- 英
- cichlid fish、Cichlid
- 関
- カワスズメ科、ナイルティラピア
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/03/26 03:28:09」(JST)
[Wiki ja表示]
|
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2011年11月) |
シクリッド科 |
マラウイ湖産のシクリッドの1種 Aulonocara jacobfreibergi
|
分類 |
界 |
: |
動物界 Animalia |
門 |
: |
脊索動物門 Chordata |
亜門 |
: |
脊椎動物亜門 Vertebrata |
綱 |
: |
条鰭綱 Actinopterygii |
亜綱 |
: |
新鰭亜綱 Neopterygii |
上目 |
: |
棘鰭上目 Acanthopterygii |
目 |
: |
スズキ目 Perciformes |
亜目 |
: |
ベラ亜目 Labroidei |
科 |
: |
シクリッド科 Cichlidae |
|
学名 |
Cichlidae Heckel, 1840 |
和名 |
カワスズメ科、シクリッド科 |
英名 |
Cichlid |
属 |
|
シクリッド(英: Cichlid)またはカワスズメは、スズキ目ベラ亜目シクリッド科(カワスズメ科) Cichlidae に分類される魚の総称。
目次
- 1 概要
- 2 おもな種類
- 3 関連項目
- 4 外部リンク
概要[編集]
中央アメリカから南アメリカにかけてと、マダガスカルを含むアフリカから中東、南アジアまで分布する。淡水魚・汽水魚が少なくとも約1,300種以上確認されている。
ティラピアなどは水産上重要である。エンゼルフィッシュ、ディスカスなど色彩の美しい種は、観賞用熱帯魚として流通する。
繁殖形態が特徴的で、よく発達した行動様式をもつ。シクリッドの繁殖形態には、大きく分けて3種類があり、
- オスまたはメスが産卵された卵を口の中に入れ、口内で卵が孵化するタイプ
- メスが水中にあるものに産卵し、これを親が守るタイプ
- メスが水中にあるものに産卵し、孵化した稚魚を親の口内で育てるタイプ
などがある。
口の中で卵や稚魚を育てることを口内保育(マウスブルーディング、mouth brooding)と呼び、そのような習性を持つ魚をマウスブルーダーと呼ぶ。
知られている種の大部分が東アフリカ(900種以上)と中央アメリカ(100種程度)、南アメリカ(300種程度)に分布しており、これらの地域ではかつて爆発的に種分化が進んだことが想定されている。
ティラピアなどの一部の種は、日本に移入され、養殖されたり、外来種として定着しているものもある。
おもな種類[編集]
アフリカン・シクリッド - アフリカ産のシクリッドの総称
- ムブナ - マラウイ湖産の小型種のグループの現地名
- ティラピア - アジア、アフリカに分布するが、日本の温暖な地域で外来種として定着
アメリカン・シクリッド - 中南米産のシクリッドの総称。エンゼルフィッシュやディスカスなど単独で有名なグループは除く場合もある
- オスカー(アストロノータス) Astronotus ocellatus
- アイスポットシクリッド Cichla ocellaris - 現地名ツクナレ、別名ピーコックバス
- フラミンゴシクリッド Amphilophus citrinellus
- ディスカス Symphysodon 属の2種類
- エンゼルフィッシュ Pterophyllum 属の4種類
関連項目[編集]
|
ウィキメディア・コモンズには、シクリッドに関連するメディアがあります。 |
- 魚の一覧
- 熱帯魚
- パロットファイヤー - フラミンゴシクリッドとテラプス・シンスピルスの交雑種。
外部リンク[編集]
- Kullander, Sven O. : Family Cichlidae - Cichlids from FishBase. (Ed. Froese, R. and D. Pauly. 2004, version 06/2004). - シクリッドについて
Japanese Journal
- 沖縄島に導入された外来純淡水魚類の定着状況および分布パターン
- 石川 哲郎,高田 未来美,徳永 圭史 [他],立原 一憲
- 保全生態学研究 18(1), 5-18, 2013-05-30
- … 外来魚類の分布は、各種の出現パターンから4グループに分けられた:極めて分布が広範な種(カワスズメOreochromis mossambicusおよびグッピーPoecilia reticulata)、分布が広範な種(カダヤシGambusia affinisなど4種)、分布が中程度の広さの種(マダラロリカリアPterygoplichthys disjunctivusなど5種)および分布が狭い種(ウォーキングキャットフィッシュClarias batrachusなど20種)。 …
- NAID 110009687176
- 2010年夏沖縄島300水系における外来水生生物と在来魚の分布記録
- 嶋津 信彦
- 保全生態学研究 16(1), 99-110, 2011-05-30
- … カワスズメ属、グッピーおよびコイは順に141、120および54水系で確認された。 …
- NAID 110008661341
- 分子レベルから見た種分化種形成--カワスズメ科魚類を用いた研究 (特集・分子進化学の現在)
Related Links
- カワスズメ - Oreochromis mossambicus (Peters, 1852)。全長40cm程度にまで成長し、雌は10cm程度で産卵能力を有するようになる。体は側扁し、体側には不明瞭な横帯が見られることもある...
- カワスズメはアフリカ東部の河川や湖沼などに自然分布している淡水魚で、日本国内のほか、アジアの各地などにも移入されています。魚類図鑑ではカワスズメの生態や習性、分布域や生息環境などについて、カワスズメの写真と一緒 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- nile tilapia、Oreochromis niloticus
- 関
- カワスズメ科、カワスズメ、イズミダイ
[★]
カワスズメ、ワスズメ科
- 関
- cichlid fish、nile tilapia、Oreochromis niloticus
[★]
カワスズメ
- 関
- Cichlid、nile tilapia、Oreochromis niloticus
[★]
- ラ
- Cichlid
- 関
- カワスズメ、ナイルティラピア
[★]
- 英
- sparrow
- 関
- スズメ目