食道・胃粘膜接合部

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和文文献

  • アルゴンプラズマ凝固療法が奏功した難治性食道カンジダ症の1例
  • 留置 辰治,松中 秀之,西川 泉,井畑 裕三子,田伏 弘行,森 良幸,篠永 卓郎,東 克彦,岡 政志,一瀬 雅夫
  • 日本消化器内視鏡学会雑誌 = Gastroenterological endoscopy 52(4), 1250-1256, 2010-04-20
  • … 症例は74歳,男性.平成10年に下部食道に厚い白苔を伴う食道カンジダ症を認め,数年にわたり種々の抗真菌剤を繰り返し投与されたが白苔は残存したままであった.平成18年2月に食物の通過障害がひどくなり,内視鏡検査で咽頭部より食道胃粘膜接合部に広がるカンジダ病変を認め,特に下部食道は以前と同様に厚い白苔に覆われていた.抗真菌剤の投与と …
  • NAID 10026910002
  • 病理組織学的に pseudosarcomatous granulation の像を呈した食道胃粘膜接合部炎症性ポリープの1例
  • 又野 豊,本田 ゆかり,亀田 正二,細川 治,海崎 泰治,岡田 俊英
  • 日本消化器内視鏡学会雑誌 = Gastroenterological endoscopy 50(11), 2834-2839, 2008-11-20
  • NAID 10024847547

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皆さんは、 『食道胃接合部』 という言葉を聴いたことがありますか? 文字通り、胃と食道がつながっているところ、です。 それは体の表面で言うと、 みぞおちのあたりになります。 左右の一番下の肋骨が真ん中でくっつくと、
はじめに 近年,食道胃接合部癌という呼称が頻用されるが,その定義は必 ずしもコンセンサスが得られたものではない.そもそも食道胃接 合部とは円筒状から囊状への形状変化の境界を指すのが一般的だ が,胃上部から横隔膜に連続 ...

関連画像

画像の説明ファイル 1444-2.jpg図2:食道接合部癌~病変の バレット食道


★リンクテーブル★
関連記事食道」「粘膜」「接合部」「」「胃粘膜

食道」

  [★]

esophagus (Z)
消化器系



解剖

  • 正中面付近を下行してくるが、横隔膜近傍で左側に寄り、背面で胸大動脈と交叉する。
  • L10椎体の高さで、食道裂孔を食道神経叢と共に通過して腹腔に入る

部位区分

SSUR.456
    O:食道入口部 esophageal orifice
Ce: 頚部食道 cervical esophagus    
  S: 胸骨上縁 margin of the sternum
Te: 胸部食道 thoracic esophagus Ut: 胸部上部食道 upper thoracic esophagus    
   
Mt: 胸部中部食道 middle thoracic esophagus B: 気管分岐部下縁 tracheal bifurcation
 
Lt: 胸部下部食道 lower thoracic esophagus  
  D: 横隔膜 diaphragm
  H: 食道裂孔 esophageal hiatus
Ae: 腹部食道 abdominal esophagus  
    EGJ: 食道胃接合部 esophagogastric junction

生理的狭窄部 (KL.283, KH. 139)

  • 第1狭窄部位:輪状軟骨狭窄部:cricopharyngeal constriction
    • 切歯から15cm
    • 食道の上端で、咽頭に連なる部位
    • 下咽頭収縮筋が食道を囲み、輪状軟骨に付き、この筋の緊張によると考えられる
  • 第2狭窄部位:大動脈狭窄部:bronchoaortic constriction
    • 切歯から25cm
    • 食道の中部で、大動脈弓と左気管支が交叉し、それによって圧される。つまり大動脈弓の
  • 第3狭窄部位:横隔膜狭窄部:diaphragmatic constriction
    • 切歯から38-40cm
    • 下部で横隔膜を貫く部位

運動 (SP.720)

部位 名称 筋肉 神経 運動性 シナプスする構造 最終的な伝達物質 運動
上部1/3 上食道括約部 UES 横紋筋 舌咽神経迷走神経(疑核) 随意性 運動終板のアセチルコリン受容体 アセチルコリン 弛緩
平滑筋 迷走神経 不随意性 壁内コリン作動性運動神経
下端部 下食道括約部 LES 平滑筋 迷走神経 不随意性 壁内非アドレナリン作動性抑制運動神経 NO, VIP 弛緩
交感神経 平滑筋α受容体 アドレナリン 収縮

組織

  • 食道腺は粘膜筋板の下に存在する。 ← 粘膜下組織に腺があるのは食道の固有食道腺と十二指腸のブルンネル腺だけ
  • 食道は横隔膜より上位では漿膜がなく、癌が周囲に浸潤しやすい

食道の上皮と上皮下の組織

      層構造 1 2 3 4 5 6
      器官 単層扁平上皮 単層立方上皮 単層円柱上皮 角化重層扁平上皮 非角化重層扁平上皮 上皮表層の構成細胞 粘膜固有層 腺の構成細胞 粘膜筋板 粘膜下組織
(大抵、粗結合組織)
筋層 漿膜(結合組織+単層扁平上皮)
外膜(結合組織のみ)
      食道           食道噴門腺
(咽頭付近と胃付近に局在)、粘液腺
粘液細胞
(スムーズに食べ物を流す)
縱層
(縦走筋のみ)
固有食道腺(粘液腺、管状胞状、ペプシノーゲン、リゾチーム) 内輪筋層
外縱筋層
(食道上1/3:骨格筋、食道中1/3:骨格筋、平滑筋、食道下1/3:平滑筋)
外膜(横隔膜まで)
漿膜

臨床関連

  • 食事の通過障害は生理的狭窄部でおこりやすい。特に第1狭窄部で異物が見られる (KH.141)
  • 生理的狭窄部は癌の好発部位であり、第2,第3狭窄部位に多い (KH.141)



粘膜」

  [★]

mucosa (KL), mucous membrane (KH), endometrium (Z. L-20), mucosae (Z. P-27)
tunica mucosa
粘膜固有層粘膜筋板粘膜下組織筋層


  • 消化器系、呼吸器系、泌尿器系、生殖器系

定義

  • 上皮、粘膜固有層、粘膜筋板をまとめて粘膜と呼ぶ

粘膜

粘膜下の深層にある組織



接合部」

  [★]

junctionjunctional regionjuncture, canalicular-ductular junction
ジャンクション接合接合点連結移行部接続ヘーリング管


道」

  [★]

street, meatus
街路街角


胃粘膜」

  [★]

gastric mucosa (Z)





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