胆汁うっ滞

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cholestasis


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和文文献

  • 先天性複合型下垂体機能低下症に伴う胆汁うっ滞の検討
  • 芦刈 友加,伊藤 孝一,杉浦 時雄 [他]
  • 日本小児科学会雑誌 = The journal of the Japan Pediatric Society 118(4), 653-660, 2014-04
  • NAID 40020067748
  • 胆汁酸排出トランスポーターBSEPと肝内胆汁うっ滞 (特集 脂質代謝とトランスポーター)
  • 薬物性肝障害の病理 : 薬物性肝障害は肝生検で診断可能か (第1土曜特集 内科領域の薬剤性障害 : 肝・肺を中心に) -- (薬物性肝障害)

関連リンク

概要 胆汁は肝細胞でつくられ、胆道系を通って十二指腸に排泄されますが、この経路のどこかで胆汁の流れが阻害されている状態を胆汁うっ滞といいます。胆汁の成分が肝臓内や胆管内に停滞し、さらには血液中に漏れ出します。
<胆汁うっ滞型> 胆汁うっ滞型の薬物性肝障害は、炎症細胞浸潤の有無、胆管障害の有無に より分類される。 炎症細胞浸潤を伴わない単純型のものは、胆汁の輸送、分泌の障害による もので、細胞質内、毛細胆管、まれに細胆管に胆栓を ...

関連画像

胆汁うっ滞 - 関連疾患 l 肝機能 肝・胆道系疾患|患者さん・ご 肝・胆道系疾患|患者さん・ご 胆汁酸代謝異常症と胆汁うっ滞新生児肝内胆汁うっ滞を示す 写真1 ]胆汁うっ滞型の薬物性

添付文書

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★リンクテーブル★
リンク元レンメル症候群」「肝内性胆汁うっ滞」「bile stasis
拡張検索肝内胆汁うっ滞」「肝外胆汁うっ滞症」「胆汁うっ滞性黄疸」「線維性胆汁うっ滞性肝炎
関連記事胆汁」「うっ滞

レンメル症候群」

  [★]

Lemmel syndrome
Lemmel症候群
閉塞性黄疸胆汁うっ滞
  • 十二指腸ファーター乳頭部近傍に発生した憩室が、胆汁うっ滞の原因となり閉塞性黄疸が発症した病態。


参考

  • 1. [free PDF]急性膵炎を併存した Lemmel 症候群の1例
  • 篠崎 卓雄,甲斐田 和博,正 義之,武藤 良弘,外間 章,栗原 公太郎,川崎 康彦,普久原 勉,上原 力也
  • 日本消化器外科学会雑誌 21(3), 917-920, 1988-03-01
  • NAID 110001308832
  • 2. [free PDF]1430 十二指腸空置術を施行したLemmel's syndromeの2例
  • 杉山 悟,清水 康廣,松森 秀之,清水 敏成
  • 日本消化器外科学会雑誌 32(6), 1930, 1999-06-01
  • NAID 110001355524
  • 3. [free PDF]胆道疾患における十二指腸傍乳頭憩室の臨床的意義
  • 宮崎 知,坂本 嗣郎,桑田 圭司,山崎 芳郎,山崎 元,森本 芳和,貴島 弘樹,種村 匡弘,宮田 正彦
  • 日本消化器外科学会雑誌 26(7), 2003-2008, 1993-07-01
  • 過去5年間に上部消化器造影を施行した12,321例を対象とし, 十二指腸憩室の発見頻度, 部位ならびに個数を検討した. また同5年間の良性胆道疾患手術症例467例につき傍乳頭憩室の合併頻度, 憩室径, 胆管径ならびに結石の種類を検討した. 十二指腸憩室の発生頻度は男性4.9%, 女性9.1%であり, 加齢とともに増加した. 憩室の92.2%は十二指腸第II部に存在し, 単発例が95.6%であった. …
  • NAID 110001313673
  • 4. MRCP and ERCP in Lemmel Syndrome
[display]http://www.joplink.net/prev/200505/04.html


肝内性胆汁うっ滞」

  [★]

intrahepatic cholestasis
胆汁うっ滞

bile stasis」

  [★]

胆汁うっ滞

cholestasis

肝内胆汁うっ滞」

  [★]

intrahepatic cholestasis
貯留性黄疸 retention jaundice
肝内胆汁うっ滞症胆汁うっ滞


肝外胆汁うっ滞症」

  [★]

extrahepatic cholestasis
閉塞性黄疸胆汁うっ滞


胆汁うっ滞性黄疸」

  [★]

cholestatic jaundice
胆汁鬱滞性黄疸


線維性胆汁うっ滞性肝炎」

  [★]

fibrosing cholestatic hepatitis, FCH


胆汁」

  [★]

bile
肝臓胆嚢胆管


  • 0.5-1.0 L/day, pH 8.0-8.6
  • 消化酵素を含まないアルカリ性の分泌液である

分泌部位

部位	胆汁		割合
肝細胞	毛細管胆汁	2/3
胆細管	胆細管胆汁	1/3

分泌経路

  • 肝臓胆汁が総肝管を経由して胆嚢にいたり、ここで濃縮を受けて胆嚢胆汁となる。

機能

  • 1. 脂肪乳化作用
  • 胆汁酸により、直径1μm以下の脂肪滴が形成され、表面積拡大によりリパーゼと反応しやすくなる。
  • 2. ミセルの形成
  • ミセルの直径5nm。胆汁酸は両親媒性であり親水基と疎水基を持つ。
  • 親水性: OH基,ペプチド結合,カルポキシル基
  • 疎水性: 上記部分以外
  • 胆汁に含まれる胆汁酸とリン脂質により、モノグリセリド・脂肪酸とミセルを形成することができる。
  • 3. コレステロールとビリルビンの排出
  • 4. 胃酸の中和

組成

1. 胆汁酸

see HBC.236
  1次胆汁:コレステロールより合成
    コール酸
    キノデオキシコール酸
  2次胆汁:1次胆汁の腸内細菌による代謝(7位の部位のOH基が除去される)
    デオキシコール酸
    リトコール酸
  3次胆汁:肝臓から分泌される状態(可溶性)
    タウロコール酸(タウリンと抱合)
    グリココール酸(グリシンと抱合)

2. 胆汁色素

  ビリルビン:Hbの代謝産物
  間接型(不溶性)
  ↓←グルクロン酸抱合
  直接型(水溶性)(抱合型ビリルビン)
  ↓
  ウロビリノーゲン(腸管)
  ↓
  ステルコピリン(腸管)
  ↓
  排泄

3. 脂質

  リン脂質(主にレシチン)
    不溶性であるが胆汁酸存在下でミセル形成(可溶性)
  コレステロール
    不溶性であるが胆汁酸存在下でミセル形成(可溶性)

4.電解質成分

  陽イオン:Na+(主)、その他K+,Ca2+
  陰イオン:Cl-,HCO3-(アルカリ性)

胆汁の分泌と排出

1. 毛細管胆汁  1-1. 胆汁酸依存性胆汁    胆汁酸と水分の分泌:胆汁酸の腸肝循環に依存。    腸肝循環:肝臓から分泌された胆汁が小腸で吸収され、門脈を経て肝臓に戻り、再び排泄されること。    タウロコール酸・グルココール酸      陰イオンに解離しやすく吸収されやすい。    リトコール酸      非解離型なので糞便中に排泄される。    分泌された胆汁酸の95%は腸肝循環により再利用される。

 1-2. 胆汁酸非依存性胆汁    胆汁酸以外の分泌:Na+,K+,Ca2+,Cl-,HCO3-,ビリルビン(有機陰イオン)    等張性     :Na+,Cl-,HCO3-は血漿濃度に類似

2. 胆細管胆汁  2-1. Na+,HCO3-(高濃度),水の分泌---セクレチンによる  2-2. Na+,Cl-の吸収

3. 胆汁の濃縮(胆嚢)   電解質吸収(Na+,Cl-の能動的吸収)とそれに伴う水の吸収→5-50倍に濃縮

4. 胆汁排出   食後30分で胆嚢収縮開始。液性の調節機構による排出が主である。  4-1. 液性   十二指腸内食物→CCK分泌→オッディ括約筋弛緩・胆嚢収縮   十二指腸内食物→セクレチン分泌→CCKの作用に拮抗   胃内食物→ガストリン分泌→胆嚢収縮  4-2. 神経性   迷走神経性反射→オッディ括約筋弛緩,胆嚢収縮(関与の程度不明)

臨床関連

  • 胆道系に形成された結石。半数以上は無症状SilentStoneである
  • 食後3時間程度で痛痛発作、黄痘などを呈する事がある。
  • コレステロール系結石(全体の70%):コレステロールの過飽和による。
  • ビリルビン系結石(全体の30%):黒色石+ビリルビンCa石
  • その他:炭酸カルシウム石など
  • 皮膚、強膜、粘膜が黄色くなる。
1. ビリルビンの生成過多
2. 肝細胞によるビリルビンの取り込み減少
3. グルクロン抱合障害
4. 胆汁へのビリルビン分泌障害
5. 胆管閉塞
  • 胆汁により皮膚に痒みが出る


うっ滞」

  [★]

congestionstasiscongestive
うっ血うっ血性充血充血性静止通過障害滞留鬱血鬱滞
停留 stagnation





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