線維素性唾液管炎

出典: meddic


和文文献

  • SLE患者の耳下腺にみられた線維素性唾液管炎と思われた1例
  • 宮城 徳人,野口 忠秀,伊藤 弘人,松本 浩一,神部 芳則,草間 幹夫
  • 日本口腔診断学会雑誌 = Japanese journal of oral diagnosis/oral medicine 22(1), 96-99, 2009-03-30
  • NAID 10026398659

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I.はじめに 線維素性唾液管炎とは,1879年,Kussmaul1)によって初めて報告された 発作性反復性に唾液腺腫脹をきたす疾患である。末しょう腺組織ではなく主に導管系が 閉塞し,唾液管開口部からは白色の索状分泌物が排出されるのが特徴的である。
維 素 性 唾 液 管 炎),parotid gland(耳. 下 腺),fibrinous plug(線. 維 素 性 塊. 状 物). 緒. 言. 線維素性唾液管炎は,線 維素性塊状物による排泄管の閉. 塞によって生 じる 発作性反復性の唾液腺腫脹 を特徴 とする. 疾患で,1879年 にKussmaul1)に. より 初めて ...


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唾液」

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saliva
消化液


  • 唾液の99.5%は水であり、残りの0.5%には重要な役割がある

組成

1. 水分:99%-99.5%
2. 電解質(Na+,K+,Cl-,HCO3-,etc)、分泌速度により濃度が異なる
 [K+],[HCO3-]	:	唾液 > 血漿
 [Na+],[Cl-]	:	血漿 < 血漿
 早い分泌の時、唾液中の[HCO3-]↑、[Na+]↑、[Cl-]↑。よりアルカリ性となる
3. 有機物
 ムチン:=ムコタンパク、潤滑作用
 リゾチーム:溶菌作用
 αアミラーゼ:プチアリン
 血液型物質:糖タンパクの一種
 舌リパーゼ:舌唾液腺より少量
 免疫グロブリン:IgA
 尿素
 カリクレイ:血管拡張作用

機能

1. 消化作用
 αアミラーゼにより、デンプンをマルトースに分解する
 舌リパーゼにより脂肪を加水分解する
2. 保護作用
 逆流した遺産、胆汁を薄める
 口腔内洗浄作用(虫歯予防、口臭予防)
 厚い食物を冷却する
3. 潤滑作用
4. リゾチーム, IgAによる生体防御作用

生成機構

1. 腺房細胞
 一次唾液の分泌
2. 導管系(介在部、線条部)
 Na+,Cl-の吸収
 HCO3-,K+の分泌

分泌調整機構

  • 副交感神経
  • 有機物少、粘度低の唾液を多量分泌
  • 交感神経
  • 有機物多、粘度高の唾液を少量分泌 ← 緊張すると口腔内が粘稠に感じられる
1.脳相(条件反射)
 食物の視覚、嗅覚、聴覚による刺激
2.口腔相(=味覚相)(無条件反射)
 食物による口腔や舌の刺激
3.胃腸相(無条件反射)
 食物による胃の刺激


臨床関連

炎」

  [★]

  • n.
  • comb form.
  • (炎症の接尾辞)itis
炎光炎症


線維」

  [★]

fiber, fibre





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