移行帯

出典: meddic

産婦人科

normal transformation zone
扁平円柱上皮境界子宮頚癌
  • 重層扁平上皮と円柱上皮の移行部で、肉眼的に認められる部位についてこうよばれる。(G9M.7)
  • 移行帯は顕微鏡的には扁平円柱上皮境界 squamous columnar junction, SCJと呼ばれる
  • SCJでは重層扁平上皮と円柱上皮のいずれにも分化能を有する予備細胞が1-10層みられる。
  • SCJの円柱上皮側には一層の扁平上皮がみとめられる。




-心電図



UpToDate Contents

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和文文献

  • 肛門管移行帯近傍に発生した肛門管腺腫と直腸型肛門管癌の早期癌の15例の検討
  • 三宅 哲也,大澤 亨,新崎 亘 [他]
  • 三重医学 54(1-4), 1-15, 2011-03
  • … 当報告では組織学的に扁平上皮域に接している腺癌の早期癌と肛門管腺腫を肛門移行帯 anal transitional zone (ATZ) 近傍に発生したものと考え, 肛門管病変として直腸型肛門管早期癌, 肛門管腺腫 15 例の組織像を提示した. …
  • NAID 120002958493
  • 肉眼型分類がIIaまたは分類不能と考えられる肛門扁平上皮内癌の1例
  • 三宅 哲也,大澤 亨,新崎 亘,橋本 秀哉,広川 佳史,中森 康浩,山本 均
  • 日本大腸肛門病学会雑誌 63(6), 359-366, 2010-06-01
  • … ureの集積はその点で重要なことと考える.最近,肛門痛と肥厚した鄒壁のある肛門直腸粘膜脱のclinical pictureを示した肛門扁平上皮内癌を経験した.3回の手術によって切除でき,切除標本,組織像から,癌は移行帯上皮,歯状線,その下部の肛門管を約半周,横に走行し,その占拠部位は歯状線以下に大であった.従来報告された扁平上皮内癌は,歯状線上,それを含めた上部にあり,出血するmassとしてのanal canal …
  • NAID 10026424688

関連リンク

移行帯 移行帯とは、胸部誘導にてR波とS波で等しい(R波≒S波)場所を表し、心室中隔付近を示す。 通常、V3又はV4にあり、移行帯がV5・V6にあれば心尖方向から見て時計方向回転にあり、逆に移行帯がV1・V2にあれば反時計方向 ...
移行帯 † 単極胸部誘導において、心臓の興奮の向きが遠ざかる方向に向いていたものが、手前方向に向かうようになるような心電図の誘導部位の事。 一般的にはだいたいV3のあたりにある。 これが、V1、V2のあたり(右方向)に移動して ...
(description)サイト共通 ユーザ用 ... 最近受けた健康診断で、心電図の所見にPQ短縮と移行帯右偏位とあったのですが、これはどういうことなのでしょうか。

関連画像

移行帯出直し看護塾1-15_移行帯 01:482001/01/31 土田内科医院 土田 胸部誘導の正常波形はほぼ 水辺・移行帯の指標とした 河原環境・水陸移行帯の再生


★リンクテーブル★
先読み子宮頚癌」「扁平円柱上皮境界
国試過去問078A027
リンク元ecotone」「移行圏」「推移帯
拡張検索異型移行帯
関連記事移行」「

子宮頚癌」

  [★]

cervical cancer, cancer of the cervix, cancer of the uterine cervix, uterine cervical cancer, endocervical carcinoma
carcinoma colli uteri
子宮頸癌
子宮頚部子宮腫瘍


概念

  • 子宮頚部に発生した癌

疫学

  • 95%扁平上皮癌、5%腺癌。腺癌の割合は年々増えてきている。
  • 腺癌は若年者で多く、高分化型腺癌である。原因は不明
  • 子宮頚癌:子宮体癌=90:10 ← とにかく子宮頚癌が多い
  • 50歳前後

病因

HPV遺伝子型の16,18型で7割を占める。他のハイリスク型は31,33,35,45,52,58である。
  • 感染者の90%が治癒するが、10%は持続感染する。
  • 持続感染者の一部が5-10年を経て異形成から子宮頚癌に進展する。

病理

扁平上皮癌

腺癌

  • 腺上皮類似の細胞より構成され、腺管形成傾向を示す。表層では乳頭状に、深部では腺管形成を示して増殖する。粘液を産生している細胞が認められる。
  • 腺癌は手術で根治治療できない場合、放射線や化学療法が奏効しづらく予後不良である。

リスクファクター

  • 発展途上国在住、活発な性行動、低所得階級、多産婦、喫煙、ピル、ステロイド、HIV、眼瞼親身受診、他のSTD

症状

  • 初期:上皮内癌(臨床進行期では0期)および微小浸潤癌(Ia期)のほとんどが無症状(⇔子宮体癌では不正出血) ← 検診が重要となる 
  • 浸潤癌:不正性器出血、接触出血あるいは帯下など
  • 周辺臓器浸潤:骨盤痛、血尿、下血

検査

細胞診

  • スクリーニング検査として行われる
ベセスダシステム 推定病変 用語説明 日母分類
NILM 非腫瘍性病変, 炎症 陰性 I/II
ASC-US 軽度扁平上皮内病変(LSIL)疑い 意義不明異型扁平上皮 II/IIIa
ASC-H 高度扁平上皮内病変(HSIL)疑い 高度病変を除外できない異型扁平上皮 III/IIIb
LSIL HPV感染, 軽度異形成 軽度扁平上皮内病変 IIIa
HSIL 中等度異形成, 高度異形成, 上皮内癌 高度扁平上皮内病変 IIIa, IIIb, IV
SCC 扁平上皮癌(微小浸潤含む) 扁平上皮癌 V
AGC 腺異形成, 腺系病変疑い 異型腺細胞 III
AIS 上皮内腺癌 上皮内腺癌 IV
adenocarcinoma 腺癌 腺癌 V
other その他のがん その他の悪性腫瘍 V

HPV検査

  • スクリーニング検査押して行われる
  • 癌または前癌病変の発見率95%。細胞診と組み合わせると発見率は100%。

コルポ診

  • コルポスコープと呼ばれる拡大鏡を用いて子宮頚部粘膜表面を拡大し、観察。
  • 3-5%の酢酸を子宮頚部に接触させ、それによる変化も所見とする。

画像検査

  • MRI
  • T2:淡い高信号(中~高信号)。子宮頚部間質は低信号。このコントラスト差を利用して浸潤の程度を把握する。水平断ではstromal ring(子宮内腔を取り囲む低信号)の消失がみられる
  • T1Gd造影:腫瘍は低信号となる。周囲組織浸潤を見積もるために使用される


臨床進行期

  • 治療前に決定される

出典不明

子宮頸癌 0期(上皮内癌) 上皮内癌 ・円錐切除(挙児希望)
・円錐切除or単純子宮全摘術(挙児希望なし)
I期
子宮頚部に限局
Ia期
微小浸潤癌
Ia1期 (微小浸潤癌)
病理組織
間質浸潤
深さ3mm以内
幅7mmを超えない
・円錐切除(挙児希望)
単純子宮全摘術(挙児希望なし)
Ia2期 (微小浸潤癌)
病理組織
間質浸潤
深さ3-5mm以内
幅7mmを超えない
・(準)広汎子宮全摘術+骨盤リンパ節郭清術
広汎子宮全摘術
Ib期 Ib1期 4cm以下 広汎子宮全摘術
Ib2期 4cmを超える 広汎子宮全摘術
・放射線療法
・同時科学放射線療法
II期
頸部を超えて進展かつ
骨盤壁or膣壁下1/3に達しない
IIa期 膣壁浸潤のみ 広汎子宮全摘術
・放射線療法
・同時科学放射線療法
IIb期 子宮傍組織浸潤のみ 広汎子宮全摘術
・放射線療法
・同時科学放射線療法
III期
骨盤壁に達するor
膣壁浸潤下1/3
IIIa期 膣壁浸潤下1/3 ・放射線療法
・同時科学放射線療法
IIIb期 骨盤壁に達する ・放射線療法
・同時科学放射線療法
IV期
膀胱,直腸の粘膜へ浸潤or
小骨盤を超えて進展
IVa期 膀胱,直腸の粘膜へ浸潤 ・放射線療法
・同時科学放射線療法
IVb期 小骨盤を超えて進展 ・放射線療法
・化学療法

妊娠と治療

  • 0期(CIN), Ia期:分娩まで経過観察し、分娩後治療(円錐切除もしくは単純子宮全摘術)
  • Ib期:原則的に広汎子宮全摘出術  ←  妊娠継続は母体へのリスクが大きすぎるため(周辺臓器浸潤、転移など?)。

診断

  • 診察+検査で診断する。
  • 視診、内診、直腸診、細胞診、コルポスコピー、組織診、尿路系検査、単純X線撮影、超音波検査、CT、MRI、腫瘍マーカー、リンパ管造影、ガリウムシンチグラム。
  • 新臨床進行期分類(日産婦1997, FIGO 1994)(参考4)により治療前に病期を決定する。決定の根拠とできる診察&検査は以下の通りである。触診、視診、コルポスコピー、診査切除、頸管内掻爬、子宮鏡、膀胱鏡、直腸鏡、排泄性尿路造影、肺及び骨のX線検査。なお、子宮頸部円錐切除術は臨床検査とみなす。

治療

手術療法

化学療法

放射線療法

  • 適応:(1)腫瘍切除後に顕微鏡的に癌の残存が疑われる、(2)リンパ節転移あり、(3)骨盤近くまで浸潤、(4)脈管内浸潤有り、(5)膣摘出不十分 (NGY.223)
QB Q-288
  • 外部照射:(Ib1?~II)広汎子宮全摘術後に膣断端陰性
  • 外部照射+腔内照射(遠隔操作式後装填法 RALS):(Ib1?~II)広汎子宮全摘術後に膣断端陰性、あるいはIII,IV期
ガイドライン2
進行期 外部照射(Gy) 腔内照射(Gy/
回,A点線量)
全骨盤 中央遮蔽
0 45~50 '29/5
0 45~50 '29/5
20 30 '23/4
小~中 20~30 20~30 '23/4
30~40 20~25 '15/3~20/4
ⅣA 30~50 10~20 '15/3~20/4
総照射線量は進行期によって変わる。ガイドライン2によれば、外部照射は45-70Gyまでありうる。施設ごとに放射線治療のプロトコールは異なる。例えば、参考7を参照すると、外部照射は最大54Gyである。

合併症

ガイドライン2
  • 急性期:悪心(放射線宿酔)、下痢、膀胱炎、皮膚炎(特に下方へ延長した照射野を設定した場合の会陰部)、白血球減少症
  • 晩発性(grade3以上の頻度):直腸炎(出血)(5?10%)、膀胱炎(出血)(5%以下)、小腸障害(腸閉塞)(5%以下)皮下組織繊維化・浮腫(下腹部)、腟粘膜の癒着・潰瘍、膀胱腟瘻、直腸腟瘻、骨折、下肢浮腫

予後

参考3
病期 症例数 5年相対生存率
I期 1137 92.1%
II期 447 69.8%
III期 428 48.9%
IV期 151 17.2%

ガイドライン

  • 1. 子宮頸癌治療ガイドライン2007年版:
[display]http://www.jsgo.gr.jp/guideline/keigan.html
  • 2. 放射線治療計画ガイドライン・2008 - 日本放射線専門医会・医会,日本放射線腫瘍学会,日本医学放射線学会編集
[display]http://www.kkr-smc.com/rad/guideline/2008

参考

  • 1. 癌ブロジェクト
[display]http://www.gan-pro.com/public/cancer/cervical.html
  • 3. がん情報サービス
[display]http://ganjoho.jp/public/cancer/data/cervix_uteri.html
  • 4. 臨床進行期分類(日産婦1997年、FIGO1994年)
http://plaza.umin.ac.jp/~jsog-go/CC/CC_youkou_main9.htm
  • 5. ベセスダシステム
http://www.kawasaki-m.ac.jp/pathology2/pdf/Bethesda-moriya.pdf
  • 6. [charged] Invasive cervical adenocarcinoma - uptodate [1]
  • 7. 子宮頸癌の進行期別線量配分
[display]http://web.sapmed.ac.jp/radiol/uterus.html

国試

  • 105E059:治療。放射線治療を行う際、貧血を改善しないと効果が低下するから輸血すべし、らしい。
  • 102I041:コルポスコピー所見で高度の白色上皮を呈する子宮頚部癌上皮内腫瘍(CIN)。細胞診ではクラスIIIb


扁平円柱上皮境界」

  [★]

squamocolumnar junction squamo-columnar junction SCJ



078A027」

  [★]

ecotone」

  [★]

推移帯移行帯

transitional zone

移行圏」

  [★]

transitional zone
移行帯


推移帯」

  [★]

ecotone
移行帯


異型移行帯」

  [★]

atypical transformation zone


移行」

  [★]

transitiontransferentrytranslocationtransitshiftimmigrationtransittraveltransfertransitional
移行型移行性移植移動移入入口交替シフト侵入遷移通過伝える転位転移転位置転換転座伝達トランジショントランジットトランスロケーション変化遊出流入旅行変わる転流移行期目的地エントリートランスファー推移変遷移民入国連鎖移住、移す
-entry


帯」

  [★]

bandzone
cingulumzonazonae
ゾーン帯域帯状疱疹バンドバンド形成地帯




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