プラジカンテル

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praziquantel
ビルトリシドBiltricide
蠕虫肝吸虫症日本住血吸虫肺吸虫症肥大吸虫
  • 吸虫除去薬



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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/12/19 04:58:31」(JST)

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和文文献

  • 人体への寄生虫感染を警戒すべき食材(2)肝吸虫(旧名肝ジストマ)の感染源となるもの(ノート)
  • 牧 純,関谷 洋志,玉井 栄治 [他]
  • ニューフードインダストリー 53(9), 37-42, 2011-09
  • NAID 40018954153
  • 左側胸水貯留を契機に発見され,多彩な胸部陰影を呈した宮崎肺吸虫症の一例
  • 今井 久雄,堀口 昇男,岩崎 靖樹,長島 多聞,鶴巻 寛朗,柳澤 邦雄,大井 晋介,解良 恭一,小野 昭浩,古賀 康彦,砂長 則明,久枝 一,久田 剛志,佐藤 哲郎,石塚 全,土橋 邦生,森 昌朋
  • 北関東医学 61(2), 179-185, 2011
  • プラジカンテル投与開始前の, 胸部CTでは, 左下葉の結節影は縮小し右下葉に空洞を伴う新たな結節性病変を認めた. …
  • NAID 130000872630
  • 虫体の遺伝子解析により診断された日本海裂頭条虫症の兄妹例
  • 小出 照子,山崎 浩,渡辺 伸元,木許 泉,河邊 太加志
  • 日本小児科学会雑誌 114(7), 1065-1068, 2010-07-01
  • NAID 10027695076

関連リンク

プラジカンテル (ビルトリシド ジェネリック)錠600mgは 肝吸虫症,肺吸虫症,横川吸虫症などに有効に効果のあるお薬です。気になる副作用などについてはこちらをご覧下さい。また、プラジカンテル (ビルトリシド ジェネリック ...
ビルトリシドとは?プラジカンテルの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 概説 寄生虫の一種の“吸虫”を駆除するお薬です。 作用 吸虫類は、もともと魚や動物に寄生している寄生虫です。

関連画像

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添付文書

薬効分類名

  • 吸虫駆除剤

販売名

**ビルトリシド錠600mg

組成

成分・含量

  • 1錠中,プラジカンテル600mg含有

添加物

  • トウモロコシデンプン,結晶セルロース,ポビドン,ラウリル硫酸ナトリウム,ステアリン酸マグネシウム,ヒプロメロース,マクロゴール4000,酸化チタン

禁忌

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 有鉤のう虫(条虫)症患者[寄生部位によっては,死滅虫体により回復困難な病変(失語症,片麻痺,脳梗塞等の中枢神経障害,眼障害等)を引き起こすことがある.]
  • リファンピシンを投与中の患者[「相互作用」の項参照]

効能または効果

  • 肝吸虫症,肺吸虫症,横川吸虫症
    (注):住血吸虫症に対する本剤の有用性は外国においては確立されており,WHOでは住血吸虫症の治療のエッセンシャル・ドラッグとされているが,国内における評価症例がないため,我国においては住血吸虫症に対する効能は承認されていない.
  • 肝吸虫症,肺吸虫症:
    プラジカンテルとして,1回20mg/kgを1日2回2日間経口投与する.
  • 横川吸虫症:
    プラジカンテルとして,1回20mg/kgを1日1〜2回1日経口投与する.

1回投与量20mg/kgは,患者の体重に応じほぼ次の錠数になる.

  • 体重(kg)20〜26:錠数 3/4
    体重(kg)27〜33:錠数 1
    体重(kg)34〜41:錠数 1 1/4
    体重(kg)42〜48:錠数 1 1/2
    体重(kg)49〜56:錠数 1 3/4
    体重(kg)57〜63:錠数 2
    体重(kg)64〜70:錠数 2 1/4
    体重(kg)71〜78:錠数 2 1/2
    体重(kg)79〜86:錠数 2 3/4

慎重投与

  • 腎機能障害のある患者[本剤の排泄が遅延する可能性がある.(「薬物動態」の項参照)]
  • 肝機能障害のある患者[本剤の代謝が低下し,血中濃度が高くなる可能性がある.(「薬物動態」の項参照)]
  • 不整脈のある患者[不整脈を助長することがある.]

薬効薬理

  • 本剤は速やかに吸虫体に取り込まれ,外皮膜リン脂質との相互作用により吸虫の膜構造を不安定化し,吸虫へのCa++の流入を促進する.吸虫体内に流入したCa++は吸虫の筋収縮及び吸虫外皮の構造的損傷(空胞化等)を惹起し吸虫を致死させる(in vitro)7)
  • 実験的感染動物(肝吸虫,肺吸虫)に本剤を経口投与した場合,虫体回収率,糞便中虫卵数の著しい減少が認められている8)

有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • プラジカンテル(Praziquantel)JAN
    (Praziquantel INN)

化学名

  • (±)-2-(Cyclohexylcarbonyl)-1,2,3,6,7,11b-hexahydro-4 H-pyrazino〔2,1-a〕isoquinolin-4-one

分子式

  • C19H24N2O2

分子量

  • 312.41

性状

  • 本品は白色〜ほとんど白色の結晶性の粉末である.


★リンクテーブル★
先読み蠕虫」「肥大吸虫」「肺吸虫症」「Biltricide」「肝吸虫症
リンク元広節裂頭条虫症

蠕虫」

  [★]

helminth, worms
helminthen
微生物学蠕虫症家畜伝染病予防法


蠕虫類

蠕虫類と感染症

蠕虫類 病原体名   病名 感染経路 寄生部位 症状 診断 治療
線虫類 Ancylostoma duodenale ズビニ鉤虫 鈎虫症/十二指腸虫症 F型幼虫経口感染、経皮 空腸上部 皮膚炎、若菜病、貧血 飽和食塩水浮遊法、遠心沈降法 pyrantel pamoate、鉄剤
Necator americanus アメリカ鉤虫
Strongyloides stercoralis 糞線虫 糞線虫症 F型幼虫経皮感染 小腸上部 Loffler症候群 糞便塗沫、普通寒天平板培養による
R型、F型幼虫の検出
thiabendazole, ivermectin
Enterobius vermicularis 蟯虫 蟯虫症 虫卵経口感染 盲腸~大腸 夜間の掻痒、不眠、情緒不安定 肛囲検査法「柿の種」 pyrantel pamoate
Ascaris lumbricoides 回虫 回虫症 虫卵経口感染 小腸孵化→門脈→
肺発育→食道嚥下→小腸
Loffler症候群。急性腹痛 糞便虫の虫卵の証明 pyrantel pamoate
Toxocara canis イヌ回虫 幼虫移行症 生後1-2ヶ月の感染犬の
糞から経口感染
なし 幼虫移行症→失明 免疫診断 治療法無し?
Wuchereria bancrofti バンクロフト糸状虫 フィラリア症/糸状虫症 アカイエカ リンパ系 急性期:リンパ肝炎、リンパ腺炎を伴う熱発作(filarial fever)
慢性期:乳糜尿、リンパ管瘤、陰嚢水腫、象皮病
急性期:夜間のmicrofilariaの検出
慢性期:特有の症状を考慮
diethylcarbamazine &
ivermectin
Brugia malayi マレー糸状虫
Dirofilaria immitis イヌ糸状虫   アカイエカ なし 幼虫移行症→肺血管閉塞→胸部X線画像銭形陰影    
Gnathostoma spinigerum 有棘顎口虫 顎口虫症 ドジョウ、雷魚、ヘビの生食   消化管壁貫通→皮下移動による腫瘤や線状皮膚炎 移動性腫瘤、皮膚爬行疹
雷魚やドジョウの生殖の問診
免疫血清診断
なし
Gnathostoma hispidum 剛棘顎口虫
Gnathostoma doloresi ドロレス顎口虫
Gnathostoma nipponicum 日本顎口虫
Anisakis simplex, larva アニキサス幼虫 アニサキス症
(1)胃アニサキス症、
(2)腸アニサキス症、
(3)異所性アニサキス症
経口感染
終宿主:クジラ、イルカ。
中間宿主:オキアミ。
待機宿主:サバ、ニシン、アジ、タラなど
胃や腸 (1)急激な上腹部痛"胃けいれん"
(2)腹痛、急性虫垂炎、イレウス様。劇症型と緩和型がある
(3)腹腔内の炎症性肉芽腫
胃内視鏡検査 内視鏡による虫体摘出
Pseudoterranova decipiens
Trichinella spiralis 旋毛虫 旋毛虫症 経口感染
豚肉、クマ肉の生食
  (1)成虫侵襲期:下痢、腹痛
(2)幼虫筋肉移行期:顔面浮腫、心筋障害など
(3)幼虫被嚢期:全身浮腫、衰弱
  急性期:ステロイド
殺虫:mebendazole
    鞭虫症   盲腸 慢性下痢、腹痛、異食症、貧血 セロファン重層塗沫法、
ホルマリンエーテル法
mebendazole
Spirurin nematode larva 旋尾線虫 旋尾線虫幼虫 ホタルイカの生食 なし 皮膚爬行疹、イレウス様症状 予防:-30℃24時間。
生食には-30℃4日間以上
摘出
吸虫類 Shistosoma japonicum 日本住血吸虫 日本住血吸虫症 糞便虫の虫卵→ミラシジウム
ミヤイリガイ体内でセルカリア
人畜の皮膚より浸入→循環系→
門脈に寄生
門脈 (1)潜伏期:侵入部の掻痒性皮膚炎。肺移行期:咳、発熱
(2)急性期:虫卵の門脈系寄生、産卵。住血吸虫性赤痢。
(3)慢性期:虫卵の肝、脳などの塞栓。肝硬変。脾腫、腹水
糞便虫の虫卵の検出。
直腸粘膜層掻爬法、
肝穿刺による組織内虫卵の検出。
補助診断として免疫血清学的検査。
praziquantel
Paragonimus westermani ウェステルマン肺吸虫 肺吸虫症/肺ジストマ症 経口感染
淡水産のカニ、イノシシ肉の生食
痰、咳、胸痛、時に喀血 痰や便の虫卵検査、
胸部写真、
断層写真で明らかな虫嚢。
免疫学血清検査
 
Paragonimus miyazakii 宮崎肺吸虫 気胸、胸水貯留、膿胸、好酸球増加   praziquantel
Clonorchis sinensis 肝吸虫 肝吸虫症/肝ジストマ症 経口感染
虫卵→(マメタニシ:セルカリア)→
セルカリア→(魚:メタセルカリア)→
摂取→(ヒト:成虫)→虫卵
胆管 胆汁流出障害による肝障害→肝硬変 糞便、胆汁(十二指腸ゾンデ法)。
肝吸虫卵の検出。CT像。エコー検査。
praziquantel
    横川吸虫症 淡水魚(アユ、フナ、ウグイ、シラウオ)の生食 小腸粘膜 下痢、腹痛 糞便虫の虫卵 praziquantel
条虫類 Taeniarhynchus saginatus 無鉤条虫 腸管条虫症 経口感染。中間宿主:ウシ 小腸 無症状。下痢。
広節裂頭条虫感染では悪性貧血。
糞便虫の虫卵と体節により診断 praziquantel
有鉤条虫の場合はガストログラフィン
有鉤条虫の駆虫の際、
虫体を破壊しない
→虫体の融解による嚢虫症
Taenia solium 有鉤条虫 経口感染。中間宿主:ブタ
Diphyllobothrium latum 広節裂頭条虫 経口感染。中間宿主:サケ、マス
  日本海裂頭条虫 経口感染。中間宿主:サケ
  腸管外条虫症  
    有鉤嚢虫症 有鉤条虫の虫卵の経口摂取 皮下、筋肉内
脳、脊髄、眼球
皮下、筋肉内:小指頭大の無症状腫瘤
脳、脊髄、眼球:Jacksonてんかん。痙性麻痺など
皮下の虫嚢 外科的摘出。
成虫寄生がなければ、praziquantel,
albendazole +
ステロイド
Echinococcus granulosus 単包虫 包虫症/
エキノコックス症
(単包虫症)
終宿主:イヌ、キツネなど。
中間宿主:ヒト、ブタ、野ネズミなど。
終宿主の糞便虫の虫卵を中間宿主が接種して発症
肝、肺、まれに脳、腎、筋肉 肝寄生:肝部疼痛、満腹、時に黄疸、下肢浮腫
肺寄生:胸部圧迫感、胸痛、咳、血痰、時に喀血
肝や肺の嚢胞形成から疑う。
早期に診断に皮内反応→
CT、エコー→
生検。免疫血清学的診断法
外科的切除。
albendazoleの長期投与
Echinococcus multilocularis 多包虫 包虫症/
エキノコックス症
(多包虫症)


肥大吸虫」

  [★]

(n
肥大吸虫属ファシオロプシス属Fasciolopsis属ファシオロプシス



肺吸虫症」

  [★]

paragonimiasis, lung fluke disease
肺ジストマ症



Biltricide」

  [★]

Biltricide
Praziquantel


肝吸虫症」

  [★]


-プラジカンテル



広節裂頭条虫症」

  [★]

diphyllobothriasis lata
広節裂頭条虫 Diphyllobothrium latum
蠕虫

概念

  • 蠕虫 条虫類に分類されるDiphyllobothrium latum (広節裂頭条虫)による感染症である。寄生部位の分類から腸管条虫症に区分される。

病因

  • Diphyllobothrium latum (広節裂頭条虫)

疫学

感染経路

  • 経口感染。中間宿主:サケ、マス

寄生部位

小腸

症状

診断

  • 糞便虫の虫卵の検出が一般的。

検査

治療

予後

予防



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