやま)植物研究所の職員や、マルメが搭乗するバーディーを溶かす。一度、自ら破壊したガスタンクの爆発に巻き込まれて死んだかと思われたが、脱皮して蛾のような成獣になって甦る。全体的に蛾に似ているが口は鳥のような嘴になっている。羽からりん粉が混ざった突風を放ち市街地を破壊する。最期はプラニウム光線を食らって大爆発する。
第16話「生きていた幻の鳥」に登場。
海上を群れを組んで飛ぶ、鶏程度の大きさの鳥。豪華客船に保護されて存在が発覚する。ニュージーランドで絶滅したジャイアントモア、あるいはモアの一族のいずれかが、小型化、及び退化していた羽や脚部の爪(ジャイアントモアやモアは本来は地上凄の鳥類であり、その脚部で物を掴むことはできない)を再び進化させて、生き延びた末裔ではないかと思われ、翼の下にもう一対小さい退化した翼がある。
第16話「生きていた幻の鳥」に登場。
前述の客船で保護されたモアが、ムツミの懇願で、船医に電気ショックの治療を受けた結果、鶏程度の大きさから、ジャイアントモアのサイズを遥かに超える大きさに巨大化する。自分に優しく接したムツミを求めて船を襲い、女性を嘴でつまみ上げ、ムツミでないと知ると投げ捨てたりもしながら、ムツミをさらい、海上の小さな岩島に捕らえる。ただし悪意はなく、ムツミを襲う巨大なサメをひと蹴りで追い返す。空中での挙動はジョーニアスを上回り、苦戦させるが、最後にリトル光線で元のモアに戻される。
第17話「ベータミーが消えた!!」に登場。
ヘンリー・ニシキ博士が存在を予測した怪獣。巨大なトノサマバッタで無数のバッタと共に群れで突風を起こしながら飛び、消滅もせずに蛇行して移動する台風と誤認される。日本上陸の後、蛇行し、エジプトに上陸、突風による砂塵でピラミッドと日本から追跡してきたトベの乗るベータミーを埋める。昆虫本来の3対の脚の他に頭のすぐ後ろに短い鎌状の脚が一対あり、ジョーニアスとの戦闘などに使われる。また目からビームを放つ。ニシキ博士によると、決定打と言える弱点がなく、急激な温度変化(特に低温)に弱い点を付くかたちでマードックから噴射されたエアコンの冷気を浴び、弱ったところをジョーニアスに倒される。
第18話「謎のモンスター島」に登場。
南浮子島の海底洞窟に住み着き、巨大に成長した怪獣。正体はタコのような頭足類とみられ、ウミヘビのような単体の怪獣に擬態した脚部で敵を威嚇し、襲い掛かる。武器は脚部の先端から放つ火焔熱線。本土の業者の地下資源開発により、活動を開始し、暴れ始める。事実上島の一部であり、まともに復活すると島民が住む島が崩れる恐れがあるため、マードックの麻酔弾を頭部に開発で開けられた穴に投入され、再び眠りにつくが、その際に海底に生息するもう一体のかなり小さい(数十m大)の個体(海底で野島ユリ子に目撃された個体)も復活し、そちらはジョーニアスのプラニウム光線で倒される。
第19話「これがウルトラの星だ!! 第1部」に登場。
バデル族がウルトラマインドを盗み出して作り出した存在。爬虫類に好んで憑依する。
第19話「これがウルトラの星だ!! 第1部」に登場。
精神寄生体がオオトカゲに憑依した怪獣で、アフリカ大陸に出現。三つの都市を壊滅に追いやった。口から火を吐く。ジョーニアスに地面に叩きつけられながらも、何度も起き上がって襲い掛かるが、プラニウム光線で倒される。だが、精神寄生体はその体から離脱する。
第19話「これがウルトラの星だ!! 第1部」に登場。
ゲラドから離脱した精神寄生体が蛇に憑依した怪獣。容貌はコブラと似ている。ゲラドとの戦いで消耗したジョーニアスを撤退に追い込む。相手に巻き付いて電流を流して攻撃するが、ジョーニアスには効かず、投げ飛ばされる。その後の消息は不明。
第19話「これがウルトラの星だ!! 第1部」に登場。英語表記は「BEDORUN」。
恐竜の生き残りに精神寄生体が憑依。ステゴサウルスのような二列の板が並ぶ。アメリカにて、衰弱していたウルトラマンジョーニアスと戦う。そしてついにジョーニアスは活動限界を超えて消滅する。ジャニュール同様、その後の消息は不明。
映画『ウルトラマン怪獣大決戦』に登場。
ジョーニアスと湖畔で戦い、最後はプラニウム光線で倒される。
第21話「これがウルトラの星だ!! 第3部」に登場。
精神寄生体がキングコブラに憑依して誕生した怪獣で、科学警備隊とアフリカで交戦する。三本の首を持つ。遥か彼方のU40でのウルトラ人の戦いで、バデル族からウルトラマインドを取り戻されたため弱体化し、マードックのビームで倒される。
第20話「これがウルトラの星だ!! 第2部」、第21話「これがウルトラの星だ!! 第3部」に登場。
爬虫類から進化した人類。人間(U40のウルトラ人が宇宙全体に拡散して、残した子孫。地球人もその一つ)とはメンタリティ自体が異なり、その言語はU40の科学力をもってしても翻訳不可能であるため意思の疎通ができず、様々な兵器を用いて人間を襲い略奪を繰り返していた。バデルスターという人工天体(動波推進で移動し、数万隻の宇宙戦艦やコバルト爆弾などを擁する)を本拠地とし、宇宙各地で破壊活動を行っている。地球を精神寄生体で襲撃し、200万年ぶりにU40にバデルスターで総攻撃を仕掛ける。バデルスター自体からU40へ重力波攻撃を仕掛けたりもするが、ジョーニアスがバゴンと戦っている間にウルトラの戦士たちがウルトラマインドを奪還し、バデルスターも破壊され、全滅する。
第21話「これがウルトラの星だ!! 第3部」に登場。
バデル族がU40攻撃に投入した超巨大怪獣。口から吐く白色火炎を武器とする[10]。ウルトラ人の間でも暗黒星雲の伝説の怪獣として知られ、その凶暴性から操ることも不可能とされたが、ウルトラマインドの力を用いて多くのバデル族が精神寄生体となって憑依することにより兵器として投入される。ジョーニアス相手に巨体を生かした攻撃を仕掛けるも、大気圏外に運び去られた後に突入の摩擦熱で燃えながら、なおも戦いを続けるが、ウルトラマインドが奪還され、弱体化した所をジョーニアスに倒される。
第22話「南海の怪しい空間」に登場。
異次元から迷い出た子供の怪獣。海の沖で異次元に潜み、雲に似たバリアを張って潜んでおり、その体自体が磁力を放つため、時折バリアーを解除した際、船が引き寄せられ、本人の望まない形で船舶の消失事件を引き起こしていた。異次元に潜んでいる時には人間と会話ができ、迷い込んだマルメに助けを求める。すでに被害が出ていることを鑑みたマルメは周囲に内緒でザーモスを帰すための次元コンパスを作るが、マルメの消失事件を怪しんだ科学警備隊にバリアを見つけられ、破壊されたため、怒って海から上陸する。その形態は巨大な顔に一対の脚部と後ろへ跳ね上がった尾を有している。怪力や長い舌、口から吸い込んだ海水の噴出といった、身を護るための攻撃力しか有してはいないが、この世界に出現した影響か142メートルの巨体になり、ジョーニアスを苦戦させるが、戦闘で弱ったところをジョーニアスに担ぎ上げられて、マルメの次元コンパスで見つけた座標から異次元に返される。
第23話「超音速の対決」に登場。
仲間を失い、アンデスから日本へ飛来した、超音速で飛び回る怪獣。エイに似た姿を持ち、光るものに反応し、真空の翼で切り裂く。マッハ6から8の飛行速度を有し、改造を施した高速戦闘機からブースター付きミサイルを打ち込むことでようやく弱らせることに成功する。また二本の角をミサイルのように連射することができ、その角でジョーニアスを押さえつけるが、そこから逃れたジョーニアスのウルトラボディスクリューで体を貫かれた後、2連続のプラニウム光線で倒される。
第24話「ふたりのムツミ隊員」に登場。
アルファ・ケンタウリ第1惑星の王女。あらゆる惑星を親善のために回っていたが、アルファ・ケンタウリ第5惑星の刺客から逃れた後に、地球へ気晴らしのために来訪した。本来は決まった姿を持たない流体状の姿で、あらゆる星の生命体に姿を変化できる。通常は訪れた惑星の住民の姿を借りて変身しており、王女の場合は偶然最初に出会ったムツミの姿に変身する。
第24話「ふたりのムツミ隊員」に登場。
アルファ・ケンタウリ第1惑星王女の命を狙う敵対種族で宇宙戦争を好む悪党たち。宇宙船を宇宙竜 ドラゴドス に変形させてジョーニアスと戦うが、人質にした王女をジョーニアスに奪還され、ドラゴドスごとジョーニアスのプラニウム光線で倒される。
第24話「ふたりのムツミ隊員」に登場。
小さな羽根を持つ長大な竜の姿をしたロボット怪獣。アルファ・ケンタウリ第1惑星の王女を狙うアルファ・ケンタウリ第5惑星人の暗殺者が搭乗する小型の円盤(宇宙艇)が竜巻のような挙動を起こし、変身する。相当な戦闘力を有する事実が王女の侍従から語られ、ジョーニアスを口から吐く120万度の高熱火炎と、長大な体での巻きつけで苦しめる。尾の先端には回転鋸が据え付けられ、身体を巻きつけてジョーニアスの自由を奪い、その首を切断しようとするが、マードックのレーザーで逆に基部から切断され、その際、鋸が自身の頭部に突き刺さり、形勢を逆転され、ジョーニアスのプラニウム光線を受け、倒される。
第25話「悪魔の花園」に登場。
腹部に伝説の花、デスフラワーを生やした緑色の恐竜型の怪獣。砂漠の地下の古代遺跡から、神経を麻痺させる花粉をばら撒き、幻覚で男性を集めて、腹部の花弁で捕食する。地底の遺跡に科学警備隊に踏み込まれ、火炎放射器で燃やされそうになり、その正体を現す。体から伸びる蔦が武器で、ジョーニアスを苦しめるが、プラニウム光線で倒される。
第26話「地球最大の危機!!」に登場。
世界各地に地震などの天変地異を引き起こし、湖の水の噴出パターンで交信する怪獣。自ら「地球の脳」を名乗り、人類に24時間以内の退去を命じる。知能が高く、科学警備隊がマードックで湖底の裂け目の居場所に踏み込んだときには、日本語を話している。外見は巨大な脳細胞の塊で、神経らしき根を地球全体に張り巡らせ、養分を吸収するが、根をマルメが独断で切断すると、ヒトデのような正体を現し、地表へ出現する。背面はウルトラマンジョーニアスのプラニウム光線を凌ぐ強靭さを持つ。触手からジョーニアスを持ち上げる特殊な光線を放ち、最後まで自分は地球だと叫んで抵抗するが、プラニウム光線で倒される。科学警備隊の初代隊長・アキヤマが最後に戦った怪獣でもある。
第27話「怪獣島浮上!!」に登場。
全身緑色でビリケン頭、瞳のない赤い目の小人宇宙人。周囲を岩石で固め小惑星に偽装した円盤に搭乗し、U40を襲撃するが、旗色が悪くなり、最強の戦士ジョーニアスのいる地球へワープする。宇宙にある怪獣墓場から怪獣軍団を復活させ、地球攻撃を企てるが、結局ジョーニアスに阻止され、小惑星に偽装した基地から母船のみで脱出するも、大気圏外まで追撃してきたジョーニアスとバラドン星人を追って地球圏へきた、エレク、ロト、ウルトラ5大戦士が共に放ったビームで母船を破壊されて、壊滅する。
第27話「怪獣島浮上!!」に登場。
第27話「怪獣島浮上!!」に登場。
第27話「怪獣島浮上!!」に登場。
第27話「怪獣島浮上!!」に登場。
第27話「怪獣島浮上!!」に登場。
第27話「怪獣島浮上!!」に登場。
第28話「新キャップが来た!!」に登場。
象怪獣と翼竜怪獣が合体して誕生した宇宙怪獣。防衛軍の総攻撃を凌ぐ強靭な体を持つ。武器は眼から放つ破壊光線。三本の足による踏みつけ攻撃も強力。また合体後も状況に応じて象怪獣と翼竜怪獣に分離することも可能である。ウルトラマンジョーニアスの攻撃に耐え切れず空に逃げようとしたところを、プラニウム光線の直撃を受けて爆死する。
第28話「新キャップが来た!!」に登場。
突如、臨海工業地帯に出現した宇宙怪獣。長い鼻と牙を振るい破壊の限りを尽くすが、低温に弱く、科学警備隊に氷詰めにされる。ヒカリたちは基地に運ぼうとするが、新キャップとして赴任したゴンドウの「生死のはっきりしない怪獣を基地に入れるなど危険すぎる」との判断により、山中に遺棄される。生命活動を停止したように見えたが、翌日に復活。科学警備隊は翼竜怪獣と戦わせようとするが、2体の怪獣は合体して合体怪獣ダバランになる。
第28話「新キャップが来た!!」に登場。
氷詰めにされたファンダスが蘇ると同時に出現した、翼竜に似た怪獣。先に地球に来ていた象怪獣と合体して、合体怪獣ダバランになる。
第29話「悪魔のUFO大襲来」に登場。
宇宙の果てにあるジャダン星からやって来た侵略宇宙人。ボアという司令官に率いられ、130機の円盤群で地球に襲来する。地球侵略の手始めとして極東ゾーン基地に二人の工作員を潜り込ませて、基地の防衛システムを破壊。母艦である数百メートルの巨大円盤で東京を、工作員が合体変身した双頭怪獣ジャゴンで大阪を同時に攻撃し、ウルトラマンジョーニアスを消耗させようとする。狙いどおりジョーニアスは2か所の往来でエネルギーを消耗させるが、ジョーニアスが宇宙でエネルギーを補給し、さらにU40からエレクとロトが駆けつけて来たことで形勢が逆転。ジャゴンと共に地球から逃げ出すが、ウルトラマンたちに追いつかれ、巨大円盤は三人のウルトラマンの攻撃を受けて爆発四散する。
第29話「悪魔のUFO大襲来」に登場。
極東ゾーン基地に潜入した二人のジャダン工作員が合体して誕生した、双頭の怪獣。マッハ4のスピードで空を飛び、大阪に飛来。前述の戦力を分断させる作戦と口から吐く火炎と長い尾による攻撃でジョーニアスを苦しめるが、U40からエレクとロトがジョーニアスを助けに来たため、巨大円盤に収容されて地球から逃走。最後は巨大円盤ごと爆死する。
第30話「動きだした巨大化石」に登場。
奥多摩の6億年前の地層から発見された、恐竜の骨の姿をした怪獣。当初は普通の化石と思われ博物館に収容され、夜中に突然動き出し、口から吐く黄色い毒ガスで多大な被害を出し、町を火の海にする。粉砕されてもすぐに元に戻り、鋭い肋骨をブーメランのように飛ばして攻撃する。発見された地層の年代は恐竜時代より遥か以前のものであり、結局スケルドンは骨の形の生物であり、中枢部の存在も推測される。その後のジョーニアスとの戦いでは、体を自在に分割し、プラニウム光線など様々な攻撃をかわすが、ウルトラストッパーで動きを止められ、ウルトラアイで首の骨に中枢部があることを発見され、プラニウム光線の連続攻撃で破壊される。
第31話「ウルトラの女戦士」に登場。
バデル族が残した、巻貝に似た怪獣。地球に来たアミアをねらって出現する。貝殻をドリルのように回転させて地底に潜むこともできる。主に空中を浮遊しており、口の上の穴から噴出する高熱火炎が武器で触手で敵を絡める。アミアを助けたためにエネルギーを消耗していたジョーニアスを苦しめるが、最期は変身したアミアのアミアッシャーとジョーニアスのプラニウム光線を食らって爆死する。
第32話「宇宙からの物体X」に登場。
カラス天狗に似た、羽を有する侵略宇宙人。ロボット怪獣メガザウラを細かい部品に分けて、大気圏内に運び込んだが、ニシキ博士が最後の部品(パーツナンバー13・感情回路)を拾ったため、ニシキ博士をつけ狙う。ニシキ博士から部品を奪い返してメガザウラを完全させて、侵略活動を開始する。完成後はメガザウラに搭乗していたためジョーニアスにメガザウラごと倒される。
第32話「宇宙からの物体X」に登場。
宇宙人バビラーによって、建造されたロボット怪獣兵器。細かい部品に分割されて大気圏内へ運び込まれるが、偶然ニシキ博士の手に渡った感情回路が足りぬまま、不完全な状態で組み上げられ、その後にバビラーが奪還した感情回路が組み入れられて完成体となる。怪獣というより、飛行要塞の趣があり、頭部に見える部分は三連装のビーム砲でジョーニアスのプラニウム光線と対等の破壊力があるとされる。感情回路の構成がピグと似ているため、ピグを参考にへそのような部分が弱点であることをニシキ博士に看破され、バーディーの攻撃を受けた後、ジョーニアスにもその部分を攻撃されて倒される。
第33話「GO!! マグマの決死圏」に登場する怪獣。
マロイ島の地底で岩を食べて、地殻変動を引き起こしていた緑色の怪獣。通常は体長50cm程度のタコとナメクジを合わせたような軟体生物であるが、同様の形態のまま複数の個体が合体して数メートル程度の個体となる。地底でパッセージャー2号のミサイルを食らって、それまでと異なる巨大に融合合体し、一対の腕を持つ怪獣へ変貌する。ジョーニアスに地底から引きずり出されるが、小生物の時から持っていた飛行能力で空中戦を行い、口からの溶解液を武器に、口を大きく開いてジョーニアスを捕食しようとしたところにプラニウム光線を叩き込まれて絶命する。
第34話「盗まれた怪獣収容星(前編)」、第35話「盗まれた怪獣収容星(後編)」に登場。
U40で建造された怪獣収容星プリズンを強奪し、僅か10時間足らずで地球圏へ移送し、囚われた怪獣で地球を襲撃する宇宙人。エイに似た宇宙船群で怪獣を輸送して地球へ運び込む。ウルトラ人の宇宙船を襲撃するがジョーニアス、エレク、ロトの連係プレイで仲間の宇宙船が破壊され、最後の宇宙船もジョーニアスたちのプラニウム光線、エレクリウムビーム、ロトラリア光線のトリプル光線で破壊され、宇宙海賊は壊滅する。劇中では直接対峙することはないが、ジョーニアスと写るスチール写真も存在する。
第34話「盗まれた怪獣収容星(前編)」に登場。
怪獣収容星内部にいた、ピンク色の筋肉質の怪獣。第34話冒頭に登場するが、地球侵略には使われない。
他に収容星の怪獣で姿と名称が確認されている怪獣にグロルとズーマが存在している。また、名前は呼ばれないが、収容星表面で光子レーザーで退治された怪獣と、ジョーニアスに倒された怪獣も存在している。
第34話「盗まれた怪獣収容星(前編)」に登場。
怪獣収容星から解き放たれた、コウモリに似た怪獣。宇宙空間でマードックと交戦した後に、自力で地球へ侵入し、市街地を破壊する。飛行時の衝撃で一瞬にしてビル街を崩壊させる。また、口から吐く炎と翼から放つ真空切りなる能力が武器で、ジョーニアスを苦しめるが倒される。
第34話「盗まれた怪獣収容星(前編)」、第35話「盗まれた怪獣収容星(後編)」に登場。
額の巨大な単眼と4つの目が特徴の怪獣、収容星表面に放たれた際に、収容星に来た科学警備隊のステーションホークN3に襲い掛かり、飛行不能にする。武器は電磁波光線で、全身から、または単眼から放つ。地球の都市部へ送り込まれてジョーニアスと交戦した際には、電磁波光線を4つの目からも放つ。怪獣収容星プリズンの起爆装置で、宇宙の塵となる。
第34話「盗まれた怪獣収容星(前編)」、第35話「盗まれた怪獣収容星(後編)」に登場。
首部分に瘤がある怪獣で、収容星表面にグロテングやプラズーンとともに放たれるが、ジナリオと組み合う。科学警備隊のステーションホークN3に装備されていた光子レーザーで倒される。また別個体がジナリオ、グロテングと共に二度目の都市破壊に送り込まれるが、二体の巻き添えを食ってエレクとロトに倒される。
第34話「盗まれた怪獣収容星(前編)」、第35話「盗まれた怪獣収容星(後編)」に登場。
火を吐く薄緑色の怪獣。腹部の3本の小さい角が特徴。収容星表面で、アグジョンと組み合ったりするが、その後プラズーン、グロテングとともに地球へ送り込まれ、ジョーニアスと交戦する。二度目の都市破壊にも送り込まれるが、グロテング、アグジョン(2体目)と共にエレク、ロトに倒される。
第34話「盗まれた怪獣収容星(前編)」、第35話「盗まれた怪獣収容星(後編)」に登場。
長い口部分が特徴的な怪獣。容姿は天狗に似ている。収容星表面では特に目立たないが、地球へ送り込まれてからは口からの光弾を放ち、ゴードリアンとの戦いで衰弱していたジョーニアスを追い詰める。二度目の都市破壊の際にジナリオ、アグジョンと共に破壊活動を行うが、まとめてジナリオと共に宙に投げられ、アグジョンを下敷きにしたまま、エレクとロトの光線を食らい爆死する。
第36話「宇宙から来た雪女」に登場。
ダランチュラスに父のユンク博士(声:小野丈夫)を殺害され、博士が息を引き取る直前にダランチュラスを倒すスーパーマグマカプセルを託され、ジョーニアスを探しに地球を訪れるが、雪女と誤認される。狼のような生物を連れている。余命いくばくもない様子であったが、ヒカリにスーパーマグマカプセルを託し、ダランチュラスの死後、宇宙船で飛び去る。
第36話「宇宙から来た雪女」に登場。
翼の生えた巨大蜘蛛。口から冷凍エネルギーを吐き出す。白鳥座82番星人ノアを追って地球に飛来し、山中の谷間に潜伏。日本全体を体から出す冷気で包み、目から出す冷凍光線で、日本の南アルプスへ向かう救助隊を、スノービハイクルごと氷漬けにし、殺害する。正体は82番星での実験で実験用のクモ「ダランチュラス」が放射線「フリーザーG」を浴びて怪獣化したものである。ジョーニアスを凍結して体力を消耗させるが、スーパーマグマカプセルを体内に吸収したジョーニアスのプラニウム光線を受けて炎上し、スーパーマグマカプセルを当てられて倒される。
第37話「ウルトラの星U40の危機!! ウルトリアの謎?」から第50話「ウルトラの星へ!! 完結編 平和への勝利」に登場。
「ザ☆ウルトラマン#キャラクター」のへラー軍団の項目を参照。
第37話「ウルトラの星U40の危機!! ウルトリアの謎?」から第48話「ウルトラの星へ!! 第2部 前線基地撃滅」に登場。
「ザ☆ウルトラマン#キャラクター」のへラー軍団の項目を参照。
第37話「ウルトラの星U40の危機!! ウルトリアの謎?」から第50話「ウルトラの星へ!! 完結編 平和への勝利」(第44・45話以外)に登場。
ヘラー軍団の一般兵士。ジョーニアスたちと同じウルトラ人だがヘラーに忠誠を誓い、変身能力を捨てている。全身を鎧で固め、素顔も角の生えた兜で隠している。基本的にグレー色の兵士が多いが、隊長格は赤い色が入っている。
第37話「ウルトラの星U40の危機!! ウルトリアの謎?」、第38話「ウルトラ大戦争!! 巨大戦闘艦ウルトリア出撃」に登場。
地球圏に来たヘラー艦隊が連れてきた、蜘蛛に似た顔と鎧竜に似た胴体を持つ戦闘用の怪獣。火を吐く。古代のU40人の遺産「ウルトリア」の捜索に来たアミアの飛行艇が南極へ向かっていることを知ったロイガーにより、先回りする形で静止軌道上からカプセルに乗せて投下され、南極基地を破壊する。ジョーニアスとの戦闘中に巨大戦闘艦ウルトリアが地底から出現し、アミアによってその半陽子ビームで貫かれて、絶命する。
第39話「ねらわれた巨大戦闘艦ウルトリア」に登場。
ヘラー軍団の刺客怪獣。数年前に消息を絶った宇宙船で唯一生存していた猫に化けていた。人間の生命エネルギーを吸収して、死体をミイラ化させる。戦力は尻尾の先端に生えた数本のとげ。ウルトリア内部でライオン程度に巨大化し、鋭い爪と牙で等身大のジョーニアスとウルトリア内部の閉鎖された部屋で戦い、ジョーニアスのエネルギーも吸収しようとする。しかしピグとウルックが爆弾で外壁を破壊した際にジョーニアスと共に宇宙へ放りだされ、88mに巨大化するも、ウルトリアの反陽子砲と巨大化したジョーニアスのプラニウム光線を同時に受けて倒される。
第40話「怪獣を連れた少年」に登場。
緑色の宇宙服を着た、オペルニクス星人の少年。ヘラー軍団に地球人が故郷を滅ぼすと騙されて、地球の都市をオロラーンに破壊させる。オロラーンがヘラー軍団のロイガーに改造されて凶暴化し、ヒカリにオロラーンの弱点を伝えて、息を引き取る。遺体はウルトリアから宇宙葬で弔われる。
第40話「怪獣を連れた少年」に登場。
オペルニクス星人フェデリコのペットで、フェデリコの命令にのみ従う。口から冷凍ガスを吐き出す。柔軟な体を持ち、円盤形態(球体)に変形し飛行する。ピンク色のかみなり竜のような怪獣形態になってからは、首や胴体を伸び縮みさせて絡みつかせたりする。ヘラー軍団の宇宙船に連れ去られる。
第40話「怪獣を連れた少年」に登場。
ヘラー軍団によって後頭部に機械が埋め込まれ凶暴化し、フェデリコの命令には従わなくなる。ロイガーによれば、機械を外せば細胞分裂を起こして死亡するらしい。外見も大きく変化し1対の長大な牙と鋭い爪が生え、背びれを有する。また体色もオレンジ色から濃い褐色に変化し、反面、柔軟さがなくなり、体の伸縮や円盤形態への変形を行わず、地球へも宇宙船で運ばれてくる。フェデリコの遺言により、弱点の後足の裏にプラニウム光線を撃ち込まれて消滅する。
第41話「激突!! ウルトラマン対ウルトラマン」に登場。
地獄の星と呼ばれるほど荒れ果てた惑星ギロに住む宇宙人。ヘラー軍団の支援を受け、新天地を求めて地球侵略を実行する。ヘラーに対して、地球侵略の報酬として地球の三分の一を要求する。にせウルトラマンジョーニアスとギロスが倒された後に宇宙船でジョーニアスに襲い掛かるが、ウルトリアのビーム砲で倒される。
第41話「激突!! ウルトラマン対ウルトラマン」に登場。
山間部に出現したギロスと自演の戦いを行う偽者のウルトラマン。その正体はギロ星人が作成したロボットである。ジョーニアスとの違いは野太い声だけで、見た目に差異はない。ジョーニアスには見られない、腕を前に合わせた構えから放つビームを主に使うが、プラニウム光線も放つことができる。都市部に現れたギロスを追い払った後、ウルトリアに格闘で挑みかかり、現れた本物のジョーニアスと戦うも、双方のプラニウム光線の力押しの末、敗北する。
第41話「激突!! ウルトラマン対ウルトラマン」に登場。
山間部に出現した、頭にT字型の角を生やす熊のような怪獣。全身から刃を出して、高速回転し、竜巻を起こしたり、その切断力で直に岩や建造物を崩すことができる。ギロ星人により掘削された地中トンネルから都市部へ出現し、ビルを次々と破壊し、都市部を壊滅状態に追い込み、ウルトリアの光子レーザーも高速回転で跳ね返す。にせウルトラマンジョーニアスを倒したジョーニアスに襲い掛かる。奥の手として口から吐く火炎熱線と全身から放つ5万ボルトの高圧電流を習得しているが、いずれもジョーニアスには通じず、倒される。
第42話「ウルトラマン生けどり作戦」に登場。
宇宙の隅々で様々な生物(動物や怪獣)をハンティングして名をはせた宇宙ハンター。また宇宙戦艦の船長でもある。ロイガーに唆されて、ウルトラマンを捕らえに現れる。名をはせたといっても老人であり、若いムツミに熱を上げる。ジョーニアスを捕らえるものの、ヘラー軍兵士に射殺されそうになり、ジョーニアスを逃がす。戦艦を失うも自らは小型艇で地球を去る。
宇宙ハンターハタリが乗ってきた数百メートルの旧式宇宙戦艦。赤道付近を航行している際に移動する巨大な島と誤認される。ウルトラマン捕獲のために改装を行い、新たな乗員を雇うが、彼らはヘラー軍兵士の変装であった。ウルトリアと砲撃戦を行い、その砲塔を破壊し、ジョーニアスを拘束具とマジックハンドで捕らえるも、ヘラー軍兵士の裏切りのため、ハタリに開放されたジョーニアスに兵士もろとも沈められる。
第43話「怪獣になったモンキ!?」に登場。
ヘラー軍団の手による物体電送機で地球へ送り込まれた、昆虫や節足動物に似た怪獣。電送機受信側にいた小猿のモンキと融合する。
第43話「怪獣になったモンキ!?」に登場。
ドストニー1号を回収するために送り込まれた怪獣。1号に似た昆虫のような体に、恐竜のような脚部と機械のような頭部を有し、モンキドストニーと戦うも、発信元のヘラー軍団基地(土星の衛星タイターン)に戻され、ドストニー1号と融合しネオドストニーになる。
第43話「怪獣になったモンキ!?」に登場。
ヘラー軍団の物体電送機の事故でモンキとドストニー1号が合体した怪獣。しばしば悲しそうな表情を浮かべる。性格および思考はモンキそのものであり、ピグを助けるためにドストニー2号と戦うも、ドストニー2号もろとも、発信元のヘラー軍団基地へ戻され、モンキは分離される。
また、モンキは分離後、基地内で暴れて逃げ回るうちに電送機に入り、タイターンの基地から地球へ帰還する。
第43話「怪獣になったモンキ!?」に登場。
物体電送機によって、ドストニー1号とドストニー2号が合体した怪獣。元々よりパワーアップしたといわれ、タイターンの基地から再び地球へ電送機で送り込まれる。武器は口から吐く高熱火炎で、浴びせられた人間は一瞬で灰になる。また、肩にある茶色の一対の角は敵を捕らえる触手にもなる。最期はジョーニアスに電送機の鋭利な角部に叩きつけられて串刺しになり、電送機と共に爆死する。
第44話「ウルトリアが二つに割れた!?」に登場。
ヘラー軍団の配下の異星人。宇宙空間の巨大な隕石円盤サイエンダーから、降下カプセルで地球へ複数のカペラドンを送り込む。最期はジョーニアスにサイエンダーを破壊され、宇宙戦闘機で何名が脱出するがウルトリアのビーム砲とジョーニアスのプラニウム光線を喰らい爆死する。
第44話「ウルトリアが二つに割れた!?」に登場。
サイエン星人が建造した円盤。直径10kmに及ぶ巨大隕石を改造した宇宙基地である。内部にミサイルやヘラー艦を多数擁しており、危機の際の防衛には円盤怪獣スペーダーを出動させる。またカペラドンを地球へ送り込む作戦の本拠地でもある。科学警備隊のウルトリアに攻撃され、最期はジョーニアスとウルトリアに破壊される。
第44話「ウルトリアが二つに割れた!?」に登場。
科学警備隊のウルトリアαによる隕石円盤サイエンダー攻撃の際に、サイエンダー防衛のために出動した宇宙怪獣。イモムシとタツノオトシゴを合わせたような姿をしており、白い体と青い翼が特徴。ウルトリアαのミサイルを軽々とかわす敏捷性を持ち、口から吐く破壊光線で敵を攻撃する。光線をジョーニアスのスペースバリアーで防がれた後、逃げようと背を向けたところをプラニウム光線を受けて爆死する。
第44話「ウルトリアが二つに割れた!?」に登場。
サイエン星人の手により地球へ送り込まれたカプセルから出現した、牛のような角を有する宇宙怪獣。口から吐く火炎熱線と途中で二本に分かれた鞭状の尻尾を武器とする。最初の投下で9体が世界各地に送り込まれたが、地球防衛軍に殲滅される。二度目のカプセル投下も行われるが、サイエン星人の本拠地(隕石円盤サイエンダー)を攻撃するために宇宙へ出動した、科学警備隊のウルトリアに地球へ達する前に1体を除いて壊滅させられ、地表への到達に成功した1体もウルトリアβにより地球(アメリカ)までの追撃を受けたのち、ウルトリアβに搭乗したヒカリが変身したジョーニアスに倒される。
第45話「爆弾を抱いたピグ」に登場。
地球防衛軍極東ゾーン所属の201部隊の隊員とジンダ隊長に瓜二つの外見を持つアンドロイド部隊。本物の201部隊員とそっくり入れ替わり、極東ゾーン本部基地と宇宙戦艦ウルトリアの爆破を企てる。科学警備隊との銃撃戦で大半が倒され、残り1人もジョーニアスのプラニウム光線で倒される。
第45話「爆弾を抱いたピグ」に登場。
ヒカリたちが基地でアンドロイド201部隊と戦っている最中に、都市部に現れる怪獣。黒雲の中を漂っていた氷の粒が集まって誕生した。体は強固で、ウルトリアの主砲やジョーニアスのプラニウム光線も通じない。巨大な氷の粒を鞭のように繋ぎ合わせて、それを口にくわえて攻撃する。ジョーニアスによってウルトリアに仕掛けられていた爆弾を体内に放り込まれ、大爆発を起こし倒される。
第46話「よみがえれムツミ」に登場。
ヘラー軍団が送り込んできたロボット怪獣。ロボットだが通常の怪獣のような声を発する。下半身にある巨大なキャタピラで移動する。透明なドームに覆われた眼球からの破壊光線や、左右の三本の指から放つバルカン砲で都市を徹底的に破壊し、科学警備隊のウルトリアやウルトラマンジョーニアスを苦しめる。地球の遥か上空にある円盤から遠隔操作されている。ムツミの助言で円盤の存在を知ったジョーニアスによって円盤を破壊された後は混乱状態となり、ウルトリアの砲撃を受けた後、プラニウム光線を浴びせられて大爆発する。
第48話「ウルトラの星へ!! 第2部 前線基地撃滅」に登場。
ヘラー軍団のタイターン前線基地を守る怪獣。地下にある前線基地の格納庫に待機していたが、基地に潜入したヒカリたちを迎撃するために出撃する。ウルトラマンジョーニアスをも上回る怪力の持ち主で、口から吐く火炎と尾による攻撃でジョーニアスを圧倒するが、ジョーニアスは救援に駆けつけたエレクとロトによって助けられる。劇中で倒される描写はない。
第49話「ウルトラの星へ!! 第3部 U艦隊大激戦」、第50話「ウルトラの星へ!! 完結編 平和への勝利」に登場。
へラーが使役している豹に似た生物。凶暴な性格で、標的を定めると容赦なく襲いかかる。第50話でヘラーシティを攻撃され、逆上したへラーの命令でアミアを襲うが、突入してきたジョーニアスに吹き飛ばされる。
第50話「ウルトラの星へ!! 完結編 平和への勝利」に登場。
ヘラー軍団の処刑用に飼われている獰猛な怪獣。肉が好物で、ゴリラ程度の知能はあるが、短気で一度怒ると、見境なく何でも破壊する。両手の爪が最大の武器で、怪力にものをいわせて何でも切り裂く。また長い尻尾も強力な武器になる。ヘラーシティ内部で破壊活動を行っていた科学警備隊隊員をヘラー軍団が磔にした際、科学警備隊を処刑するために出現。そこへ死んだと思われていたヒカリが変身したジョーニアスが出現、格闘戦の後、空中へ連れ出され、その間に隊員たちはピグたちの機転で脱出する。最期はジョーニアス、ロト、エレクの3人の連係攻撃ののち合体光線技で倒される。
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