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- sodium acetate
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/15 05:02:38」(JST)
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酢酸ナトリウム |
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識別情報 |
特性 |
化学式 |
CH3COONa |
モル質量 |
82.03g/mol(無水和物)
136.08g/mol(三水和物) |
外観 |
白色の潮解性粉末 |
密度 |
1.45g/cm3、固体 |
融点 |
324℃で分解
|
水への溶解度 |
76g/100ml(0℃) |
塩基解離定数 pKb |
9.25 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
酢酸ナトリウム(さくさんナトリウム、Sodium acetate)とは、酢酸とナトリウムのつくる塩である。示性式CH3COONaで表される。酢酸ソーダとも言う。無水物と三水和物が存在する。
無水物、三水和物ともに無色の結晶である。
無水物、三水和物ともに水によく溶けるが、有機溶媒にはほとんど溶けない。弱酸と強塩基の塩なので、水溶液は弱アルカリ性を示す。
酢酸と水酸化ナトリウムまたは炭酸ナトリウムの中和により三水和物が得られ、この三水和物を120℃ - 250℃で加熱すると無水物となる。
用途
緩衝溶液の調製、染料の媒染剤に用いられるほか、融解熱が大きいので暖房器具の保温材としても使われる。漬物などの保存料がわりに使われることもある。
近年では、酢酸ナトリウムを利用した繰り返し使えるエコカイロとした製品がある。
これは溶液の濃度を高めにする事で過飽和現象を引き起こしやすくし、凝固点が室内温度以上かつ過冷却時に極めて安定な性質を活かしたものである。過冷却時から何らかの刺激(振動など)を加えると結晶化が始まるが、その時に発生する凝固熱を利用した製品である。 通常、45 - 50℃くらいの温度で30 - 50分程度持続させることができる。
メタンの製法
酢酸ナトリウムを水酸化ナトリウムとともに強熱すると、メタンが得られる。
関連項目
ナトリウムの化合物 |
|
二元化合物 |
Na3As · NaAt · NaBr · Na2C2 · NaCl · NaF · NaH · NaI · NaI3 · NaN3 · Na3N · NaO2 · NaO3 · Na2O2 · Na2O · Na2Po · Na3P · Na2S · Na2Se · Na2Te
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三元化合物 |
Na3AlF6 · NaAlH4 · NaAuCl4 · Na3BF4 · NaBH4 · Na2B4O7 · NaCH3 · Na2C2O4 · NaCN · Na2CN2 · NaHF2 · NaHS · NaHSe · NaNH2 · NaOH · NaPF6 · Na2PtCl4 · Na2PtCl6 · Na2SiF6
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四元・五元化合物 |
CH3COONa · C6H5ONa · HCOONa · NaBH3CN · Na[B(OH)4] · Na3[Fe(CN)6] · Na4[Fe(CN)6] · NaOCH3 · NaOCH2CH3 · NaOCN · NaSCN · Na2[Zn(OH)4]
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ナトリウムの化合物 - ナトリウムのオキソ酸塩 |
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 症例 ミコナゾール硝酸塩含有液体石鹸による接触皮膚炎の1例
- 水平矩形容器内に充填した相変化蓄熱物質の凝固・冷却機構に関する研究─酢酸ナトリウム3水和物の現象論的考察─
- 稲垣 照美,一色 俊洋,李 艶栄
- KAGAKU KOGAKU RONBUNSHU 40(5), 410-419, 2014
- … 本研究は相変化蓄熱媒体の1つである酢酸ナトリウム3水和物に着目し,その凝固・冷却過程における諸現象の解明を目的としている.ここでは,水平密閉矩形容器と自由界面を有する水平矩形容器の2種類を使用しながら液相として蓄熱状態下にある純粋な(添加物なし)酢酸ナトリウム3水和物の凝固・冷却機構と潜熱放出現象を赤外線サーモグラフィーと可視域のビデオカメラにより三次元的に可 …
- NAID 130004691076
- 果樹研究最前線(No.234)1-ナフタレン酢酸ナトリウム水溶剤による「河内晩柑」の後期落果軽減
Related Links
- 解説 酢酸ナトリウムは、酢酸を水酸化ナトリウムなどの無機のナトリウム塩と反応させて作られており、無~白色の結晶又は粉末になっている。酢酸ナトリウムには、3つの結晶水をもつ酢酸ナトリウム(結晶)と無水物の ...
- 酢酸ナトリウム(さくさんナトリウム、Sodium acetate)とは、酢酸とナトリウムのつくる塩である。示性式CH 3 COONaで表される。酢酸ソーダとも言う。無水物と三水和物が存在する。 無水物、三水和物ともに無色の結晶である。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
グルアセト35注(250mL)
禁忌
- 高カリウム血症、乏尿、アジソン病、重症熱傷、高窒素血症の患者[高カリウム血症を増悪する、又は起こすおそれがある。]
- 高リン血症、副甲状腺機能低下症の患者[高リン血症を増悪する、又は起こすおそれがある。]
- 高カルシウム血症、高マグネシウム血症、甲状腺機能低下症の患者[高カルシウム血症を増悪するおそれがある。高マグネシウム血症を増悪する、又は起こすおそれがある。]
効能または効果
- 経口摂取が不能又は不十分な場合の水分・電解質の補給・維持、エネルギーの補給
- 本剤をエネルギー補給の目的で使用する場合には、患者の必要エネルギー量や経口摂取量など、また、高カロリー輸液や経腸栄養剤などの適応を考慮の上、使用すること。
- 通常成人には、1回500〜1000mLを点滴静注する。投与速度は、通常成人ではブドウ糖として1時間当たり0.5g/kg体重以下とする。
なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
- 本剤は1000mL当たりエネルギー量として400kcal含んでいるが、本剤のみでは1日に必要とされるエネルギー量を十分に満たすことはできないので、手術等による経口摂取不能な患者に対する本剤のみでの使用は短期間とすること。
慎重投与
- 高カリウム血症を伴わない腎不全のある患者[水分、電解質の調節機能が低下しているので、慎重に投与すること。]
- 心不全のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。]
- 閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水分、電解質の過負荷となり、症状が悪化するおそれがある。]
- 糖尿病の患者[ブドウ糖の組織への移行が抑制されているので、高血糖を生じ症状が悪化するおそれがある。]
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- sodium, natrium, Na
- 関
- Na+
血液(血清)中のナトリウム (臨床検査法提要第32版)
尿中のナトリウム
- <20 mEq/l (正常と判断できる範囲)
- >40 mEq/l (腎性腎不全を示唆)
尿Na,Kと血清Naによる血清Naの予測
- 経口摂取と輸液による自由水の摂取がなければ
- 尿([Na+]+[K+]) < 血清[Na+] → 血清[Na+]上昇
- 尿([Na+]+[K+]) = 血清[Na+] → 血清[Na+]普遍
- 尿([Na+]+[K+]) > 血清[Na+] → 血清[Na+]低下
食品中の食塩量
- ほとんどの製品ラベルに記載されている、ナトリウム[g]はそのまま食塩量[g]と考えることができないので、指導する債には注意を促す。
- 分子量から考えるとNa(23), Cl(35.5)なので、ナトリウムx[g]は食塩 x /23 * (23 + 35.5)、つまり2.54 * x [g]となる。
- 例えば、小生が常食している某社のインスタントラーメンにはナトリウム2[g]との記載があるが、これは5.08gの食塩が含まれているということになる。もちろんスープは全部飲む。1日3袋食べたことがあるのだが、、、
臨床関連
[★]
- 英
- thorium、Th
- 関
- トロトラスト、232Th
概念
- 参考1
- 原子番号:90
- 元素記号:Th
- アクチノイド元素の一つ
- 銀白色の金属。
- 安定同位体は存在しない。
- 北欧神話の軍神または雷神トールにちなんで名づけられた。
同位体
- 参考1
同位体
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NA
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半減期
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DM
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DE (MeV)
|
DP
|
228Th
|
trace
|
1.9116 y
|
α
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5.52
|
224Ra
|
229Th
|
syn
|
7340 y
|
α
|
5.168
|
225Ra
|
230Th
|
trace
|
75380 y
|
α
|
4.77
|
226Ra
|
231Th
|
trace
|
25.5 h
|
β
|
0.39
|
231Pa
|
232Th
|
100 %
|
1.405 × 1010 y
|
α
|
4.083
|
228Ra
|
234Th
|
trace
|
24.1 d
|
β
|
0.27
|
234Pa
|
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
[★]
- 英
- acetic acid acetate
- ラ
- acidum aceticum
- 関
- カルボン酸
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
[★]
- 英
- bird、avian
- 関
- 鳥類