深部反射

出典: meddic

deep reflex
腱反射深部腱反射表在反射



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和文文献

  • 身体所見の取り方 神経反射 (乳幼児診療AtoZ) -- (診察法の基本)
  • 運動器に関する疫学調査--南会津スタディ(第6報)下肢深部反射の疫学的検討
  • 二階堂 琢也,菊地 臣一,矢吹 省司 [他]
  • 臨床整形外科 45(1), 43-49, 2010-01
  • NAID 40016965200

関連リンク

深部腱反射(しんぶけんはんしゃ、DTR:Deep Tendon Reflex)は人体にみられる生理 的な反射の代表的なものである。ゴムハンマー(打腱器)などで手軽に誘発することが できる上、運動系(錐体路系)障害や末梢神経障害の診断の目安となるため神経学的 ...
筋紡錘、腱、関節などの身体内部の受容器を深部受容器といい、ここからの求心信号 によって起こる反射を深部反射(英:deep sensation reflex, bathyesthesia、独: Tiefenempfindungsreflex)という。深部反射は、皮膚もしくは表皮 ...

関連画像

別の所の筋を強く収縮させる 深部腱反射の画像 p1_20図10 上肢の腱反射深部腱反射の画像-p1_19-S : :病的反射http://pds.exblog.jp/pds/1/201201/10/28


★リンクテーブル★
先読み表在反射
国試過去問098F042」「099A045」「098E022」「101C026」「099B023」「099D074」「103H010」「103F003
リンク元低マグネシウム血症」「腱反射
関連記事反射」「深部

表在反射」

  [★]

superficial reflexes
皮膚反射
  • 皮膚あるいは粘膜受容器を刺激することにより生ずる反射性筋収縮であり、多シナプス反射である。
  • 錐体路徴候の一つあり、錐体路が傷害されると表在反射が消失する

分類

  • 粘膜刺激によるもの
  • 皮膚刺激によるもの
  • 睾挙筋反射:L1,2。大腿内面を軽くこすると同側の睾丸が挙上する。
  • 手掌反射
  • 肩甲反射
  • 肩甲間反射
  • 腹壁表在反射/腹皮反射
  • 腹壁皮膚反射/腹壁反射:上部(T6-T9)、中部(T9-T11)、下部(T11-L1)で腹壁の外側より正中に向かってこすると、正中線が刺激側に移動する。
  • 殿部反射
  • 足底反射:(バビンスキー反射)L5-S2。
  • 肛門表在反射
  • 肛門反射:S4,5。肛門又はその周囲の痛覚刺激、あるいは肛門に指を挿入すると肛門八ツ役筋の収縮が見られる。



098F042」

  [★]

  • 次の文を読み、41、42の問いに答えよ。
  • 45歳の男性。右上腕と腰背部との激痛のため救急車で搬入された。
  • 現病歴 : 自転車を運転中バイクと衝突転倒し、路上に投げ出された。右上腕と腰背部とを路面に強打して立ち上がれなくなった。
  • 既往歴 : 特記すべきことはない。
  • 現症 : 意識は清明。身長165 cm、体重60kg。脈拍84/分、整。血圧126/80mmHg。右上腕は腫脹し激痛を伴っている。腰背部にも激痛がある。脳神経系は正常である。右手関節の背屈と右手指筋の伸展とがいずれも麻痺のためできないが、右手関節の掌屈と右手指筋の屈曲との筋力は正常である。表在感覚は右前腕、右手背で低下している。左上肢には神経学的異常を認めず、膀胱直腸障害はない。
  • 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤沈6mm/1時間、赤血球500万、Hb14.8g/dl、白血球8,000、血小板25万。骨エックス線単純写真で、右上腕骨骨幹部骨折のほか、第3、4腰椎の椎体と椎弓との骨折を認める。
  • 下肢の神経学的所見として考えにくいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 098F041]←[国試_098]→[098F043

099A045」

  [★]

  • 62歳の男性。2年ほど前から歩行時のふらつき、ろれつの回りにくさ及び排尿困難がみられ、徐々に増悪するため来院した。意識は清明。身長158cm、体重67kg。体温36.0℃。呼吸数16/分。脈拍84/分、整。血圧130/72mmHg。胸部にラ音を聴取しない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない。下肢に浮腫を認めない。知能は正常である。言語は不明瞭で、頚部部・四肢に筋固縮を認める。四肢の協調運動と歩行とに小脳性運動失調を認める。四肢筋力と表在・深部感覚とは正常である。頭部単純MRIのT2強調像を以下に示す。
  • この疾患の症候としてまれなのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 099A044]←[国試_099]→[099A046

098E022」

  [★]

  • 誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 098E021]←[国試_098]→[098E023

101C026」

  [★]

  • 10か月の乳児の発達評価に適しているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 101C025]←[国試_101]→[101C027

099B023」

  [★]

  • 小脳に病変がある患者でみられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099B022]←[国試_099]→[099B024

099D074」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 099D073]←[国試_099]→[099D075

103H010」

  [★]

  • 7か月乳児の発達評価に有用なのはどれか
[正答]


※国試ナビ4※ 103H009]←[国試_103]→[103H011

103F003」

  [★]

  • 乳児の診察で最後に診るのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 103F002]←[国試_103]→[103F004

低マグネシウム血症」

  [★]

hypomagnesemia
マグネシウム高マグネシウム血症電解質異常

定義

  • 血清中のマグネシウム値低下による症状。
  • 正常範囲以下(1.5mg/dl以下)となった病態  正常範囲は 1.5-2.3 mg/dl

病因

  • 食事摂取量不足
  • 消化管(腸管)からの吸収障害:飢餓状態嘔吐、長期の胃腸液吸引、吸収不良症候群*、急性膵炎*、肝硬変
  • 腎からの排泄増加
  • 体内分布異常


病態生理

症状

  • 神経筋機能の異常:テタニー振戦てんかん発作筋脱力、運動失行、眼振めまい感情鈍麻、うつ、易刺激性、譫妄(delirium)、精神症状 (HIM.2373)
  • 心血管系:不整脈(洞性頻脈、上室性頻拍、心室性不整脈)、PR/QT延長、T波平坦化/陰性T波、ST straightening (HIM.2373)
  • 電解質:低カルシウム血症低カリウム血症 ← 個別に治療しても無駄。マグネシウムを補正する必要がある。1,25(OH)2Dの産生を阻害、細胞にPTHへの耐性をもたせ、さらに<1mg/dLではPTHの分泌を阻害する。 (HIM.2373) また、低マグネシウム血症では尿細管でのカリウム再吸収が低下するらしい。
  • その他:ジギタリス毒性上昇(MgはATPaseの補酵素だからね)

低マグネシウム血症と高マグネシウム血症の比較

低Mg血症、Mg欠乏症 高Mg血症
神経・筋肉 クボステック徴候トルソー徴候テタニー痙攣、筋肉振戦、筋力低下易疲労性アテトーゼ様運動舞踏病様運動眼振めまい運動失調 深部反射低下・消失、瞳孔拡大、平滑筋麻痺、呼吸筋抑制
精神 抑うつ、無欲、著明な不安、興奮 錯乱昏迷
心血管 頻脈、不整脈 PR/QT時間延長、T波平低化、T波拡大、ジギタリス作用増強 徐脈起立性低血圧、心室内伝導障害、PR/QRS/QT時間延長、心停止
消化器 食欲不振嚥下困難 嘔気嘔吐
その他 貧血 皮膚潮紅、末梢温暖


検査

心電図

HIM.2373
  • PR延長
  • QT延長
  • T波:平坦/陰転
  • ST:平坦

合併症


腱反射」

  [★]

tendon reflex, tendon jerk
筋伸展反射深部腱反射 deep tendon reflex, DTR ⇔ (対)表在反射
深部反射


  • 腱や骨の叩打によって引き起こされる単シナプス反射
  • 腱の叩打により筋紡錘で生じた求心性インパルスがIa求心性線維(Ia感覚線維)を介して反射中枢に達し、単シナプス的にα運動ニューロンを経て筋を収縮させる反射

反射の異常

亢進

  • 大脳より抑制性インパルスを受けているため。

消失

  • 反射弓の障害
  • 下位運動ニューロン、神経根、末梢神経、筋など

表記方法

程度

BET
  • 消失 absent -
  • 減弱 diminished ±
  • 正常 normal +
  • やや亢進 slightly exaggerated ++
  • 亢進 moderately exaggerated +++
  • 著明な亢進 markedly exaggerated +++



反射」

  [★]

reflex
反射の一覧

反射中枢の存在レベルによる分類

構成要素からの分類

cf.原始反射

原始反射

  • 生命維持のためにする反射
  • 正常な新生児において特徴的に観察される反射的行動を総称してこう呼ぶ。

原始反射の例

  • 乳さがし反射: 口の片側を触られると、赤ん坊の頭がそちらのほうを向くという反射。
  • 吸啜反射: 赤ん坊の口の中にものを入れると、すぐにそれを吸い始めるという反射。
  • モロー反射: 赤ん坊の背中と頭を支えて仰向けにした状態で、上体を数cm上方に起こし、手で支えながら急に頭部を落下させると、両手と両足を左右対称的に外側に伸ばし、それに続いてゆっくりと抱き込むような上肢の運動が見られる反射。大きな音などで驚いたときにも見られる。
  • バビンスキー反射: 足の裏の外縁をゆっくりと踵からつま先に向かってこすることにより、母趾(おやゆび)が背屈し他の4趾が開く(開扇現象)反射。

参考(読んでおく)

[反射]






深部」

  [★]

deep
深在性深い




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