僧帽筋

出典: meddic

trapezius muscle (M,N), trapezius (KL)
musculus trapezius
上肢帯の筋、背部筋群、頸部筋群



神経


部位 起始 停止 支配神経 機能
上部 後頭骨、項靱帯 鎖骨(外側1/3) 副神経頚神経叢 肩甲骨の後退、挙上、上方回旋
中部 T1-T6(棘突起)、棘状靱帯 肩甲骨(肩峰肩甲棘) 肩甲骨の後退
下部 T7-T12(棘突起)、棘状靱帯 肩甲骨(肩甲棘) 肩甲骨の後退、下制、下方回旋

機能

上部

肩をすくめる

中部

気をつけの姿勢で肩を後方に引く

下部

上腕を水平位より上方に挙上(KL.78) ← 僧帽筋上部+僧帽筋下部+前鋸筋下部



Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/08/03 11:04:50」(JST)

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和文文献

  • 僧帽筋刺鍼法を用いた刺鍼後に発生した気胸の検討-MDCTを用いての分析-
  • 和田 智義,山崎 寿也,川島 洋司,吉田 宗平,楳田 高士
  • 関西医療大学紀要 5, 12-16, 2011-09-20
  • NAID 110008658869
  • シコリ発生頻度の高いホルスタイン種去勢牛肥育農場における部分肉別シコリ発生分布に関する検討
  • 高橋 奈緒子,撫 年浩,木村 信熙
  • 日本畜産学会報 82(2), 139-145, 2011
  • … ス,ロインについて発生筋肉を調べたところ,いずれも僧帽筋での発生が多かった.僧帽筋でシコリが発生している個体はすべてロイン部での発生が確認された.これらの結果から,1)シコリはロインのような身体の表層筋を含む部位で発生が多く,2)シコリの発生は左右独立的であることが確認された.また3)僧帽筋ではシコリは一筋肉内で連続的に発生し,尾部側になる …
  • NAID 130001275661
  • 上肢 Closed Kinetic Chain Exercise における肩甲骨周囲筋の筋電図学的検討 --Low Rowと変法Low Rowとの比較--
  • 齊藤 明,松本 仁美,立松 加寿子,南谷 晶,花山 耕三,正門 由久
  • 秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻紀要 18(2), 80-86, 2010-10
  • … Low row(以下LR)は、僧帽筋下部線維と前鋸筋をターゲットとした上肢Closed Kinetic Chain Exerciseである。 … 健常成人12名を対象に、各LR実施時の僧帽筋上部線維、僧帽筋下部線維、三角筋後部線維、棘下筋、前鋸筋の表面筋電図を計測した。 … 僧帽筋下部線維、前鋸筋は3条件とも20%MVIC以上であった。 …
  • NAID 110007861002

関連リンク

僧帽筋(そうぼうきん、英語: trapezius (muscle))は人間の背中の一番表層にある筋肉 である。 英名は「台形」を意味する語に由来し、首、左右の肩、第十二胸椎がつくる 四角形から命名されたものである。和名はカトリック教会の一派であるカプチン会修道士 の ...
2006年11月17日 ... 後頭部に始まり鎖骨から胸椎を覆う背中の表層にある筋肉です僧帽筋の奥には多数の 背中の筋肉があるわけですがいわば風呂敷のようにこれらの筋肉の上から覆い かぶさっています. 「僧帽筋」という一風変わった名称も読んで字のごとく ...
タオルは握りこまず軽く握る。 ・ひじを斜め下後方に引く。 ひじは真下に引くよりも、斜め 下に引くほうが下側の僧帽筋を使うことができ、力も入ります。 また、タオルは握りこむ ほどに"力こぶ"などに無駄に力が入り、僧帽筋に効きにくくなります。

関連画像

僧帽筋僧帽筋はとても大きい筋肉な 僧帽筋僧帽筋02Trapezius Gray409.PNG僧帽筋② 新 ・ なで肩マッサージ方法


★リンクテーブル★
先読み頸部筋群
リンク元上肢の筋」「腕神経叢」「頚髄損傷」「頚横動脈」「後頭下三角

頸部筋群」

  [★]

neck muscles
musculi colli


上肢の筋」

  [★]

muscles of upper extremity
musculi membri superioris
上肢筋


関節で分類

肉単P 筋名   起始 停止 支配神経 機能
K-12 肩甲挙筋   C1-C4(横突起) 肩甲骨(上角内側縁上部) 肩甲背神経 肩甲骨の挙上、下方回旋
K-14 大菱形筋   T1-T4(棘突起) 肩甲骨(内側縁下部) 肩甲背神経 肩甲骨の後退、下方回旋
K-13 小菱形筋   C6・C7(棘突起) 肩甲骨(内側縁上方) 肩甲背神経 肩甲骨の後退、挙上、下方回旋
K-16 僧帽筋 上部 後頭骨、項靱帯 鎖骨(外側1/3) 副神経頚神経叢 肩甲骨の後退、挙上、上方回旋
T1-T6(棘突起)、棘状靱帯 肩甲骨(肩峰肩甲棘) 副神経頚神経叢 肩甲骨の後退
T7-T12(棘突起)、棘状靱帯 肩甲骨(肩甲棘) 副神経頚神経叢 肩甲骨の後退、下制、下方回旋
K-01 前鋸筋   第1~8肋骨(外側面中央部) 肩甲骨(内側縁肋骨面) 長胸神経 肩甲骨の前進、わずかに上方回旋、肋骨の挙上
  鎖骨下筋   第1肋骨肋軟骨の境界 鎖骨内側1/3の下面 鎖骨神経(第5・第6頚神経) 鎖骨を固定し下制する
K-03 小胸筋   第3~5肋骨 肩甲骨(烏口突起) 内側胸筋神経 肩甲骨の下制、わずかに下方回旋、肋骨の挙上
L-01 大胸筋 鎖骨鎖骨(内側1/2) 上腕骨(大結節稜) 内側胸筋神経外側胸筋神経 肩関節の内転、内旋、屈曲、水平屈曲
胸肋部 胸骨、第1~6軟骨 肩関節の内転、内旋、屈曲、水平屈曲
腹部 外腹斜筋腱膜 肩関節の内転、内旋、屈曲、水平屈曲
L-03 広背筋   T6-L5の棘突起仙骨腸骨 上腕骨(結節間溝小結節稜) 胸背神経 肩関節の伸展(後方挙上)、内旋、内転
M-01 三角筋 鎖骨部・前部 鎖骨(外側1/3) 上腕骨(三角粗面) 腋窩神経 肩関節の屈曲、内旋、水平屈曲
肩峰部・中部 肩甲骨(肩峰) 肩関節外転
肩甲棘部・後部 肩甲骨(肩甲棘下縁) 肩関節外転、伸展、水平伸展
L-12 小円筋   肩甲骨(外側縁・下角) 上腕骨(大結節) 肩関節の内転、伸展、外旋
L-10 棘上筋   肩甲骨(棘上窩) 肩甲上神経 肩関節外転
L-11 棘下筋   肩甲骨(棘下窩) 肩関節の外旋、伸展
L-13 肩甲下筋   肩甲骨(肩甲下窩) 上腕骨(小結節) 肩甲下神経 肩関節の内旋、水平屈曲
L-14 大円筋   肩甲骨(外側縁・下角) 上腕骨(結節間溝小結節稜) 肩関節の伸展(後方挙上)、内転、内旋
M-02 烏口腕筋   肩甲骨(烏口突起) 上腕骨(内側縁) 筋皮神経 肩関節の内転、屈曲
M-11 上腕二頭筋 長頭 肩甲骨(関節上結節) 橈骨(橈骨粗面) 肘関節の屈曲、前腕回外
短頭 肩甲骨(烏口突起) 橈骨(橈骨粗面)、前腕筋膜 肘関節の屈曲、前腕回外
M-17 上腕筋   上腕骨(遠位2/3の前面) 尺骨(尺骨粗面) 肘関節の屈曲
M-6 上腕三頭筋 長頭 肩甲骨(関節下結節) 尺骨(肘頭) 橈骨神経 肘関節の伸展
外側頭 上腕骨(後面) 肘関節の伸展
内側頭 上腕骨(前面) 肘関節の伸展
M-18 腕橈骨筋   上腕骨(外側上顆) 橈骨(茎状突起) 肘関節の屈曲、前腕回内回外位から半回内位に回旋
N-2 回外筋   上腕骨(外側上顆、外側下部) 橈骨(近位外側面) 前腕回外
P-1 長橈側手根伸筋   上腕骨(外側上顆)、尺骨(回外筋) 第2中手骨(底背面) 手関節背屈橈屈
P-2 短橈側手根伸筋   上腕骨(外側上顆) 第3中手骨(底背面) 手関節背屈橈屈
P-3 尺側手根伸筋 上腕骨頭 上腕骨(外側上顆) 第5中手骨(底背面) 手関節背屈尺屈
尺骨頭 尺骨(斜線と後縁) 第5中手骨(底背面) 手関節背屈尺屈
N-1 方形回内筋   尺骨(遠位1/4の前面) 橈骨(遠位1/4の前面) 正中神経 前腕回内
N-3 円回内筋 浅頭・上腕骨頭 上腕骨(内側上顆) 橈骨(中央の外側面) 前腕回内
深頭・尺骨頭 尺骨(鈎状突起) 橈骨(中央の外側面) 前腕回内
O-1 橈側手根屈筋   上腕骨(内側上顆) 第2中手骨、第3中手骨(底前面) 手関節の掌屈、橈屈
O-3 長掌筋   上腕骨(内側上顆) 手首の屈筋支帯手掌腱膜 手関節の掌屈、手掌腱膜の緊張
O-6 長母指屈筋   橈骨(中部の前面) 母指末節骨(掌側面) 母指の屈曲(主にIP関節)
O-4 尺側手根屈筋 上腕骨頭 上腕骨(内側上顆) 豆状骨豆中手靭帯第5中手骨 尺骨神経 手関節の掌屈、尺屈
尺骨頭 尺骨(肘頭、後面上部) 豆状骨豆中手靭帯第5中手骨 手関節の掌屈、尺屈


腕神経叢」

  [★]

brachial plexus (B)
plexus brachialis
  • 図:N.413(模式図) N.457(枝の走行) KA.413(腕神経叢)
  • 後頚三角にあり、前斜角筋中斜角筋の間から出るところで3本の神経幹を作った後、外側に下行する。
  • C5-T1までの5本の脊髄神経前根腕神経叢を作る
  • 神経幹より近位の部分は、鎖骨より内側にある (N.412 KA.413)



    C3 C4 C5 C6 C7 C8 T1
 横隔神経          
 肩甲背神経            
 長胸神経          
上神経幹            
 鎖骨下筋神経            
 肩甲上神経            
中神経幹              
下神経幹            
外側神経束          
 外側胸筋神経          
内側神経束            
 内側胸筋神経            
 内側上腕皮神経            
 内側前腕皮神経            
後神経束      
 上肩甲下神経            
 胸背神経          
 下肩甲下神経            
 腋窩神経 上肢          
 筋皮神経        
 正中神経      
 橈骨神経    
 尺骨神経          
損傷レベル 主な動作筋 運動機能
C1-C3 胸鎖乳突筋 頭部の前屈、回転
C4 横隔膜(C3-C5)、僧帽筋 呼吸、肩甲骨挙上
C5 三角筋上腕二頭筋 肩関節屈曲・外転・伸展、肘関節屈曲・回外
C6 大胸筋、橈側手根伸筋 肩関節内転、手関節背屈
C7 上腕三頭筋橈側手根屈筋 肘関節伸展、手関節掌屈
C8-T1 指の屈筋群、手内筋 指の屈曲、手の巧緻運動


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.




頚髄損傷」

  [★]

cervical cord injury
頸髄損傷頚髄

頸髄損傷の機能レベルと残存運動機能(SOR.728)

  主な残存筋 残存運動機能
C4 僧帽筋横隔膜 腹式呼吸、肩をすくめる
C5 三角筋上腕二頭筋回外筋 肩外転、肘屈曲、前腕の回外
C6 長橈側手根伸筋短橈側手根伸筋 手首の伸展
C7 上腕三頭筋方形回内筋総指伸筋 肘の伸展、前腕の回内、指の伸展
C8 浅指屈筋深指屈筋 指の屈曲
T1 手内在筋 小指外転


頚横動脈」

  [★]

transverse cervical artery (KL)

-図:N.131(にいく血管) N.410(背部への走行)

由来

走行

  • N.410によれば、分岐した後外側方に向かい、前斜角筋の前部を通り過ぎつつ後方に向かう。腕神経叢の上を通り過ぎ、僧帽筋の下に入っていくように見える。
  • 僧帽筋の下にあってこれを養う、と思う。
  • 肩甲挙筋の下に潜った枝が下行肩甲動脈?になると思う (N.410 M.399)

分布


後頭下三角」

  [★]

suboccipital triangle (M)

定義 (M.277,279)

含まれる構造 (M.279)




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