狂犬病ワクチン

出典: meddic

rabies vaccine
狂犬病狂犬病ウイルス
  • 不活化ワクチン
  • 日本:ニワトリ胚培養
  • 海外:動物脳(例えばイヌ)で培養
副作用が強い。脱髄、神経麻痺→狂犬病ワクチン後脳炎
  • 曝露前免疫:狂犬病常在地域への渡航者に予防接種
  • 曝露後免疫:狂犬病動物に咬まれた後の発症予防
  • *曝露後免疫は狂犬病血清との併用がより効果的であるが,国内での血清の製造と輸入はない。



UpToDate Contents

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和文文献

  • 保健所・検疫所・衛生研究所だより 厚生労働省検疫所における防疫 狂犬病の現状と対策
  • 片山 智香子,古関 比斗志
  • 感染制御 7(4), 360-366,304, 2011-08
  • NAID 40019035419
  • 狂犬病ワクチン
  • 高山 直秀
  • 臨床とウイルス 38(5), 484-489, 2010-12-31
  • NAID 10027748597

関連リンク

狂犬病の英語名はRabiesだ。欧米では恐水病の意味で理解されている。発病すると 多量の唾液を流し、乾きを覚え水を求めるが、水を飲むと、喉や全身が痙攣を起こす。 そのため水を恐れ、凶暴になるとのことだ。 狂犬病の日本語名は狂犬病予防ワクチン 製薬 ...
こんにちは。 以前動物病院で働いていた事があります。 ご質問にあります狂犬病 ワクチンに関してですが、残念な事に個体によっては合わず、毎年数頭のワンちゃんが 狂犬病ワクチンが原因“かもしれない”症状でなくなっています。 ですが、 ...

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添付文書

薬効分類名

  • ウイルスワクチン類

販売名

組織培養不活化狂犬病ワクチン

組成

製法の概要

  • 本剤は、ニワトリ胚初代培養細胞に馴化した狂犬病ウイルス(HEP Flury株)を、伝染性の疾患に感染していない鶏群(SPF鶏)から採取した発育鶏卵のニワトリ胚初代培養細胞で増殖させ、得たウイルスをベータープロピオラクトン0.02vol%で不活化し、濃縮・精製し、安定剤を加え分注した後、凍結乾燥したものである。
    細胞の培養に用いる培養液TCM-199には、抗生物質として1mL中カナマイシン硫酸塩を100μg(力価)及びエリスロマイシンラクトビオン酸塩を30μg(力価)含む。また着色剤としてフェノールレッドを6μg含有する。
    なお、本剤は製造工程でウシの血液由来成分(血清)、ウシの乳由来成分(ラクトアルブミン、エリスロマイシンラクトビオン酸塩)、ブタの膵臓由来成分(トリプシン)を使用している。

組成

  • 本剤を添付の溶剤(日本薬局方注射用水)全量で溶解した液剤1mL 中に次の成分を含有する。

有効成分

  • 不活化狂犬病ウイルス(HEP Flury株):107LD50以上(不活化前ウイルス量)

添加物

  • 乳糖水和物:75mg
    L-グルタミン酸ナトリウム:1.0mg
    ゼラチン:0.2mg
    塩化ナトリウム:7.0mg
    リン酸水素ナトリウム水和物:2.5mg
    リン酸二水素カリウム:0.4mg

    乳糖水和物はウシの乳由来成分である。

禁忌

(予防接種を受けることが適当でない者)

  • 被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合には、接種を行ってはならない。
  • 明らかな発熱を呈している者
  • 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
  • 本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者
  • 上記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある者


効能または効果

  • 本剤は、狂犬病の感染予防及び発病阻止に使用する。
  • 本剤を添付の溶剤(日本薬局方注射用水)の全量で溶解し、次のとおり使用する。

暴露前免疫

  • 1.0mLを1回量として、4週間隔で2回皮下注射し、更に、6〜12箇月後1.0mLを追加する。

暴露後免疫

  • 1.0mLを1回量として、その第1回目を0日とし、以降3、7、14、30及び90日の計6回皮下に注射する。

その他

(イ)

  • 子供の場合にも大人と同量を注射する。

(ロ)

  • 以前に暴露後免疫を受けた人は、6箇月以内の再咬傷の場合はワクチン接種を行う必要はない。暴露前免疫を受けた後6箇月以上たって咬傷を受けた人は、初めて咬まれた場合と同様に接種を行う。


他のワクチン製剤との接種間隔

  • 生ワクチンの接種を受けた者は、通常、27日以上、また、他の不活化ワクチンの接種を受けた者は、通常、6日以上間隔を置いて本剤を接種すること。

慎重投与

(接種の判断を行うに際し、注意を要する者)

  • 被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を慎重に行い、予防接種の必要性、副反応、有用性について十分な説明を行い、同意を確実に得た上で、注意して接種すること。
  • ゼラチン含有製剤又はゼラチン含有の食品に対して、ショック、アナフィラキシー様症状(蕁麻疹、呼吸困難、口唇浮腫、喉頭浮腫等)等の過敏症の既往歴のある者
  • 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する者
  • 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた者及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある者
  • 過去にけいれんの既往のある者
  • 過去に免疫不全の診断がなされている者及び近親者に先天性免疫不全症の者がいる者
  • 本剤の成分に対してアレルギーを呈するおそれのある者


薬効薬理

  • 狂犬病動物に咬まれた後でも速やかに抗血清(中和抗体)を注射すれば発病阻止に有効であるので、狂犬病ワクチン接種により産生される液性免疫(中和抗体)が有効となる。どのような免疫機構がワクチン接種によって発現し、有効に働いているかは明らかになっていない。4)


★リンクテーブル★
先読み狂犬病ウイルス」「rabies vaccine
国試過去問106G063
拡張検索組織培養不活化狂犬病ワクチン」「乾燥組織培養不活化狂犬病ワクチン」「不活化狂犬病ワクチン」「仮性狂犬病ワクチン
関連記事ワクチン」「狂犬病」「」「クチン

狂犬病ウイルス」

  [★]

rabies virus
ウイルス狂犬病


特徴

  • 人獣共通感染症

ウイルス学

  • ラブドウイルス科リサウイルス属に属する
  • エンベロープはあり。一本鎖(-)ゲノムを有する

感染症

ウイルス保有動物


rabies vaccine」

  [★]


RabAvert, Imovax Rabies


106G063」

  [★]

  • 次の文を読み、 62-64の問いに答えよ。
  • 75歳の男性。熱感を主訴に来院した。
  • 現病歴: 5日前の田植え作業中に咳を自覚し、その後持続していた。痰は少しからむ程度であり、色は白色透明であった。 3日前に、 37.4℃の発熱があったため自宅にあった総合感冒薬を2日間内服したところ症状は軽快した。頭痛や筋肉痛はなく、田植え作業は継続していた。今朝の体温が36.8℃で、平熱よりも高いことが気になったため受診した。
  • 既往歴: 45歳時にオートバイで転倒し脾臓摘出術を受けた。 60歳時に高血圧を指摘されたが、医療機関にはかからなかった。インフルエンザワクチンは年1回定期的に受けている。
  • 生活歴: 40年来の専業農家で、土に触れる機会が多い。妻との2人暮らし。喫煙は40本/日を45年間。飲酒は日本酒1合/日を30年間。
  • 家族歴 :父親が高血圧性脳出血のため65歳で死亡。
  • 現 症:意識は清明。身長163cm、体重60kg。体温36.8℃。脈拍72/分、整。血圧140/90mmHg。呼吸数16/分。 SpO2 96 %(room air)。聴診上呼吸音は減弱している。
  • この患者に確認すべきなのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106G062]←[国試_106]→[106G064

組織培養不活化狂犬病ワクチン」

  [★] 不活化狂犬病ウイルス

ワクチン類狂犬病狂犬病ウイルス


乾燥組織培養不活化狂犬病ワクチン」

  [★]

freeze-dried inactivated tissue culture rabies vaccine
狂犬病ワクチン


不活化狂犬病ワクチン」

  [★]

inactivated rabies vaccine
狂犬病ワクチン

仮性狂犬病ワクチン」

  [★]

pseudorabies vaccine


ワクチン」

  [★]

vaccine
予防接種 immunization感染症感染症予防法シードロット・システムimmunization

種類

  • 遺伝子組換えワクチン

副反応

風疹ワクチン

  • 発熱、発疹、関節痛、リンパ節腫脹

おたふくかぜワクチン

  • 2-3週間後、まれに、発熱、耳下腺腫脹、咳、鼻水
  • MMRの際に無菌性髄膜炎が数千人に一人
  • 髄膜炎の症状:発熱、頭痛、嘔吐

学校伝染病、予防接種、ワクチン (学校伝染病、予防接種、ワクチン.xls)

病原体 感染症 ワクチン 学校伝染病 ワクチンの形状 潜伏期間 季節性 年齢 出席停止解除条件
ジフテリア菌 Corynebacterium diphtheriae ジフテリア ジフテリア,破傷風,百目咳混合ワクチン    トキソイド        
百日咳菌 Bordetella pertussis 百日咳 不活化 6~14     咳の消失
結核菌 Mycobacterium tuberculosis 結核 BCG 不活化       伝染のおそれが無くなるまで
ポリオウイルス poliovirus ポリオ ポリオワクチン(経口)          
麻疹ウイルス measles virus 麻疹 麻疹・風疹混合ワクチン 10~12   0~2 解熱後3日
風疹ウイルス rubella virus 風疹 18 春~初夏 4~9 発疹消失
日本脳炎ウイルス Japanese encephalitis virus 日本脳炎 日本脳炎ワクチン   不活化        
インフルエンザウイルス influenza virus インフルエンザ インフルエンザワクチン 不活化 1~5 冬期   解熱後2日
インフルエンザ菌 Haemophilus influenzae  化膿性髄膜炎など Hibワクチン            
肺炎球菌 Streptococcus pneumoniae                
水痘・帯状疱疹ウイルス varicella zoster virus 水痘   11~21 冬(12, 1) 5~9 発疹の痂皮化
ムンプスウイルス mumps virus 流行性耳下腺炎   18~21     耳下腺腫脹消失
B型肝炎ウイルス hepatitis B virus B型肝炎     成分 60~160      
A型肝炎ウイルス hepatitis A virus A型肝炎     不活化 15~40      
狂犬病ウイルス rabies virus 狂犬病     不活化        
アデノウイルス adenovirus 咽頭結膜熱            
黄熱病ウイルス yellow fever virus 黄熱病            

日本で使われているワクチン

その他マイナーなワクチン

  • 1ヶ月に1回、6ヶ月続けて。
  • 適応は低体重児と免疫不全児だった気がする

接種間隔


参考

  • 1. 国立感染症研究所 感染症情報センター:予防接種のページ
[display]http://idsc.nih.go.jp/vaccine/vaccine-j.html
  • 2. 日本で接種可能なワクチンの種類 - 国立感染症研究所
[display]http://idsc.nih.go.jp/vaccine/atopics/atpcs003.html




狂犬病」

  [★]

rabies
恐水病
狂犬病ウイルス

予防

  • 狂犬病ワクチン



病」

  [★]

diseasesickness
疾病不調病害病気疾患


クチン」

  [★]

cutin
角皮素




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