癌臍

出典: meddic

cancer navel cancer umbilicus umbilication
肝細胞癌転移性肝癌


UpToDate Contents

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和文文献

  • P-1-555 腹膜漿液性乳頭状腺癌臍転移(Sister Mary Joseph's nodule)の1例(外傷・腹膜炎・その他の腫瘍1,一般演題(ポスター),第64回日本消化器外科学会総会)
  • 三浦 世樹,小山 隆史,清家 和裕,亀高 尚,牧野 裕庸,塩入 誠信,大久保 嘉之,藤咲 薫,安野 憲一
  • 日本消化器外科学会雑誌 42(7), 1192, 2009-07-01
  • NAID 110007719132
  • Sister Mary Joseph's noduleの1例
  • 鶴田 雅士,長谷川 博俊,西堀 英樹,石井 良幸,遠藤 高志,似島 修弘,岡林 剛史,浅原 史卓,向井 万起男,北島 政樹
  • 日本消化器外科学会雑誌 40(4), 517-521, 2007-04-01
  • … 1.0cm大の硬結を触知し組織生検にて腺癌の臍転移が疑われた.内科での全身精査にてS状結腸に2型の進行癌を認めた.その他の遠隔転移は認めず原発巣と同時に臍部転移巣を完全切除した.病理組織学的にS状結腸癌臍転移と診断された.テガフール・ウラシル内服による補助化学療法施行するも,術後6か月目に腹壁転移を認め,9か月目に癌死した.内臓悪性疾患の臍転移はSister Mary Joseph's noduleと言われ,予後不良で発見から死亡 …
  • NAID 110006242606

関連リンク

この凹み部分を 癌臍 (umbilication) といい、転移性肝癌の特徴であるが、 胆管細胞癌でも癌臍 (umbilication)が観察される場合があり、鑑別を要する。 比較的大きさの等しい腫瘤が多発して肝内に観 察される事がある。 肝臓は ...
肝表面がやや瘤状に盛り上がりその中央部に凹みがみられる。この所見は癌臍とよばれ、転移性肝癌にみられる所見のひとつである。 企画・制作:超音波検査法フォーラム 協賛:日立アロカメディカル株式会社 ...
今回、私士(つかさ)がなった尿膜管癌という病気に関して、 私なりに集めた情報を簡単にご紹介します。ネット経由の情報収集はまろりんが詳しいので、まろりんから 報告もあると思いますのでそちらをご期待ください。

関連画像

単孔式内視鏡手術YUKIRIN TIMES~柏木由紀専ブログ  触 知 され 時 に 癌 臍 を 伴う角切ビーフのハヤシライス風 常見的兒童皮膚及軟組織異常 ほくろ除去・小手術、大田区


★リンクテーブル★
先読み肝細胞癌」「転移性肝癌
関連記事

肝細胞癌」

  [★]

hepatocellular carcinoma, HCC, hepatocarcinoma, liver cell carcinoma
ヘパトーム hepatoma
肝腫瘍肝癌

特徴

  • 1. 発癌の予測が可能(高危険群を取り込める)
  • 肝炎ウイルス陽性者
  • 肝硬変患者
  • 血小板10万以下
  • AFPあるいはPIVKA-II陽性患者
  • 2. 多中心性発癌、肝内転移、再発が多い
  • 外科的治癒切除を行っても、5年以内の再発率は約70%以上  ←  他の癌より高い。3年で50-60%とも
  • リンパ節転移は少なく、肝内転移が多い  ←  経門脈
  • 多中心発癌が多い
  • 3. 肝予備能の低下を伴うことが多い
  • 肝細胞癌の約70-80%に肝硬変、10%前後に慢性肝炎を合併
  HCC CCC
腫瘍マーカー AFP, PIVKA-II CEA, CA19-9
画像検査 腫瘍濃染 胆管拡張
APシャント
腫瘍血栓
転移 肝内(門脈性) リンパ行性
予後(5年生存率) 切除例 52.3% 切除例 32.6%

疫学

  • 原発性肝癌のうち肝細胞癌は95%を占める
  • 男女比は3-4:1
  • 死因では男性では3位、女性では4位である。
  • 原発性肝癌の90%以上が肝炎ウイルス陽性である。
  • 原発性肝癌の解検例の84%に肝硬変を合併している。
  • 肝細胞癌の70-80%に肝硬変が認められ、10%前後に慢性肝炎の合併が見られる。
  • 肝硬変から肝癌が発生する年間発生率はB型肝炎で3%、C型肝炎で7%である。

病因

病因の90%が肝炎ウイルスである。
  • HCV(+) 75%HBV(+) 15%、HBV(+)&HCV(+) 3%、TTV(+) 1-3%、アルコール性 3-4% (YN)
  • その他

病理

  • 肝細胞類似の細胞からなる上皮性の悪性腫瘍。多くが皮膜を有する。(SSUR.595)
  • 多発性、多中心性
  • 胆汁のために肉眼的に緑色に見える
  • 壊死、出血しやすい。 → hemoperitoneum

病態

  • 肝細胞癌の非癌部は80-90%が肝硬変である。

転移

  • 血行性(経門脈性転移)が多い。リンパ行性はまれ。

症状

検査

超音波エコー

  • 腫瘍周囲の被膜により低エコー帯が認められる。
[show details]

造影CT

  • ダイナミック造影CTでは動脈相で不均一な造影効果、門脈相、平衡相になるにつれ造影効果が低下する。(RNT.209) ⇔ 肝血管腫:造影効果が持続
[show details]
  • 被膜がある腫瘍に対しては造影効果が残存。(RNT.209)

前癌病変の造影CT

SRA.479
  • 肝細胞癌は多段階発癌により発生するという説が唱えられている。
  • 腺腫様過形成(adenomatous hyperplasia AH)は肝癌とは異なる結節病変を形成するものである。
  • 多段階発癌次の順に肝細胞癌に至るという;異型腺腫様過形成 → 肝細胞癌を内包する異型腺腫様過形成 → 高分化肝癌 → 中~低分化肝細胞癌(古典的肝癌)
  • 多段階発癌の初期には門脈血の支配が多いが次第に肝動脈からの新生血管により支配されるようになる。
  • すなわち、中~低分化肝細胞癌は肝動脈で支配される多血性肝細胞癌であり、高分化肝細胞癌は肝動脈の支配が比較的少ない。
  • 造影CTにおいてもこれを反映し、高分化細胞癌では動脈相では造影効果が弱い(文献によっては乏血性で濃染しないとも)が、中~低分化細胞癌では高い造影効果が認められることになる。

MRI

  • T1:等信号  低~高信号(YN.B-50)
  • T2:高信号  ⇔ 肝血管腫のような著しい高信号は呈しない?

血管造影

  • 選択的腹腔動脈造影で腫瘍が濃染される。

経動脈性門脈造影下CT CTAP

腫瘍マーカー

  • PIVKA-II:≦2cmの陽性率は25-30%
  • AFP:≦2cmの陽性率は30%。肝細胞癌、卵黄嚢腫瘍、肝芽腫の腫瘍マーカー、炎症性肝疾患における肝再生の指標

診断

  • 病歴、身体所見、血液検査所見(肝炎ウイルスマーカー、腫瘍マーカー、肝機能検査)、画像検査に基づいて判断する。
  • 画像で確定診断される場合は組織診断を行わないように勧められている。 → 針生検に伴う重篤な合併症として,針穿刺経路播種(needle tract seeding)と出血がある。前者の発生頻度は1.6~3.4%とされている(ガイドライン1)

治療

  • 肝予備能と進行度で決まる

治療アルゴリズム

局所療法

  • エタノール注入
  • 超音波焼灼術

手術療法

  • 肝機能A,Bであって、腫瘍の数が1,2個の場合は腫瘍切除が適応となる。
  • 再発肝癌であっても肝切除が標準治療となる(ガイドライン1 CQ19 再発肝細胞癌に対する有効な治療は?)

経カテーテル的肝動脈塞栓術 TAE/ 化学塞栓療法 transcatheter arterial chemoembolization TACE

推奨

ガイドライン1
  • TA(C)EはOkuda分類I、II、Child A、Bの進行肝細胞癌(手術不能で、かつ経皮的凝固療法の対象とならないもの)に対する治療として推奨される。
  • 化学塞栓される非癌部肝容積の非癌部全肝容積に占める割合と残肝予備能を考慮したTACEが推奨される。
  • 高ビリルビン血症のない肝細胞癌破裂症例の治療には救急TA(C)Eは有効な治療法である。

禁忌

ガイドライン1
  • 病態
  • 脈管内腫瘍塞栓(特に門脈内腫瘍塞栓)を有する症例

化学療法

  • 肝癌は抗癌剤に対する抵抗性が高い。肝癌患者は肝機能の低下が存在するため十分量の抗癌剤治療はできない。このようなこともあり、肝癌に有効な抗がん薬は少ない。

日本で使用できる薬剤

ガイドライン1
アルキル化剤 マスタード類 シクロホスファミド  
代謝拮抗薬 ピリミジン系 フルオロウラシル(5-FU) テガフール・ウラシル配合剤(UFTシタラビン
抗生物質 アントラサイクリン系 ドキソルビシン エピルビシン ミトキサントロン
その他 マイトマイシンC  
白金製剤 シスプラチン

肝移植

  • ミラノ基準(1998)
  • 肝硬変に肝細胞癌を合併する場合は、多発最大径3cm・3個まで、単発5cmまで、遠隔転移・リンパ節転移・脈管侵襲なし
  • ミラノ基準によれば、他の両性疾患と同程度の移植成績
  • 肝機能不良でミラノ基準を満たすものは肝移植を考慮。

ガイドライン

http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0018/0018_ContentsTop.html

国試




原発性肝細胞癌

primary hepatocellular carcinoma
[[]]



転移性肝癌」

  [★]

metastatic liver cancer, metastatic cancer of the liver
肝癌肝細胞癌

病理

  • 多発性転移が認められることが多い。
  • 胃、大腸癌、肺癌、乳癌が多い。

検査

腹部超音波検査

  • 多発性腫瘤が認められる。
  • 腫瘤の辺縁は低エコー、中心は高エコーを示すことが多い(bull's eye, pattern、target sign)
  • 高エコーの石灰化を認めることがある。

単純CT

  • 低吸収

造影CT

SRA.481

dynamic CT

SRA.481
  • 動脈相:辺縁造影効果あり。
  • 遅延相:辺縁(細胞成分が多い):造影効果なし、中心(線維性壊死組織):造影効果あり

MRI

  • T1:低信号
  • T2:リング状の高信号
  • 造影:リング状の造影効果


臍」

  [★]

umbilicus (M,KA), navel




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