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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/05/04 09:45:28」(JST)
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DNAウイルスとは、ゲノムとしてDNAをもつウイルスのこと。
ゲノムDNAから宿主細胞のRNAポリメラーゼを利用してmRNAを合成し、そのmRNAから蛋白質を合成するのがDNAウイルスの増殖経路である。
DNAウイルスはRNAウイルスと異なり、ゲノムの構造に多様性がない。ほとんどが二本鎖DNAウイルスであり、そうでないウイルスは一本鎖-鎖DNAウイルスのパルボウイルス科と不完全二本鎖DNAウイルスのヘパドナウイルス科のみである。DNAの構造はほとんどが環状であり、線状DNAを有するのはパポバウイルス科のみである。なお、一本鎖DNAウイルスゲノムはそのままでは増殖できないため、宿主細胞のDNAポリメラーゼを使い二本鎖の状態を経て増殖する。また、ペパドナウイルスは非常に特異的な増殖様式を取る。部分的に一本鎖があるこのウイルスは宿主細胞内で完全な二本鎖DNAウイルスとなり、mRNAを合成する。そしてDNAの合成はそのmRNAを逆転写することで合成される。
DNAウイルスには増殖の過程で生じたDNA複製のミスを修正する機構が備わっている。そのため、RNAウイルスと比較すると遺伝子の変異が少ない。そのため、長期にわたって同じワクチンが使用可能であり、天然痘をワクチンによって根絶することができたのも天然痘ウイルスがDNAウイルスであったためであるとされる。
DNAウイルス
- ポックスウイルス科 - 天然痘ウイルス、サル痘ウイルス
- ヘルペスウイルス科 - 単純ヘルペスウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルス、サイトメガロウイルス、EBウイルス
- アデノウイルス科 - アデノウイルス
- パポバウイルス科 - パピローマウイルス、JCウイルス
- パルボウイルス科 - パルボウイルス
- ヘパドナウイルス科 - B型肝炎ウイルス
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ウイルスの分類(ボルティモア分類) |
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DNA |
I: 2本鎖DNAウイルス (dsDNA) |
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カウドウイルス目
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マイオウイルス科 - サイフォウイルス科 - ポドウイルス科
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有エンベロープ: ヘルペスウイルス科 - ポックスウイルス科 無エンベロープ: アデノウイルス科 - パピローマウイルス科 - ポリオーマウイルス科
未分類: アスコウイルス科 - アスファウイルス科 - バキュロウイルス科 - コッコリスウイルス科 - コルチコウイルス科 - フセロウイルス科 - グッタウイルス科 - イリドウイルス科 - リポスリクスウイルス科 - ニマウイルス科 - フィコドナウイルス科 - プラズマウイルス科 - ルディウイルス科 - テクティウイルス科
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II: 1本鎖DNAウイルス (ssDNA) |
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有エンベロープ: パルボウイルス科(パルボウイルスB19)
未分類: サーコウイルス科 - ジェミニウイルス科 - イノウイルス科 - ミクロウイルス科 - ナノウイルス科
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RNA |
III: 2本鎖RNAウイルス (dsRNA) |
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レオウイルス科(ロタウイルス) - ビルナウイルス科 - クリソウイルス科 - シストウイルス科 - ハイポウイルス科 - パルティティウイルス科 - トティウイルス科
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IV: 1本鎖RNA+鎖 ((+)ssRNA) |
|
ニドウイルス目
|
コロナウイルス科 - アルテリウイルス科 - ロニウイルス科
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トガウイルス科(風疹ウイルス) - フラビウイルス科 - ピコルナウイルス科(エンテロウイルス, ライノウイルス) - カリシウイルス科 - アストロウイルス科 - へペウイルス科 - バルナウイルス科 - ブロモウイルス科 - カルシウイルス科 - クロステロウイルス科 - コモウイルス科 - ディシストロウイルス科 - フレキシウイルス科 - レビウイルス科 - ルテオウイルス科 - マルナウイルス科 - ナルナウイルス科 - ノダウイルス科 - ポティウイルス科 - セキウイルス科 - テトラウイルス科 - トンブスウイルス科 - ティモウイルス科
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V: 1本鎖RNA-鎖 ((−)ssRNA) |
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モノネガウイルス目
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パラミクソウイルス科 - ラブドウイルス科 - フィロウイルス科 - ボルナウイルス科
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オルトミクソウイルス科 - アレナウイルス科 - ブニヤウイルス科
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逆転写 |
VI: 1本鎖RNA逆転写ウイルス(ssRNA-RT) |
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レトロウイルス科 - メタウイルス科 - シュードウイルス科
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VII: 2本鎖DNA逆転写ウイルス (dsDNA-RT) |
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ヘパドナウイルス科 - カリモウイルス科
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 導電性中空糸膜とRT-LAMP法を用いたDNAウイルスとRNAウイルスのマルチプレックス検出に関する基礎的検討 (MEとバイオサイバネティックス)
- 大井 諒,菅原 俊継,黒田 聡 [他]
- 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 113(409), 79-83, 2014-01-24
- NAID 40019982944
- 導電性中空糸膜とRT-LAMP法を用いたDNAウイルスとRNAウイルスのマルチプレックス検出に関する基礎的検討
- 大井 諒,菅原 俊継,黒田 聡,有澤 準二,木村 主幸
- 電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス 113(409), 79-83, 2014-01-17
- … した手法を開発し,LAMP法と併用した迅速で高感度な検査法をこれまで報告してきた.本法では,1つの工程でDNAウイルスとRNAウイルスをマルチプレックス検出することを想定して,LAMP法に逆転写反応を組み合わせたRT-LAMP法(reversetranscription-LAMP)を用いて,DNAウイルスとRNAウイルスのそれぞれを検出した.その結果,DNAウイルスとRNAウイルスのどちらも安定して検出可能であることが判明した. …
- NAID 110009822164
- 阿部 隆之
- ウイルス 64(1), 83-94, 2014
- … STING (stimulator of interferon (IFN) genes)は,様々なRNA及びDNAウイルス感染に対する生体防御機構に重要な役割を果たす,小胞体局在膜蛋白質として同定された分子である.一方,STINGはウイルス及び細菌由来のDNA成分に対する宿主自然免疫応答の誘導に重要な役割を示すことが報告されているが,その分子機序は明らかにされていなかった.我々の近年の報告から,STINGがウイルス由来のゲノムDNAのみならず,ISD (IFN-stimulatory …
- NAID 130004922982
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- single-stranded DNA virus
- 同
- ssDNAウイルス ssDNA virus
[★]
- 英
- DNA virus infection
- 関
- DNAウイルス感染症
[★]
- 英
- DNA virus infection
- 関
- DNAウイルス感染
[★]
- 英
- virus
- 同
- ウイルス粒子 virus particle、ビリオン virion
- 関
- 微生物学、抗ウイルス薬、国試に出がちなウイルス
感染経路による分類 SMB.374
学名
目(order, -virales), 科(family, -viridae), 亜科(subfamily, -virinae), 属(genus, -virus), 種(species)
増殖過程
- 吸着 absorption
- 侵入 penetration
- 脱殻 uncoating
- ゲノムの複製 replication、遺伝子発現 transcription
- ウイルス粒子の組み立て assembly
- 放出 release
感染の分類
持続時間
ゲノム
- 一本鎖RNA(-)をゲノムとするウイルスはウイルス粒子内にRNA依存性RNA合成酵素を有する。
[★]
[★]
- 英
- deoxyribonucleic acid
- 同
- デオキシリボ核酸
- 関
- リボ核酸 RNA