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- Ebenaceae
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- fruit and timber trees of tropical and warm regions including ebony and persimmon (同)family Ebenaceae, ebony family
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/04 22:25:35」(JST)
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カキノキ科 |
カキノキ Diospyros kaki
(2005年7月26日、高知県)
|
分類(APG III) |
界 |
: |
植物界 Plantae |
階級なし |
: |
被子植物 Angiosperms |
階級なし |
: |
真正双子葉類 Eudicots |
階級なし |
: |
コア真正双子葉類 Core eudicots |
階級なし |
: |
キク類 Asterids |
階級なし |
: |
Unassigned Asterids |
目 |
: |
ツツジ目 Ericales |
科 |
: |
カキノキ科 Ebenaceae |
|
学名 |
Ebenaceae
Gürke |
属 |
- カキノキ属 Diospyros
- Euclea
- Lissocarpa
- Tetraclis
|
カキノキ科(カキノキか、学名: Ebenaceae)は、双子葉植物の科。すべて木本で、2属500種ほどが知られている。大部分がカキノキ属。
学名は、1891年にオットー・クンツェによりカキノキ科として発表されたエベヌス属 (Ebenus) にちなむが、この属名は1753年にリンネによりマメ科の植物に命名されていたため、採用されていない[1]。このため、本来なら名称は Diospyraceae となるはずだが[2]、混乱を防ぐために一般的なこの名称が現在も使われている(保存名)。
目次
- 1 形態・生態
- 2 分布
- 3 人間との関わり
- 4 下位分類
- 5 脚注
- 6 参考文献
- 7 関連項目
- 8 外部リンク
形態・生態
大部分が常緑樹で、温帯産の落葉樹カキノキ(柿)などは例外的である。
花は雌雄別で、放射相称、がくと花弁はそれぞれ合着し、3〜7裂する。子房上位。がくは花後も残り(柿のへた)、果実は多くが液果。種子は大きく胚乳が多い。
分布
熱帯・亜熱帯を中心に分布する。
人間との関わり
カキノキのほか、熱帯で果樹として利用されるものが数種ある。また、材は堅いので材木として利用されるものが多く、特にコクタン(黒檀)が有名である。
下位分類
- カキノキ属 Diospyros - カキノキ、マメガキ、コクタン
- Euclea
- Lissocarpa
- Tetraclis
脚注
- ^ 現在、クンツェが命名した植物はカキノキ属に入っている。
- ^ 日本新薬株式会社. “エベヌス・クレティカ”. ハーブの館. 2013年10月3日閲覧。
参考文献
- 茂木透写真 「カキノキ科 EBENACEAE」『樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物』 高橋秀男・勝山輝男監修、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、2001年、184-191頁。ISBN 4-635-07005-0。
関連項目
|
ウィキスピーシーズにカキノキ科に関する情報があります。 |
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ウィキメディア・コモンズには、カキノキ科に関連するカテゴリがあります。 |
- 新エングラー体系詳細
- クロンキスト体系詳細
- プロジェクト:生物/食用となる植物の一覧
外部リンク
- Ebenaceae - National Center for Biotechnology Information (NCBI) (英語)
- Ebenaceae - Encyclopedia of Life (英語)
- 波田善夫. “カキノキ科”. 植物雑学事典. 岡山理科大学生物地球学部. 2013年10月3日閲覧。
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Japanese Journal
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