トロンボプラスチン

出典: meddic

thromboplastin
第III因子 factor IIICD142
血液凝固因子

トロンボプラスチン

  • 部分トロンボプラスチンを血漿に加えCa2+を再加して凝固時間を測定


UpToDate Contents

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和文文献

  • 症例報告 ウサギ脳由来組織トロンボプラスチンを用いた第?因子活性測定で著しい低値を示した凝固第?因子異常症(F? Padua)
  • 關谷 暁子,森下 英理子,丸山 慶子 [他]
  • 臨床血液 53(3), 357-360, 2012-03
  • NAID 40019251240
  • リベド血管症14例の臨床的検討 (特集 血管炎・血行障害・紫斑)
  • 平井 伸幸,永井 弥生,石川 治
  • 皮膚科の臨床 54(2), 193-196, 2012-02
  • NAID 40019197474
  • 第30回東海・北陸支部例会 特別講演 凝固・線溶マーカー測定値解釈のポイント
  • 朝倉 英策
  • 臨床病理 : 日本臨床検査医学会誌 59(10), 970-977, 2011-10
  • NAID 40019075713

関連リンク

デジタル大辞泉 トロンボプラスチンの用語解説 - 血液凝固に関与する物質。プロトロンビンをトロンビンに変える作用をもつ。トロンボキナーゼ。→プロトロンビン →トロンビン ... この辞書の凡例を見る 監修:松村明 編集委員 ...
活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)とは、血液が凝固するまでの時間を計るもので、血友病のスクリーニング(ふるいわけ)として最も重要な検査です。 ... 血液が凝固するまでの時間を計るもので、血友病のスクリーニング ...
健康診断と医学検査についての解説と健康管理のための情報をまとめたウェブページです。 ... 止血機能に関係するプロトロンビン時間(PT) 人間が微細な怪我によって出血した場合に、その出血が自然に止まるまでの標準的な時間(出血 ...

関連画像

生体・生命:資料:血管・血液血液凝固カスケードある「組織トロンボプラスチン 止血機構活性化部分トロンボプラスチン 出血は血小板減少など血管内の

添付文書

薬効分類名

  • 上部消化管用止血剤

販売名

経口用トロンビン細粒0.5万単位「サワイ」

禁忌

  • 本剤又は牛血液を原料とする製剤(フィブリノリジン、幼牛血液抽出物等)に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 凝血促進剤(ヘモコアグラーゼ)、抗プラスミン剤(トラネキサム酸)、アプロチニン製剤を投与中の患者(「相互作用」の項参照)

効能または効果

  • 上部消化管出血
  • 適当な緩衝剤に溶かした溶液(トロンビンとして200〜400単位/mL)を経口投与する。
    なお、出血の部位及び程度により適宜増減する。
  • トロンビンの至適pHは7付近であり、酸により酵素活性が低下するので、本剤を投与する際には、事前に緩衝液等により胃酸を中和させること(「適用上の注意」の項2.の(2)参照)。

慎重投与

  • 重篤な肝障害、播種性血管内凝固症候群(DIC)等網内系活性の低下が考えられる病態を有する患者〔微量のトロンビンの血管内流入により、血管内血栓を形成するおそれがある。〕

重大な副作用

  • (頻度不明)
  • ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、呼吸困難、チアノーゼ、血圧降下等があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
  • ウシ由来トロンビン投与により、抗ウシ・トロンビン抗体及び抗第V因子抗体を生じ凝固異常あるいは異常出血が認められたとの報告があるので、このような場合には投与を中止すること。

薬効薬理

  • トロンビンは血液凝固過程の最終段階に関与する酵素でありフィブリノーゲンを加水分解してフィブリンモノマーを生成させる。フィブリンモノマーは自動的に重合・凝集してフィブリン塊となり、さらに活性化された血液凝固第XIII因子が作用してフィブリン分子を共有結合で結びつけ、安定化したフィブリンを形成する。1)
  • 血液中にフィブリノーゲンが存在すれば、トロンビンの作用により出血局所の血液を急速に凝血して損傷血管端を閉塞し、血小板の存在のもとに凝血塊は収縮して血管断端を完全に止血する。1)
  • 凝血速度はトロンビン溶液の濃度に依存する。1)

有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • トロンビン(Thrombin)

性状

  • トロンビンは白色〜淡黄色の無晶形の物質である。500単位当たりの量を生理食塩液1.0mLに溶かすとき、1分間以内に澄明又はわずかに混濁して溶ける。


★リンクテーブル★
先読み血液凝固因子」「CD142」「factor III
リンク元急性前骨髄球性白血病」「ヘパプラスチンテスト」「thromboplastin」「凝固第III因子」「血液凝固第III因子
拡張検索部分トロンボプラスチン時間」「プラスマトロンボプラスチン前駆物質」「血漿トロンボプラスチン前駆物質

血液凝固因子」

  [★]

coagulation factor (Z), clotting factor, blood coagulation factor, blood coagulation factors
ビタミンK



血液凝固因子

  • PT.261
名称 同義語 分子量

(kDa)

血漿中濃度

(μg/ml)

半減期

(day)

内因系のプロ酵素 XII Hageman因子 80 29 2
  プレカリクレイン Fletcher因子 88 45  
  XI PTA 160 4 2.5
ビタミンK依存 VII proconvertin 50 0.5 0.2
凝固プロ酵素 IX Christmas因子 57 4 1
  X Stuart因子 57 8 1.5
  II プロトロンビン 70 150 3
補助因子 III 組織因子   0  
  血小板ホスホリピド        
  高分子量キニノゲン   120 70  
  V proaccelerin 330 7 1.5
  VIII 抗血友病因子     0.5
フィブリン堆積因子 I フィブリノゲン 340 2500 4.5
  XIII フィブリン安定因子 320 8 7
抑制物質 アンチトロンビンIII   58 150 2.5
  • 標準血液病学 p.217
15種類ある
凝固因子 慣用語・同義語 ビタミンK依存 血液中半減期(hr) 産生器官 染色体座乗部位
I fibrinogen   100-150 肝臓 4q26
II prothronbin 50-80 肝臓 11p141-q12
III tissue thromboplastin     体の各組織 1pter-p21
IV calcium ion     肝臓  
V labile factor/proaccelerin   24 肝臓 1q21-q25
VII stable factor/proconvertin 6 肝臓 13q34
VIII antihemophilic factor   12 細網系? xq28
IX Christmas factor 24 肝臓 xq26.3-q27.2
X Stuart factor 25-60 肝臓 13q34
XI plasma thromboplastin antecedent   40-80 肝臓 4q35
XII Hageman factor   50-70 肝臓 5q33-qter
XIII fibrin stabilizing factor   150 肝臓 6p24-p21.3
prekallikrein Fletcher factor   35 肝臓 4q35
hight molecular weight kininogen Fitzgerold factor   150 肝臓 3q26-qter
von Willebrand factor     24 血管内皮

血小板 糸球体

12pter-p12


産生部位

  • ほとんどが肝臓
  • 例外:

臨床関連


-凝固因子


CD142」

  [★]

Thromboplastin, Tissue factor
also Tissue factor


factor III」

  [★] 組織因子

tissue factor


急性前骨髄球性白血病」

  [★]

acute promyelocytic leukemia, APL
M3。急性前骨髄芽球性白血病?
急性骨髄性白血病 AML白血病前骨髄球

概念

  • 急性骨髄性白血病の一病型
  • 白血病細胞が前骨髄球の段階で成熟停止を起こした型
  • FAB分類M3
  • アウエル小体が多く認められる。アウエル小体が集積した細胞(鳥の巣細胞、ファゴット細胞)がみられる。
  • 免疫組織化学:MPO陽性(*ミエロペルオキシダーゼ活性はほぼ100%陽性)
  • 異型前骨髄球がみられる。
  • 染色体異常
  • 95%以上の症例:t(15;17)(q22;q21)
  • 全症例:PML遺伝子(chr.15)とRAR-α遺伝子(chr.17)の融合遺伝子の存在

=M3と他のAMLを区別するポイント

検査

  • 急性白血病に特徴的:高尿酸血症、LDH上昇
[show details]

合併症

  • Auer顆粒を豊富に含み、この中にはトロンボプラスチン類似物質を含む。この物質の逸脱により凝固が亢進しDICにつながる

治療

国試


ヘパプラスチンテスト」

  [★]

hepaplastin test, HPT
トロンボプラスチンプロトロンビン時間


  • 検体:クエン酸を加えた全血もしくは血漿
  • 組織トロンボプラスチン(組織因子リン脂質)を検体に加え、凝固するまでの時間を計測する。(その時間とコントロールの時間を使って活性の大小を%で表現する、と思われる)
  • 外因系を反映、すなわち、第II、VII、X因子を反映する検査である。
  • ワルファリンの影響を受ける。
  • ビタミンK欠乏症では低下する。
  • 組織因子としてウサギ脳トロンボプラスチンを使用 → PIVKAの影響を受けない(トロンボテストとの異差) → 肝実質細胞の合成能を反映 (LAB.416)



thromboplastin」

  [★] トロンボプラスチン

WordNet   license wordnet

「an enzyme liberated from blood platelets that converts prothrombin into thrombin as blood starts to clot」
thrombokinase, factor III


凝固第III因子」

  [★]

coagulation factor III
組織因子トロンボプラスチンプロトロンビナーゼ血液凝固第III因子第III因子


血液凝固第III因子」

  [★]

blood coagulation factor III
組織因子トロンボプラスチンプロトロンビナーゼ第III因子凝固第III因子


部分トロンボプラスチン時間」

  [★]

partial thromboplastin time, PTT
活性化部分トロンボプラスチン時間 APTT血液凝固因子


活性化部分トロンボプラスチン時間

  • PTT検査では、血漿がプラスチックやガラスメント接触することにより接触因子が部分的に活性化され、測定値に影響した。
  • そのため、PTT測定試薬にカオリンセライトエラジン酸などを加えて接触因子をあらかじめ活性化させることで、測定を安定化させるようにした。



プラスマトロンボプラスチン前駆物質」

  [★]

plasma thromboplastin antecedent, PTA
coagulation factors, 第XI因子 factor XI


血漿トロンボプラスチン前駆物質」

  [★]

factor XI
第XI因子




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