バシトラシン

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bacitracin
バラマイシン
連鎖球菌
  • グラム陽性菌に有効な抗菌物質の一つ
  • 細胞膜に作用する
  • Bacillus subtilis Tracyより分離されたポリペプチド抗生物質
  • 腎毒性が強く、腸から吸収されずに局所で作用するのでトローチ剤として使われている
  • β溶血性を示すβ溶血性連鎖球菌の中でA群連鎖球菌はバシトラシンに対して強い感受性を示す→A群β溶血性連鎖球菌の同定試験に用いられる(バシトラシン試験)



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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/01/23 02:38:01」(JST)

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和文文献

  • パッチテストで多種の外用剤に陽性であった皮膚潰瘍の1例
  • 古田 加奈子,亀山 梨奈,鈴木 加余子,松永 佳世子
  • Journal of environmental dermatology and cutaneous allergology = / the Japanese Society for Dermatoallergology and Contact Dermatitis 2(3), 167-172, 2008-08-30
  • NAID 10024293837
  • 症例報告 バシトラシン含有軟膏外用による即時型アレルギーの1例
  • 荻田 あづさ,青木 見佳子,川久保 恵 [他]
  • 臨床皮膚科 61(7), 496-499, 2007-06
  • NAID 40015518586
  • 抗菌性飼料添加物の給与による鶏糞便由来腸球菌の薬剤感受性に及ぼす影響に関する試験
  • 下村 正之,舟津 正人,小林 郁美 [他]
  • 飼料研究報告 26, 117-127, 2001-04
  • NAID 40004438135

関連リンク

バシトラシン (bacitracin) は、枯草菌が産生する抗生物質で、バシトラシンAを主成分と する環状ポリペプチドの混合物である。 目次. 1 概要; 2 作用機序; 3 使用例; 4 参考. [ 編集] 概要. バシトラシンは、リケニホルミスグループの枯草菌(Bacillus subtilis Tracy ...
バシトラシンはポリペプチド抗生物質であり,細胞壁合成を阻害し,グラム陽性菌に対し 活性を有する。 コリスチン(ポリミキシンE)およびポリミキシンBは陽イオンのポリペプチド 抗生物質で,細菌の細胞膜を破壊し,緑膿菌およびアシネトバクターなどのグラム陰性 ...

関連画像

ドルマイコーチ軟膏 6g 【指定 デントカルトinfluenzae化10】バシトラシン錠枯草菌 の ペプチド系抗生物質 構造式

添付文書

薬効分類名

  • 化膿性皮膚疾患用剤

販売名

バラマイシン軟膏

組成

販売名

  • バラマイシン軟膏

成分・含量(1g中)

  • バシトラシン 250単位
  • フラジオマイシン硫酸塩 2mg(力価)
  • 添加物として白色ワセリン(基剤)を含有する。

禁忌

(次の患者には使用しないこと)

  • ストレプトマイシン、カナマイシン、ゲンタマイシン、フラジオマイシン等のアミノ糖系抗生物質及びバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある患者
  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者


効能または効果

適応菌種

  • バシトラシン/フラジオマイシン感性菌

適応症

  • 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染、腋臭症
  • 通常、1日1〜数回直接患部に塗布又は塗擦するか、あるいは無菌ガーゼ等にのばして貼付する。
    なお、症状により適宜増減する。
  • 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。

重大な副作用

腎障害、難聴

  • 本剤の長期連用により、腎障害、難聴があらわれることがあるので、長期連用は避けること。

ショック、アナフィラキシー様症状

  • ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、そう痒感、潮紅、顔面腫脹、発汗、嘔気、血圧低下等)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止し、適切な処置を行うこと。

薬効薬理

抗菌作用

  • バシトラシン及びフラジオマイシンは広い抗菌スペクトルを有し、1、2)ブドウ球菌、連鎖球菌などに対し相乗効果を示す(in vitro)。3、4)

作用機序

  • バシトラシンは細胞壁合成を阻害し、フラジオマイシンは蛋白合成を阻害することにより抗菌作用をあらわす。5)

有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • バシトラシン(Bacitracin)

分子式

  • C66H103N17O16S

分子量

  • 1422.69

性状

  • 白色〜淡褐色の粉末である。
    水に溶けやすく、エタノール(99.5)に溶けにくい。

一般名

  • フラジオマイシン硫酸塩(Fradiomycin Sulfate)

化学名

  • フラジオマイシンB硫酸塩
    2,6-Diamino-2,6-dideoxy-α-D-glucopyranosyl-(1→4)-[2,6-diamino-2,6-dideoxy-β-L-idopyranosyl-(1→3)-β-D-ribofuranosyl-(1→5)]-2-deoxy-D-streptamine trisulfate
    フラジオマイシンC硫酸塩
    2,6-Diamino-2,6-dideoxy-α-D-glucopyranosyl-(1→4)-[2,6-diamino-2,6-dideoxy-α-D-glucopyranosyl-(1→3)-β-D-ribofuranosyl-(1→5)]-2-deoxy-D-streptamine trisulfate

分子式

  • C23H46N6O13・3H2SO4

分子量

  • 908.88

性状

  • 白色〜淡黄色の粉末である。
    水に溶けやすく、エタノール(95)にほとんど溶けない。
    吸湿性である。


★リンクテーブル★
リンク元ネオマイシン」「Streptococcus agalactiae」「BC」「bacitracin」「バラマイシン

ネオマイシン」

  [★]

neomycin NM
硫酸フラジオマイシン fradiomycin sulfate フラジオマイシン fradiomycin fradiomycinum FRMフラマイセチン framycetin
フラジオ、(軟膏)ソフラチュール、(軟膏)(フラジオマイシンフルオシノロン)フルコートデルモラン、(軟膏)(フラジオマイシンクロラムフェニコール)クロマイハイセチン、(軟膏)(フラジオマイシンメチルプレドニゾロン)ネオメドロール、(軟膏)(フラジオマイシンバシトラシン)バラマイシン、(軟膏)(フラジオマイシンヒドロコルチゾン)プロクトセディル、(軟膏)(フラジオマイシンヒドロコルチゾンジフェンヒドラミン)レスタミンコーチゾン、(軟膏)(フラジオマイシンベタメタゾン)ベトネベート、(含嗽)デンターグル、(点眼・点鼻)(ベタメタゾンフラジオマイシン)ベルベゾロンリンデロン、(噴霧液)(プレドニゾロンフラジオマイシン)エアゾリン、(噴霧液)(コリスチンフラジオマイシン)コリマイフォーム、(その他)フランセチンヘモレックス
[show details]
  • 抗菌薬
  • 蛋白合成阻害
  • アミノグリコシド系抗菌薬



Streptococcus agalactiae」

  [★]

Streptococcus agalactiae
ストレプトコッカス・アガラクティエ
B群連鎖球菌 Streptococcus group Bストレプトコッカス属細菌


  • 下部により溶血性、莢膜型が異なる。
  • 直腸および腟の常在菌。新生児期および産褥期の母子感染
  • 出産後12-20日後に発症。新生児感染により敗血症肺炎髄膜炎



BC」

  [★] バシトラシン bacitracin


WordNet   license wordnet

「before the Christian era; used following dates before the supposed year Christ was born; "in 200 BC"」
B.C., before Christ


bacitracin」

  [★] バシトラシン

WordNet   license wordnet

「a polypeptide antibiotic of known chemical structure effective against several types of Gram-positive organisms; usually applied locally」


バラマイシン」

  [★] バシトラシンフラジオマイシン




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