特発性大腿骨頭壊死症
概念
- 難病であり、特定疾患治療研究事業の対象疾患である
疫学
- 青年~壮年男子に好発
- 男女比=2-3:1 (SOR.540)
リスク因子
- アルコール多飲:40歳代に多い
- 副腎皮質ステロイド内服:20歳代に多い
症状
- SOR.251
- アルコール多飲では50%が両側性であるが、ステロイド性では70%以上。
- 股関節痛が主であり、大腿痛、膝痛、坐骨神経痛もありうる。
検査
- MRI:(stage1)band patternが認められる。壊死骨がhigh、正常骨梁と壊死部の境界がlow(線維性肉芽組織と新生骨添加部)、正常骨梁はhigh
- 単純X線写真:stage1では変化無く、stage2で帯状硬化像が認められ、stage3で骨頭が圧潰され、stage4で骨頭が圧潰、関節間隙狭小化、亜脱臼し二次関節症に至る像が認められる。
治療
- SOR.543
- 保存療法:壊死範囲が狭い例や壊死が非加重部に存在する例
- 手術療法:
- 骨頭穿孔術
- 掻爬、骨移植
- 骨切り術
- 大腿骨内反骨切り術
- 大腿骨屈曲骨切り術
- 大腿骨前方回転骨切り術
- 人工骨頭置換術、人工関節置換術
参考
- 1. 特発性大腿骨頭壊死 - 難病情報センター
- 2. 認定基準 - 難病情報センター