室傍核

出典: meddic

nucleus paraventricularis
視床下部室傍核 hypothalamic paraventricular nucleus視床室傍核 paraventricular thalamic nucleus
視床下部 、視床上核


視索上核 バソプレシン
室傍核 オキシトシン


Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/09/14 22:29:34」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

和文文献

  • 交感神経系の伝達経路と腎神経アブレーション (第1土曜特集 自律神経による調節とその破綻) -- (延髄吻側および尾側の交感神経中枢)
  • 熊谷 裕生,大島 直紀
  • 医学のあゆみ 243(5), 357-366, 2012-11-03
  • NAID 40019460394
  • 視床下部室傍核の4型メラノコルチン受容体発現ニューロンによる食欲調節
  • 服部 淳彦,今井 元,舟橋 久幸
  • 東京医科歯科大学教養部研究紀要 42, PAGE 37-45, 2012-03-30
  • NAID 110008907122
  • 交感神経が高血圧をもたらすしくみ (AYUMI 高血圧診療のNew Technology : 腎交感神経アブレーションを中心に)
  • 熊谷 裕生,大島 直紀,山本 浩仁郎
  • 医学のあゆみ 240(12), 951-957, 2012-03-24
  • NAID 40019190632
  • 気になる脳部位(第15回)視床下部室傍核

関連リンク

室傍核(しつぼうかく、Paraventricular hypothalamic nucleus)とは、間脳の視床下部 を構成する神経核の1つである。 目次. 1 概要; 2 シナプス入力; 3 画像; 4 参考文献. [ 編集] 概要. 室傍核には神経分泌ニューロンが含まれている。この核の外側の大細胞性 ...
正中核群(midline nculei)正中線上に位置する視床亜核群である。 室傍核 (しつぼうか く、paraventricular nucleus, Pv); 結合核 (けつごうかく、Reuniens nucleus = Medioventral (MV) nucleus); 菱形核 (りょうけいかく、Rhomboid nucleus); 紐傍核 ( ちゅう ...

関連画像

画像 [ 編集 ]Fig.3下垂体前葉を支配する動脈は kawasakizu第1土曜特集 自律神経による 視索上核 と 室傍核 は


★リンクテーブル★
先読み視床下部」「hypothalamic paraventricular nucleus」「paraventricular thalamic nucleus
リンク元バソプレシン」「甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン」「副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン」「オキシトシン」「ニューロペプチドY
関連記事

視床下部」

  [★]

hypothalamus (KH)
視床下部下垂体系
  • 翼板の下部を形成する視床下部は多数の核域に分化し、睡眠、消化、体温、および情緒行動のような内臓機能調節中枢として役立つ。乳頭体はこの核域の一つ (L.413)






hypothalamic paraventricular nucleus」

  [★]

視床下部室傍核

paraventricular hypothalamic nucleusparaventricular nucleusparaventricular nucleus of the hypothalamusPVH

paraventricular thalamic nucleus」

  [★]

視床室傍核

midline thalamic nucleusparatenial thalamic nucleusparaventricular nucleus of thalamusrhomboid nucleus


バソプレシン」

  [★]

vasopressin VP
バゾプレッシン, arginine vasopressin AVP抗利尿ホルモン antidiuretic hormon ADH
ピトレシン Pitressin
デスモプレシン尿細管
[show details]

分類

性状

  • ペプチド

産生組織

  • 視索上核および室傍核にある大細胞性神経細胞で産生

標的組織

生理作用

  • 抗利尿
  • 集合管に作用し水の再吸収を促進(V2受容体)
  • 昇圧作用
  • 血管平滑筋の収縮(V1受容体)
  • V1受容体は抗利尿作用を示すより大用量で動作(SAN.189) ← 生理的な量では血管収縮による血圧上昇はない。
  • 尿素再吸収
  • 髄質内層集合管で尿素の再吸収を高める(SP.817)
  • ACTH分泌?

作用機序

抗利尿作用 集合管上皮細胞 V2R
血管平滑筋収縮(昇圧作用) 血管内皮 V1R

分泌調節

  • 血漿浸透圧↑、循環血漿量↓→分泌↑ ( 出血 )
  • 血漿浸透圧↓、循環血漿量↑→分泌↓ ( 水の大量摂取 )
  分泌促進 分泌抑制
血漿浸透圧・循環血液量 出血→血圧低下、循環血液量減少 水負荷→血漿浸透圧低下、循環血液量増加
水制限→循環血液量減少、血漿浸透圧上昇 等張液負荷→循環血液量増加
高張食塩水負荷→血漿浸透圧上昇  
薬物 プロスタグランジンE2 フェニトイン
モルフィン アルコール
ニコチン 心房性Na利尿ペプチド
β受容体作動薬 α受容体作動薬
アンジオテンシンII  
麻酔薬  
低酸素症  
高炭酸ガス血症  
ビンクリスチン  
シクロホスファミド  
クロフィブレート  
カルバマゼピン  
バルビツール酸系薬  
アセチルコリン  
ヒスタミン  
メトクロプラミド  
環境など 立位・失神、疼痛、陽圧呼吸、遠心力 寒冷、陰圧呼吸、水中、臥位

ADH分泌促進/作用増強する薬物

QB.D-331

ADHの作用を修飾する物質

  • 糖質コルチコイド:水代謝作用(水利尿):GFR↑させたりADHに拮抗することで細胞内への水移動を抑制する

癌患者とADH

日腎会誌 2012:54(7):1016-1022
Ellison DH, Berl T. Clinical practice. The syndrome of inappropriate antidiuresis. NEJM. 2007;356:2064-2072. PMID 17507705
  • 異所性ADH産生腫瘍、抗悪性腫瘍薬の副作用、手術侵襲、嘔気・嘔吐、疼痛

分子機構

ここまで、2007後期生理学授業プリント&想像 でまとめた

  • 集合管の上皮の基底側に発現していると思われるV(75%){2};Rを介して、アクアポリン2(AQP2)が発現して尿細管腔側に局在、アクアポリン2から水を細胞内に取り込み、アクアポリン3を介して細胞基底側(血管腔)に水が移動する (2007後期生理学授業プリント, SP.817 図12-63)
  • 以下の記述と矛盾する気がする・・・
    • 水輸送体apuaporin1(AQP1)に作用して集合管における水透過性を高める(SP.817)。




効能又は効果

ピトレシン注射液20

薬効薬理

ピトレシン注射液20
  • 1. 抗利尿作用
  • 遠位尿細管における水の再吸収を促進することにより、抗利尿作用を発揮する1)。
  • 2. 腸管平滑筋に対する作用
  • 腸管平滑筋に直接作用してこれを収縮させる
  • 3. 止血作用
  • 腹部内臓の細動脈を収縮させ、門脈血流を減少させるので、一時的に門脈圧が下降するため、門脈圧亢進による食道出血時に止血作用を発揮する。

副作用

ピトレシン注射液20
血管収縮による血圧上昇、狭心症、腹痛がありうる。(QB.D-357)
  • 重大な副作用:ショック、横紋筋融解症、心不全・心拍動停止、精神錯乱・昏睡、水中毒、中枢神経障害(中心性橋脱髄症)、無償、心室頻拍

禁忌

ピトレシン注射液20
  • 1. 本剤の成分に対しアナフィラキシー又は過敏症の既往歴のある患者
  • 2. 冠動脈硬化症 (心筋梗塞症、狭心症等) の患者[心筋虚血を延長させることがある。]
  • 3. 急速な細胞外水分の増加が危険となるような病態 (心不全、喘息、妊娠中毒症、片頭痛、てんかん等) のある患者[水中毒を起こすことにより、それらの病態を悪化させるおそれがある。]
  • 4. 血中窒素貯留のある慢性腎炎の患者[水分貯留を起こすことにより、血中窒素の排泄が抑制されるおそれがある。]

添付文書

  • ピトレシン注射液20
[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2414402A1035_1_02/2414402A1035_1_02?view=body

臨床検査

基準値

  • 0.3-4.2pg/ml (RIA2抗体法) (検査の本)
  • 0.3-4.0pg/ml (RIA2抗体法) (LAB.695)




甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン」

  [★]

thyrotropin-releasing hormone (PT), TRH (PT), thyrotropin releasing hormone
環・グルタミン酸-ビスチジン-プロリン・ アミド pyroglutamyl-histidyl-proline amide
甲状腺ホルモン TSHホルモンTRH試験

分類

性状

  • ペプチド
3aa.
pGlu-His-Pro-NH2
pGlu = ピログルタミン酸

産生組織

  • 視床下部 室傍核 ← ここに比較的多く存在(SP.914)
神経終末は正中隆起外層に分布 (SP.874)

標的組織

作用

  • TRHのTSH,PRL分泌促進作用は女性>男性である。エストロゲンはTSH分泌細胞のTRH受容体を増やし、女性の法がPRL分泌細胞が多いためらしい(SP.915)

分泌の調整

  • 分泌刺激:視床下部前部の体温調整中枢やカロリー調節中枢の刺激(SP.914)。ノルアドレナリン。セロトニン(SP.913)
  • 分泌抑制:甲状腺ホルモンによる下垂体前葉(寄与は小さいらしいが視床下部にも)へのネガティブフィードバック (SP.913)。ドパミン、セロトニン(SP.913)

分子機構

  • TSH受容体(G蛋白共役受容体)と結合し、IP3-Cキナーゼ型を介して作用を発揮 (SP.874)。特にPKCの活性化がTSH分泌促進に関与(SP.914)



副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン」

  [★]

corticotropin-releasing hormone, CRH, corticotropin releasing hormone
コルチコトロピン放出ホルモンACTH放出ホルモン ACTH-releasing hormone


分類

性状

41個のアミノ酸からなる

産生組織

  • 室傍核CRHニューロンで合成される。

標的組織

作用

分泌の調節

神経伝達物質による調節

  • コリン作動性ニューロン   : +
  • セロトニン作動性ニューロン : +
  • アドレナリン作動性ニューロン: + / -
  • GABA作動性ニューロン    : -

ネガティブフィードバックによる調節

インターロイキンによる調節

分子機構

オキシトシン」

  [★]

oxytocin OT
ホルモン
アトニン

性状

  • ペプチド

分類

産生組織

標的組織

  • 1. 乳管周囲の筋上皮細胞の収縮
  • 2. 子宮頚部、膣
  • 3. 卵管の蠕動運動を高める

作用

  • 1. 乳汁分泌
  • 2. 子宮頚部の伸展
  • 3. 子宮筋の収縮 → 分娩促進、授乳時の子宮収縮(後陣痛)、子宮復古

分泌の調整

  • 乳頭の刺激で分泌促進

分子機構

臨床関連

  • Ferguson反射



ニューロペプチドY」

  [★]

neuropeptide Y NPY


  • 中枢作用
血圧下降、呼吸抑制
  • 末梢作用
血管収縮(冠血管含む)、血圧上昇

構造

局在

  • 細胞体
  • 神経終末


核」

  [★]

nucleus, nuclei
細胞核
細胞




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡