脾破裂

出典: meddic

rupture of the spleen
脾摘後障害


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和文文献

  • 慢性骨髄増殖性疾患に併存した脾破裂の1例
  • 岡田 有史,小笠原 仁,小林 完,中井 款,大石 晋,館岡 博
  • 日本臨床外科学会雑誌 = The journal of the Japan Surgical Association 71(10), 2705-2709, 2010-10-25
  • NAID 10027749832
  • 伝染性単核球症に脾破裂, DICを合併した1例
  • 山口 圭三,池添 清彦,本間 憲一,磯本 浩晴,入江 康司
  • 日本臨床外科学会雑誌 = The journal of the Japan Surgical Association 71(9), 2261-2265, 2010-09-25
  • NAID 10026731925

関連リンク

... に加えて出血性ショックまたは左上腹部に疼痛(時に肩にまで広がる)のある患者では脾破裂を疑う;原因不明の左上腹部の痛みがあり,特に血液量減少あるいはショックの証拠が認められる患者には最近受けた外傷 ...
その名の通り脾臓が破裂することです。交通事故やスポーツなどで腹部を強打して破裂することが多く、特に脾腫(脾臓 が腫れている)の人は健康な人に比べて、破裂しやすくなっています。脾臓は血管の豊富な臓器で、破裂 ...
この医療医療資源は、医療の中で最も広範なソースであり、外傷性脾破裂、の情報を職場に復帰する ... 脾臓は鈍的外傷で負傷し、最も一般的な腹腔内臓器(多くの場合、自動車事故やボディコンタクトスポーツに関連 ...

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★リンクテーブル★
先読み脾摘後障害
リンク元伝染性単核球症」「脾臓」「ケール徴候」「脾損傷」「脾臓破裂
関連記事破裂

脾摘後障害」

  [★]

postsplenectomy syndrome
  • 感染症
肺炎球菌インフルエンザ菌髄膜炎菌肺炎桿菌



伝染性単核球症」

  [★]

infectious mononucleosis
キス病 kissing disease伝染性単核症EBウイルス感染症 Epstein-Barr virus infection腺熱 glandular fever
単核球症EBウイルス

概念

疫学

  • 多く(90%以上)は幼児期に初感染し、無症状(不顕性感染)か軽症である。
  • 学童期から青年期(14-18歳)に多い。成人になってからの初感染では症状が出る。 → 肝炎様症状
  • 日本では成人の80%が既感染者。健常者咽頭粘液:10-20%陽性

潜伏期間

  • 一ヶ月? 4-14日? 4-6週(YN.H-75)

病原体

感染経路

  • 唾液感染、経口飛沫感染

病態

  • 飛沫感染 → 咽頭粘膜上皮細胞やリンパ組織で増殖 → Bリンパ球を介して全身に散布 → 増殖能を獲得したBリンパ球によるIgの産生(ポール・バンネル反応ペニシリンアレルギーと関連)・腫瘍化したBリンパ球対して活性化した細胞障害性T細胞(異型リンパ球)の増加
  • EBウイルスがB細胞に感染して癌化させる。ガン化にはEBウイルスが産生する核内抗原(EBNA)と表面抗原(LMA)が重要な役割りを果たす。ガン化したB細胞に対する傷害性T細胞が異型リンパ球として観察される

経過

  • 1-3週間で自然治癒
その後、EBウイルスは持続感染する

症候

  • 発熱、全身性リンパ節腫脹、絶対的リンパ球増加(10%以上の異型リンパ球)
  • 発熱(1-2週間持続,90%)、扁桃炎咽頭炎(咽頭痛・嚥下困難、発赤・腫脹)、全身性リンパ節腫脹(圧痛)、肝脾腫(10-50%)、結膜の充血、麻疹様・風疹様の発疹(10-40%)
  • 扁桃炎・咽頭炎は溶連菌による扁桃炎に似て発赤が強く膿苔を伴うことが多い (SPE.340) → 扁桃白苔とも表現される(滲出性扁桃炎の所見)


検査

血算

  • 末梢血白血球↑、単核球↑?:白血球分画のリンパ球・単核球?が60%以上となる。  ←  Bリンパ球で増殖するため減少、Tリンパ球は反応性に増殖
  • 末梢血異型リンパ球(~50%)
  • まれ:溶血性貧血、血小板減少症、再生不良性貧血、TTP、HUS、DIC (QB.H-196 参考1)  ← 時に見られる造血系の異常は、EBウイルスにたいする抗体との交差反応によるもの、らしい(参考1)

免疫血清検査

  • 1. ペア血清:VCA-IgM↑、VCA-IgG↑ ← VCA-IgMは一過性上昇  ←  急性期に上昇
  • VCAとはウイルスキャプシド抗原(virus capsid antigen)
  • 2. EBNA抗体:陰性   ←  慢性期に上昇
  • 陽性→潜伏感染
  • EBNA抗原はゆっくりと上昇し3ヶ月後に陽転する。

肝臓酵素

  • 肝逸脱酵素↑:AST、ALT、ALP、γ-GTP

診断

鑑別診断

治療

  • 特異的治療法無し
  • 対症療法:解熱薬や肝庇護薬の投与、輸液など

合併症

注意

  • ペニシリン系・セフェム系薬物の投与は禁忌:発疹などのアレルギー反応が起こる

予防

  • 困難

予後

参考

  • 1. [charged] Infectious mononucleosis in adults and adolescents - uptodate [1]

国試



脾臓」

  [★]

spleen (SP)
  • 図:N.288,289

解剖

体表解剖 (2007年度後期解剖学授業プリント)

臓器と接する面 (KL.383, N.288)

組織

  • 赤脾髄:大部分を占め、赤色に見える
  • 白脾髄を取り巻くように存在し、赤脾髄と白脾髄を隔てている。
  • 辺縁体では、数多くの小さな血管がリンパ小節を取り囲むように存在しており、辺縁洞をなす。中心動脈から放射状に伸びる細い血管が赤脾髄に入り、その後再び戻って辺縁洞に注ぐ。

機能 (SP.499)

  • 1. 赤血球の処理
  • 2. 防衛機能
  • 3. 胎生期における造血作用
  • 4. 赤血球の貯蔵

臨床関連

  • 血小板増加による血栓症
  • 免疫能低下
  • 易感染性
  • 莢膜を持つ菌に感染しやすくなる→脾網内系はIgMを産生する場らしい?
  • 脾摘後重症感染症症候群


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.








ケール徴候」

  [★]

Kehr sign, Kehr's sign
Kehr徴候
徴候
脾損傷脾破裂
  • 脾破裂時に左肩に疼痛が放散する徴候
  • 左横隔神経を刺激するため

参考

  • wiki en
  • [display]http://en.wikipedia.org/wiki/Kehr%27s_sign

脾損傷」

  [★]

splenic injury
脾外傷
脾臓損傷脾破裂



脾臓破裂」

  [★]

splenic rupture
脾破裂


破裂」

  [★]

ruptureexplosionruptureexplodeburst
群発断裂突発破壊バースト爆発突発波破綻



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