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Japanese Journal
- Y-2-3 黄体化未破裂卵胞(LUF)に対するG-CSFの効果について(優秀演題賞候補演題 生殖医学,優秀演題賞候補プログラム,第64回日本産科婦人科学会学術講演会)
- P1-30-8 黄体化未破裂卵胞(LUF)の治療法 : Granulocyte Colony-stimulating Factor(G-CSF)の効果(Group64 排卵誘発・PCOS・生殖基礎,一般演題,第63回日本産科婦人科学会学術講演会)
- 富澤 英樹,早稲田 智夫,高木 弘明,藤井 亮太,牧野田 知,宇津宮 隆史
- 日本産科婦人科學會雜誌 63(2), 668, 2011-02-01
- NAID 110008509429
- シリーズで学ぶ最新知識 黄体化未破裂卵胞(LUF)(3)われわれが行っているLUFに対する新しい治療法
Related Links
- 黄体化未破裂卵胞(LUF)とは、基礎体温で体温が上昇しているにも関わらず、実際は卵胞が破裂していない状態をいいます。
- 月経開始から発育を開始した卵胞は、その径が18〜22 に達すると女性ホルモンの上昇に呼応した黄体形成ホルモン(luteinizing hormone; LH)の上昇(いわゆるLHサージ)によって、卵胞破裂、つまり排卵に至ります。卵胞が破裂して ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- follicle (Z), ovarian follicle
- ラ
- folliculus ovaricus, folliculus ovarii
- 同
- 卵巣濾胞
卵胞の発育
- 最初、原始卵胞はFSHに依存せずに生育していき、顆粒膜細胞層が3層になった頃(一次卵胞)にFSH受容体を発現し、FSH依存性に生育していく。
- 月経周期の初期には下垂体からのFSH分泌が増加して(月経周期参照)、ゴナドトロピン刺激とは無関係に発育してきた卵胞をさらに刺激してグラーフ卵胞へと発達させる。FSHによる刺激がない場合には卵胞は変性し閉鎖卵胞となる。(NGY.26)
- (ゴナドトロピンの刺激を受けた?)卵胞は1-2mm/dayの割合で大きくなり、5mmで超音波エコーにて描出される。
- 排卵前には約20mmとなる。
[★]
- 英
- yellow body
- ラ
- corpus luteum(Z), (pl.)corpora lutea
概念
- NGY 11,17改変
- 排卵後、卵胞の裂孔が血液で満たされ赤体となった後に血液が吸収され、リポイド色素によって肉眼的に黄色に見える黄体が形成される。排卵後1-4ないし2-3日で形成される。組織的には卵胞の顆粒膜細胞、内莢膜細胞が黄体化ホルモンの作用を受けて大型化した顆粒膜ルテイン細胞と比較的小さめの莢膜ルテイン細胞にそれぞれ変化した細胞から構成される。
分類
- 月経黄体:妊娠しない場合に形成され、約12日間持続した後に退縮し白体となる
- 妊娠黄体:妊娠が成立した場合に形成され、黄体機能は妊娠10~12週がピークとなり、出産後に退縮して白体となる。
機能
[★]
- 英
- rupture、explosion、rupture、explode、burst
- 関
- 群発、断裂、突発、破壊、バースト、爆発、突発波、破綻
[★]
- 英
- luteinization
- 同
- 黄体形成