- 英
- helix、helices、helical、spiral
- 関
- カタツムリ、ヘリックス、らせん状、らせん体、ヘリカル
WordNet
- form a spiral; "The path spirals up the mountain"
- a continuously accelerating change in the economy
- a plane curve traced by a point circling about the center but at increasing distances from the center
- ornament consisting of a curve on a plane that winds around a center with an increasing distance from the center (同)volute
- flying downward in a helical path with a large radius
- a curve that lies on the surface of a cylinder or cone and cuts the element at a constant angle (同)spiral
PrepTutorEJDIC
- らせん(helix) / らせん状のもの;らせんばね;巻き貝 / (物価・賃金などの)らせん状上昇(下降) / らせん状の /… ‘を'らせん形にする / らせん形になる;らせん状に動く
- らせん形の
- らせん / らせん形のもの
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/07/20 05:50:12」(JST)
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この項目では、ヘリックス(3次元曲線)について説明しています。スパイラル(2次元曲線)については「渦巻」を、その他の用法については「螺旋 (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
螺旋(らせん、羅: helice, 英: helix)とは、3次元曲線の一種で、回転しながら回転面に垂直成分のある方向へ上昇する曲線である。螺線(らせん)とも。英語ではヘリックス (helix)、形容詞はヘリカル (helical)。ギリシャ語のἕλιξが語源で、ラテン語のhelice(ヘリケー)を経由して英語に導入された。「螺」は「ラ」「にし」と読み、タニシ(田螺)やサザエ(栄螺)のような巻き貝の貝殻を意味する。
2次元曲線の渦巻も螺旋・螺線と呼ぶことがある。渦巻と区別するために、3次元曲線の螺旋を弦巻線または蔓巻線(つるまきせん)と呼ぶことがある。
数学の世界においては、慣用的に螺旋を弦巻線、螺線を渦巻線の意味で使っている[1]。
以下では弦巻線(ヘリックス)について述べる。
目次
- 1 螺旋の例
- 2 渦巻と螺旋
- 3 数学的表現
- 4 回転する模様として
- 5 象徴としての螺旋
- 6 文献
- 7 関連項目
螺旋の例
- ねじの山と溝
- つる植物のつる
- 螺旋階段
- ソレノイド
- コイル
- コイルばね
- ドリル
- 螺旋状の分子
- DNA分子
- アミロース分子(でんぷんの一種)
- タンパク質のαヘリックス構造
- スクリューやプロペラの軌跡
- 三色ねじり棒(理容店のサイン)
- 銃および砲における、回転により弾道を安定させ直進性を図るためのライフリング(溝)
-
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-
ロイヤル・オードナンス L7 105mm戦車砲のカットモデル。ライフリングが観察できる
渦巻と螺旋
渦巻と螺旋との比較
|
渦巻 |
螺旋(弦巻線) |
英語 |
spiral |
helix |
ラテン語 |
spira |
helice |
次元 |
2次元曲線 |
3次元曲線 |
例 |
蚊取り線香(一様螺線)、アンモナイトの殻(対数螺線)、ロールケーキ |
アサガオのつる、コイルばね(常螺旋)、DNA(二重螺旋)、ねじ山 |
スパイラルとヘリックスの混同は英語でも見られるが、日本語とは逆に、本来ヘリックスであるものがスパイラルと呼ばれることが多い。たとえば、螺旋階段は英語ではspiral stairwayである。
螺旋を平面に投影すると、渦巻の一種の双曲螺旋となる。
数学的表現
媒介変数 を使って次のように表せる。では右手回りを表す。
円筒座標を使えば、もっと単純に表せる。
上記の設定の場合、曲率 及び捩率 はそれぞれ
となる。
回転する模様として
螺旋は回転させると、その方向に応じて上昇、あるいは下降して見える。床屋の看板やコマの軸の模様に多くの例がある。
象徴としての螺旋
螺旋は、運動性や生命力を感じさせる面があるので、芸術作品などにおいては、様々な意味を込めた象徴、シンボルとして用いられることも多く、作品のタイトルとなっている例も多い。(→螺旋 (曖昧さ回避) )
また、基本的には繰り返しの構造でありながら、同じ位置をたどらず、例えば無限に上昇する構造を歴史や生命になぞらえる例もある。
なお、無限上昇のカノンは別名を螺旋カノンと言い、一つの旋律が繰り返す際に少しだけ音程を高くして始まるようになっており、繰り返すにつれてどんどん音程があがってゆくものである。バッハの「音楽の捧げもの」にその例がある。実際には1オクターブ上がったところで終了させるか、そこでもとの音に戻って終了させる。もちろん実際に無限に上昇するのは不可能であるが、同時発音数が非常に多いか、同じ音量の多数の倍音を含む音色を合成できるシンセサイザーなどを使い、旋律の音程があがるにつれて1オクターブ下に新しく旋律を追加しつつ、聴覚における可聴域と最小可聴値を考慮して十分に広い範囲で旋律を演奏すれば、無限上昇を実感できる。これを使用した、日本で知られた作品には松武秀樹の「謎の無限音階」やその影響による「BGM」収録の「LOOM/来たるべきもの」などがある。現在の機材であればたとえば携帯電話搭載のFM音源でも可能なものもある。
文献
関連項目
|
ウィキメディア・コモンズには、螺旋に関連するカテゴリがあります。 |
- 右巻き、左巻き
- 二重らせん
- マルウィヤ・ミナレット
- 代数螺旋
- 対数螺旋
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 対馬伝統発酵食品「せんだんご」の各地域における製造方法
- 熊谷 浩一,田中 尚人,佐藤 英一 [他],岡田 早苗
- 東京農業大学農学集報 59(4), 274-282, 2015-03-13
- 長崎県対馬市は南北に長い島であり,対馬のそれぞれの農家ではサツマイモを原料とした固有の伝統保存食品である『せんだんご』を小規模に製造している。 せんだんごは,水で戻し,捏ねた生地を麺状に加工して茹であげ『ろくべえ麺』として食される。 ろくべえは,原料であるサツマイモ単体では生じ得ない食感を有していることから,せんだんごの製造工程に着目した。 せんだんごの製造には,"芋を腐らせる(発酵させる)"工程 …
- NAID 110009885476
- 理学博士岡本佳男氏の「らせん高分子の精密合成、構造、機能に関する研究」に対する授賞審査要旨 (日本学士院第一〇四回授賞式記事)
- 合成らせん高分子のキラル識別材料への応用 (特集 進化するキラル化学のイノベーション)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
パドラセン顆粒10%
組成
有効成分
添加物
- 乳糖水和物、D-マンニトール、ヒドロキシプロピルセルロース、エチルセルロース、軽質無水ケイ酸
禁忌
- 昏睡状態、循環虚脱状態の患者〔これらの状態を悪化させるおそれがある。〕
- バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の強い影響下にある患者〔中枢神経抑制剤の作用を延長し増強させる。〕
- アドレナリンを投与中の患者(「相互作用」の項参照)
- 本剤の成分又はイミノジベンジル系化合物に対し過敏症の患者
効能または効果
- 統合失調症
- 通常成人に対し、クロカプラミン塩酸塩水和物として1日量30〜150mgを3回に分けて経口投与する。なお、年齢・症状に応じて適宜増減する。
慎重投与
- 心・血管疾患、低血圧、又はそれらの疑いのある患者〔一過性の血圧降下があらわれることがある。〕
- 肝障害のある患者〔肝障害を悪化させるおそれがある。〕
- 血液障害のある患者〔血液障害を悪化させるおそれがある。〕
- てんかん等の痙攣性疾患、又はこれらの既往歴のある患者〔痙攣閾値を低下させることがある。〕
- 甲状腺機能亢進状態にある患者〔錐体外路症状が起こりやすい。〕
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
- 小児〔錐体外路症状、特にジスキネジアが起こりやすい。〕
- 薬物過敏症の患者
- 脱水・栄養不良状態等を伴う身体的疲弊のある患者〔Syndrome malin(悪性症候群)が起こりやすい。〕
重大な副作用
Syndrome malin(悪性症候群)
(頻度不明)
- 無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CK(CPK)の上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、フェノチアジン系化合物及びブチロフェノン系化合物には、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎不全へと移行し、死亡した例が報告されている。
無顆粒球症、白血球減少
(頻度不明)
- 無顆粒球症、白血球減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
遅発性ジスキネジア
(頻度不明)
- 長期投与により口周部等の不随意運動(遅発性ジスキネジア)があらわれることがある。
麻痺性イレウス
(頻度不明)
- 腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。
抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)
(頻度不明)
- 低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。
肺塞栓症、深部静脈血栓症
(頻度不明)
- 抗精神病薬において、肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- フェノチアジン系抗精神病薬として共通の作用を現す。即ち、ドパミンD2受容体を抑制することにより、統合失調症における陽性症状を改善する。3)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- クロカプラミン塩酸塩水和物
(Clocapramine Hydrochloride Hydrate)
分子式
分子量
化学名
- 1'-[3-(3-Chloro-10,11-dihydro-5H-dibenzo[b,f]azepin-5-yl)propyl]-1,4'-bipiperidine-4'-carboxamide dihydrochloride monohydrate
性状
- 白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。
酢酸(100)に溶けやすく、水又はメタノールにやや溶けにくく、エタノール(95)、クロロホルム又はイソプロピルアミンに溶けにくく、無水酢酸又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
光によって徐々に着色する。
融点:約260℃(分解、乾燥後)。
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- helical、helices、snail、spiral
[★]
- 英
- helix、helical
- 関
- カタツムリ、らせん、らせん状、らせん体、ヘリカル
[★]
- 英
- snail、helix
- 関
- ヘリックス、らせん、らせん体、巻貝
[★]
- 英
- helical
- 関
- ヘリックス、らせん、らせん状
- 同
- CT helicalCT
[★]
- 関
- helical、helix、spiral
[★]
- 英
- helix、helices、spiral
- 関
- カタツムリ、ヘリックス、らせん、らせん状
-helix
[★]
- 英
- helical、spiral
- 関
- ヘリックス、らせん、らせん体、ヘリカル
[★]
- 英
- superhelical DNA
- 関
- スーパーコイルDNA
[★]
- 英
- double helix structure
- 関
- DNA
[★]
- 英
- double helix
- 関
- らせん