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成分
薬効分類
薬効
- 膵・消化管神経内分泌腫瘍を効能・効果とする新有効成分含有医薬品
【希少疾病用医薬品】
UpToDate Contents
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… pancreatic NETs treated with streptozocin plus FU reported an objective response rate of 43 percent, and an additional 41 percent had stable disease as the best response . While streptozocin-based regimens are …
- 2. 副腎皮質癌の治療treatment of adrenocortical carcinoma [show details]
…of adjuvant cisplatin plus etoposide in adults with ACC. The combination of mitotane plus streptozotocin as adjuvant therapy was evaluated in a nonrandomized phase II trial of 17 patients who had undergone …
- 3. Metastatic well-differentiated gastrointestinal neuroendocrine (carcinoid) tumors: Systemic therapy options to control tumor growthmetastatic well differentiated gastrointestinal neuroendocrine carcinoid tumors systemic therapy options to control tumor growth [show details]
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- 5. 腎不全患者に生じる抗がん剤の腎毒性と用量調整:既存の細胞障害性抗癌剤chemotherapy nephrotoxicity and dose modification in patients with renal insufficiency conventional cytotoxic agents [show details]
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Japanese Journal
- 新薬紹介委員会
- ファルマシア 51(3), 235-238, 2015
- このコラムでは既に「承認薬の一覧」に掲載された新有効成分含有医薬品など新規性の高い医薬品について,各販売会社から提供していただいた情報を一般名,市販製剤名,販売会社名,有効成分または本質および化学構造,効能・効果を一覧として掲載しています.<br>今回は,51巻1号「承認薬の一覧」に掲載した当該医薬品について,表解しています.<br>なお,「新薬のプロフィル」欄においても詳 …
- NAID 130007448106
- 新しい時代の情報システム・サービス--戦略的アウトソーシングe-business時代を勝ち抜くために(システム展望)
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- ザノサー点滴静注用1gの主な効果と作用 腫瘍 を治療するお薬です。 腫瘍細胞の核酸 代謝 をおさえることにより、増殖をおさえる働きがあります。 あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。 ザノサー点滴静注用1gの用途 消化管 神経内分泌腫瘍
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ザノサー点滴静注用1g
組成
成分・含量
添加物
効能または効果
- 【臨床成績】の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で、本剤以外の治療の実施についても慎重に検討し、適応患者の選択を行うこと。
5日間連日投与法:
- 通常、成人にはストレプトゾシンとして1回500mg/m2(体表面積)を1日1回5日間連日点滴静脈内投与し、37日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。
1週間間隔投与法:
- 通常、成人にはストレプトゾシンとして1回1,000mg/m2(体表面積)を1週間ごとに1日1回点滴静脈内投与する。なお、患者の状態により適宜増減するが、1回の投与量は1,500mg/m2(体表面積)を超えないこと。
- 本剤投与の際は、腎毒性を軽減するために輸液を行い、尿量確保に注意すること。
- 本剤は、いずれの投与量においても1回量を30分〜2時間かけて点滴静脈内投与すること。
- 本剤の投与にあたっては、以下の基準を参考に必要に応じて、休薬、減量、中止又は増量すること。
休薬基準
- 5日間連日投与法において、以下に示した程度の副作用が認められた場合は、休薬すること。
副作用:好中球数減少
- 程度:500/mm3未満の場合、1,500/mm3以上に回復するまで休薬する。
副作用:発熱性好中球減少症
- 程度:Grade3注2の場合、回復するまで休薬する。
副作用:血小板数減少
- 程度:5万/mm3未満の場合、10万/mm3以上に回復するまで休薬する。
副作用:非血液毒性(肝転移を有する患者では、γ-GTPを除く)
- 程度:Grade3注2の場合、Grade2注2以下に回復するまで休薬する。
副作用:血清クレアチニン上昇
- 程度:施設基準値の1.5倍を超える場合、1.5倍以下に回復するまで休薬する。
- 1週間間隔投与法において、以下に示した程度の副作用が認められた場合は、休薬すること。
副作用:好中球数減少
- 程度:1,500/mm3未満の場合、1,500/mm3以上に回復するまで休薬する。
副作用:発熱性好中球減少症
- 程度:Grade3注2の場合、回復するまで休薬する。
副作用:血小板数減少
- 程度:10万/mm3未満の場合、10万/mm3以上に回復するまで休薬する。
副作用:非血液毒性(肝転移を有する患者では、γ-GTPを除く)
- 程度:Grade3注2の場合、Grade2注2以下かつ毒性が許容可能となるまで休薬する。
副作用:血清クレアチニン上昇
- 程度:施設基準値の1.5倍を超える場合、1.5倍以下に回復するまで休薬する。
副作用:総ビリルビン上昇
- 程度:施設基準値の1.5倍を超える場合、1.5倍以下に回復するまで休薬する。
副作用:AST及びALT上昇
- 程度:施設基準値の2.5倍を超える場合、2.5倍以下に回復するまで休薬する。肝転移を有する患者では施設基準値の5倍を超える場合、5倍以下に回復するまで休薬する。
副作用:血清尿素窒素上昇
- 程度:30mg/dLを超える場合、30mg/dL以下に回復するまで休薬する。
副作用:悪心・嘔吐
- 程度:Grade3注2の場合、Grade2注2以下に回復するまで休薬する。
減量基準
- 1週間間隔投与法において、以下に示した程度の副作用が認められた場合は、休薬後の投与再開時に、投与量を1段階(250mg/m2)ずつ減量すること。ただし、750mg/m2未満での投与及び減量後の増量は行わないこと。
副作用:好中球数減少
副作用:発熱性好中球減少症
副作用:血小板数減少
副作用:非血液毒性(肝転移を有する患者では、γ-GTPを除く)
副作用:血清クレアチニン上昇
中止基準
- 5日間連日投与法において、以下に示した程度の副作用が認められた場合、又は連続で4週間以上の休薬を要する副作用が認められた場合は、本剤の投与を中止すること。
副作用:発熱性好中球減少症
- 程度:以下のいずれかの条件を満たす場合:
1)Grade4注2が発現した場合
2)Grade3注2の発現後に回復し、投与再開後、再度Grade3注2以上が発現した場合
副作用:血小板数減少
- 程度:5万/mm3未満となった後に回復し、投与再開後、再度5万/mm3未満になった場合
副作用:非血液毒性(肝転移を有する患者では、γ-GTPを除く)
副作用:腎障害
副作用:糖尿病
- 1週間間隔投与法において、以下に示した程度の副作用が認められた場合、又は連続で4週間以上の休薬を要する副作用が認められた場合は、本剤の投与を中止すること。
副作用:好中球数減少
- 程度:500/mm3未満となった後に回復し、減量投与にも係わらず、再度500/mm3未満になった場合
副作用:発熱性好中球減少症
- 程度:以下のいずれかの条件を満たす場合:
1)Grade4注2が発現した場合
2)Grade3注2の発現後に回復し、減量投与にも係わらず、再度Grade3注2以上が発現した場合
副作用:血小板数減少
- 程度:5万/mm3未満となった後に回復し、減量投与にも係わらず、再度5万/mm3未満になった場合
副作用:非血液毒性(肝転移を有する患者では、γ-GTPを除く)
副作用:腎障害
副作用:糖尿病
増量基準
- 1週間間隔投与法において、1回1,000mg/m2で投与を開始し、12週目までの忍容性が良好な場合には、1回1,250mg/m2に増量することができる。さらに18週目までの忍容性が認められる場合には、最大1回1,500mg/m2まで増量することができる。
注2:GradeはCTCAE ver.4.0に準じる。
慎重投与
- 腎障害のある患者〔副作用が強くあらわれるおそれがある。〕
- 糖尿病の患者〔糖尿病が悪化するおそれがある。〕
- 高齢者〔「高齢者への投与」の項参照〕
重大な副作用
腎障害(頻度不明注3):
- 腎不全、ファンコニー症候群、腎性尿崩症、高窒素血症、無尿、尿糖、ケトン尿、腎尿細管性アシドーシス、低リン酸血症、高クロール血症、低カリウム血症、低カルシウム血症、低尿酸血症等があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には減量、休薬、中止等の適切な処置を行うこと。〔「重要な基本的注意」の項参照〕
骨髄抑制:
- 白血球数減少(4.5%)、リンパ球数減少(13.6%)、好中球数減少(13.6%)、血小板数減少(頻度不明注3)、貧血(ヘマトクリット減少、ヘモグロビン減少、頻度不明注3)等があらわれることがあるので、本剤の投与開始前及び投与中は定期的に血液検査を行い、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には減量、休薬、中止等の適切な処置を行うこと。〔「重要な基本的注意」の項参照〕
耐糖能異常:
- 高血糖(13.6%)、血中インスリン増加(4.5%)、インスリンCペプチド増加(4.5%)、尿中ブドウ糖陽性(22.7%)があらわれることがある。また、海外では、急激なインスリン値の上昇による低血糖症状があらわれた症例も報告されているので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には中止等の適切な処置を行うこと。〔「重要な基本的注意」の項参照〕
肝障害:
- γ-GTP、AST(GOT)、ALT(GPT)上昇を伴う肝障害(50.0%)があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には減量、休薬、中止等の適切な処置を行うこと。〔「重要な基本的注意」の項参照〕
薬効薬理
抗腫瘍作用3〜5)
- in vitro試験において、ストレプトゾシンはラットインスリノーマ由来細胞に対して殺細胞作用を示した。
作用機序6、7)
- ストレプトゾシンはニトロソウレア系薬剤であり、DNAをアルキル化し鎖間架橋を形成し、DNA合成を阻害することにより殺細胞作用を示すと考えられている。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
化学名:
- 2-Deoxy-2-(3-methyl-3-nitrosoureido)-D-glucopyranose
分子式:
分子量: