関節内注射

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関節腔内注射


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和文文献

  • 22万回の関節内注射後の感染率とその対応
  • 井尻 慎一郎
  • 日本臨床整形外科学会雑誌 40(1), 1-11, 2015-06
  • NAID 40020542028
  • 変形性膝関節症に対する多血小板血漿関節内注射治療 (特集 整形外科領域におけるplatelet-rich plasma療法)
  • 吉岡 友和,金森 章浩,青戸 克哉 [他]
  • 整形・災害外科 57(8), 1001-1009, 2014-07
  • NAID 40020147390
  • 関節内注射が奏効しない変形性膝関節症には骨内病変(bone marrow edema)がある (第26回日本臨床整形外科学会学術集会)
  • 吉田 竹志
  • 日本臨床整形外科学会雑誌 39(1), 22-28, 2014-05
  • NAID 40020200092

関連リンク

関節の痛みに対する治療には、痛み止めの内服薬や貼り薬などがありますが、このほかによく行われている治療として、膝や肩の関節に注射を行う方法があります。
Dr.中島のなるぼど・ザ・ホスピタル あっぷる通信第13号(平成14年5月発行) ... 今回は、関節にする注射についてお話します。 関節の軟骨がすり減って変形性関節症という状態になり、関節の痛みが出るわけですが、残念ながら ...
関節内注射に用いられる主な薬剤としては、ヒアルロン酸ナトリウム製剤とステロイド製剤があります。関節内注射は、関節内の罹患部位に直接薬剤を投与するという意味で、薬物動態学的にも薬力学的にも優れた方法ですが、一方 ...

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監修 : 鳥取大学医学部感覚 ヒアルロン酸の注射についてイラスト:注射風景関節内注射とは?関節内注射とは?装具イメージ

添付文書

薬効分類名

  • 関節機能改善剤

販売名

アルツ関節注25mg

組成

有効成分

  • 1アンプル(2.5mL)中に日局 精製ヒアルロン酸ナトリウム25mgを含有する。

添加物

  • 塩化ナトリウム
    リン酸水素ナトリウム水和物
    リン酸二水素ナトリウム

禁忌

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者


効能または効果

  • ○変形性膝関節症、肩関節周囲炎
  • ○関節リウマチにおける膝関節痛(下記(1)〜(4)の基準を全て満たす場合に限る)
  • 抗リウマチ薬等による治療で全身の病勢がコントロールできていても膝関節痛のある場合
  • 全身の炎症症状がCRP値として10mg/dL以下の場合
  • 膝関節の症状が軽症から中等症の場合
  • 膝関節のLarsen X線分類がGrade IからGrade IIIの場合


○変形性膝関節症、肩関節周囲炎

  • 通常、成人1回1アンプル(精製ヒアルロン酸ナトリウムとして1回25mg)を1週間ごとに連続5回膝関節腔内又は肩関節(肩関節腔、肩峰下滑液包又は上腕二頭筋長頭腱腱鞘)内に投与するが、症状により投与回数を適宜増減する。

○関節リウマチにおける膝関節痛

  • 通常、成人1回2.5mL(1アンプル、精製ヒアルロン酸ナトリウムとして1回25mg)を1週間毎に連続5回膝関節腔内に投与する。


  • 本剤は関節内に投与するので、厳重な無菌的操作のもとに行うこと。


慎重投与

  • 他の薬剤に対して過敏症の既往歴のある患者 * *肝障害又はその既往歴のある患者[肝障害の既往歴のある患者においてAST(GOT)、ALT(GPT)異常値例がみられた。]
  • 投与関節部に皮膚疾患又は感染のある患者[本剤は関節内に投与するため。]


重大な副作用

ショック

  • ショック症状(頻度不明注1))があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。


薬効薬理

  • 本剤は、関節組織を被覆・保護し、潤滑機能を改善するとともに、変性軟骨に浸みこみ、変性変化の抑制、軟骨代謝の改善をもたらす。さらに滑膜組織に浸みこみ、炎症及び変性変化を抑制する。また、発痛物質の作用を抑制して、疼痛抑制作用を発揮する。これらのことから疼痛の寛解、日常生活動作及び関節可動域の改善をもたらす。

関節組織浸透性

  • 変性軟骨や滑膜の深部まで浸透する(モルモット5)in vitro6))。

関節軟骨に対する作用

  • 軟骨と親和性を有し、軟骨表面を被覆、保護する(ウサギ7,8))。
  • 軟骨の変性変化を抑制する(ウサギ9,10,11,12,13)、マウス14))。
  • 軟骨破壊に関与する軟骨からの活性酸素、マトリックスメタロプロテアーゼ−1、3及び13の産生を抑制する(in vitro15,16))。
  • 軟骨マトリックスからのプロテオグリカンの遊出を抑制し、軟骨代謝を改善する(ウサギ17)in vitro6,7,18))。
  • 関節軟骨の変性変化を抑制し、軟骨下骨の修復を促進する(ウサギ19))。

滑膜に対する作用

  • 滑膜細胞に作用し、滑膜の炎症及び変性変化を抑制する(イヌ20)in vitro21))。
  • 滑膜細胞に作用し、インターロイキン−1βの産生を抑制し、軟骨の変性変化を抑制する(in vitro22))。
  • コラーゲンで誘発した実験的関節炎モデルにおいて、滑膜の炎症を抑制する(ラット23))。

関節液に対する作用

  • 滑膜細胞に作用し、高分子ヒアルロン酸の合成を促進する(患者:成人男女24)、イヌ20))。
  • 病的関節液のヒアルロン酸濃度及び分子量を高め、曳糸性等を改善する(患者:成人男女24,25))。
  • 関節液中のコンドロイチン4硫酸及びコンドロイチン6硫酸、ヒアルロン酸濃度を改善する(患者:成人男女26))。

疼痛抑制作用

  • 実験的関節疼痛モデルにおいてブラジキニン単独及びブラジキニンとPGE2併用による発痛作用を抑制する(ラット27,28,29))。
  • 尿酸塩結晶による関節疼痛モデルにおいて、発痛作用を抑制する(イヌ30))。
  • 炎症性疼痛増強物質であるPGE2の産生等を抑制し、疼痛を抑制する(患者:成人男女31,32))。

関節拘縮改善作用

  • 腱と腱鞘の間の物理的なバリアとして働き、腱の癒着を防止する(ラット33))。
  • 実験的関節拘縮モデルの関節可動域を改善する(ウサギ10,34))。


有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • Purified sodium hyaluronate(精製ヒアルロン酸ナトリウム)

分子式

  • (C14H20NNaO11)n

分子量

  • 平均分子量50万〜120万

性状

  • 本品は白色の粉末、粒又は繊維状の塊である。
    本品は水にやや溶けにくく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。
    本品は吸湿性である。


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注射」

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インジェクション充血注入発射注射剤ショット注射薬インジェクト撃つ
  • 皮内注射:皮膚にほぼ並行::アレルギー反応の判定
  • 皮下注射:皮膚に対し20-30°:持続性:インスリン、ワクチン
  • 筋肉注射:皮膚に対し直角:中殿筋三角筋。皮下注射に比較して即効性がある(吸収性の悪い薬品)。:ブスコパン、オピオイド系鎮痛薬、トキソイド
  • 静脈注射:静脈に刺入:即効性、確実性


国試



関節」

  [★]

joint joints, synovial joints
juncturasynovialis, articulationes synoviales
滑膜性の連結 synovial joint junctura synovialis

種類



関節内」

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