癌胎児性抗原
概念
- M.W. 180 kDa
- 大腸粘膜で発現している糖タンパク質。癌患者の血清中の他に、胎児の消化管粘膜にも見いだされたことから命名された。消化器癌の腫瘍マーカーとして使われている。臓器特異性、疾患特異性は高くない。早期癌の診断には役立たない。補助診断、治療のモニターとして使われる。
基準値
- 5 ng/ml以下
- 0.0-3.0 ng/ml(nonsmokers), 0.0-5.0 ng/ml(smokers) (HIM.A-4)
注意
疾患との関連
- 喫煙者や良性疾患(肺結核など)、慢性肝炎、肝硬変、胆道障害、腎不全、糖尿病などでも上昇しうる (臨床検査法提要第32版 p.633) ← 特異度が低い
- 消化管粘膜や白血球中にも存在。
- 正常人の大腸粘膜で産生され、糞便中に検出される
- 正常人の血中には検出されない
婦人科領域での意義
- 子宮癌、卵巣癌、粘液性卵巣腫瘍
-carcinoembryonic antigen
- 同
- CEA