ヒトヘルペスウイルス6型

出典: meddic

human herpesvirus 6, HHV-6
突発性発疹症

ウイルス学

病原体

感染症


UpToDate Contents

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和文文献

  • 脳室周囲白質軟化症の患児に発症したヒトヘルペスウイルス6型感染に伴うけいれん重積型脳症の1例
  • 里 龍晴 [他]
  • 長崎醫學會雜誌 : Nagasaki Igakkai zasshi 85(1), 15-20, 2010-03-25
  • … 今回、我々はヒトヘルペスウイルス6型感染に伴うけいれん重積型脳症例を経験した。 …
  • NAID 110007590133
  • 症例報告 HHV-6感染に関連した両側前頭葉を障害する乳幼児急性脳症の1例
  • 高野 智圭,渕上 達夫,長谷川 真紀 [他]
  • 日大医学雑誌 69(6), 352-356, 2010-12
  • NAID 40017650533

関連リンク

ヒトヘルペスウイルス 6型 ( HHV-6 ) とは何か? 8種類あるヒトヘルペスウイルスの一つ で、HHV-6 はA型・B型の亜種(個別の種)に分類される様です。 特にA型は病原性が 高く、免疫機能および中枢神経系の疾患に、何らかの関係があると言われています。
突発性発疹(とっぱつせいほっしん)は、ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)初感染による 感染症。一部、ヒトヘルペスウイルス7型(HHV-7)によるものも存在する。 「突発疹」「 突発性発疹症」とも。俗に「知恵熱」と呼ばれる。

関連画像

ヒトヘルペスウイルス6型単純ヘルペスウイルスの種類


★リンクテーブル★
先読みhuman herpesvirus 6
国試過去問092B029
リンク元伝染性単核球症」「ヒトヘルペスウイルス6A型」「ヒトヘルペスウイルス6B型」「HHV-6」「Human herpesvirus-6
関連記事ウイルス」「ヒトヘルペスウイルス」「」「ヒトヘルペスウイルス6」「ヒト

human herpesvirus 6」

  [★] ヒトヘルペスウイルス6 HHV-6

092B029」

  [★]

  • 疾患と病原体との組み合わせで正しいもの
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

伝染性単核球症」

  [★]

infectious mononucleosis
キス病 kissing disease伝染性単核症EBウイルス感染症 Epstein-Barr virus infection腺熱 glandular fever
単核球症EBウイルス

概念

疫学

  • 多く(90%以上)は幼児期に初感染し、無症状(不顕性感染)か軽症である。
  • 学童期から青年期(14-18歳)に多い。成人になってからの初感染では症状が出る。 → 肝炎様症状
  • 日本では成人の80%が既感染者。健常者咽頭粘液:10-20%陽性

潜伏期間

  • 一ヶ月? 4-14日? 4-6週(YN.H-75)

病原体

感染経路

  • 唾液感染、経口飛沫感染

病態

  • 飛沫感染 → 咽頭粘膜上皮細胞やリンパ組織で増殖 → Bリンパ球を介して全身に散布 → 増殖能を獲得したBリンパ球によるIgの産生(ポール・バンネル反応ペニシリンアレルギーと関連)・腫瘍化したBリンパ球対して活性化した細胞障害性T細胞(異型リンパ球)の増加
  • EBウイルスがB細胞に感染して癌化させる。ガン化にはEBウイルスが産生する核内抗原(EBNA)と表面抗原(LMA)が重要な役割りを果たす。ガン化したB細胞に対する傷害性T細胞が異型リンパ球として観察される

経過

  • 1-3週間で自然治癒
その後、EBウイルスは持続感染する

症候

  • 発熱、全身性リンパ節腫脹、絶対的リンパ球増加(10%以上の異型リンパ球)
  • 発熱(1-2週間持続,90%)、扁桃炎咽頭炎(咽頭痛・嚥下困難、発赤・腫脹)、全身性リンパ節腫脹(圧痛)、肝脾腫(10-50%)、結膜の充血、麻疹様・風疹様の発疹(10-40%)
  • 扁桃炎・咽頭炎は溶連菌による扁桃炎に似て発赤が強く膿苔を伴うことが多い (SPE.340) → 扁桃白苔とも表現される(滲出性扁桃炎の所見)


検査

血算

  • 末梢血白血球↑、単核球↑?:白血球分画のリンパ球・単核球?が60%以上となる。  ←  Bリンパ球で増殖するため減少、Tリンパ球は反応性に増殖
  • 末梢血異型リンパ球(~50%)
  • まれ:溶血性貧血、血小板減少症、再生不良性貧血、TTP、HUS、DIC (QB.H-196 参考1)  ← 時に見られる造血系の異常は、EBウイルスにたいする抗体との交差反応によるもの、らしい(参考1)

免疫血清検査

  • 1. ペア血清:VCA-IgM↑、VCA-IgG↑ ← VCA-IgMは一過性上昇  ←  急性期に上昇
  • VCAとはウイルスキャプシド抗原(virus capsid antigen)
  • 2. EBNA抗体:陰性   ←  慢性期に上昇
  • 陽性→潜伏感染
  • EBNA抗原はゆっくりと上昇し3ヶ月後に陽転する。

肝臓酵素

  • 肝逸脱酵素↑:AST、ALT、ALP、γ-GTP

診断

鑑別診断

治療

  • 特異的治療法無し
  • 対症療法:解熱薬や肝庇護薬の投与、輸液など

合併症

注意

  • ペニシリン系・セフェム系薬物の投与は禁忌:発疹などのアレルギー反応が起こる

予防

  • 困難

予後

参考

  • 1. [charged] Infectious mononucleosis in adults and adolescents - uptodate [1]

国試



ヒトヘルペスウイルス6A型」

  [★]

(n
ヒトヘルペスウイルス6型ヒトヘルペスウイルス6B型


ヒトヘルペスウイルス6B型」

  [★]

(n
ヒトヘルペスウイルス6型ヒトヘルペスウイルス6A型


HHV-6」

  [★] ヒトヘルペスウイルス6 ヒトヘルペスウイルス6型 human herpesvirus 6


Human herpesvirus-6」

  [★] ヒトヘルペスウイルス6型

ウイルス」

  [★]

virus
ウイルス粒子 virus particleビリオン virion
微生物学抗ウイルス薬国試に出がちなウイルス

ウイルス一覧

感染経路による分類 SMB.374

呼吸器粘膜の局所感染 ライノウイルス
アデノウイルス
コロナウイルス
RSウイルス
インフルエンザウイルス
全身感染 ムンプスウイルス
麻疹ウイルス
風疹ウイルス
ハンタウイルス
水痘・帯状疱疹ウイルス
ラッサウイルス
天然痘ウイルス

学名

目(order, -virales), 科(family, -viridae), 亜科(subfamily, -virinae), 属(genus, -virus), 種(species)

増殖過程

  • 吸着 absorption
  • 侵入 penetration
  • 脱殻 uncoating
  • ゲノムの複製 replication、遺伝子発現 transcription
  • ウイルス粒子の組み立て assembly
  • 放出 release

感染の分類

持続時間

  • 急性感染
  • 慢性感染

ゲノム

  • 一本鎖RNA(-)をゲノムとするウイルスはウイルス粒子内にRNA依存性RNA合成酵素を有する。




ヒトヘルペスウイルス」

  [★]

human herpes virus, HHV
ウイルス



型」

  [★]

機序形式形成形態種類パターンパターン形成品種編成方法モード様式タイプ標本タイプフォーム成立形づくる
原型


ヒトヘルペスウイルス6」

  [★]

human herpesvirus 6, HHV-6
6型ヒトヘルペスウイルスヒトヘルペスウイルス6型
ウイルス突発性発疹exanthem subitum



ヒト」

  [★]

human, Homo sapiens




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