ミトタン

出典: meddic

mitotane
o,p
オペプリム



Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/20 15:33:21」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • Androgen, Cortisol, Aldosterone の産生を認めた副腎癌の1例
  • 横畠 絵美,和田 典男,小原 慎司,柳澤 克之,富樫 正樹,関 利盛,笹野 公伸
  • 日本内科学会雑誌 99(5), 1049-1051, 2010-05-10
  • NAID 10026331434
  • 悪性精巣 Leydig 細胞腫の1例
  • 浅井 聖史,柳原 豊,佐々木 豊和,尾澤 彰,西田 智保,菊川 忠彦,池田 哲大,島本 憲司,青木 克徳,丹司 望,横山 雅好,清水 公治
  • 西日本泌尿器科 72(3), 119-122, 2010-03-20
  • NAID 10026433765

関連リンク

ミトタン(英: mitotane)あるいはo,p'-DDDとは稀な疾病である副腎皮質癌の治療に使用 される薬物。ミトタンは化学的にはDDTの異性体であり、DDD誘導体。日本では「 オペプリム®(Opeprim®)」の商品名でヤクルトが販売する。
ミトタン(オペプリム)は副腎皮質を壊死させたり、副腎皮質が過剰に作り出すステロイド ホルモンを抑える作用があります。副腎皮質から生じたがんに対する縮小効果、副腎の 過剰なホルモン分泌によって起こるクッシング症候群などに対する治療効果を示します。

関連画像


押しても画像が表示されない場合はサーバが混雑しています。2週間ほどあけて、再度押下してください。

添付文書

薬効分類名

  • 副腎癌化学療法剤
  • 副腎皮質ホルモン合成阻害剤

販売名

オペプリム

組成

1カプセル中:ミトタン含量

  • 500mg

1カプセル中:添加物

  • カプセル内容物:セラセフェート、ステアリン酸Mg、タルク

1カプセル中:添加物

  • カプセル本体:ラウリル硫酸Na、ゼラチン

禁忌

  • 重篤な外傷のある患者
    [副腎抑制を起こすおそれがある。]
  • スピロノラクトン、ペントバルビタールを投与中の患者(「相互作用」の項参照)

効能または効果

  • 副腎癌
  • 手術適応とならないクッシング症候群
  • 通常成人1回1カプセル〜2カプセル1日3回経口投与から開始し、有効量まで漸増し、以後、症状、血中・尿中ステロイド濃度、副作用等により適宜増減する。

慎重投与

  • 副腎皮質からの転移腫瘍以外の肝疾患のある患者
    [代謝が妨げられて蓄積するおそれがある。]

重大な副作用

胃潰瘍、胃腸出血

  • 胃潰瘍(0.21%)、胃腸出血(0.21%)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

紅皮症

  • 紅皮症(0.41%)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

痴呆、妄想

  • 痴呆(0.21%)、妄想(0.21%)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

副腎不全

  • 副腎不全(2.49%)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

低血糖

  • 低血糖(0.83%)があらわれることがあるので、低血糖症状があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

腎障害(尿細管障害)

  • 腎障害(尿細管障害)(0.21%)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

肝機能障害、黄疸

  • AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、ALPの著しい上昇等を伴う肝機能障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

薬効薬理

細胞毒作用6)

  • 副腎組織の変化は皮質に選択的であり、とくに皮質の束状層、網状層の萎縮や壊死がイヌにおいて認められている。

ステロイド合成阻害作用7)〜12)

  • ステロイド分泌量の低下が認められるが、その合成阻害部位は、まだ決定されていない。種々の実験による推定阻害部位は、次の反応段階である。

コレステロール側鎖切断の段階

  • 副腎癌及びクッシング病患者各6例、イヌ(in vitro)

3位脱水素の段階

  • 副腎癌及びクッシング病患者各6例、ウシ(in vitro)

21位水酸化の段階

  • 副腎癌患者3例

11位水酸化の段階

  • 副腎癌患者3例、ウシ(in vitro)

18位水酸化の段階

  • ヒトの摘出副腎癌

ステロイド代謝への作用(外国人データ)13)

  • コルチゾールの代謝物のうち、6β‐ヒドロキシ体を増加させる。

有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • ミトタン(mitotane)(JAN)

化学名

  • 1,1‐Dichloro‐2‐(2‐chlorophenyl)‐2‐(4‐chlorophenyl)ethane

分子式

  • C14H10Cl4

分子量

  • 320.04

融 点

  • 75〜79℃

性 状

  • 白色〜微黄白色の結晶で、わずかに特異なにおいがあり、味はない。クロロホルム、四塩化炭素、アセトニトリル又はシクロヘキサンに溶けやすく、エタノール(95)又はイソオクタンにやや溶けやすく、水にほとんど溶けない。


★リンクテーブル★
リンク元クッシング病

クッシング病」

  [★]

Cushing disease, Cushing's disease
(国試)Cushing病
クッシング症候群
  • first aid step1 2006 p.253

概念

検査

  • 頭部MRI:
  • Gd造影:下垂体に造影効果有り
  • 選択的下垂体静脈洞サンプリング/海綿静脈洞サンプリング
  • 内分泌検査

治療

modality:手術療法、薬物療法、放射線療法
  • 経蝶形骨洞下垂体腺腫摘出術(ハーディ手術)が第一選択である。
  • その他、放射線療法、ステロイド合成阻害薬による薬物療法(メチラポンミトタントリロスタン)を行い、これらの治療法に抵抗性の場合に両側副腎摘除を行う。




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡