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- アカガエル属
WordNet
- a family nearly cosmopolitan in distribution: true frogs (同)family Ranidae
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』「2013/07/24 13:45:12」(JST)
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「アカガエル」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「赤ガエル」をご覧ください。 |
| アカガエル科 |
|
ウシガエル Rana catesbeiana
|
| 分類 |
| 界 |
: |
動物界 Animalia |
| 門 |
: |
脊索動物門 Chordata |
| 亜門 |
: |
脊椎動物亜門 Vertebrata |
| 綱 |
: |
両生綱 Amphibia |
| 目 |
: |
無尾目 Anura |
| 亜目 |
: |
カエル亜目 Neobatrachia |
| 科 |
: |
アカガエル科 Ranidae
Rafinesque, 1814 |
|
アカガエル科（赤蛙科、Ranidae）は両生綱・無尾目に属する分類群。
目次
- 1 分布
- 2 形態
- 3 分類
- 4 日本産の種
- 5 人間との関係
- 6 参考文献
- 7 関連項目
分布[編集]
南極大陸、オーストラリア大陸を除く全大陸に分布する。
形態[編集]
四肢が発達し、動作が敏捷で、跳躍力や遊泳力に優れた種が多い。その高い運動能力を支えるべく骨格や筋肉も発達しているため、直線的で角ばった体型をしている種が多い。背に背側線（はいそくせん）を持つ種が多いのも本科の特徴の1つだが、ウシガエルのように持たない種も存在する。赤褐色の体色を持つ種が多いためにアカガエル科とされるが、緑色、黒色、灰色などの種も存在する。ほとんどの種が鮮やかで多様な斑紋を体色に持つ。ツチガエルなどのように体の表面全体にいぼがある種も存在する。オスの鳴嚢は両頬にある種が多い。アオガエル科やアマガエル科の多くの種と異なり、指先に吸盤がないため成体は樹上生活には適応せず、生息域は水際から大きく離れることはない。また環境に合わせて体色を変えられる種も存在しない。
分類[編集]
ヨーロッパアカガエル
Rana temporaria
- タカネガエル属 Altirana
- ソロモンガエル属 Batrachylodes
- ハナトガリガエル属 Ceratobatrachus
-
- ハナトガリガエル
-
- ゴライアスガエル
- オオソロモンガエル属 Discodeles
- Elachyglossa
- ヌマガエル属 Fejervarya
- Hildebrandtia
- クールガエル属 Limnonectes
- Micrixalus
- Nannobatrachus
- Nannophrys
- Nanorana
- Nyctibatrachus
- ウキガエル属 Occidozyga
- Palmatorappia
- キノボリガエル属（ヒラタガエル属） Platymantis
- アフリカアカガエル属 Ptychadena
- アフリカウシガエル属 Pyxicephalus
-
- アフリカウシガエル
-
- ヨーロッパアカガエル、ヨーロッパトノサマガエル、ワライガエル
- ナガレガエル属 Staurois
- Strongylopus
- スナガエル属 Tomopterna
日本産の種[編集]
イシカワガエル
Odorrana ishikawae
日本には外来種も含めて23種が分布し、うち14種が日本固有種。
- ヌマガエル
- ナミエガエル
- アマミハナサキガエル
- チョウセンアカガエル
- ホルストガエル
- イシカワガエル
- ニホンアカガエル
- ハナサキガエル
- トノサマガエル
- リュウキュウアカガエル
- ヤマアカガエル
- エゾアカガエル
- ダルマガエル
- ヤエヤマハラブチガエル
- ツチガエル
- ナガレタゴガエル
- オットンガエル
- オオハナサキガエル
- タゴガエル
- ツシマアカガエル
- コガタハナサキガエル
- ウシガエル（外来種）
- サキシマヌマガエル
人間との関係[編集]
ウシガエルのように食用にされることもある。またアジアウキガエルはアロワナ飼育のエサ用に生息地では大量に養殖され輸出されている。
日本では本科の構成種を河川や水田で見かけることができる。しかし河川工事や水田の減少等の原因で生息数は減少している。特に南西諸島に生息する種は環境破壊等により生息数が激減し、地方自治体指定の天然記念物や環境省のレッドリストに記載されている種も少なくない。
ペットとして飼われる種類も多い。アフリカウシガエルは飼育下で30年以上生きることもある。
参考文献[編集]
- クリス・マチソン（著者） 松井正文（監修・訳） 『世界カエル図鑑300種』 ネコ・パブリッシング、2008年4月20日。ISBN 978-4-7770-5227-1。
関連項目[編集]
|
ウィキメディア・コモンズには、アカガエル科に関連するカテゴリがあります。 |
|
ウィキスピーシーズにアカガエル科に関する情報があります。 |
Japanese Journal
- アジア産アカガエル科の一種,<i>Staurois latopalmatus</i>の核型
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