転移性石灰化

出典: meddic

metastatic calcification
異所性カルシウム沈着異所性石灰化 ectopic calcification石灰転移 calcareous metastasis


UpToDate Contents

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和文文献

  • 気管・気管支・肺に石灰化を認めた転移性石灰化の1例
  • 宮原 庸介,高柳 昇,米田 紘一郎,土屋 典子,諸川 納早,山口 昭三郎,徳永 大道,斎藤 大雄,倉島 一喜,生方 幹夫,柳沢 勉,杉田 裕
  • 日本呼吸器学会雑誌 = The journal of the Japanese Respiratory Society 45(9), 731-736, 2007-09-10
  • NAID 10020117686
  • 89 肺胞洗浄液中にカルシウム結晶をみとめた転移性石灰化の一例(呼吸器2)
  • 菅原 綾,渡邉 香奈,大島 謙吾,石田 卓,斉藤 純平,大塚 義紀,棟方 充,半澤 美代子,星 利之,渡邉 一男
  • 日本臨床細胞学会雑誌 43(Suppl.2), 447, 2004-09-22
  • NAID 110001223181

関連リンク

閲覧される皆さんへ: ウィキペディア日本語版に記載されている内容には、未確認の情報 や誤りがある可能性があることを考慮し ... 無機質バランス. 異栄養性石灰化は全身性 の無機質不均衡が関与しない。 転移性石灰化は血中や組織中のカルシウム濃度の ...
他に体外に分泌されるものに軟体動物などの殻、環形動物などの棲管の例がある。 異常な状態で起こる石灰化病的石灰沈着とも呼ばれる。無機質バランスの異常の有無 、沈着部位によって分類される。また、その発生機序により異栄養性及び転移性とに 分類 ...

関連画像

非典型的な肺転移スライド08石灰化左のドップラー画像は中肝静脈


★リンクテーブル★
リンク元慢性腎不全」「異所性石灰化」「カルシウムリン積」「石灰沈着症」「石灰転移
関連記事転移」「転移性」「石灰」「灰化

慢性腎不全」

  [★]

chronic renal failure, CRF
腎不全急性腎不全

概念

  • 数ヶ月から数十年に及ぶ緩徐な経過で腎機能障害が進行し、末期腎不全に至る不可逆的疾患。
  • 濾過される原尿の量が減少するので、血液中の不要物を排泄したり、電解質・水分の調節能が低下する。

定義 (日本人腎臓学会 CKD診断ガイド)

  • 1.-2.のいずれか、または両方が3ヶ月以上持続する。
  • 1. 尿異常、画像診断、血液、病理で腎障害の存在が明らか。特に尿蛋白が存在
  • 2. GFR < 60 ml/min/1.73m3

病態

  • カリウム↑:GFR低下によりカリウム分泌が不十分となる。
  • リン↑:近位尿細管での排泄障害(YN.E-25)?、酸分泌障害?
  • カルシウム↓:尿細管機能低下???により、PTHの作用を受けて遠位尿細管で再吸収されるべきカルシウムが排泄される。
  • 細胞性免疫能の低下 → 結核のリスク(FSRFでは正常人比10倍)
  • 出血傾向 → 尿毒症により凝固系機能低下
  • 低カルシウム血症
  • 尿細管での再吸収不全、1,25-dihydroxy-vitamin D3不足により腸管からのCa吸収低下、無機リン増加によりカルシウムの減少([Ca][P]積が一定になるように保たれているらしい)、骨のPTHに対する感受性低下???(なぜ?)

慢性腎不全におけるカルシウムリン代謝

PRE.355
上記の病態と矛盾する点があり。
  • 慢性腎不全においては、上記の通りカルシウムの吸収が低下するため、二次性の副甲状腺機能亢進症となっている。このため、慢性に骨よりカルシウムとリン酸が動員される。このため嚢胞性線維性骨炎 osteitis fibrosa cysticaを呈する。
  • 転移性石灰化 metastatic calcification(=異所性石灰化症)も生じる。リン酸カルシウムの結晶が血管外に形成され、血管壁、軟部組織、内臓に蓄積する。この病態は血清のカルシウムリン積が60-70を越える時に起こりやすい。
  • 慢性腎不全における過剰のPTHは次の状態を引き起こす:(1)比較的高値な血清カルシウム(高リン酸血症と活性ビタミンD3欠乏があるにもかかわらず!)、(2)高リン酸血症(骨からのリン酸の動員にもかかわらず、腎で排泄しきれないため)。

症状

  • 脳 :不眠、意識障害、麻痺
  • 眼 :眼底出血、視力低下
  • 口 :アンモニア臭
  • 心臓:心膜炎心筋症心タンポナーデ
  • 肺 :呼吸困難、咳、血痰
  • 胃腸:嘔気、食欲低下、潰瘍
  • 腎臓:尿量減少? 尿濃縮能障害、等張尿(多尿夜間尿) 
  • 血管:高血圧、動脈硬化
  • 血液:貧血、高カリウム血症
  • 末梢神経:感覚異常
  • 皮膚:掻痒感
  • 骨:腎性骨異形成症

検査

血液検査

治療

  • 糸球体高血圧
  • 腎性貧血
  • エリスロポエチン
  • 高窒素血症
  • 経口吸着用炭素製剤。腸肝循環中で窒素化合物を吸着
  • 炭酸カルシウム製剤などのリン吸着薬。消化管の中で不溶性の塩を形成

国試




異所性石灰化」

  [★]

ectopic calcification
転移性石灰化 metastatic calcificationカルシウムリン積腎性骨異栄養症
  • 例えば、腎不全により活性化ビタミンD3の産生が低下すると、血中カルシウム濃度が低下して続発性副甲状腺機能亢進症を来たす。骨吸収が亢進してカルシウムが動員され、また腎不全による高リン酸血症とにより種々の部位でリン酸カルシウムの沈着をきたす。予防にはビタミンDの投与や高リン酸血症のコントロール(P吸着、蛋白摂取制限)が必要となる。(YN.E-34 出典不明情報)


カルシウムリン積」

  [★]

calcium-phosphate product
Ca・P積
カルシウムリン転移性石灰化
  • 健常人では血清カルシウム、血清リンはそれぞれ9.5mg/dL、3mg/dLでカルシウムリン積は30程度である。 (PRE.355)
  • 転移性石灰化 metastatic calcification(=異所性石灰化症)は血清のカルシウムリン積が60-70を越える時に起こりやすい(血清カルシウムと血清リンの単位はmg/dL)。 (PRE.355)


石灰沈着症」

  [★]

calcinosis
石灰症
石灰沈着石灰化症転移性石灰化


石灰転移」

  [★]

calcareous metastasis
転移性石灰化

転移」

  [★]

腫瘍の転移

metastasis
metastatic potentialskip metastasismetastatic disease


原発 転移
リンパ節が最多。肝臓、胸膜、対側肺、副腎、心膜、骨(肋骨、椎骨)、大脳(圧迫症状出現)
遠隔転移:肺内>骨>脳>肝>副腎
小細胞癌が最も転移しやすい。
分化型:血行性に肝臓、未分化型:腹膜播種
大腸 肝臓、肺
卵巣 腹腔内播種、リンパ性転移(後腹膜)。血行性は希
腎臓 肺>骨>肝。副腎もありうる。能は多くない。
骨肉腫 肺>骨
発見時に10-20%の症例で肺転移。
  • 転移性脳腫瘍は原発巣が肺であることが最も多い、らしい。
  • 転移性の硬膜外腫瘍は原発巣が肺癌>乳癌>リンパ腫



精神医学

transference
感情転移

分子遺伝学の転移(トランスポゾン)

transposition


転移性」

  [★]

metastatic phenotypemetastaticmetastasizing
転移性形質

石灰」

  [★]

lime
ライム酸化カルシウム


灰化」

  [★]

ashing, incineration




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