低性腺刺激ホルモン性無月経
出典: meddic
UpToDate Contents
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- 1. 続発性無月経の疫学および原因 epidemiology and causes of secondary amenorrhea
- 2. 続発性無月経の評価およびマネージメント evaluation and management of secondary amenorrhea
- 3. 機能性視床下部性無月経:病態生理と臨床症状 functional hypothalamic amenorrhea pathophysiology and clinical manifestations
- 4. 原発性無月経の原因 causes of primary amenorrhea
- 5. 機能性視床下部性無月経:評価とマネージメント functional hypothalamic amenorrhea evaluation and management
関連リンク
- まず、脳の視床下部から、卵巣を刺激するためのホルモンを出しなさい、という「性腺刺激ホルモン放出ホルモン」が放出されます。 その刺激によって次に、下垂体から「性腺刺激ホルモン」が分泌され、その下垂体からの命令で ...
- さらに性腺刺激ホルモン(LHおよびFSH)を測定し、これらが高値ならば高ゴナドトロピン性です。染色体検査で「47,XXY 」(X染色体が1本多い)が証明されれば ...
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関連記事 | 「ホルモン」「性腺」「無月経」「刺激」「月経」 |
「ホルモン」
古典的な定義
- 特定の内分泌腺から分泌され、血行によって運ばれ、遠隔部の特定の標的器官に作用して特異的効果を現す物質(PT.403)
例外
- 腺構造を持たない組織から分泌されるホルモンがある
- 消化管ホルモン (PT.403)
- 視床下部ホルモン (PT.403)
- 甲状腺濾胞ホルモン?
- カルシトニン?
ホルモンの一覧表
「性腺」
- 発生第7週まで生殖腺に男女の別のは形態的に現れない。(L.303)
- 生殖堤:体腔上皮+間葉凝縮
- 原始生殖細胞:発生の早期に尿膜に近い卵黄嚢壁の内胚葉細胞の間に出現。後腸の背側腸間膜に沿ってアメーバ様運動により移動。発生第5週の初めに原始生殖腺に達し、第6週に生殖堤に進入する。(L.303)
- 原始生殖索:原始生殖細胞が生殖堤に到達する直前またはその経過中に生殖堤の体腔上皮は活発に増殖し、上皮細胞はその下層の間葉へ進入する。これらの細胞により多数の不規則な細胞索を形成されたものをいう。(L.303)
- 未分化生殖腺:原始生殖索は表面の上皮と結合したままであり、男女の区別ができない。この状態の生殖腺を指す。(L.303)
男性の生殖腺 L.303-306
中間中胚葉 | 生殖堤 | 体腔上皮 | 体腔上皮 | 上皮 | ||
白膜 | ||||||
原始生殖索 | セルトリ細胞 | |||||
生殖索 | 精巣網 | 精細管 | ||||
間葉 | → | ライディッヒ細胞 | ||||
卵黄嚢壁の内胚葉細胞 | 原始生殖細胞 | → | → | → | 精祖細胞 | |
中間中胚葉 | 中腎管 | 中腎細管 | → | → | → | 輸出管 |
→ | → | → | → | 精管 |
女性の生殖腺
中間中胚葉 | 生殖堤 | 体腔上皮 (表面上皮) | 肥厚した 表面上皮 | |||
原始生殖索 | 皮質の原始生殖索 | 皮質索(二次皮質索) | 卵胞細胞 | 原始卵胞 | ||
髄質の原始生殖索 | →消失して、卵巣髄質 | |||||
卵黄嚢壁の内胚葉細胞 | 原始生殖細胞 | 皮質の原始生殖細胞 | 卵祖細胞 | |||
髄質の原始生殖細胞 | →消失して、卵巣髄質 |
「無月経」
- 英
- amenorrhea
- 関
- 月経 menorrhea、月経異常
発症時期による分類
原因による分類
原発性無月経 | 続発性無月経 | |
視床下部性無月経 | カルマン症候群 | 視床下部の機能障害 |
フレーリッヒ症候群 | 神経性食思不振症 | |
ローレンス・ムーン・ビードル症候群 | 体重減少性無月経 | |
プラダー・ウィリー症候群 | 高プロラクチン血症 | |
Chiari-Frommel症候群 | ||
Argonz-del Castillo症候群 | ||
下垂体性無月経 | 先天性ゴナドトロピン欠損症 | Sheehan症候群 |
empty sella症候群 | 下垂体腺腫 | |
Forbes-Albright症候群 | ||
Simmonds病 | ||
卵巣性無月経 | 性腺形成不全 | 早発卵巣機能不全 |
ターナー症候群 | 多嚢胞性卵巣症候群 | |
卵巣摘出 | ||
卵巣の放射線障害 | ||
子宮性無月経 | ロキタンスキー・キュスター・ハウザー症候群 | アッシャーマン症候群 |
子宮奇形 | 子宮内膜炎 | |
処女膜閉鎖 | 子宮摘出術後 | |
膣性無月経 | 処女膜閉鎖症 | |
膣閉鎖症 | ||
その他 | 半陰陽(先天性副腎過形成、アンドロゲン不応症) | Cushing症候群 |
Addison病 | ||
Basedow病 | ||
甲状腺機能低下症 | ||
糖尿病 | ||
生理的 | 妊娠、産褥、授乳、閉経 |
Kupperman方式による分類
検査
- クッパーマン試験 Kupperman方式
- ホルモン負荷試験
- クッパーマン試験:Kuppermann試験:無月経、無排卵症の障害部位の診断のための内分泌学的負荷試験。
- プロゲステロン負荷試験:(投与)プロゲステロン、(検査)消退出血の有無:消退出血がなければ第1度無月経
- エストロゲン・プロゲステロン負荷試験:(投与)エストロゲン、プロゲステロン、(検査)消退出血の有無:消退出血があれば第2度無月経、なければ子宮性無月経
無月経と基礎体温
「刺激」
- 英
- (刺激そのもの)stimulus、stimuli。(行為)stimulation、、stimulate、irritate、incite、(薬物や抗原で)prime
- 同
- impulse
- 関
- 刺激作用、煽動、抗原刺激、扇動、予備刺激
「月経」
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