習慣流産

出典: meddic

habitual abortion
abortus habitualis
習慣性流産反復流産流産自然流産



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和文文献

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  • 小児科医が知っておきたい不育症の知識
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関連リンク

名古屋市立大学院 医科学研究科 産科婦人科(名市大 産婦人科)は、不育症・習慣流産治療、出生前診断は全国で先駆けて行っております。 ... 不育症の定義: 妊娠はするけれど流産・死産を繰り返して生児を得られない場合 習慣流産
Sorry! Japanese only. 習慣流産ホームページ このホームページは流産および習慣流産に関する知識を広く提供するために公開しています. 専門でない方も理解しやすいように一部噛み砕いて説明しています. 医療関係者の方がご覧になる場合 ...

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不育症(習慣流産)習慣 流産 に 分けられます 習慣 流産 を 経験 した 人 の 7 習慣流産の原因とは/ Medibridge 流産の分類 習慣流産 反復流産 不育症(習慣流産)とは?


★リンクテーブル★
先読み自然流産」「反復流産
国試過去問095G052」「095C004」「089B003」「094B053
リンク元抗リン脂質抗体症候群」「不育症」「habitual abortion」「習慣性流産
関連記事流産」「習慣

自然流産」

  [★]

spontaneous abortion, miscarriage
遺伝病, 不全流産, 流産
  • 全妊娠の10%程度に生じ、80%以上は(妊娠?)12週以内に生じ、特に7-9週に多い。妊娠回数が多いほど、母体の年齢が高いほど頻度が高くなる。胎児側の要因として流産児の2/3に染色体異常が認められる。
  • ちなみに発生8週は各種臓器の原基が形成される時期である。


反復流産」

  [★]

recurrent abortion
習慣性流産反復性流産



095G052」

  [★]

  • 24歳の女性。下腿の腫脹を主訴に来院した。2年前にも同様のことがあったが自然に軽快したため放置した。左下腿は著明に腫脹し熱感がある。足を背屈すると腓腹部に疼痛を認める。血液所見:赤血球390万、Hb 10.2 g/dl、Ht37%、白血球9,800、血小板8万、PT 11秒(基準対照11.3)、APTT 86 秒(基準対照32.2)。血清生化学所見:尿素窒素12mg/dl、GOT36単位(基準40以下)、GPT32単位(基準35以下)、アルカリホスファターゼ220単位(基準260以下)。CRP4.6mg/dl(基準0.3以下)。抗核抗体160倍(基準20以下)。この疾患でみられるのはどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 095G051]←[国試_095]→[095G053

095C004」

  [★]

  • 27歳の1回経産婦。妊娠20週で軽度下腹部痛と少量の性器出血とのため来院した。前回妊娠は10週で流産し、今回が3回目の妊娠である。超音波検査を行ったところ、児の心拍動は認められない。児は2日後に娩出された。この患者で正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 095C003]←[国試_095]→[095C005

089B003」

  [★]

  • 偶発合併症妊娠について適切な組み合わせはどれか
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

094B053」

  [★]

  • 子宮奇形について正しいもの
  • (1) 中隔子宮習慣流産の原因となる
  • (2) 双角子宮の中隔はヒステロスコピィ下に切除する。
  • (3) 単角子宮では子宮内腔の形成術を行う
  • (4) 重複子宮では変速の子宮を切除する
  • (5) 子宮奇形は尿路奇形を合併しやすい
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)

抗リン脂質抗体症候群」

  [★]

antiphospholipid syndrome, antiphospholipid antibody syndrome, anti-phospholipid syndrome, anti-phospholipid antibody syndrome, APS
抗リン脂質症候群
[[]]

概念

分類

  • 原発性
  • 続発性
  • 全身性エリテマトーデスに合併(SLEの20-40%に合併)
  • 劇症型(catastrophic APS):血小板減少症・重症、3部位以上の多臓器不全

病因

疫学

症状

  • 動静脈血栓症
  • 胎盤内の血栓形成→胎盤機能不全。妊娠5-6か月に多い。明らかな基礎疾患のない習慣流産患者のうちの20%を占める。3回続けて流産した場合は疑われる。
  • 1. 静脈血栓症:深部静脈血栓症(Budd-Chiari症候群、下肢、腎、網膜など)、肺塞栓症、腸間膜静脈血栓症
  • 2. 動脈血栓症:脳血管障害(一過性脳虚血発作、脳梗塞)、末梢動脈閉塞、腸間膜動脈血栓症、心筋梗塞、網膜動脈血栓症
  • 3. 習慣性流産:子宮内胎児死亡
  • 4. 血小板減少症(出血傾向は来さないことが多い)
  • 5. その他:網状皮斑(livedo),皮膚潰瘍、溶血性貧血、偏頭痛、舞踏病、てんかん、肺高血圧症など

REU.188

皮膚 網状皮斑、浅在性血栓性静脈炎、爪下線状出血足潰瘍、皮膚遠位部虚血、皮膚梗塞、blue-toe syndrome
神経系 一過性脳虚血脳卒中多発梗塞性認知症舞踏病横断性脊髄炎脳症片頭痛pseudotumor cerebri、脳静脈血栓
心臓 狭心症心筋梗塞、冠状動脈症、心弁膜症疣贅、心臓内血栓
肺塞栓肺高血圧
血液 血小板減少溶血性貧血
消化器 Budd-Chiari syndrome肝梗塞
腎臓 糸球体血栓、腎不全高血圧の亢進、腎動脈血栓、腎静脈血栓
産科系 胎児喪失、子宮内胎児発育遅延HELLP症候群羊水過少
眼科 網膜静脈閉塞網膜動脈閉塞、血管閉塞性網膜症、虚血性視神経症
内分泌 副腎不全
筋骨格系 阻血性壊死(?)
  • SLE様症状(蝶形紅斑、DLE、光線過敏症など)もありうる

診断

診断基準 REU.190

臨床症状1椎上、検査基準1つ以上を満たしたとき、抗リン脂質抗体症候群と診断
  • 臨床症状
  • 1. 血栓症:動脈、静脈、小血管
  • 2. 妊娠合併症
  • a. 妊娠10週以降の胎児死亡
  • b. 重症子癇前症、子癇、あるいは重症胎盤機能不全による34週以前の早産
  • c. 3回以上続けての妊娠10週以前の自然流産
  • 検査基準

検査

→ 梅毒血清反応(STS):偽陽性
抗β2-GFI/カルジオリピン複合体抗体
→ リン脂質依存性の血液凝固反応の阻害(内因系) → APTT:延長。PT:正常
  • 血小板減少 ← 血栓症

治療

  • 動脈血栓症の再発予防・・・アスピリン少量内服が第一選択
  • 静脈血栓症の再発予防・・・ワルファリン

予後

予防

不育症」

  [★]

infertility
infertilitas
習慣流産

概念

  • 妊娠後、妊娠を維持できず流産、早産、死産によって児に恵まれない状態。
  • 習慣流産は不育症の中に含まれ、3回以上連続する流産である(参考1)。

疫学

  • 1回の流産は約15%、習慣流産は1-2%、不育症は5%程度の頻度。

原因

QB.Q-234
  • 母体因子:
  • 子宮異常(子宮奇形(中隔子宮など)、子宮筋腫、頚管無力症)
  • 内分泌異常(黄体機能不全、甲状腺機能異常、糖尿病)
  • 感染症
  • 自己免疫異常(SLE、抗リン脂質抗体症候群)
  • 夫婦由来:染色体異常、遺伝子異常
母児関連:血液型不適合、免疫学的因子(同種免疫異常)
参考1
  • 夫婦どちらかの染色体異常(均衡型転座4.5%)、抗リン脂質抗体(17.4%)、子宮奇形(弓状子宮を除いて3.2%)、胎児染色体異常(頻度不明)
  • 原因かどうかは不明だが、不育症に伴うことは明らかになっているもの:黄体機能不全(23.4%)、糖尿病(1%)、甲状腺機能異常(10%)

検査

一次スクリーニング

参考1
  • 染色体検査:夫婦の染色体検査(G分染法)
  • 子宮形態検査:経膣超音波検査法、子宮卵管造影検査
  • 免疫学的検査:抗リン脂質抗体(抗CL・β 2GPI複合体抗体、抗CL抗体IgG、ループスアンチコアグラント)、抗核抗体
  • 内分泌学的検査:基礎体温測定、糖尿病検査、甲状腺機能検査、下垂体機能、黄体機能検査
  • 凝固系検査:APTT、PT

二次スクリーニング

  • 子宮形態検査:子宮鏡、超音波子宮検査、sonohysterogram、MRI
  • 免疫学的検査:抗DNA抗体、抗SS-A/RO抗体
  • 内分泌学検査:75gOGTT、HbA1c
  • 凝固系検査:(子宮内胎児死亡例に対し)Protein C、Protein S、アンチトロンビン

参考

  • 1. クリニカルレクチャーシリーズ 1)不育症の診断と治療 - 日産婦誌59巻9号
http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5909-238.pdf



habitual abortion」

  [★]

習慣性流産習慣流産

recurrent abortionrecurrent miscarriage


習慣性流産」

  [★]

habitual abortion
習慣流産反復性流産反復流産


流産」

  [★]

abortion, miscarriage
妊娠中絶中絶


定義

  • 妊娠22週未満の妊娠中絶(1993年、ICD-10修正)
体外で生存できない時期に起こる妊娠の中絶

分類

時期

  • 早期流産 early abortion 妊娠12週未満の流産
  • 後期流産 late abortion 妊娠12週以降22週未満の流産

原因

  • 習慣流産:連続して3回以上自然流産を繰り返した既往のあるもの

妊卵の排出の様式


習慣」

  [★]

habituationhabitcustompractice
行う開業習性嗜癖習慣性、信条、実行、治療慣れ培養練習診療習慣化慣習実践




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