ヘパリンカルシウム

出典: meddic

heparin calcium
カプロシン
ヘパリン


UpToDate Contents

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和文文献

  • 下肢深部静脈血栓症合併妊娠に対するヘパリンカルシウム在宅自己注射の当院での取り組み
  • 山本 規央,佐伯 悟三,大野 愛,平松 聖史,雨宮 剛,後藤 秀成,関 崇,加藤 雅也,鈴木 桜子,田中 寛,河田 陵,杉田 静紀,田中 綾,長谷部 圭史,鈴木 優美,新井 利幸
  • 脈管学 54(7), 109-114, 2014
  • … 要旨:平成24 年4 月からヘパリンカルシウムにおいて在宅自己注射の保険適用が認められた。 … 当院でもヘパリンカルシウムの在宅自己注射を導入し,医師・薬剤師・看護師が連携,指導を行う体制を構築したので症例とともに報告する。 …
  • NAID 130004567695
  • ガイドライン ここがポイント! ヘパリン在宅自己注射療法の適応と指針
  • 日-P3-506 妊婦に対するヘパリンカルシウム皮下注シリンジ導入時における薬剤師の役割について(妊婦・授乳婦,ポスター発表,一般演題,再興、再考、創ろう最高の医療の未来)
  • 大野 愛,石上 仁美,内藤 美紀,祢宜田 和正,小島 良子,佐伯 悟三,戸田 繁,勝見 章男
  • 日本医療薬学会年会講演要旨集 23, 435, 2013-08-28
  • NAID 110009797359

関連リンク

販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分 ヘパリンカルシウム皮下注5千単位/0.2mLシリンジ「モチダ」 (後発品) Heparin Calcium 5,000 units/0.2mL Syringe for S.C.Injection MOCHIDA 持田製薬 3334400G1022 387円/筒
ヘパリンカルシウム皮下注5千単位/0.2mLシリンジ「モチダ」。持田製薬株式会社の提供する医療関係者のためのホームページです。医薬品の写真、服用の手引き、注意事項などの製品情報がご覧になれます。
12月21日の中医協によりヘパリンカルシウムの在宅自己注射が保険で認めていただくことになりました。 ... ヘパリンカルシウムの在宅自己注射が不育症の一部の患者に保険適応されたことの意義は極めて大きく、これまで1日2回外来 ...

関連画像

 ヘパリンカルシウム皮下注5千ヘパリンカルシウム注5万単位  ヘパリンカルシウム皮下注5千ヘパリンカルシウム皮下注5千 有効成分に関する理化学的知見

添付文書

薬効分類名

  • 血液凝固阻止剤

販売名

ヘパリンカルシウム皮下注5千単位/0.2mLシリンジ「モチダ」

組成

  • 本剤は1シリンジ(0.2mL)中、下記成分を含む。(組成の表参照)

効能または効果

  • 汎発性血管内血液凝固症候群の治療
    血栓塞栓症(静脈血栓症、心筋梗塞症、肺塞栓症、脳塞栓症、四肢動脈血栓塞栓症、手術中・術後の血栓塞栓症等)の治療及び予防
  • 本剤は通常下記の各投与法によって投与されるが、それらは症例又は適応領域、目的によって決定される。通常本剤投与後、全血凝固時間(Lee-White法)又は全血活性化部分トロンボプラスチン時間(WBAPTT)が正常値の2〜3倍になるように年齢・症状に応じて適宜用量をコントロールする。

    初回に15,000〜20,000単位、続いて維持量として1回10,000〜15,000単位を1日2回、12時間間隔で皮下注射する。
    手術後又は心筋梗塞等に続発する静脈血栓症の予防には、5,000単位を12時間ごとに7〜10日間皮下注射する。

重大な副作用

ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明)

  • ショック、アナフィラキシー様症状が起こることがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、意識低下、呼吸困難、チアノーゼ、蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

出血(頻度不明)

  • 脳出血、消化管出血、肺出血、硬膜外血腫、後腹膜血腫、腹腔内出血、術後出血、刺入部出血等重篤な出血があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤を減量又は中止し、適切な処置を行うこと。なお、血液凝固能が著しく低下し、抗凝血作用を急速に中和する必要がある場合には、プロタミン硫酸塩を投与する。

血小板減少、HIT等に伴う血小板減少・血栓症(頻度不明)

  • 本剤投与後に著明な血小板減少があらわれることがある。ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)の場合は、著明な血小板減少と脳梗塞、肺塞栓症、深部静脈血栓症等の血栓症やシャント閉塞、回路内閉塞等を伴う。本剤投与後は血小板数を測定し、血小板数の著明な減少や血栓症を疑わせる異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

薬効薬理

ヘパリンはCo-factorのアンチトロンビンIIIと結合し、アンチトロンビンIIIの作用を促進することによって抗凝血作用を示す3〜5)

  • プロトロンビンのトロンビンへの転化を阻害する。
  • トロンボプラスチンに拮抗し、フィブリノーゲンに対するトロンビンのフィブリン形成作用を抑制する。
  • トロンビン形成を阻害することにより血小板凝集を抑制する。
  • 通常用量では全血凝固時間、トロンビン時間、一段法プロトロンビン時間は延長されるが、出血時間は影響を受けない5)
  • ヘパリンは経口抗凝血剤と異なり、肝におけるプロトロンビン合成を阻害せず、正常な血液組成には影響しない5)

有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • ヘパリンカルシウム(heparin calcium)

性状

  • ヘパリンカルシウムは白色〜帯灰褐色の粉末又は粒である。本品は水に溶けやすく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。本品は吸湿性である。


★リンクテーブル★
リンク元血液凝固阻止剤」「heparin calcium」「カプロシン
関連記事カルシウム」「ヘパリン」「リン」「リンカ

血液凝固阻止剤」

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商品


heparin calcium」

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  • ヘパリンカルシウム
heparinheparin sodium

カプロシン」

  [★] ヘパリンカルシウム


カルシウム」

  [★]

calcium
カルシウムイオンリン
calcium channel blockers, calcium channels

基準値

  • 血清総Ca 8.6-10.1 mg/dl(臨床検査法提要第32版)
  • 8.6-10.2 mg/dL (QB)   だいたい  9.4 ± 0.8
  • 血清Caイオン 1.15-1.30 mmmol/l(臨床検査法提要第32版), 4.6-5.1 mg/dl

血液ガス

  • 血液ガスでは (mEq/l)で出されるが 4倍すれば (mg/dl)に変換できる  原子量が約40ゆえ

溶解度積

リン酸カルシウム 366x10-6 (30℃)
リン酸カルシウム 0.35x10-6 (38℃)
炭酸カルシウム 0.0087x10-6 (25℃)
酒石酸カルシウム 0.0077x10-6 (25℃)
シュウ酸カルシウム 0.00257x10-6 (25℃)
オレイン酸カルシウム 0.000291x10-6 (25℃)
パルチミン酸カルシウム 0.000000161x10-6 (23℃)

カルシウムの吸収(SP.744)

  • +健康成人の1日あたりの食物Ca摂取0.6g
  • +消化管分泌物と脱落上皮細胞のCa 0.6g
  • -吸収されるCa          0.7g
  • -そのまま排泄          0.5g
  • 正味吸収されるCa 0.1g

カルシウムの吸収部位

  • 十二指腸

カルシウム代謝の調節機構

副甲状腺ホルモン

  • 血中Ca上昇+血中P低下を行う。
  • 1. 破骨細胞に作用してCa,Pが血中へ。
  • 2. 腎の遠位尿細管に作用してCa再吸収の亢進、近位尿細管でのP再吸収の抑制。
  • 3. 近位尿細管に作用して酵素を活性化し、1,25水酸化ビタミンD3の産生亢進。

1,25(OH)2D3

  • 血中Ca上昇+血中P上昇
  • 1. 空腸からのCaとPの吸収。
  • 2. 骨形成促進。
  • 3. 遠位尿細管でのCaとPの再吸収促進。
  • 4. 副甲状腺ホルモンの合成を抑制

尿細管における部位別カルシウム輸送

  • 糸球体で濾過されるのはイオン化Caと陰イオン複合型Ca(蛋白結合型Caは濾過されない)
  • 濾過されたカルシウムのうち95%が再吸収される。
  • 近位尿細管:60-70%
  • ヘンレループ:20-25%
  • 遠位尿細管、集合管:10-15%

近位尿細管

  • Na+依存的に再吸収。受動輸送80%、能動輸送20%
  • 基底側のCa2+ ATPase, 3Na+-Ca2+逆輸送系

ヘンレループ

  • 太いヘンレループ上行脚で
  • 受動輸送:管腔内電位が正であるため
  • 基底側のCa2+ ATPase

遠位尿細管~集合管

  • 糸球体濾過量の10-15%が再吸収されている → 量としては少ないが能動的に吸収が行われる部位。
  • 能動輸送:管腔内電位が負であるため。
  • PTHカルシトニンに調節されている
  • チアジド系利尿薬により細胞内Na↓となるとCa再吸収↑となる!!!! ← ループ利尿薬と違う点。よって高カルシウム血症が起こることがある。

接合尿細管

  • 管腔側:Ca2+チャネル/非選択的カチオンチャネル
  • 基底側:Na+-K+ ATPase, 3Na+-Ca2+交換系

尿細管におけるカルシウムの輸送の調節 SP.796

  • 循環血漿量
  • Ca2+の尿中排泄量はNa+の尿中排泄量と比例。循環血漿量が増加するとCa2+排泄も増加
  • 血漿電解質濃度
  • Ca2+の尿中排泄量は血漿Ca2+濃度と比例する。
  • 酸塩基平衡

血清カルシウム濃度

  • 血液中でCa2+は調節を受けて一定に保たれるが、蛋白と結合しているCaはアルブミンの量によって増減する。
血清アルブミン濃度 4 g/dl、血清Ca濃度 9mg/dl。補正Ca濃度 9mg/dl → 正常
血清アルブミン濃度 2 g/dl、血清Ca濃度 7mg/dl。 → 大変!!低カルシウム血症!! → ホント? ってことになる。アルブミンの量が減ってAlb-Caが減っただけで生理的に重要なCa2+は保たれているのではないか。 → こんな時に補正Ca濃度を用いるのである
                       →補正Ca濃度 9mg/dl → 正常
つまり、低アルブミン血症ではCa2+は保たれているにもかかわらず、血清Caは低値となりそのままでは評価できないために補正を行う。
補正Ca濃度(mg/dl)=Ca実測値(mg/dl)+(4-血清アルブミン濃度(g/dl)) ・・・Payneの式
アルブミンのpIは7より小さく、アシデミアでは負に帯電しているアルブミンが減少、アルカレミアでは負に帯電しているアルブミンが増加する。すなわち、pHが下がるとアルブミンとくっつなくなったCaが増加するので、血液pH0.1の低下につきfreeイオン化Ca(Ca2+)は0.12mg/dl増加する???????????

循環血液量

  • 循環血液量↑→尿中Na排泄↑、尿中Ca排泄↑

血清Ca濃度

  • 血清Ca濃度↑→PTH↓
  • 生理活性のあるのはイオン化Ca(Ca2+)のみ
血清Ca濃度=イオン化Ca(45%) + 蛋白結合型Ca(40%) + 陰イオン複合型Ca(15%)
イオン化Caは一定に保たれる

pH

アシドーシス :pHが小さくなると負電荷減少:蛋白のCa結合能↓、イオン化Ca↑
アルカローシス:pHが大きくなると負電荷増加:蛋白Caの結合能↑、イオン化Ca↓→Ca欠乏(低カルシウム血症)

低蛋白血症

  • 低蛋白血症の際、蛋白結合型Caは減少するが、イオン化Ca一定。

尿中カルシウム

血中カルシウムと尿中カルシウム

  • 薬剤などの影響がなければ、血中カルシウムと尿中カルシウムは相関がありそうである → 副甲状腺ホルモン

血清カルシウムと心電図

  • QT時間と血清カルシウムは負の相関関係にある

元素

  • 金属元素。周期表第2族アルカリ土類金属元素
  • 原子番号:20
  • 元素記号:Ca
  • 原子量 40.078  g/mol

臨床関連

参考

  • カルシウム製剤の特徴
[display]http://www.orth.or.jp/osteoporose/caseizai.html







ヘパリン」

  [★]

heparin
ヘパリンナトリウムヘパリンカルシウム
カプロシンヘパフィルドペミロックデリバデクスノボ・ヘパリンヘパフラッシュ。(軟膏)ペセタ
血液凝固因子抗凝固薬(抗凝血薬)

構造

作用機序

薬効薬理

カプロシン注2万単位/20mL/**カプロシン注5万単位/50mL/**カプロシン注10万単位/100mL
  • 血液凝固阻止作用5~9)
  • (1) ヘパリンはO-及びN-硫酸基を持ったムコ多糖類で、その強い陰イオン活性によって蛋白質と反応し、抗凝血作用をあらわす。
  • (2) ヘパリンは、ヘパリンCo-factor(Antithrombin III)と結合することにより、種々の活性化凝固因子(トロンビン、Xa、IXa、XIa、XIIa)に対する阻害作用を促進して抗凝血作用を発揮する。

薬理作用

  • 抗凝固作用

動態

相互作用

臨床検査

  • 赤沈、血液生化学検査の採血の際、抗凝固薬として用いる。  ←  血算にはEDTA・2Kを用いる。ヘパリンを用いると血小板が凝集してしまう。

ヘパリンとワルファリンの比較

[display]http://kusuri-jouhou.com/pharmacology/myocardial-infarction.html
より
also see YN.G-96
  ワルファリン ヘパリン
投与方法 経口可能 注射のみ
in vitro 有効 有効
in vivo 有効 無効
その他 遅行性(12~36時間有する) ヘパリナーゼ(肝臓)で分解
持続性(2~5日有効)  

参考

  • カプロシン注2万単位/20mL/**カプロシン注5万単位/50mL/**カプロシン注10万単位/100mL
[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3334400A5033_1_01/3334400A5033_1_01?view=body




リン」

  [★]

phosphorus P
serum phosphorus level

分子量

  • 30.973762 u (wikipedia)

基準値

血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
  • (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
  • 2.5-4.5 mg/dL (QB)

尿細管での分泌・再吸収

近位尿細管 70%
遠位尿細管 20%
排泄:10%

尿細管における再吸収の調節要素

臨床関連

参考

  • 1. wikiepdia
[display]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3





リンカ」

  [★]

linker
リンカーつなぎ役




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