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- キク、クリサンセマム属
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キク属 |
ノジギク(Chrysanthemum japonense)
|
分類 |
界 |
: |
植物界 Plantae |
階級なし |
: |
被子植物 Angiosperms |
階級なし |
: |
真正双子葉類 Eudicots |
階級なし |
: |
キク類 Asterids |
目 |
: |
キク目 Asterales |
科 |
: |
キク科 Asteraceae |
属 |
: |
キク属 Chrysanthemum |
|
学名 |
Chrysanthemum L. |
キク属(キクぞく、Chrysanthemum)は、キク科の属の1つである。ラテン語の属名を英語読みにして「クリサンセマム」または略して「マム」と呼ぶこともあるが、これは種としてのキクを指す場合と、キク属を指す場合とがある。
属名はギリシア語の "chryso-"「黄金の」と "‐anthemon"「花」に由来し、本属に黄色い花が多いことによる。
目次
- 1 分布
- 2 混乱
- 3 種
- 3.1 主な雑種
- 3.2 キク属に分類されることがある(あった)主な種
分布
アジアとヨーロッパの温帯地方を中心に分布し、現在30種ほどが含まれている。日本にもノジギクなどの野生種がある。草丈20cmから1mぐらいまでの一年草または多年草で、花の美しいものが多く、観賞用に栽培される種がかなりある。
混乱
キク属は20世紀の半ばころまでは、200あまりの種を含む大きな属であった。しかし、かなり性質の違うものが含まれることから、1970年以降に10以上の属に分割され、キクそのものまで Dendranthema という新しい属に入れられたことがある。ところが、新しく別属とされた属の間で、交配種(固定種)ができるなど、不合理な面も多かったため、現在はフランスギク属 Leucanthemum など一部を残し、元に戻す傾向にある。下記はいずれも20世紀末の新しい分類法によって、新設された属に移動されたが、園芸上は今でも「クリサンセマム」と呼ばれているものである。
- クリサンセマム・ムルチコーレ Coleostephus myconis syn. Chrysanthemum multicaule - コレオステフス属
- ハナワギク Glebionis carinata syn. Chrysanthemum carinatum - シュンギク属
- カンシロギク Leucanthemum paludosum syn. Chrysanthemum paludosum - フランスギク属
種
NCBI Taxonomy browser より
- コハマギク Chrysanthemum arcticum
- Chrysanthemum arisanense
- キクタニギク Chrysanthemum boreale
- Chrysanthemum chanetii
- シュンギク Chrysanthemum coronarium
- オオシマノジギク Chrysanthemum crassum
- Chrysanthemum glabriusculum
- Chrysanthemum horaimontanum
- シマカンギク Chrysanthemum indicum 模式種
- ノジギク Chrysanthemum japonense
- リュウノウギク Chrysanthemum japonicum syn. Chrysanthemum makinoi
- Chrysanthemum lavandulifolium
- Chrysanthemum marginatum
- Chrysanthemum maximowiczii
- Chrysanthemum mongolicum
- モリギク Chrysanthemum morii
- Chrysanthemum nankingense
- オキノアブラギク Chrysanthemum okiense
- Chrysanthemum oreastrum
- トカラノギク Chrysanthemum ornatum
- イソギク Chrysanthemum pacificum - syn. Ajania pacifica
- オオイワインチン Chrysanthemum pallasianum - syn. Ajania pallasiana
- Chrysanthemum potentilloides
- Chrysanthemum przewalskii
- Chrysanthemum rhombifolium
- イワインチン Chrysanthemum rupestre
- アラゲシュンギク Chrysanthemum segetum
- Chrysanthemum shihchuanum
- Chrysanthemum sinuatum
- Chrysanthemum tatsienense
- Chrysanthemum vestitum
- ワカサハマギク Chrysanthemum wakasaense
- ピレオギク Chrysanthemum weyrichii
- Chrysanthemum yezoense
- ナカガワノギク Chrysanthemum yoshinaganthum
- イワギク Chrysanthemum zawadskii
主な雑種
- キク Chrysanthemum ×morifolium
- Chrysanthemum ×shimotomaii
キク属に分類されることがある(あった)主な種
- シロバナムシヨケギク Tanacetum cinerariifolium syn. Chrysanthemum cinerariifolium
- マーガレット Argyranthemum frutescens syn. Chrythanthemum frutescens
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- キク属野生種と栽培ギクの葉身における毛じの密度,長さならびに発達について(育種・遺伝資源)
- 住友 克彦,西島 隆明,小野崎 隆 [他],柴田 道夫
- 園芸学研究 5(4), 351-356, 2006-12-15
- … キク属野生種10種および栽培ギク20品種において,葉の毛じの密度と長さを観察した.キク属野生種では,葉裏面の毛じ密度に大きな種間差が認められた.また,葉表面より裏面で毛じ密度が高く,毛じの長さは長かった.栽培ギク品種においても同様の傾向がみられたが,野生種より変異の幅は小さかった.ピレオギク系統8913の毛じは他の種よりも長く,形状にも特徴がみられた.ピレオギク系統8913および'苹果香 …
- NAID 110005716725
- キク属野生種と栽培ギクの葉身における毛じの密度,長さならびに発達について
- 住友 克彦,西島 隆明,小野崎 隆,柴田 道夫
- 園芸学研究 5(4), 351-356, 2006
- … キク属野生種10種および栽培ギク20品種において,葉の毛じの密度と長さを観察した.キク属野生種では,葉裏面の毛じ密度に大きな種間差が認められた.また,葉表面より裏面で毛じ密度が高く,毛じの長さは長かった.栽培ギク品種においても同様の傾向がみられたが,野生種より変異の幅は小さかった.ピレオギク系統8913の毛じは他の種よりも長く,形状にも特徴がみられた.ピレオギク系統8 …
- NAID 130004476318
- 住友 克彦,谷川 奈津,小野崎 隆,柴田 道夫
- 園芸学会雑誌. 別冊, 園芸学会大会研究発表 74(1), 371, 2005-03-20
- NAID 10024387261
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- 兵庫県フラワーセンター 菊 キク 菊の鉢物は盆栽のページへ 兵庫県フラワーセンター 菊花展(11月上旬) 花言葉は「思慮深い、真実、元気、 いつも愉快、私はあなたを愛する、 困難に耐える、高貴、高潔」 「心あてに
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